168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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[終わってみて、最初に抱いた感想は『こんなものか』(>>20)、だった。]
[人の想いを踏みにじっておいて、たった一言の感想。 たとえ批難されようと罵倒されようと、この感想は変わらないのだろう。 それが、進村 真墨の本心である限り。]
[別段両親が不仲だったとか、虐待を受けたとか、幼いころからいじめられていたとか、周囲の愛情不足だったとか、幼いころ出会った人物に影響を受けたとか、有害図書を読んでしまったとか、その他不幸な偶然によって人格が破綻したとか、そういうわけではない。 逆に、皮肉なことに―――真墨本人が思うよりもずっと、彼は彼自身の目指す『普通な』『人並みの』境遇に生まれついていた。]
[唯一、彼の感応性を除いて。**]
(42) 2014/03/13(Thu) 01時半頃
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[既に組まれているデザインを、淡々とデータにおこして行く。気になる部分があってもお構い無しだ。 言われたまま、右から左に作業をこなしていく。 時間がない、予算がない、デザイナーのプライドが高い。 妥協する理由ならいくらでもあった。]
(…朱に交われば赤くなる。 2年も過ぎれば腐った林檎の出来上がり、ね。)
[作業の区切りに腕を伸ばすと、こきりと首の骨が鳴る。 オフィスの窓の外、ビルの谷間に見える空は柔らかい水色。 ため息をついて視線をデスクの上に戻せば、無造作に置かれた栄養ドリンクの空瓶が目に入った。**]
(43) 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[パチン、という音と共にコンパクトのふたを閉める。 家はさっさと出てきてしまったので、学校につく前に、少々化粧直しをしなくては。 鏡を眺めれば、どこにでもいる普通の女子高生がこちらを見返す。 それがあたし自身だという事に、未だに慣れない。
電車に揺られながら、今朝見た夢の事をぼんやりと考える。 あの日々のことが、誰かにばれるのは、まぁ時間の問題だろうと思う。 けれど、興味を持たれなければ、掘り返されることもない。 目立たなければ、他の興味で忙しければ、あの子たちはあたし自身になんか、構いやしないだろう。 なんせ、友達と呼ぶ相手の、本名すら忘れている連中だ。]
『おはよーミル!』 …おはよ、るり。
[改札を出れば、待っていたのだろうか、声をかけられた。]
(44) 2014/03/13(Thu) 06時半頃
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[高校に入ってすぐ、女子がグループみたいなものを作り始めるころ。 あたしはほんの少し派手で、化粧と恋愛話にしか興味がなさそうな子達を選んで近づいた。
ねぇ、どこの化粧品使ってるの。 すっごく良い匂い。
適当に持ち上げてやれば、あっさりと、その中に入り込めた。 排除されないこと、攻撃を受けないこと。 今の所、成功していると言えるだろう。 クラス替えの時には少し警戒してしまったけれど、何のことは無い、クラスが変わったところでグループは崩れなかった。 新しいメンツを増やしながら、毎日がだらだらと流れていく。]
『ねーミルフィ、今日放課後、時間ある?』 …何? 『またね、相談、乗ってほしいの!』
(45) 2014/03/13(Thu) 06時半頃
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[ちらり、と脳を今朝の事が過る。 けれど、あたしはそれを無視することにした。 今日もあの人が早く帰ってくるのかは分からない。 けれど、とりあえず顔を合わせたくないと思ったから。]
…いいよ。昨日のファミレス? 『うん!あそこ、良いよねぇ、チョコサンデーがすっごく美味しくて!』
[そのままスイーツの話をしながら、学校へと向かった。 そんな、平凡な、日常。 ありふれた、一日。 何故だか、そんな日がずっと、毎日毎日続くんだって、思ってた。
笑っちゃうくらい、当たり前に。]
(46) 2014/03/13(Thu) 07時頃
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[放課後、結局ファミレスに集まるのはいつものメンバー。 るりはあたしの他にも、あんずにも、あかねにも、ゆーりにも、声をかけてたみたいだった。]
『それでね、それでね私、先輩にね、告白しようと思うの!』
[るりの宣言に、きゃーっと場が涌く。 話を纏めれば、どうやら憧れの先輩が、フリーになったから告白しようと思う、ということらしかった。 …なんて、短絡的な。
その先輩が、フラれたにはフラれただけの理由があったって、思わないのかな。
その疑問は口にすることなく、あたしも無駄にテンションを上げる。 相談、とは名ばかりで、ただ、話したかっただけなのだろう、ということは、暗黙の了解で分かっていた。]
『きっと、先輩今フラれたばっかで寂しいと思うの、だから私がね、慰めてあげるの!!』 『わー、るりったら、超献身的じゃーん!』 『めっちゃ良い嫁になるタイプだしー!』 『先輩も、いちころだってー!』 『えへへ、そうかな、そうかな?』
(47) 2014/03/13(Thu) 07時頃
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[はたしてそんな、押しつけの好意に、喜ぶ奴はいるのだろうか。 それは偽善…ですら、ないような。
あたしはメロンソーダをずるずるとすする。 るりが告白しようとしている先輩が、一体どんな奴何だか知らないが…そんなちょろい奴だったらむしろ心配だなんて、そんなことを斜めに考えていた。
相談という名の駄弁りは、だらだらと続く。 制服姿でいられる限界の時間まで喋り倒し、そのまま皆と別れた。 駅が一緒のるりと暗くなった道を歩く。]
『ね、ね、ミル。』 なぁにー? 『ミルも、応援してくれる?』
[振り返れば、きゅるん、という効果音が似合いそうな、るりの顔。 あたしは思わず小さく笑ってしまう。]
…もちろんだよ。
[ぽんぽんと、あたしよりも頭半分くらい小柄なるりの、頭を撫でた。]
(48) 2014/03/13(Thu) 07時頃
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うん、なんとなく知ってた。
[カフェで冷めたコーヒーをまた一口ちびりとしながら、 目の前の友人と決して明るくない面持ちで喋っている]
けど、彼女はそんな子じゃないし。 俺、もう一度話聞いてみようと思うよ。
[ちらり。かばんを横目に。 中には指輪が入っている。仕事が一段落したら渡そうと思っていたもの。 忙しくて、寂しい思いをさせていたのはわかっている。 だから、写真の中央に異性と映る女性を責める気にはどうしてもならなかった]
彼女だって俺に言いたいことはあっただろうから。
(49) 2014/03/13(Thu) 07時頃
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多分、俺が同じ立場でも浮気するわな。 …。自分は忙しいんだから相手にも我慢しろって、ただの横暴だよね。 だったら最初からつきあっちゃいけないんだって。
[ホテルから出てきた所をわざとかという程見事に撮られた一枚を手にしてため息一つ]
あれかなぁ。結婚前だからって手を出さなかったのも やっぱり嫌だったのかな。俺頭古いのかも。 あ、ここ俺のおごりね。メシ注文するならはよせいな。
[こちらの悩みは所詮他人ごと、ガツガツとオーダーし始める友人を横目に、若干青みのかかった目は窓越しに道行く人を見つめている]
(50) 2014/03/13(Thu) 07時半頃
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[ソファの脇においていたポートフェリオを見ながら、 彼女に手を出さなかったことを後悔するべきか迷っている。 そういえば会社にいたな。やたら色々着込んでるアルバイト君]
そういえばさ。
[何?という顔で見上げてくる友人の顔は間抜けだった*]
この写真、顔出さなければ使っていいかな。 こう…ここらのね、テクスチャーが面白く映っててね 使えそうだなーって。
(51) 2014/03/13(Thu) 07時半頃
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―昼休み・校舎の屋上→教室―
[さて、長くて短い時間を過ごして自分の教室へと戻った真墨は、既に先程の話が周囲に漏れていることを知った。]
…どこから?
[友人にそう聞くと、「壁に耳あり」と返ってきた。 つまりは誰かに聞かれてた、ということらしい。]
(……あの子が気まずくなってなければ良いケド…。)
[フラレた後だというのに、フラレた相手のことを心配する。 真墨の心に、失恋の痛みだとか喪失感だとかそんなものは存在しなかった。*]
(52) 2014/03/13(Thu) 08時頃
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[昼休み、コンビニで買って置いたパンを齧りつつメールをチェックする。先月辞めて行った後輩くんのメールをフォルダの隅にみつけて、手が止まった。]
(あたしも会社辞めれば良かったのかなー…。でも、辞めたところで次の仕事のアテもないし。)
『田端ちゃん、コレも追加でお願い。』
[思考を断ち切るように、ばさり、とデスクの上に置かれた紙束とメモリ。営業さんの顔をちらりとのぞくと、申し訳なさそうな色が浮かんでいる。]
(53) 2014/03/13(Thu) 12時頃
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はぁーい。
[パンの包みをくしゃくしゃと丸めてビニール袋につっこむと、コーヒーを片手に、紙束に手を伸ばす。]
『ホント、田端ちゃん入ってくれて助かったよー。お客さんワガママでさ、悪いけど来週末迄によろしくね。』
[仕事は山のようだし、頼まれれば無碍にはできない。 今の仕事は思い描いていたものとはかけ離れている。新入社員の頃は自分も後輩くんのように納得行かないことに物申していたはずなのだけれど。]
(54) 2014/03/13(Thu) 12時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/13(Thu) 12時半頃
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んじゃ、俺行くから。これ持っていかないといけないし。
[まだ料理を頬張っている友人を置いて席を立つ。 会計伝票を持って支払いを済ませた後、のんびり下請けの会社に向かう。 なんか上の空だ。どうしたものかな、と。
持っているデザインは奇しくもブライダル関係のものだったのがなんか腹立つ]
(55) 2014/03/13(Thu) 17時半頃
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[新しいアトラクションが建設されるらしく、既に形が出来上がりかけているそれを人々は眺めながら歩く。 やはり絶叫マシンが人気だから新しく増やすのだと、スタッフに聞いたことがあった。]
(へぇ……確かに見かけなら立派なものだね。 中身が面白いのかは知らないけど)
[そういえばこれが完成したら、記念に大々的なショーをやるように言われてるんだっけ。 考え事をしながら通り過ぎようとしたその時。]
[――上から大きな音を立てて落ちてくる鉄柱が、自分の体を貫いた。]
[焼けるような痛み。叫び声が何処か遠くに聞こえてくる。 そこで意識は途切れた**]
(56) 2014/03/13(Thu) 17時半頃
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[携帯をポケットに押し込んで歩く。 次の角を曲がると少し道幅が広がり、神社のある通りに出る。そこから少し先まで歩けば、もう自宅はすぐ側だ。
通りがかるマンションの出入り口で、主婦と思しき住民が井戸端会議に興じている。 通りの向こうに可愛らしい塗装のバスが停まり、お揃いの制服を着て園児バッグを提げた子供が駆け寄ってくる。住民の子供だろうか。
ちらりと腕時計を見遣る。まだ夕方には遠い時刻。 と、再び甲高い着信音。片手に荷物を持ち直して、携帯を引っ張り出す。
見知った名前。あ、しゃちょうだ。呟いて、通話ボタンを押した。**]
(57) 2014/03/13(Thu) 18時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/13(Thu) 19時半頃
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―数日前の話―
まいどどうもー。お茶とお菓子の配達です。 会議室って聞いてるんですけど。
[うちの店は純喫茶時代からお茶や軽食の出張サービスを承っている。 が、しかし両親はそろそろ足腰にガタが来ていて兄は定休日以外店兼自宅から出ない主義。 必然的に、配達はおれの仕事になる。 この時だけおれはウェイターの服装に着替えるけれど、やはりどこかさまにならないのはタッパのせいか。]
配達担当がフツメンなおれで申し訳ないですね。 目の保養にならないのは知ってます。…ははは。
[先輩格らしき受付嬢の言葉をいつものようにさらりとかわし、サンプル代わりに個包装されたパステルカラーのマカロンをいくつか受付のデスク上へ。]
ま、そのマカロンが気に入ったら店に来てください。 おれと違ってイケメンの兄がお出迎えしますから。
[ひらひらと手を振り、注文された物の入ったトランク片手に会議室へ。 お茶は会議室に着いてから淹れるのだ。]
(58) 2014/03/13(Thu) 20時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/13(Thu) 20時頃
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―数日前の話、その2―
[赤い屋根に白い壁、屋根の天辺に年季が入った本物の風見鶏が風に揺られてくるくる回る。 その建物がうちの店。ちなみに風見鶏は純喫茶時代からのトレードマークだ。]
[配達を終え、おれは表から堂々とトランクを手に舞い戻った。 放課後だからか、女子高生の子達が甘いものをつつきながらおしゃべりに興じている。]
季節限定のスペシャル苺パフェもよろしくな、お嬢さん方。
[彼女達の話の邪魔をしない程度に宣伝してからキッチンへ引っ込む。 ううん。たぶん化粧しなくてもかわいいんじゃないだろうかあの子達。 いやま、それを口にしない程度には大人だけどなおれ。]
さて、晩飯の準備でもしますかね。
[冷蔵庫を開け、中身を確認。 大分野菜が余ってるし、今日はミネストローネにしようか。]
(59) 2014/03/13(Thu) 20時頃
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……ふう。
[終電までの残業が三日続くと、さすがに辛い。 疲労と眠気で麻痺した脳は、それでも、本能のようなもので家路を歩ませる。 吊り輪を掴んでうとうととしていても乗り過ごすことはないのだから、不思議なもので。
疲れた身体を引き摺って、電車を降りて。 駅前のコンビニで、350ccのビールを一本だけ買って、家までたどり着いた。 熱いシャワーと、そのあとのビール。それが楽しみで、毎日の残業地獄を耐えているようなものだ]
……さ、明日も頑張ろう。
[何のために頑張るのかは、よく判らない]
(60) 2014/03/13(Thu) 20時半頃
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[キッチンで調理をしながらも、彼女達の話は案外キッチンまで筒抜けだったりして。]
コイバナ、かぁ。 …とんと縁がないよなあ。
[いわゆる彼女いない暦イコール年齢というあれだ。 色恋沙汰になるような容姿じゃないのはおれ自身がよくわかっている。]
…ホワイトデーも近いし、菓子の売り上げはもう少し上がるかね。
[色恋沙汰のイベント事も、おれにとっては絶好の書き入れ時でしかない。 ま、フツメンのおれが消費者視点で関わることはないだろうな。**]
(61) 2014/03/13(Thu) 20時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/13(Thu) 20時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/13(Thu) 20時半頃
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[荷物を片手に、スマホをいじる。 あのアルバイト君、たまにご飯を食べる仲だけど、 今日はどうだろう?彼のシフトはよくわかってない。 知り合いの知り合いという程度だけど、 たまにご飯一緒したりはするし、彼女居る話程度はしていた]
…だめだ、今誘ったらグチしかでぬわ。
[はー、と盛大にため息をついて歩きスマホ。 自分はモテる部類だとは思っている 学生の頃は散々遊んだりしていたから、そのしっぺ返しというところだろう]
(62) 2014/03/13(Thu) 20時半頃
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[気分はあまり、良くはなかった。朝から、母が電話してきたからだ。 昨晩は、仕事で疲れていたから上手く説得できなかったと思ったらしい。 一晩あけて爽やかな気持ちになれば、見合いをして孫を産む気になるかといえば、そんなわけはないのだけど]
まったく、母さんは……、……何だろ?
[早朝、普段は静かな倦怠感に満ちている駅前が、やけに騒がしかった。
――奇声、といっていいだろう。 わけのわからぬことを喚き散らす男が、駅前で独演会を繰り広げていた。
幾人か、それを遠巻きにして眺めているようだったが、警察の姿はまだない]
なんですかね、あれ……?
[その場にいた一人に、小声で訊ねる。 お互いに名前もなにも知らないけれど、同じ時間帯に同じ駅から乗っていれば顔くらいは覚える。 先方も小さく会釈を返してきたあと、判らないと肩を竦めた。 関わり合いにならないほうがいい。もっともだと、無視して改札に向かおうとしたときだった]
(63) 2014/03/13(Thu) 21時頃
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『うぉえら! っれを、うしすんらぁねぇぇぇぇぇ!!!』
[それを邦訳すれば、お前ら、俺を無視すんじゃねえ――といったところだったのだろう。 どんっと、体当たりされるように突き飛ばされて、アスファルトに前のめりに突っ込んだ。 悲鳴を漏らしながらも、どうにか手は付けたから、顔は守ったけど。 膝からいったから、ストッキングは駄目だろう。ほぼ確実に、伝線しているに違いない。 着替えに戻ったら、何分無駄になるだろうか。いや、こんな騒ぎになったら、そもそも警察が出てくるだろうか。 あとは、転んだときに捻ったのか。脇腹が、なんだか熱いような気がして、手で触れた]
……え。
[ぬるりとした感触に、視線を落とせば。 掌には、べっとりとした赤。紅。朱。緋――溢れ出る色が、地面に]
な、なに、これ……。
[悲鳴と怒号が、飛び交っていた。 でも、それはもう、知らないところでの話だ。 急激に寒く暗くなる世界で、ぼんやりと。こんなことになるのなら、母の勧めに従っておけば良かったかなと――*]
(64) 2014/03/13(Thu) 21時頃
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[今回は本気だった、というか、社会人になって友人がデキ婚したりシングルマザーやファザーになったり。 でもって某匿名掲示板や某検索サイトの知恵袋とか見ていると こういう性格はきっと痛い目を見るにきまっている。 色々世間を見ているうちに我がふりも直そうと思った次第。 直したつもりになった途端にこれなので苦笑しかもれない]
はー。話するしかないよなぁ。
[今回は本気だったのに。 だから、会いたいとメールを送る。彼女へ。 画面を見ながら返信を待つ。いや、相手は仕事中なのだから 来るわけないのだが。
そして、歩行者の信号が変わるのと、大きな車の音が聴こえるのと メールの着信音が来るのは同時のこと。
横断歩道で視界が反転して、体に物凄い痛みが走って、 自分とスマホと、かばんの中身の小さな箱が別々の方向にふっ飛んで。
(65) 2014/03/13(Thu) 21時頃
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[周りのガヤガヤが遠くにきこえる。 目に映ったのは、遠くに落ちた、液晶の割れたスマホ。 あれ?さっき着信なったのに。 きっと彼女からなのに。
おかしいな。体が動かない。早く返信しないと。 待たせたらまた嫌われてしまう。荷物、拾って。 あれは会社の大事な……*]
(66) 2014/03/13(Thu) 21時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/13(Thu) 22時頃
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―夜・自室―
[真墨は机に座りペンを走らせる。 授業の予習、試験範囲の復習―――勤勉、と評するに相応しい学徒のありかただった。 しかし、それも真墨にとっては「学生は勉強するものだから」という固定観念から来る行動。 やはり、どこかいびつな理由だった。]
『―――ブー…!ブー…ッ!』
[音楽すらかけていない静寂に満ちた自室に、携帯のバイブレーション音が響く。]
[着信はメールだった。画面上の文字を真墨の目が追う。]
え…今から?
[メールで「今から会わないか」と誘ってきた後輩に、思わず声がが出ていた。 もう夜も更け周囲は暗く、少女が出歩くのはとても推奨されない時間だ。 家の前に居る、というメールの内容を信じて真墨が窓の外を見ると、春先の寒空の下笑顔で手を振る人影。]
(67) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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ちょ、ちょっと…!
[急いで部屋着から着替え、ダッフルコートを羽織って家の外へ。 真墨の奇行は今に始まったことではないと、家族は出かける真墨を見送った。]
『あ、先輩だー!』
[ケラケラと笑う後輩の少女に、慌てて出てきた真墨は肩透かしを喰らう。家まで送るから帰りなさい、と少女へ促すが、まあまあ夜の散歩でもしましょうよー、といなされてしまう。 真墨は、どうせ一人で帰すわけにもいかないと、二人で散歩することになった。]
[ちなみに、セールスの世界ではこういった「相手が自分の話を聞かざるをえない状況に陥らせ、自分の要求を通す」というテクニックが実在する。 無意識に行っているとすれば、この少女は中々の手練れだと言えるだろう。]
(68) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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― 夜・駅のホームで ―
(……少し飲み過ぎたかな)
[金曜日の夜。明日は休みだからと友人たちと集まって酒の席を開いたのだ。 当然話題は自分の事が中心になる。結局今度も実らずに消えた恋。 奢るからという建前で酒の肴にされる腹いせに、高価でかなり強い酒も結構飲んでいたのだ]
(うん、真っすぐ歩けてる。大丈夫大丈夫)
[駅のホームの白線に沿って真っ直ぐ歩く。既にそんな思考に捉われる事が酔いが回っている証拠なのだが、そんな事にも気づかない。 そして足元をじろじろと気にしながら歩くことも、普段の彼女なら絶対にやらない行動である。 ――だからこそ、気づけなかった。赤い顔をした男が近くでふらふらしていたことに]
(69) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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