人狼議事


52 薔薇恋獄

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室>>439 ――


 あ。うん。……。

[やっぱり何、って聞き返しそうになったけれど。
 哲人が例のあれでないカードに手を伸ばしたのを見て、どきっとして、言おうとしていた言葉を気にするどころじゃなくなって……。
 明らかに苦い顔で彼の笑顔をじ、と見据えてから、最後の一枚を引いた。

 それでも、手元に残されたエースを表向きに見せながら、そこに笑みも浮かべた。]

 負けちゃった。
 ……やっぱり、敵わないや、テツ。

(444) sakanoka 2011/05/29(Sun) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[それから、相方の居ないハートのエースを暫く眺めて]

 ……一人ぼっちは、やっぱり嫌だ。
 辛いのも一緒に分け合ったりできるふたりが、一番。

 ね。

[最初に抜かれたスペードのエースと、残されたジジを重ねて。
 ふんわりと笑って、今回のラブゲームのおしまいを告げた**]

(445) sakanoka 2011/05/29(Sun) 11時頃

 日向。
 ……やっと、会えた。

[彼女に触れることは出来なかった指先で、かるい手触りの表面を愛しげに触れ。
両手で包み込むと、くちづけた]

 助けてくれて、ありがとう。
 ……あんなタイミングで、オレに話してくれたのは、きっとずっと、見守ってくれてたんだろ。

[それは、勿論自分だけでなく。
別荘を訪れた、みんなを]

 ありがとう。
 日向に会えて、よかった。

[助かったひと。助けられなかったひと。
すべては自分たちの心が織り成した結果で。
けれど彼女も、殺したくないと言った彼女も、結果に心を痛めているのかもしれないから。

ただ、出会いへの感謝と、親愛を籠めてそう告げ、わらう]


 ……さ、帰ろうぜ。
 4人と、日向で。

[また、改めて弔いはしたいと思うけれど。
それだけ言って、あっさり手を離し。
加える名は、彼が当然、その欠片を連れ帰るんだろうという前提]

 また、来るよ。
 それまで、せんぱいたち、宜しくな。

[別荘が土砂に埋もれても尚、咲き続ける薔薇。
それは咲くまま、あるがまま。
やがて自然に癒されるその時まで、手を触れず静かに見守るのが良いのだろうと。

ふたりの、他からは見えざる友人たちの待つ場へと、踵を返した。
勿論、またふらっと何処かへ行ってしまわないよう、蛍紫の手をしっかりと握って。

その指先に、薔薇の棘で傷つけたんだろう傷を見て取れば。
眉を軽く潜めて、ぺろりと舐めとった]


 そうだな、帰ろうか。

[あっさりと手放された彼女の欠片を、ハンカチに包むと鞄にしまった。ゆるっと歩きだせば、握られる手に、先程寄った眉間の皺が少し緩む。]

 ――……また、来よう。

[けれど己の代わりのように眉を潜めた楓馬の唇が指先に触れたなら、少しフリーズして、その後、ふっと笑って呟いた。

流石に、蘭香の前では出来ないから、掠める取る接吻けを唇に。

照れ隠しに見上げる空。
梢の間から青空が見える。

             ―――……止まない雨はない。

けれど、晴れ渡った空だからこそ、つんと胸を打つものがある。
空の青は、おそらく、雨(哀しみ)を知っているからきっと綺麗なのだと。

蒼穹に幾多の分岐の中で選んだ今の大切さが身にしみるから、
きゅっと取った手を握りしめ、歩きだした*]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>473>>474 ――


 えっと、うん。そう……か、な。

[微妙に語尾が揺れたのは、哲人の名を出されて照れてしまったため。
 組んで貰えれば心強いのは確かだったし、いつも以上に奮起してしまうから、強くなれるんだという思いはあった。
 ひとりでもっと勝ち姿を見せるようになれる……かは、残り少ない学校生活の中で叶うか判らなかったけれど。]

 ありがと。
 ……そう言って貰えて、おれも、嬉しい。


[……で、その後、調音が首を傾げる姿も見れない程に、いそいそと退散しようとしていたところで]

(495) sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[後ろからの足音。呼び止められて、ぎくり、と立ち止まった。
 振り向きざまに軽く凍りついた顔は……その問いに、一瞬きょとりと。
 けれど、すぐに、温かいものへと変わり始めた。]

 そっか。

[調音の口から、恋して良かった、と聞いたのは初めてだった気がして。
 彼の頬の色を瞳に映しながら、自分もまた、少し顔を赤らめた。]

 おれも。

 辛かったこともあったけれど。
 それでも今、恋して、すごく幸せ。

[ああ、やっぱりこんなところも『似ている』……そう感じながら。
 照れと、そして今ちゃんとここに居る彼に対する安堵。
 それらを湛えた笑みを向けたのち、廊下へと降りていった**]

(496) sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃


[ そ                    ]
[    う                 ]
[    び                 ]

[                   れ  ]
[  ん                   ]
[      ご               ]
[           く          ]

[           お          ]
[           し          ]
[  ま                   ]
[               い       ]


[ *役目を終えた恋獄と娘は長く深い眠りに就く* ]


/*
日向のほうはこれで締めになります。

遅くなってごめんなさい……。
もう二度とこんな滅茶苦茶な縛りのト書きは書かないと誓います……(涙


/* 日向あああああ

って、先に蘭香に叫ばれてた。
ほんと日向だいすき! ありがとう!

そしてお疲れ様。(笑いながら、えあーなでぽふぎゅむ


/*
日向はお疲れ様でした。
癒されたようでなによりです(ほろり

と、いつものように反応は鈍い俺。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 卒業式 ――

[当初の目標だった卒業は無事にクリア。
 大学は一浪しても良い、ということではあったけれど……。
 何故か秋過ぎから、志望外だった筈のある学校への進学を志していた。
 流石に準備が遅すぎて、現役合格の奇跡は起きなかったけれど。
 どこの大学に入ろうと奮起していたかは想像に任せるとして……。]

[そして叶った卒業式。
 ずっとの別れという訳ではないだろうに、それでも、泣いていた。
 結局変えられない泣き虫っぷりを、哲人の前でさらしたのは間違いないだろうし。
 その姿を良数にからかわれたのも、言うまでもないだろう。]

(539) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[式から暫くして、桜が彩る並木道。
 いつかの時も、こんなふうに通り過ぎていたのだったか。
 ふと、天を仰いだ。]

 綺麗。

[散る花としての桜は、嫌い。
 でも、青に映える淡い赤は、好き。
 地に落ちた花を踏んづけていることを思いもしながら。
 それでも、今見ることのできる色の幸せを想う。]

 …………。

[ふと、ある窓辺に視線が赴いて。
 その方に向けて、ひとつ視線を留めて。そして、緩めた。]

 ……ありがとう。

[漸く、口にできた言葉。]

(540) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それから、振り返った先。青に映える明るい赤を探す。

 もうすぐ、あの人には打ち明ける心算だ。
 今まで貰った色を全部含めて、こっそり満たしたカードケースのこと**]

(543) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

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