25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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仕方ないだろう。
そういう場所だ。
今のうちに誰を喰うかぐらい考えて気を紛らわせたらいい。
[小さな嘆息。
面倒だと思っているのは自分もだった]
門下生 一平太は、人の集まってきた様子に友の姿求めて視線を巡らせる。
2010/08/06(Fri) 01時頃
乾か。
何だ、二人とも随分執心だな。
[霞も自分好みだと推していた気がする]
そうか、ならばよかった。
[セシルと明とロビンに囲まれているので、なお、何もそれ以上はいえないらしかった。]
門下生 一平太は、始末屋 ズリエルの近くにその姿を見つけ。安堵と困惑を浮かべると視線を戻した。
2010/08/06(Fri) 01時頃
ええ、はじめますね。
[短い返しに、此方も短く台上で]
いや、少し薄味なれど
美味かった。
[思わず笑み零す]
貴方は?
喰らうなら誰を
門下生 一平太は、記者 イアンの話を聞きながら、その動きをただ呆然と見ている。
2010/08/06(Fri) 01時頃
[その様子をじっと見ている。]
――…やりすぎだ。
煽ってどうする。
薄味?
[何をどうして薄味になるのか、と思わず首を傾げたが]
…今のところはまだ、決めかねている。
…肉饅頭め、しくじりおって……。
[袖下、気取られぬようにきつく爪を立てる。
彼と…己の囲い主の傘の下。
今までは気づかれること無く血の宴を続けてきたというのに。
イアンが無き主の仇を討とうと、そちらの手先になることくらいは想定しておくべきであったか。]
……やりすぎなものか…手緩い。
仲間をはくまで痛めつけて当然
その仲間が、尚、暴れるかもだ。
しかし、やってしまったものは仕方がない。
[そして、この状況に対する各自の変化をみている。]
…だから、逃げろ、なのか。
[は、と。
短い言葉と共に零れた感情は何であったのか。
己にすらわからない]
|
[髪が後ろへと引っ張られる。 未だその手に残っていたのか、それとも衣装にでも絡んだか]
天満月、様。
[引かれるまま、イアンと邦夜の間を遮るような位置へ。 触れるまでは近づかない、曖昧な距離]
(405) 2010/08/06(Fri) 01時半頃
|
暴れてくれれば痕跡が残る
暴れてくれればより見つけやすい
何が問題がある。
それに巻き込まれて、死ぬ奴が出るかもしれぬ。
[お前の元主のようにとはいわなかった。]
……そうですね。
けれど、そうでもして捕まえなければ
羅患者は増え、よりいっそうの犠牲者が出ます。
違いますか?
[しばし沈黙するが、目を一度伏せてから。]
もう事態は転がりだした。
見極めるのみだ。
|
大丈夫ですか。
[引かれる髪の根元近くに手を添えて。 名を呼び返されると邦夜へと問いかけた。
こんな中、一見冷静であるかのよう。 本当はちっとも冷静ではないのだが。 内容について行き損ない、思考が麻痺しているだけで]
(421) 2010/08/06(Fri) 01時半頃
|
ええ、そうですね……
私も観察はしますが
話すので観察しきれません。
ですので、観察本当によろしくお願いいたします
私とて、無実の人間は殺したいわけじゃない
[先程散った赤い血か、それとも赤い月のせいか。
体の芯に沸き立つ獣を、抱く手に力込めて押しとどめる。]
…堪え切れねば……全て喰い尽くすしかなかろう。
[苦しげに小さく漏らす言葉は届いてしまうか。]
全員抹殺など
涼しい顔で謂うて
非人道的でないと?
ようやる。
[怯えは半分が演技、半分は底から生じるもの。
けれど
嗚呼、ひとのにおいが、血のにおいが強い]
……ああ。そうだな。
[堪えきれなければ。
総てを喰らって生き延びるまでの事。
従来と何一つ変わらないはずだ]
総て
[喰らうは狼憑きが故の定め]
|
落ち着かれましたか。良かった。
[邦夜にコクンと頷いて]
全員抹殺。排除。
[ようやく頭の中で単語が動き出す。 恐怖を煽る言葉に小さく背を震わせる。 明之進は該当しないのだという。それは良かった。 だがしかし。自分は。親の事も覚えていない自分は。
己が身を護る手段を、持っていない]
(443) 2010/08/06(Fri) 02時頃
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総て…………ならば
順序も考え直す必要あるか
如何しよう。
如何したものかな。
…イビセラ。
お前、乾についたのだったか。
[付き従っている様子は、視線で見てとれる。
数拍開けてから]
このまま転がせそうであれば、あれはしばらく見送ってもよいかも知れん。
代わりに、誰か。…食指が動きそうなところがあれば。
それか……推測だが、もう一人ぐらいセンターの人間はいそうだな。
そこをあえて食ってやるのも好いかも知れん。
あの花独りで根回ししたにしては、状況が綺麗にまとまり過ぎている。
そう、いまは坊主の手に。
……センターの、イアンでは駄目なのか?
[小さく笑うは
幾らか平常が戻ってきた故に。
二人の仕草を視界隅捕らえ、からかい混じりにひとつ]
根回しした相手
検討もつかずして
さて……如何したものか
|
…あ。
[イアンが舞台を降りるのを視線ですら追わずに震えていると、そっと肩が引き寄せられた]
天満月様。 …寒い、です。
[自分の感じている恐怖をどう表現すればと迷い。 背筋の凍る感覚を、そのまま口にした]
(458) 2010/08/06(Fri) 02時半頃
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あれほどつけ上がったことをしてくれるのならば、
最後まで残して苦しむ姿を見るほうが楽しいだろう?
[淡々と告げる。
からかうような言葉など歯牙にもかけない]
…刷衛。もしくは、天満月
[ぽつりと一つ、名をあげた]
ひょっとして、と言う可能性でしかないが…
あの研師、幾らか反応が薄いように思う。
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