人狼議事


20 Junky in the Paradise

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【人】 風来坊 ヴェラ

[解剖のなんたるか、それはまだ答えられないけれど、何故好きなのかは答えられる。
指は床を這い、きらきら発色するガラスを掴んだ。それで指先をぷつり、させば怪我の大きさにも似合わぬ血の玉が浮かんでくる。]

……例えば。
ここ。
[とん、と指先で軽く着くのはスティーブンの胸元。]

鎖骨と左鎖骨下静脈。この下にいくと肋骨が心臓や肺を覆う。
[口で示す通りに指は動き、赤を引いていく。横に縦に、肉の下の骨を彩る。]


内臓がこの中に収まって、かつ機能美もそこにはついてくる。合理的なシステムがこの中に詰まってる。
…そう考えると興奮しない?
どんなに外見が違っても、みんな同じの腹に抱えてんだよ。

[骨格は更に綺麗。
そう呟きながらも、ちらりと盗み見るのはスティーブンの抱える肉。手のなかでガラス片を転がしつつ、聞いてみる]
それ、マーゴなの?ただの肉じゃね。
開いてみたい。

(41) 2010/07/14(Wed) 02時頃

風来坊 ヴェラは、スティーブンの、力の籠もる手をちらりと見る。

2010/07/14(Wed) 02時頃


【人】 風来坊 ヴェラ

どこの健を切ったら、動かなくなるんだっけ。
[頭の中をひっくり返しても出て来そうもない答えを探すのに躍起になって、思わず口をついてでた]

(42) 2010/07/14(Wed) 02時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ヴェラの指が服に赤い玉で筋を引いていく。
 知識としては頭の中にあり、
 辿っていく手を見る目は、
 医学書を読んでいるのと同じ目をして]


 これは、ま、マーゴだから、
 だ、だめだよ。

 もう、ぼ、僕のだ、だから。

[けれど、希望には、身勝手な物言いで、
 ヴェラを睨み付ける。]

 あ、あっちの向こうに、
 別のが、転がってるじゃ、じゃない。

[指差すのは窓の方。ヤニクを"置いた"あたりを指差す。]

(43) 2010/07/14(Wed) 02時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン



 た、試すんなら──あとで、ちゃんと縫合してよ?
 う、動けないと困るし、痛いのも、やだ。

 麻酔かけてね。

(44) 2010/07/14(Wed) 02時半頃

見習い医師 スティーブンは、でもマーゴはだめだよ。と彼女が何も言わないのをいいことに、怒ったように言い募る。

2010/07/14(Wed) 02時半頃


【人】 風来坊 ヴェラ

えー。どうしても駄目?

[再度、聞くけれど芳しくない反応が返ってきそうで
反応を待つでもなく立ち上がる]

あっちにも解剖用のがあんのね、しょうがないからあっちにしとく。

[あからさまに溜め息をついて残念がるが、続く許可をくだす声を聞くと苦笑した]

注文多いなぁ。俺縫合ムリだから、諦めなきゃ駄目か。
だいたい縫合は医者の仕事だと思う。

[そう言って示された方へ歩く**]

(45) 2010/07/14(Wed) 02時半頃

風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 02時半頃


風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 02時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン


 マーゴはだめ。

[言い切って、あきらめる様子に、
 うんうん。と頷く。]

 ぼろぼろにしちゃったから
 き、切るのも大変かもしれないけど──

 縫う練習も、す、するんじゃないの?

[不思議そうに首を傾げて]

 ぼく、あれ、
 上手く、繕えたことないけど。

(46) 2010/07/14(Wed) 03時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[歩いていく背中に、
 何の気なしに手を振る。]

 ねえ。


 ──本当に、かえるの?

[もう一度尋ねて]

(47) 2010/07/14(Wed) 03時頃

【人】 見習い医師 スティーブン




 …… へクターは、どうする?

[もうひとり、悪友にも、
 この後を尋ねて──*首を傾けた*。]

(48) 2010/07/14(Wed) 03時頃


 どうせな、なら。

 みんなも。


 こんな、……こわいところじゃあなくって


 一緒に、天国に、行けたらいいのにね。

[そうして、黒い目は、壊れた、のっぽの時計を*眺める*]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 03時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 12時頃


風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 21時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 22時頃


【人】 風来坊 ヴェラ

[縫う練習も――そう聞かれて今度は即座に答えた。]

縫うの苦手。
あんなん上手くできるぐらいなら今まで何足の靴下が甦っていたことか。練習すること自体諦めてんぜ、縫合に関しては。

[縫えないなら、お前の治療は受けたくないなぁ……。
ぼそっと落とした言葉は背後の彼に聞かせる為ではなく、本心が思わず零れたから。「ぼろぼろにした」との言葉に軽く首を傾げたが、深く聞かなかった。
背中にかかる言葉に反応するが、振り返ることなく言葉を返した]

ん、帰る。
人も少なくなってるみたいだし。

(49) 2010/07/14(Wed) 22時頃

【人】 墓荒らし へクター

[がりりとかみ砕いた錠剤はひどく苦い。カプセルが含まれていたのか、ゼラチンが溶けたのか、どろりと粘つく感触に、ひどい味。]

う、あ……。

[口元を押さえてしばし耐える。期待した多幸感は訪れずとも、少しずつ現実感は失われ。全てが夢の中のように。]

あー……スティーブン?

[目を閉じれば針金の化け物が襲ってくるから。目を無理矢理に開いて友人の声に応える。]

なに、お前、そんな、え?

[赤。それは花に見え、炎に見え、……返り血に見え。
恐怖とそれを否定する気持ちと幸福感と、男の心理はふらつく独楽のように落ち着かない。
それでも、マーゴを治療するかのようにスティーブンが近づいていけば、ほぅ、と安心したようにため息をついた。]

(50) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[窓枠まで歩けば、床に散らばるガラス片を一瞥し、無造作に足で脇にやり空間をつくる。しゃらしゃらとガラス同士の触れ合う音はどこか涼しげ。
随分と吹き抜けのいい窓から身を乗り出して右左と見渡す]

……?
何もない、んじゃね。

[そう小声で呟いて、空を見上げる。綺麗な空。眩暈がして慌てて頭を下げると窓の下に赤い塊を見つけた。

みっけ。
そう口の形だけで囁いて笑む。見たところ、大分人に似せて作られてる肉らしい。顔までは見えないけれど、その恰好は五体満足のよう。
窓から外へと出て、肉の前にしゃがみ込む。
指でガラス片を遊ばせながら、なんとなく、顔を持ち上げてみた。]

(51) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

……っい

[髪を掴んで上を向かせた顔は、顔と呼ぶのはおかしな肉の塊だった。
息をのみ、口を抑えるが、漏れてしまった音は戻せない。
そのままの状態で数秒固まる。視線は抉られた赤から外せずに―目があったとしたら―見つめあった体勢で暫く動けなかった。


ようやく、張りつめていた息を吐く。浅い息をなんども繰り返し、不思議とこんな呼吸ばかりしてきた気分になる。]

ほんっとに、趣味悪ぃ。

(52) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[ぼんやりと見える風景。マーゴに何かを飲ませているスティーブンと、横たわったままのヴェラと、ちらちらとこちらの隙をうかがう壁紙の影と、……
……やけに鋭く光った、ガラスの破片。]

……え?

[鋭い破片がマーゴの喉に突き刺さる。(そんなはずはない、見間違いだ) マーゴはぐったりとしている。(馬鹿だな、スティーブンに甘えてるんだろ) 指輪が、マーゴの指にはめられて、そして(よかったじゃないか、二人が、二人が……?)]

あ……。

[震える足で立ち上がる。気づけば近くに誰かが居た。薬を取って立ち去る、それは一瞬だけ交差した影のよう、スティーブンは幸せそうに、目を閉じる、化け物が居る、きらきらと光るガラスはみんな彼女の手先だ、目を開ける、そこには、そこには。]

……なあ、スティーブン。

[帰るのかと言う問いに、返したのはまったく違う問い。]

そいつ……生きてるのか?

[声は震え、お守りのようにぎゅっと握りしめるのは、殺傷能力など皆無の注射器。]

(53) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 22時半頃


【人】 風来坊 ヴェラ

なんでこんな風にすんのかねー。
いくら解剖用っつっても、ねぇ。

[そうは言いつつ、まじまじと近くで、その抉られた面を眺める。]

ん……。なーんか、……。

[自らが感じる違和感に首を傾げつつ、観察は続けて。解剖用の肉のはずなのに服を着ていることに気付いて更に首をひねる。
どこかで見た服。そう言いながら、脱力しきった手に触ってみて。その褐色の肌に気付いた。]

え、まじで。

(54) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[マーゴに被せた白い服は返り血に染まり赤く。
 床に座ったまま、眼鏡のない、
 暗い黒い眼が、問いにきょとりと瞬く。]


 ううん。

[疑問ではなく、
 否定に首を横に振る。]




      ────死んでるよ?

 殺したんだもの。
 当たり前じゃない。

[何を当然の事を、と。そんな調子で震えるへクターへ
 暗い黒い穴のような目を向けて、首を傾けた。]

(55) 2010/07/14(Wed) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


 約束してたのに……破ろうとするから、
 どうしたらいいのかわからなくて

[へら、と笑う。]

 でも、

 やわらかいし
 怒らないから


 …… 最初からこうすれば良かったかなあ……

[しゃべってくれないのが残念だけど。と、
 少し不満そうにしている男は、
 いつもどおり過ぎて──正気に見えない。]

(56) 2010/07/14(Wed) 23時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[ヤニクだ。
留学生の、ああどこの学部だっけ、とりあえず余所からきたヤニクだ。


顔があるのが普通なのに、なにかで抉られたように顔面の肉を失って転がってるのは解剖用ではなく人だった。弾かれたように触れていた手を離す。震える手は自分のものなのに冷たくて、死人のように思えた。

落ち着かないと。
その言葉だけがぐるぐる回り、なんら解決策を提示しようとしてこない。人差し指の第二関節を食んで噛む。痛みは走るけれど現実からは逃げれない。
立ちあがって、窓の外から室内に叫ぶ、つもりだったけれど喉が傷んで声を張り上げられず、普通程度の音量になる。]

ちょ、
人が死んでる

(57) 2010/07/14(Wed) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

死ん、で……?

[自分で尋ねておきながら、答えの意味を数瞬理解できなかった。]

こ、ころし、た? なんで、だって、お、おまえ、マーゴが、すす、好きで。

[あまりの事態に言葉はつっかえ、それはまるで以前の友人のよう。

約束だとか、最初からこうすればよかっただとか。当たり前のように紡がれる言葉を脳が拒絶して……ふくれあがった恐怖は、薬によって視覚化される。]

ば、ばけもの、

[スティーブンの姿に、針金の化け物がダブって……矢も楯もたまらず、逃げ出した。


──ボーン、ボーン、ボーン、ボーン

打ち壊された時計が、狂ったように鳴り始める。それは最後の最後まで、パーティの崩壊に気づいていなかった男をあざ笑う鐘の音。]

(58) 2010/07/14(Wed) 23時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[室内の様子に息をのむ。]

死んでる?殺した?

[ヒュ、喉が鳴るけれど、その音は鐘の音にまみれて消える。
背を向けて逃げ出すヘクターを一瞥し、視線はスティーブンに戻る]

(59) 2010/07/14(Wed) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[さっきまで楽しそうに笑っていたのに、
 悪友は、不意に──スティーブンにとっては、不意に。
 青くなって逃げようとする]

 好きだ、って、何回も言ったのに
 …… たたくんだよ。

[問いに頬を押さえて、マーゴを見下ろす顔は
 頬の痛みを思い出すようにしかめられ]

 ……へクターもヤニクも、
 何、幻覚…見てるの?

 僕は最初から、僕なのに……
 

(60) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン






 ──どこいくの?

[不満そうに顔をしかめて。
 逃げる男を追いかけようと、マーゴから手を離して、
 立ち上がればそこで、時計が鳴り響きだした。]

 あれ。

(61) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

たす、け、

[恐怖に震える千鳥足で走るから、椅子やらテーブルやらにぶつかり、はね飛ばす。
壁も、天井も、ワインボトルも。全てが今のヘクターにとっては恐怖の対象。]

あ、サイラス!!

おい! 起きろよ、スティーブンがやばい!!

[そんな中で浮かび上がるように、見知った顔を見つけて駆け寄る。だが揺すり起こそうとしたその体は……すでに冷たい。]

そ、んな、嘘だろ……?

[彼の死因が薬物の過剰摂取によるものか、それとも誰かに殺されたのか……。そんなことは今のヘクターには判断できず。]

うわぁあああああ!!

[逃げ出した先は、元の大広間。]

(62) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ヴェラがぼそりとつぶやくのにも、
 不思議そうに首をかしげる。
 悲鳴が上がるのも、音楽の一部の様。]


 さっきまで、

 二人とも

 同じことして

 同じもの見てたのに。


[壊れた時計。燃えた壁、焼かれた肉。
 壊れた身体。ぶちまけられた胃の中身。
 そこら中に散らばっている赤い血液。]

(63) 2010/07/14(Wed) 23時半頃



 ……足りないのかな。


【人】 風来坊 ヴェラ

[薬で保っていた体調は、現実に帰れば失血により目の前が暗くなって思わず窓枠に手をついた。掴んでいたガラスが肉に刺さる。
時計の鳴き声もヘクターの叫び声も耳にうるさく、脳みそを揺らす。

目を凝らして見えるのは、走るヘクターと佇むスティーブン。
意味不明なものに対する不快感は体の底から上がってきて息苦しさに変わる。この場から逃げ出したい。そう思っても足が動かないのは血が足りないからだろうか。

この場から逃げられるのならば―
掌の肉に突き刺さるガラスを、今一度見つめた。
室内で呟くスティーブンに]

死んでる、とは思わなかったから。

[だから騒がなかったんだと、弁解するように返した]

(64) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

嘘だろ、なんでここなんだよ……。

[走った先は、逃げ出したはずの大広間で。自分が来た方向に走ってしまったということに気づけずに、嫌な汗がだらだらと流れる。]

ループ、してる……?

[ならばマーゴも生き返っては居ないかと。ささやかな希望を込めて見やった先は、先ほどと変わらぬ地獄絵図。]

あ……。

[酒を飲んだ翌朝のように、ぽつり、ぽつりとよみがえる記憶。
自分が蹴り壊したのはなんだったか。殴ったのはなんだったか。炎の中には誰が居たのか。自分が抱きしめたとき、サイモンは、まさか。]

……なぁ、スティーブン。

[ぽつり、問うた。]

……殺したのは、マーゴだけだよな?

[願うように。確認する。]

(65) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

墓荒らし へクターは、風来坊 ヴェラの言葉を聞いて、すがるような視線を向けた。

2010/07/14(Wed) 23時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン


 女王様を蹴ってたのも?
 犬だったのも?

 覚えてないの?


 … … 虫はもう大丈夫?

[ふらふらとしているヴェラを見やり
 ただ、首を傾げて、
 走り回るへクターをぼんやりと見ている。]

(66) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[見回す、いや、見回したつもりはないけれど目に入る。
黒く焦げた少女の遺体、原形をとどめないぬいぐるみ、得体の知れないぐちゃぐちゃ、……目立つ赤。]

……おなじこと、って、なに。

[目を閉じるとすぐに襲いかかってこようとする何体もの化け物たち。どうにか耐えたくて薬を探す。先ほどの薬はまだ残っているというのに、摂取したての強烈な感覚が消えてしまえば、それはただ精神の不安定さを煽るだけの効き目しか持たない。]

(67) 2010/07/15(Thu) 00時頃

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27回 注目

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2回 (3d) 注目
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14回 (4d) 注目
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ノーリーン
18回 (3d) 注目
マーゴ
21回 (4d) 注目
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