54 CERが降り続く戦場
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 13時頃
ガアアアアアアッッッ!!!
[一度大きく吼えて闇が揺らぐかどうか、その動きの予測を楽しみながら]
《契約》外の連中がまだいるようだ。
何処まで堕ちるかは知らんが…。
迎えに行くか?
それとも狭間で苦しむ様を見物するか?
[いたぶる様な残酷な問いは誰に向けてか。
だがどの答えでも、獣は哂って]
終焉まで、オモチャは多い方が良い。
[そう返すだろう]
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ロビー、お前も無事だったんだな!
[本人の様子は無事のよう。 けれど、足元にできたクレーターを見るに、"普通"無事ではいられないはず。
『悪魔と契約を交わしたこと』 『栄光に輝く糸が結ばれていること』 積み重なる事実は、目の前のクラスメイトもまた、《背負いし者》の一人だと示す。]
逃れられないんじゃない… 『抗えるチカラ』を持ってるんだ――
[彼が求めるのなら、手早くこれまでの経緯と、現状の説明を行うだろう。 同時に、ロビーの身に何が起こっているかを尋ねた。]
(48) 2011/06/08(Wed) 13時半頃
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……『神殺し』、ね。 今ようやくわかる… さすが、強力だ。
[漂うチカラの気配。 記憶を取り戻し始めてわかるようになった其れは、どこか背筋を冷やさせる。 『神殺し』のチカラ。 自身の魂は神ではなかったけれど、護り戦い、善行を積んだ魂の記録《レコード》によって、それに近いものにまで高められていた。 故に強く ――強く、感じ取る。
権力を、神の座を求めた者たちが、喉から手が出るほどほしがっていた『神殺し』が、今やこんな学生の身に宿っているなどとは。 思わず苦笑がもれた。]
(49) 2011/06/08(Wed) 14時頃
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お前、要塞で嘆いてたよな。 神『しか』効果がない、みたいに…
違うよ。神『さえも』殺せるんだ。 要するに、使い方さ。 お前の記憶も、閉じ込められてたのかもしれないけど
[手を伸ばし、胸の中心に人差し指をあて]
――もう、思い出してきてるはずだ。チカラの正しい使い方を。 その強力なチカラは、終のないものさえ終わらせられる…お前なら、獣《ベースティア》だって……きっと。
[百万の嘆きという代償を伴うからこそ与えられたチカラは、分割されて生まれた己にできなかったことすらやってのけるだろう。 半身とともに完全な陽《ヒ》となってさえ、獣《ベースティア》とは相性が悪すぎる。 期待を込めて見つめた。]
(50) 2011/06/08(Wed) 14時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 14時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 15時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 15時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 15時半頃
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― ドゥオール山脈に隠された天狼の遺跡・民家 ―
解らない。とりあえず、切り捨てはしたけど。
[民家に帰った時に起きていたのはアリスだけだった。 ≪光≫の狼も又、反応が無くなっている]
一体何が原因なのか。 一体何時解除されるのか。 それすらも解らないんじゃあね……
[くらり、と。 疲労の溜まっていたアリスの身体が揺らぐ]
……まずは、休もうか。 僕も、さすがに疲れちゃったかも。
[くらり、と。 槍真自身、眩暈を憶えたことを良い事に。 暫くの間、槍真もまた、深い眠りに就く]
(51) 2011/06/08(Wed) 16時頃
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― 暫く後 隠された天狼の遺跡・民家 ―
んー……アリス…… ……この『虹』、もうちょっとお醤油加えて……
[――よく眠った。久々だろう。 陽は起きていた様で、時間が止まった世界についてを話す>>37 暫くは適当に身体を休めていたのだろうが。 それも大体、目覚めた魔女の問いが聴こえるまで>>28]
(52) 2011/06/08(Wed) 16時頃
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それがグローラとの"約束"だからね。
[世界が大事、世界が尊いと言う問題ではない。 ――それが、世界を愛した"彼女"との最期の"約束"だから。 槍真は迷いなくそう断じて見せる]
僕の"栄光神域《サンクテュアリ》"を破界(こわ)したこの手には……
本当、これくらいしか出来る事もないから。
[だから、この生命溢れる世界を護る。
――その言葉に気付いた者も居るかも知れない。 未だ槍真は、強さを持っていない事を。 …"彼女"を理由にして、"真なる自分"と向き合えては居ない事に]
(53) 2011/06/08(Wed) 16時頃
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―― 獣《ベースティア》が?
[その後陽に告げられた事態。獣《ベースティア》の解放>>40 槍真の眼が見開き、紅晶玉《スピネル》が露わになる。
それはオスカーに取っては因縁深い名前。 天界の誇る絶対《ルール》の軍勢…… 『聖律裁師団《ヴァイスリッター》』も嘗て二千年前、夥しい数の天使が死に追いやられた。
オスカーは、《栄光》の護り手であるが故に、無闇に戦いには赴けない。 ――だから、《栄光》がその6666の言ノ葉を用いるまで。そして自身がその後堕天(おと)されるまで、終ぞ彼の終焉《ポストレーレム》を対峙する事は無かったのだが……]
(54) 2011/06/08(Wed) 16時頃
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……とにかく。行こう。
[そろそろ陽やタバサにもしっかりと説明しておくべきだろうか。 自分が、人間ではない、槍真とは違う。 ――天界の熾天使《セラフ》だと言う事を。
そんな事を少し逡巡し始めた時]
[ ド カ ゙ ア ア ア ア ア ン ! ! ! ]
な、なに今の音!
[凄まじい落下音に何事かと慌てただろう>>31]
(55) 2011/06/08(Wed) 16時頃
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ロビー!無事だったんだ。
[どこからか落下はしてきた様だが。 あの時ネルフェリウスと二人きりで放置した故に心配していたのだが。 どうやら無事な様子で]
――あっ、今の僕は柊槍真だよ!? "ウリエル"はもう引っ込んだから!
[ロビーは未だ"何か"が槍真の身体を乗っ取っていると思っているのだろうか。 慌てて弁明する様にして否定する。
これまでの経緯等は、陽が語るに任せて>>48]
(56) 2011/06/08(Wed) 16時頃
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………『神殺し』……
ネルフェリウスとの契約の力……
[その力は未だ十分の一も覚醒(めざ)めて居ない。 何と言ったって、『神殺し』の力。 そう――神『さえ』も殺せる力と言うのが真実なら>>50 それより格下である熾天使《セラフ》の力など、『足元にも及ばない』のだ]
そうだね。終焉《ポストレーレム》の獣《ベースティア》は禍々しく強大な存在。 実質上、邪神や魔神と同格――いや、それ以上と考えても良いから。
[然し、槍真に取って『神殺し』の力等、尤も忌避すべき物。 ――即刻神罰を降し、殺して居ただろう。嘗ての、絶対《ルール》の尊守者であるオスカーならば。
だが今、ロビーに向ける眼差しは、期待のソレ]
(57) 2011/06/08(Wed) 16時頃
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―― 僕は《栄光》を護る熾天使《セラフ》"だった"。
[ポツ、と誰に問われるでもなしに語り始める。 ロビーはネルフェリウスとの契約者。 ならば、彼にも知る権利があるだろう。 何故、ネルは執拗なまでに槍真を怨むのかを]
第七天国の絶対《ルール》の尊守者。 ≪光≫の代弁者の名を以て。
『何処にも属さない者は此処には居られない』。 …そう言って、ネルフェリウスを、第七天国から追放したんだ。
[そう語る表情は、少しだけ苦しそうに見える]
(58) 2011/06/08(Wed) 16時半頃
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だけどその後。 僕は本当にそれが正しかったのか。あれで良かったのか。
ネルフェリウスを追放してからずっと、疑問を抱えてた。
[それは、槍真しか知らない、新しい事実。 …だからこそ、槍真はネルに強く出る事が出来ない]
≪光≫に……絶対《ルール》に疑問を抱いた。 それは本来、熾天使《セラフ》として在ってはならない感情。
……だからだと思う。
"あの日"……僕は"何者か"の声を聴いて。 心の中にずっと抱えていた"矛盾"を突きつけられて。 ……………………っ……
[表情が更に苦しそうに歪む。 その先を告げたく無い。しかし、これは告げなければならない。 他でもない、咎人《ソーマ》の大罪なのだから]
(59) 2011/06/08(Wed) 16時半頃
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――六つの天国を破界して 世界を破界しかけた
[そう――既に亡い天界には、第"七"天国だけでない。 嘗てはあった、六つの天国を破界(こわ)した大罪]
……それが、2000年前の"魔界戦争"の幕引き。
"暴走"した僕に天界も魔界もそれ以上の余力はなくて。 最期には、僕は魔界の奥底。 氷結氷河《コキュートス》の封印に堕天(おと)される事になった。
(60) 2011/06/08(Wed) 16時半頃
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それが、2000年前の真相……
[口を切り、それ以上は何もないと言う様に沈黙する。 そこにあるのは、真実を告げる咎人《ソーマ》の姿。 天界を破壊しつくす大罪を告白され、どんな感情を抱いただろうか**]
(61) 2011/06/08(Wed) 16時半頃
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―― ドゥオール山脈に隠された天狼の遺跡・民家 ――
[命が自分だけの道を歩める所>>30と答えたのはアリスはアックか]
自分だけの、道――
[思案げに視線を逸らすと、アキラの姿が目に映り "命を… 生を、護りたい" そう語る彼に、思わず俯いた]
あの、憎悪の閃光《あめ》は あなた達の謂う所の、"彼女《アメリア》だけの生と命"を 奪った世界が赦せなかった……
暴走したことは、謝罪しなければならないわ。 私だってあの閃光《あめ》で幾つの命を奪ったか―――
ごめんなさい。
[それでもアキラは>>38労りの言葉を掛けてくれたろうか]
(62) 2011/06/08(Wed) 17時半頃
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[そして槍真だけは異なる理由を挙げた。>>53 "約束"。世界ではなく、その約束が尊いのだろうか。 グローラと彼の因果は知る由も無く、そう。と頷くだけ]
獣《ベースティア》ですって?
[アキラが次いで切り出した言葉に思わず目を見開く。 歴史上で存在する内でも残虐な、獣。 アキラが話す残酷な系譜が、再び蘇ろうとでもしているのか。 2000年前の魔界戦争でその牙を剥いたという獣の 噂くらいは聴いたことがある。 尤も、2000年前の記憶が曖昧で、上手く思い出せなかったが。
早急に手を打たねばならない、と思案するが 己の魔力で獣《ベースティア》に敵うようには思えず――]
(63) 2011/06/08(Wed) 17時半頃
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[そこに不意に大きな音がして、魔女は視線だけ遣る。 アキラと槍真が音の元へ行くなら、後をついて]
大丈夫……?
[音のわりに、怪我の無さそうな、ロビーと呼ばれる少年に声を掛けた。 槍真が真摯な表情で語り始める話に耳を傾ける。 思わず我が耳を疑った]
六つの天国を破界……?
[原因不明で何者かに滅ぼされたとされる六つの天国。 それらを破界したのが、この少年だと謂うのか? 否、少年という言葉は相応しくないだろう。 熾天使《セラフ》。それが槍真の持つ性質。]
(64) 2011/06/08(Wed) 17時半頃
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神々の楽園は滅びて久しいけれど――― もしかしたら、この世界ではなく、 神々の世界の再生も、或いは必要なのかもしれないわね。
[言葉にするのは容易だが、実現は酷く難しいだろう其れを口にして。そう謂えばアリスが遺跡の奥に行くと言っていた。]
この奥には一体何が?
[問いつつ、同行を申し出るだろう**]
(65) 2011/06/08(Wed) 17時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 17時半頃
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やだなぁ、怖い顔しないでよ。
[運命《フォルトゥーナ》へと向けた銃《ショットガン》を手元でくるりと回す。 転移術>>2:947を回避しておきながら。 自力転移で後を追って来た上、挑発するかのようなこの言い草。]
真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》を手に入れてどうするのさ。 素晴らしき秩序《ルール》に護られた世界でも救う気?
[ぽたり ぱたり 時は停止している筈なのに、周囲にだけ何故か雨粒が降る。]
(66) 2011/06/08(Wed) 18時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 18時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 19時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 19時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 19時半頃
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ここは……どこだ?
―回想―
[イクスペリヤで獣《ベースティア》に対峙し、追い詰められた女は、目も眩むような光と共に飛んでいた。そこは、自らに封じられた運命《フォルトゥナ》の眠る場所…裏世界《Rebirth》の閉ざされし聖地]
『ここは……あの場所とは違う。だけれど、酷く似通った場所。そう、”私の”』
[そこまで言葉を発した時、目の前には再び黒き巨大な獣《ベースティア》が現れていた。その邪悪な気配の発する言葉に、女は口を開く]
『確かに栄光《グロリア》は潰えた。けれど、』
繋げる、伝える。そんな事には私はさほど興味がない。ただ私は……かつての盟約(>>2:143)を守り、そして…
[女の気《アウラ》は《超上位種》と《運命》のどちらにも似て、一致しない。そして、その手にはイクスペリヤに安置されていたあの『槍』が握られていた]
(67) 2011/06/08(Wed) 20時頃
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獣《ベースティア》!!貴様は!”あいつ”を殺した貴様は――――!!
[そう言って振りかぶった槍は、しかし獣を切り裂く事も、宙を切り裂く事もなく振り下ろされ、地面に突き立って終わる。すさまじい腕のしびれを女に残して]
くそっ、まだこの程度かっ、真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》、その《表の鍵》の片割れよ! 運命《フォルトゥナ》の皇女と共に白銀《アルジェント》教団から……《Rebirth》から分割した『槍(鍵)』!!未だ運命《フォルトゥナ》を受け入れられぬ”私”には勝ち荷が過ぎたか……!?
[獣《ベースティア》の振り下ろす爪は、今度こそ超上位種であり、運命《フォルトゥナ》をも内包するその身を捉えた……はずだった]
誰、だ…?
[腕を押さえながら見上げた先に、少年が立っていた。そして彼は、勇ましく啖呵を切り、戦乙女すらも一度は心に絶望を覚えた相手に退く事なく戦ったのだ。そう、七芒星の星清盤《ゾディアック・プレザンティ・エンブレム》が砕け、自らの死ぬビジョン、光景《トゥルー》が見えていようとも]
(68) 2011/06/08(Wed) 20時頃
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[そして彼は、自分の事も顧みず、その力で以て"私"を飛ばした。アーディアスの元へ。私が奴のところに落ちてきて無事に抱えられたかはわからない。何しろそれなりの重量の鎧をこちらは来ていたのだから。それに、もう1人の男。私の中の《運命》の出身、「裏の鍵」の持ち主だった青年。彼らと出会った時、その場所は「表の鍵」の片割れと「裏の鍵」の所有者が見えた、まさに時空の特異点だったといえよう。だからだろうか、あの混沌は。いや、だがあれは。あの眼帯の奥にあったのは]
アーディアス……? 貴様、まさかアーディアス!! 我らに断罪されし《ジ・アキューズドワン・》のアーディアスか…!!
[その言葉と共に、再び足元に広がる混沌に飲み込まれた]
―回想終了―
(69) 2011/06/08(Wed) 20時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 20時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 20時半頃
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―首都リューン―
勝手にご馳走様でした。これでいつ死んでも悔いはないね。
[1000年ぶりの食事を堪能し、丁寧に手をあわせる食い逃げ犯]
…本当に、ね。僕は何でまだ存在しているんだろうな。 結局、代償を払い終えても吹き抜ける風のままだ……
……痛っ!?
[手袋のはまった片手を見つめる。この手からこぼれ落ちるのを止められない。傍観者でいる事に慣れすぎたのかもしれない…
そんな思考は、一瞬走った手の甲の痛みに遮られた。手袋を外すと、手の甲に刻まれた罪人の証が、黒色を増していて]
(70) 2011/06/08(Wed) 20時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 20時半頃
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何?あ、ドナ君の力…かな? 「糸」を通じて、僕にも影響が出てるのかな。 大丈夫かな、ドナ君……
[心配はしているが、暢気にも聞こえる調子で呟いた風は気づかない。繋がりにより、既に自分も《混沌》に侵食されている事に。半神半魔からの力や、属性の違う『裏の鍵』を所有し続けた男には、非常に高い“制御能力”が備わっていた。これは生まれついてのものというより、訓練によってついたようなものだろう。
且つ、細かい事はあまり気にしない性格がたたり、無意識に抑制しているのだ。
今は。]
ドナ君、探しに行った方がいいかな… というか、今更だけどここどこだろう…困ったなー。
[あっちかなー、とのんびり呟きながら、歩き出す]
(71) 2011/06/08(Wed) 20時半頃
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− 忘却《イムメモラティーオー》された記憶 −
[栄光《グロリア》は獣《ベースティア》に6666の言の葉を送る]
『愛』 『夢』 『希望』 『真実』 『嘘』 『女神』 『輝き』 『陽』 『月』『眠り』 『騎士』 『熾天使』 『虹』 『安らぎ』 『嘆き』 『終焉』
『調和』 『混沌』『創造』 『破滅』
[どれだけの言の葉が与えられたのか。 獣はその中で気になった単語を栄光《グロリア》に問う]
『《真名》とはなんだ?』
[栄光《グロリア》は返す]
『その本質、そのモノの真実の姿』 『それを知られれば弱点にもなると言うのに…何故そんなものを持つ?』
(72) 2011/06/08(Wed) 20時半頃
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[栄光《グロリア》は陽の輝きの笑みで返した]
『《弱さ》を持つ事で《強く》なる。 《優しさ》を《知る》 《夢》を《知る》 《希望》を《知る》 《終焉》さえ《超える》』
[獣を恐れず凛と答えた栄光《グロリア》に獣は面白そうに哂った]
『そうか。面白いものがあるのだな。いいだろう。 俺もその《真名》とやら名乗ってみるか』
[獣は気紛れに好奇心から《真名》を決める事にした]
『6666の言の葉のうち俺を呼ぶにどれが相応しい?』 『私が決めてもいいのですか?』 『ただの戯れだ、どう呼ばれようが俺は《獣》だ』
[馬鹿にしたような口調でも栄光《グロリア》は母の様な笑みを浮かべたまま6666の言の葉の最後に、《名》を送った]
(73) 2011/06/08(Wed) 20時半頃
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『あなたは───……』 『…? 俺に一番似合わぬ言葉だ』 『いえ、あなたは───……が一番似合う』
[栄光《グロリア》が《獣》と誓約する直前の2人だけの会話を知るモノ…記憶したモノはいるのだろうか…]
(74) 2011/06/08(Wed) 20時半頃
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『何かが、"私"の本体と接触している…すぐ近くに!!』
[その感覚、久しく忘れていた"本体"の事を思い出しつつ、混沌の中に飛ばされた―――――]
――首都リューン――
[その場所の空中から落とされた]
(75) 2011/06/08(Wed) 21時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 21時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 21時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 21時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 22時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 22時頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 22時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 22時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 22時頃
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―それは、一つの星が落ちた刻―
[中心地に程近い、すっかり枯死してしまった森を今まさに抜けんとする頃――不意に、修道女の足場が消滅した。 ぽっかりと口を開けて己の体を飲み込む《混沌》色の穴……仄暗き気配を放つそれが赤毛の軍人による物だとは、修道女は終ぞ気づかなかった]
う、あ
[一度飲み込まれれば、あとは落下していくばかり。あまりに突然のことで、空を蹴る間もなかった。]
(76) 2011/06/08(Wed) 22時頃
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