276 ─五月、薔薇の木の下で。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[強い声>>109は奥底まで届くようだ。 全てを縛ってしまうようだ。 未だ、悪魔がここにいるかのようだ。 その存在を神よりあいしていた。
耳に触れる柔らかさに小さく身じろぎして、 でも、全てを告げられても離れずに。 互いの匂いも混じりそうな距離で見詰め合う。
ふっと口元を緩めて見せた。]
(153) clade 2018/05/26(Sat) 00時半頃
|
|
狡いな、君。 俺にだって、色々言ってないことがあるんだよ。
……いや、違う。狡かったのはこっちか。
[過去も、罪も、薄暗くそこに佇み 身を引くだけの理由が俺にはあったのに。
きっと何を聞いてもそれは許されないのだろうと悟る ……そして、そんなことはもう自分だって出来ないと。
ああ、今まで逃げ続けていた。 何度も気持ちを告げてくれたのに 俺は全てを眠る彼の傍で言っただけ。]
(154) clade 2018/05/26(Sat) 00時半頃
|
|
俺は、少しも真っ当じゃないし 君に出会うよりずっと前から汚い奴だ。
聞けば気分が悪くなる過去がある。 夜にも、君を傷つけることばかりしていた。 他の人にも、そうだった。
でも……────ずっと今の気持ちでいてほしい。
(155) clade 2018/05/26(Sat) 00時半頃
|
|
俺も好きだよ。 君だけをあいしている、ヴェリー。
[すぐ傍の唇に、自分のそれを触れ合わせた。 欲望を伴わない、押し付けるだけの口づけ まるで子供が初恋の相手にするみたいに。]
なんだろう…………複雑な気持ちだ。 嬉しいし、胸が苦しい、それに泣きそうだ。 全部今まで君がくれていたものだね。
[照れ笑う僅かに温度を上げた顔を 両目に溜まった細やかな水が伝い落ちる。 一筋で終わったのは、もう枯れ果てたわけじゃない。 絶え間ない悲しみではなく、喜びの始まりがあったから。]*
(156) clade 2018/05/26(Sat) 00時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
clade 2018/05/26(Sat) 00時半頃
|
── 時は流れ・中庭 ──
[ベンチに腰を下ろし、目を伏せる。 隣の空席に座るかは彼次第。 自分からは促すなんて、出来ない。
遭遇したのは何処でだったか。 彼に探されていたこと 探し始めてからそれなりに経っていること どちらも、知らない。 目を見開き、歪みそうな表情を顔を背けて隠した。 それが罪悪からだとしても、 苦しむ顔を見せる権利は無いと思った。 「話そう」「何もしない」と 和やかでも欲が滲んでもいない、小さな声で告げた。]
(165) clade 2018/05/26(Sat) 01時半頃
|
|
[この場所を選んだのは 人目は避けつつも、密室ではなく すぐに逃げられる、広さも充分にある場所だから。 勿論、自分は逃げられる側として考えている。]
──……すまなかった。
[一言目は謝罪になった。 自分自身が覚えている為、 忘れている可能性は考えていない。]
(166) clade 2018/05/26(Sat) 01時半頃
|
|
どうしてあんなことをしたのか、 今は本当に信じられない。 でも、俺が自分の意思でしたことだった。
[現在の身体の状態を思えば、 あの香りの影響が確かにあった。 彼に対しても、他の欲を抱いた全員に対しても。
しかしそれは言い訳だろう 俺は押し倒されたわけではない。 あの時、確かに求め欲していた。 願望をずっと抱えていた。]
(167) clade 2018/05/26(Sat) 01時半頃
|
|
……信じてくれなくても。 君がくれた言葉が嬉しかったし、 本当の君を教えてもらえて良かったと思ったんだ。
[これからももっと普通の関係で、 言いたいと思っていた言葉は、口にしない。
オスカーに「汚いよ」と言われた時 烏滸がましいと思わされたからだ。 自分のことをどうするのかも、 具体的な何かを求めることは選ばなかった。
言葉は区切り、頭を垂れるように俯く。 反応を待っている。]*
(168) clade 2018/05/26(Sat) 01時半頃
|
|
[まだ、彼について知らないことが沢山ある。 例えば聞こえなかったあの言葉。 何一つ確かめず、願うばかりだった。
暴かれたいと、誰だっていいと、 そんな薄昏い願望を持ったままでは その一方で、聖域だなどと近づかずにいたのなら こんな風にはなれなかった。
倫理は必要であり、枷でもある。]
(178) clade 2018/05/26(Sat) 04時頃
|
|
[俺だって>>174そう告げた時、どんな気持ちだったのか 何がそう思わせているのか、聞きたいと思った。
自分がいつか近い内に語るものと同じように 君のことも、全部知りたい。 どんなものでも受け入れるだろう。 お揃いなら、怖くない。 真っ先に聞くことになるのはきっと、 違って見える>>101では済まない変化の瞳のことだが。
匂い、その色、色んなことが変わったヴェルツ まるで彼の未来に夜明けでもきたみたいだ。]
(179) clade 2018/05/26(Sat) 04時頃
|
|
[甘いわけでもないだろうに。 吸い取るみたいに、あちこちに落ちるキスの雨>>175 小さく笑って、擽ったがる。 そんなことをされるのは、初めて。
まるで恋人同士の触れ合いのようだ。 そうなれたら、いいと思って 今までの分を埋めるつもりで、 思いの丈を言葉が語る。
でも、それは恋愛に慣れない男の回答ミス。]
(180) clade 2018/05/26(Sat) 04時頃
|
|
ヴェル……ッ────!?
[瞬間、顔が赤く染まった。 勘弁してほしい。 こんなこと、耐性はゼロだ。 暴力なら耐えられたのに、あまりにも優しい言葉だ。]
(181) clade 2018/05/26(Sat) 04時頃
|
|
ん 、 ……!!
[強引に塞がれた唇>>177 肩を跳ねさせ、ややあって身体が緊張に強張った。 鎮めた羞恥が戻ってくるのも、致し方ない。
夜が明けた人の気配のある世界で、 誰より正しくあるべき生徒会の部室で、こんな。 それにむしろ煽られる、なんて────
背徳的なキスに呼吸を忘れてしまいそう。 身体は力が抜けて、相手に委ねてしまうのに 応える、或いは強請るみたいに。 舌すらも差し出し、受け入れていた。]*
(182) clade 2018/05/26(Sat) 04時頃
|
|
── 中庭・モリスとの時間 ──
[二人の気持ちはやはりどこかズレた部分があった。 無理強いをしたと、もう嫌われたかもと、そう思っていた しかし、何もしないとそう告げた時の反応>>184 ……まるで恨んでもいないように感じて。 相手の気持ちを正確に理解するのは、 中庭に着き、自分が一度口を閉じた後になった。]
(218) clade 2018/05/26(Sat) 20時半頃
|
|
……モリス?
[それは、想像のどれとも違う反応に感じた>>185 隣で身を乗り出す彼>>186を恐る恐る見る。 ……そして、何も言えなくなった。
眠る前の様子、寝顔。 分からないなりに記憶していたそれらの意味。 漸く、理解した気がする。 あまりにも色んなことがあったから ひとりになったと嘆き続けたから すっかり忘れてしまっていた。]
(219) clade 2018/05/26(Sat) 20時半頃
|
|
……ごめん。
[唇を噛み、俯いた相手へ>>188 重ねた謝罪は意味を変え、言葉は続く。]
君は、酷いことをされたと思っていると もう俺のことが嫌いになったのだと 勝手に思い込んでいたのかもしれない。 ……君が寝てからも、夜は本当に長くて。 一人で色んなことを考えてしまったんだ。
[自分の膝を掴むように手に力を込める。 重苦しい心地は、彼の関わらない記憶にも存在する。 それもまた、考え方に影響していたのだろうか。]
(220) clade 2018/05/26(Sat) 20時半頃
|
|
言うとおりだったね。 あの時の君は、暴れも逃げもしていなかった。 こんな風に思うほうが、失礼だったんだね。
信じられないと言ったのは なんとも思っていなかっただとか、 本当の自分を見せていなかったとかじゃなくて、 もっと他の方法もあったと思ったんだ。
[他者に見てもらえない自分を見せる そんな関係は、欲望を含まなくても作れる筈だった。]
(221) clade 2018/05/26(Sat) 20時半頃
|
|
……出来ることなら、その方法で。 これからも関わっていきたい。
皆に話せないことを話したり、 弱いところを見せあったり、 誰にも見てもらえていないと君が怯えずに済むような。
友達、みたいに……どうだろうか。 [言いたくて、躊躇ってしまった言葉。 自分の考えは、伝わるだろうか。 これは、また気持ちを陰らせるものだろうか。 一度相手を俯かせた男の声には不安が滲む。]*
(222) clade 2018/05/26(Sat) 20時半頃
|
|
[夜のような目に初めて映ってから、三度目の春が過ぎていく 思い出は花弁のように積み重なり 語り尽くせないものばかりの筈だった。 “こい”や“あい”を誰かに告げるなんて、初めてで 先走るのも仕方ないのだろう。
子供とは到底言えない、欲望の含む口づけ。 汚れていると、慣れていると自認する割に 体温を上げ、緊張しているのは きっとあいしたひとが相手だから。
倫理の象徴のような部屋の中 想い続けた男と触れる距離、深く唇の先を求める あまりにも甘美で、いけないのだと離せない 未だに呪いが生きているように、集まる熱。]
(232) clade 2018/05/26(Sat) 22時半頃
|
|
……君が、もっと欲しくて
[けれど、あの夜は明けた。 密着し理解させられる感触に、喉を鳴らし 確かに彼に求められていると、嬉しいと思っているのは 一層欲して口づけを深く深く、息継ぎも惜しむのは 混じり気の無い本物の俺。
首筋に残る痕を知っている。 どう思われているのか、気になるけれど。 それが消えない事実ならば、受け入れられたい。 身を引くことはもう、出来ない。]
(233) clade 2018/05/26(Sat) 22時半頃
|
|
言わないでくれ……っ 君が…こんな風に、するから……
[羞恥に震える声で、緩く首を横に振った。 明けた世界でその指摘は酷だ。 窓の外の風景も、この部屋が何処なのかもよく見える。 ドアの向こう側を意識してしまいながらも、 撫でる手に色を滲ませた吐息は隠しようもなく。]
(234) clade 2018/05/26(Sat) 22時半頃
|
|
ユー、ジン……
[形を持った部分に辿り着いた指に 息を呑み、思わず目を瞑った。 名前を呼ぶいとしい響きに導かれ、 呼び慣れない異国の名を口にする。 発音も上手くなく、辿々しい。 幼子のように繰り返し、正しい形を取ろうとしながら まるで自慰をするように相手に押し付け、擦りつける。]
(235) clade 2018/05/26(Sat) 22時半頃
|
|
……きつくて、苦しい。
[君もそうだろう、そう囁いて 再び開いた目は欲に潤んでいる。 こちらの手も、相手の身体に伸びていく 許されるのなら、脱がしていこうと。]*
(236) clade 2018/05/26(Sat) 22時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
clade 2018/05/27(Sun) 01時頃
|
── 中庭のベンチ ──
何をしても目覚めなかったんだ。 もう二度と目を開けないような気すらしたよ でも……こうして起きてくれて、良かった。
[医務室に運んだことを言っているのだろう>>244 頷き、肯定してこう語った。 君は呪われていたのだと、長い夜の多くを眠って過ごしたと 語るべきなのか迷い、この時は止めることにした。 これからも距離が離れなければ、いつか話すかもしれない。]
(276) clade 2018/05/27(Sun) 18時半頃
|
|
[謝ってほしくなかったと彼は言う>>245 考えて、考えて、そうするべきだと思った筈だったが やはり言葉を貰わなければ誰かの感情を察せない。 全く恨んではいないのだが、 相手がすぐに眠ってしまったことがすれ違いを生んだ。
これからも、こんな風にズレることがあるだろうか その時はちゃんと話せればいいと思う。 そうして、卒業を迎えるまでのまだ長い日々のいつかには 後輩を悲しませない男になれればいい。]
(277) clade 2018/05/27(Sun) 18時半頃
|
|
……駄目だよ、モリス。 そんなことに身体を使っていたら、君は幸せになれない。
[皮肉めいた言葉>>246に眉を下げた顔で微笑んだ。 全く持ってお前が言うなという話なのだが。 以前の自分をそこに重ねてしまって、 彼にだってもっと正しい幸せが手に入る筈で。 本当の彼を見てくれる人が増えたらいいと思っている。]
したいように、か。 そうだな……うん、そう出来るのが一番だ。
[今までの俺には難しいことだ。噛み締め思考する相槌。 続けられた内容にまた口を開こうとした時、]
(278) clade 2018/05/27(Sun) 18時半頃
|
|
[たぶんね、と語られた内容>>247 ……声を喉に留めたまま、相手を見ていた。 その言葉は二種類に取れる気がした。 可能性は均等でなく、傾いているように思えた。]
ありがとう。 誰かにそう言われるのは、嬉しいことだね。 思い遣ってもらえるのは、幸せだね。
[自分から言えるのはそれだけで 思う未来の形は>>222決まっていた。 しかし、そう思ったのも事実。
まだ遠い将来の中、いつか この記憶は静かな胸の痛みを齎す思い出になる。]
(279) clade 2018/05/27(Sun) 18時半頃
|
|
親友か、……昔はいたなぁ。
[一瞬の過去の想起、宙に投げた視線。 それもまた>>248日常と共に奪われたものだった。 再び与えてくれる人に向き直り、 憂いの無い緩んだ表情を向ける。]
ありがとう、モリス。 これからも宜しく頼むよ。
[感謝と、未来を望む言葉を 受け入れたことを示して音にした。]
(280) clade 2018/05/27(Sun) 18時半頃
|
|
今度、袋に沢山菓子を持っていくよ。 それと、枝も拾ってこよう。
俺は手先は器用じゃない方だと思うけれど、 良かったら、教えてくれないかな。 色んなことを教えてほしいな 作品だけじゃなく、親友のことならなんだって。
[謙虚でも清廉でもない生徒会長は あれこれと望み、一方的になってしまわないか心配だ それでも、自分を見つけてくれた怖がりの後輩に 才覚が君と人とを繋ぐこともあると、伝えたい。]
(281) clade 2018/05/27(Sun) 18時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る