206 【突発】『nave Di mare』U【薔薇村】
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― 海辺 ―
[食堂を出た後、部屋でのんびりと過ごそうかとも思ったけれど、せっかく海に来たのだからと、潮風に当たることにした。
食堂に行ったときの装備にコートだけを追加して、歩きにくい砂浜を一人歩く。 途中、小さな砂山を蹴り飛ばすと、ブーツの中に細かい砂が入り込んでブルーになって]
はぁー、何やってんだろ、俺……。
[海原を見つめつつも、どっこいせとそこら辺に座り込んでは、膝に右肘を付いて頬杖をつく。 水平線の向こうでは、親友とその奥様が仲睦まじく過ごしているのだろう。 きっと彼らと自分の心の距離もこれくらいに違いない――こちらから会いに行こうとしなければ、ずっと交わることのできない光]
(43) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[いつも清らかに一途な愛を育んでいた彼と、彼が振り向かない寂しさを紛らわそうと、男女問わず見境なく他人の温もりを求めまくっていた自分。 そもそも友情が結ばれること自体が不思議なくらい正反対の二人だったが]
まぁ、鈍いところあるしなー、あいつ。
[だから、平気な顔して式の招待状なんか渡してくるわけで。 まぁ、そんな無知で無垢なところが、眩しくて羨ましくも思うけれど――]
[ちなみに、あまりに奔放な男の生活に思いきり苦言を呈した担当編集が、「純愛小説の内容が穢れるので」という理由で、女性名のペンネームを付けるように命じたことも、記憶に新しい出来事。 否定できない代わりに、男性名にも使われるイヴリンに決めたのは、最後の抵抗だ]
(44) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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……でも、誰と一緒にいたって、変わらなかったけど。
[いつもと同じ行為を、いつも通りの作り笑顔で受け入れ、安っぽい言葉を綺麗に飾り立てたところで、結局心は空っぽのまま。 むしろ、寂しさと虚しさだけが積もっていったような気も]
そういや、さっきみたいなことするの、いつぶりだっけ?
[食堂でオスカーをからかいまくったことを思い出すと、頬が自然と緩む。 ――ここ数年は特に、上辺だけの良好関係を作ることが多かった気がしたから。
ここに来たことが“正解”なのかは分からないけれど、今までの夜遊びを続けるよりは、よっぽどマシだろうと思いつつ**]
(45) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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─ 船長室の前 ─
[先程のとなりの部屋。 足音を殺して…なんて小細工もせず。 普通に歩いていって、辿り着いたのは船長室の前。]
解せぬ。
[釈然としないもやもやを、9枚のクモの巣に縫い付けて。 遠慮もなしにべたべたと扉やノブに貼り付けた。 別にやり場のない、よくわからないものの消化ではない。
俺なりの歓迎のしるしだ。
だってクモの巣欲しいっていったじゃん。 …あれ、ちがったっけ?]
(46) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[べったべたとクモの巣を仕掛けて、一人満足する。 うん、良い仕事をした。 こういう『おきゃくさまによろこんでもらうえんたーてぃなー』が大事だよな。
さすが俺。
いやあ、さすが。]
───おし、メシつくろ。
[散々と期待値も上げまくっただろう、今晩のメシの下準備に取り掛かるとしよう。 満足げに、足は自然とキッチンの方へ**]
(47) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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――何故無駄に巧い蜘蛛の巣を中途半端な9枚で留めたの……。
(48) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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― キッチン ―
[寝た。気がついたら意識と時間が軽く吹き飛んでいた。 そして、そろそろご飯できるのかな、と部屋の外に出たら蜘蛛の巣があった>>46]
気に成るじゃん、キッチリ10枚で揃えてよ!
次は蜘蛛?蜘蛛とか鬼火でも書き足すの!?
[当施設では日々お客様の声と向き合いすぎでございます。 キッチンで夕食の下準備をしてたライジの所へ態々真先に訪れて、まずそれを訴えていた。 多々ツッコミ所はあるにせよ歓迎の印はきちんと心を捉えたらしい]
(49) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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もう……次来た時、この家の名前が 「Nave di fantasma(幽霊船)」に変わってても 僕は全然驚かないよ?
[今みたいなオフシーズンにはピッタリだし。 安心して良い。夏真盛りのシーズン中でも、ちゃんと季節やお客のニーズには合ってる。肝試し的な方面で]
(50) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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……僕、部屋でぐっすり寝てたんだけど。
[さて、と辺りを見渡す。数え切れない程でも無い施設の人口。 誰がいて誰がいないかなんてすぐにわかる]
もしかして、此処にきたの、僕が一番乗り? あの医者ぽい人も部屋で休んでたみたいだし。
やっぱり日々の疲れが貯まってたりするのかな……。
[丁度、件の男性の事が、あの蜘蛛の巣につながっている事など想像も着くわけ無く]
(51) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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[どちらにせよ、もう暫く夕食にも時間が掛かりそうなので。 それ以上邪魔する事も無く、玄関口におかれていたソファにゆったりを腰を掛けて]
…………あ……。
あそこにいるの……。
[窓から見える浜辺の景色の中に、ひとりぽつんと黄昏ている感じの…**]
(52) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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ほう、リクエストとは我儘な客だな? 9枚なのはカミサマからの啓示だ。
[魚介どもを捌く手が止まるやいなや、発される声。 ふふり、そうか次は蜘蛛か鬼火か。 当施設のリクエストの反映の早さはパネェですよお客様。]
おおー、いいネーミングセンスじゃねぇの。 改名するように、次のやつに云っといてやろう。
[俺が改名するわけじゃない。 来年になってここを訪れても、俺はもうここにいないだろうから。 なに、俺が経営者なのは今年のこのワンシーズンのみ。 季節外れの、たった一度の管理人だ。]
(53) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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ぐっすりできてんなら、いいことじゃねぇか。 あのオッサンも、今頃あのビロビロ天蓋ベッドでお姫様になる夢でも見てんぜ…。
[くひひひ。 部屋から出てきてないようなら、きっと寝てるんだろう。]
そら、疲れてねぇやつはいねぇだろ。 特に冬の海だぜ? 訳ありか、よっぽどのもの好きだろうよ。
[お前もなんじゃねぇの、とは口には出さず。 ま、視線が何よりもそう物語っていたのは云うまでもなし。]
(54) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[魚を捌いて卸し、塩コショウで下味をつけておく。 貝は丁度砂抜きしておいたものがあったから、それを綺麗に洗い直して。 エビとイカとタコはいれない。 代わりにアスパラガスを薄く刻んでいく。
ちなみにだが、料理中はさすがに手袋は外してある。 しかも料理に夢中なことが多く、『外している』という事実を割りと忘れがちだ。]
メシまでには帰ってこいよ。 わかるように合図してやる、有り難く思え。
[玄関の方へ向かうのを見送ると同時、外に黄昏る人影が見えた。 たぶんチアキだろう。]
(55) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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なー。
[別に誰に話しかけてる訳じゃない。 でかいでかい、俺の独り言だ。]
アイツの笑った顔さー、ツクリモンみたいだよな。 や、たまにまともに笑うときもあるっぽいけど。
[例えば、無謀な無計画の旅人を否定しなかったとき。 謎のパスタソングに吹き出しかけていたとき。]
迷子みてーな顔してやがんのな。 誰か迎えにいってやればいーのに。
[だって一人で冬の海だろ? そんなん、寂しいじゃねぇか**]
(56) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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[ひとり冬の海、他に行く場所が無いとは云え寂しい物だ。 そんな事を考えていたらまさに同じ様に>>56]
…………。 あ〜あぁ!なんだか海がみたい。
帰って来たら暖かくて魚介大盛りのパスタが楽しみだなぁ。
[独り言を口にしながら、パタりん、と玄関の扉を開いて 海辺の砂をサクサクと踏んで行った]
(57) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[冷たい北風。寄せては返す波の音。 寂寥感をさらに強めるにしては、効果は抜群過ぎるだろう]
――ああ、だから、独りの冬の海は……
[緩みそうになった涙腺。ただ、心の迷路に迷い込もうが、子猫にしては捻くれた方向に成長しすぎてしまったため、素直に泣くことなんてできなくて。
再び冷静になろうと、無理やり仕事モードに頭を切り替える。 ――今泣いてしまったら、きっと何事もない顔して宿に戻れないから]
[スマートフォンでメモを立ち上げると、『波の音』『北風』『太陽』『波間で乱反射する光』と、落ち込んでいるときに涙が思わず出てしまいそうな原因を次々と並べ立てて]
でも、二人一緒なら……?
[沈む夕日や登る太陽を一緒に見つめたり、満点の星空の下で、天然のプラネタリウムを寄り添って眺めたり―― うん、他に誰もいないシチュも現実離れしていない冬の海なら、文章にしてもしっくりくるかもしれない。
――小説家というものは、読者に幸せなひと時を与えるために存在するのだ。 とりわけ、“イヴリン=スチュアート”の作品に、ただ切ないだけで何の温かみもないバッドエンドなんて作りたくはない]
(58) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[そうこう考えているうちに、飛び出してきそうだった涙はいつの間にか引っ込んでいて。 ためしに、目元を細めて口角を上げてから、ニコリ二コリ。 ――うん、大丈夫。ちゃんと元通りだ]
[その“元通り”がすでに壊れかけの不自然なものとなってることも分からずに、「ざまあみろ、冬の海」と心の中で悪態を吐いてみる。 立ち上がって、ブーツやパンツについた砂を払うと、スマートフォンのメモには、最後に『二人ならきっと幸せ』と付け加えて保存する]
[メモを見つめつつ、満足げにうんうん頷いていたら、足音が聞こえた気がして>>57 スマートフォン片手に振り返り、オスカーの姿を視界に捉えたら、ふわりと手を振ってみせただろう]
(59) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[ばぁーか、楽しみなんか遥かに凌駕するメシにしてやんよ。 とまで口にすることはなかったけれど。]
おー、いってらー。
[少し無愛想に離れ行くオスカーには、背中越しに溢した。]
(60) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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― 海辺 ―
[水面を眺めて黄昏ていた彼は、こちらに気付くなり、ふわりと端末片手に手を振っていた]
(…………やっぱり似てるなぁ……。
うん……どうしようかな……)
[北風が恐ろしく寒い。両手を擦りながらも、半分小走りにチアキの元まで近づいていく]
(61) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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うわぁっ、寒い寒い!
折角だし冬の海も眺めてみようかなって来たけど。 チアキ、ちょっと暖めてくれないかな!?
[実際に寒いのは間違いない事実だから。 チアキの前まで近づくや、暖を取る為に纏めて握ろうと、チアキの両手に手を伸ばした]
(62) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[ふと気がつくと真っ暗な画面に映る自分の顔。 ぼんやりとしていて腑抜けたオッサンの顔だ。 自分は眠いのだろうかと、再びひらひらの中。
眼鏡を外して、寝転がると腹がくちくなっていたからか すとんと眠りの森へと落ちていった。 こういう時は夢を見ないことが多いが、果たして。]
(63) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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……うぉ?!
[小走りで来たかと思うと、いきなり両手をつかまれて、つい間抜けな声をあげる。 スマートフォンがすでに収まっていた右の手は、完全には握られることはなかっただろうが、左手は彼の手のひらとぎゅっとつながって]
あはー、たしかに寒いよねぇ。 でも、俺のがすっと外にいたと思うし、オスカーの手のほうがあったかいかもー?
――それとも、俺のこと暖めにきてくれたとか?
[上着のポケットに手を突っ込んだ方が、暖まりそうだと思いつつも、おどけた口調で最後に加えて首かしげ]
(64) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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うーみー、冬のうーみー。
[料理を進めながらパスタソングは冬の海ソングへ。 窓辺から見えるのは二つの人影。 ひとつはオスカーの、ひとつはチアキの。
いいねー、独りだと寂しい冬の海も 二人になったとたん寂しく感じなくなる。 気がする、だけかもしれんが。]
(65) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[硝子窓、隔てて向こう側。
漣響く向こうは、どことなし楽しげで。]
…………いーな。
[キッチンには独り。
いい匂いが漂っていても。
いつも、ひとり。]
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[予想より良い反応を見せてくれた事に小気味良くなる。 暖を取る為に握りはしたものの、どちらかと云えば自分の手の方が確かに暖かかった]
うん、確かにチアキの手、あんまり暖かくないかな? どのくらい海にいたの?冷えてるし。
……え?それは……
[おどけてみせた様子で首を傾げてるチアキの瞳をじぃ、と見てから。 眼鏡越しに、くす、と悪戯な笑みを浮かべてから、チアキに更に近づいてみせた]
(66) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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僕は、暖めて貰いに来たつもりなんだけど。 チアキの信じたい方を信じたらいいかもね……?
[ぎゅ、と繋げたチアキの左手を更に引いて。 自分の肩と頬で、左手を挟んでみせながら、そう嘯いた]
(67) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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……うん。勿論、昼間のお返しだよ?
からかわれぱなしも、僕イヤなんだ。
[囁く声と共に、そんな悪戯な表情をチアキに見せる事も忘れずに]
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[目を覚ました時どれ位時間が経っていたのか、 ジャケットも着たままでいたから変な皺が走ってしまう。 スラックスも同様に、もうここでは必要無いのだからと 唯一持ってきていたカジュアルな服へと着替えた。 といってもオッサンなのでシャツにニットを合わせただけ。
放置してあったカップを二つ持って部屋を出る。 すっかり寝こけてしまったから、遅いと怒られるだろうか。]
(68) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[良い匂いが漂ってくる調理場へとのそりと顔を覗かせる、 とても下手な歌声が聞こえてくるのはスルーしておいた。 本人に自覚がない場合、言いにくいものだから。]
これ、美味しかった。 それと、何か手伝うことは?
[といっても、調理師免許なんて持っていないが。 独り身を貫いて少々料理には覚えたある程度、 家庭料理レベルならば何処へでも出せる自信がある。 他の家事は死んでいるというのに。]
(69) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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うーん、かれこれ30分くらい?
[考え事していたら、なんだかんだで時間が経っていた。 先ほど、スマートフォンで時間を確認して、愕然としたほどだ]
……ふぅん。
[ほんの冗談のつもりだったのに、意趣返しされてしまった。>>66>>67 一瞬ぽかんと固まるも、悪戯な笑みには内心悔しさを滲ませながらも]
(70) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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