人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


 
 
[ こんな風になっても
 嬉しいだなんて思えるのは
 可笑しいのかもしれない。 ]
 
 


 ばかだなぁ、いっちゃん。

[ 滲んだ、小さな声が(
 たぶん、俺が見てきた彼の本心。
 嘘を吐く時ほど、人はよく喋る。
 言の葉で覆い隠してしまおうとする。 

 そう思いたい、だけなのかもしれないけれど。

 離れる間際。
 落とされる別れの言葉()。
 振り向きもしない背に投げかけるのは
 この世界には響かない、声で。 ]**




[ ──── 誰か、の 血か]
[ ──── 誰か、の 涙か、]
[ ──── 誰か、の "あい" かも しれないけれど、]

 


 よう。

[ 薔薇は話しかける。
 狂い咲いた赤い薔薇の、天鵞絨の海の――赤い湖の――中
 平気で佇めるまでになってしまったらしい男へ。 ]

 神から賜ったものは、使う気になれそう?

[ 誰かを連れているならきっと、そういうことなのだろうか。
 無粋にも、自分が吸った肌を見やり、息を吐く。 ]


[ この空間でもその恩恵は、俺にはない。
 奪いたいほどの衝動があっても、俺は奪えない。

 血も、涙も、あいも、―――隣も。

 薔薇は根を張り、檻の中。
 咲いて香って、枯れて、散る。
 自由さえ手にいれる事が出来ない、この指先。 ]*



   ─── 神から?

[ 声為らざる声には、 振り向きもせず、
  目線を合わせることさえ無い。
  …平気で佇んでいるか、は 少々わからない。
  そもそも"平気"とは何か と言う状態だ。

  いつだってこの男には背中ばかりを見せてきた。
  ( 其処は似ていないな、 "もうひとり"。 )
  自然と反芻した言葉は不遜な疑問系。]
 


 神にはとうに裏切られている。
       ──── 信じた記憶なんて殆ど無い。
           祈った記憶、 も 



 それならずっと 薔薇からの、
            ……お前からの賜り物だと、
 
 そういわれる方が使う気になる。
 
[ 薔薇の 真紅の囁きに、
   微かな笑いが混ざる。
  喉をならすような、 ……螺の弛んだ其れだ。 ]
 


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 02時頃


[突き放そうとしている癖に
抱き寄せられて、嬉しくて。
本当にどうにかしているんだ。

そうされたいとずっと思っていた日々が
脳裏にどこまでも美しく蘇る。]


[涙(あめ)も雨(なみだ)も降らない乾いた日。
日の光は煩わしい程、それも輝く思い出の一つ
あの時彼はどんな言葉をくれたっけ。
思い出すのが今は苦しくて、止めた。

甘やかしい心地と、手すら伸ばせない苦しみ。
矛盾する感情の名前をとっくに知っていた
臆病者は声にすらせず、心の内に留まったのは。
やっぱり自分勝手で、願いきれなかった想い。

  ────好きだって、言ってくれたらなぁ。

自分で言わなければ、返るわけがない。
それなのに。]




   ………… ああ、

[君もそう思ったのかな。
俺は嘘をつくのも上手くなかったみたい。

────本当にばかだなぁ。]


[俺は彼に暴かれたかったのだろうか?
分からない。触れてはならないと思っていたから。

ただ、誰に、というものが無くても
暴かれることを望んでいたのは事実。
そして、同じことを、

二人ともそれが出来なかったのは
手を伸ばし合えなかったということなのだろうか。

きっと気持ちの問題じゃなくて、
どちらも何かに囚われていた。]*


── 独白 ──

 嬉しかったけど、

[同じくらいに辛かったけど、と
いつか願いきれなかった想いを浮かばせる。
残酷に叶えられてしまった、それを。]

  最後くらい、イアンって呼んでくれても。

[いいじゃないか、と。細やかな恨み言。
それは正常の声、決して対象には届かない響きで
落ち着いた後、ひとりきりで口にした。]


[先輩、会長、いっちゃん。
みんなみんなそうだ、ああ。
“あい”も“こい”も手に入らないと分かっていても、やはり

可愛い女の子でもない寂しがりなんて
────気持ち悪いだけかもね。]*


 そうね、カミサマなんていないからね。

 悪魔はいるのにおかしなこったよ。
 いや、悪魔もそのうち消えてなくなるかな。

[ カミサマがいるんだとしたら。
 茨に締め付けられたこの空間を見て嘲笑ってるんだろう。
 そういう性格の悪いやつだと、思ってる。

 目も合わされず返る声。
 届きもしない独り言。

 この声は、俺の声は、
 どこにいても届く、呪いのような声。 ]


[ 水があれば。 精があれば。
 生きることは出来るかもしれないけれど。

 一度吸い上げた肌に、まだ淡く残るだろう花弁を。
 触れた耳許を。
 見つめて。

 それでも自分から触れにいかないのは
 花が枯れる決意をしたから、なのかもしれない。 ]


 どもね、ケヴィン。

[ ぽつ、と呟いて。 ]**



  ──── 一応、 言っておくが、
       色々、聞こえてしまっているんだからな。

[ ぽつん、 と 声が降る。
 全く、人選ミスだ。 ひとの心の機微なんて、
 パンにしか繊細で無い、己に分かろう筈もない。

 ……でもそう、残念ながら、 
 一部始終を聞かずとも、
 "もうひとり"と"もうひとりだったもの"の間、
 薔薇と、"もうひとり"の間の"別れ"
 それらを"知る"のは、 只この青年のみで、]
 



  まあ、   ―――― 信じちゃいないが、

 何時か、 幼い俺を抱いていた彼の司祭も、
        確かに俺を"あい"していたんだろう。
 …司祭が体言すべきは"エロス"でなく
 "アガペー"であるべきだが。  

[ きっとこれだって、"もうひとり"に聞こえてしまう。
  呪いの言葉に罪の懺悔を……随分と開き直って乗せて、
  "穢い"と言えばこの男も、 神の定義で言えば十分に、
  遠い昔に当てはまってしまっている。

  薔薇に染まり行く茶は射抜く。 薔薇の真意を計り行き、]
 



 ――― "お前が選んだ"んだろう、 俺を。

  勝手に選んで、勝手に授けたくせに、
  勝手に枯れるな、 阿呆。そのくらいの責任はとれよ。

[ 首もとに花弁を残したからには、 …なんて
 めんどうくさいおんなのように、]
 



 "一度振られたぐらいで"
  ……お前が自分の存在を否定するなら、
  また―――― 何を信じていいんだか、わからなくなる

[ ……はじめて、"彼"の欲がわかった。
 この"薔薇"の顎を引っ掴み、
 "此方を向け"と無理矢理に視線を合わせ、
 薄い唇を食めてしまえば、 ……

 ――― もうひとりに"見えている"場では
 随分と薄暗く、 おもたい欲望だ。

 嗚呼、でもこれは"あい"じゃあない。
 明らかな"害意"が、其処には 有る。]





 ……ずっと生きろと言った筈だけど。


[口を挟んだのはその一言だけ。

どう取られても、受け取られなくてもいい。
でも、これも中庭で見つけた時と同じ
彼のことを想って行ったこと。

先に何があるのか、そこにいない俺が何かを変えることはない。]


[重なる過去を持ってして、違う人間。

害意なんてものは、一度として彼に抱いたことがない。

それでも、これもまた。
彼に与えられるべきものじゃない
“あい”に育ちきれないまま抱えてきた、未熟者の“こい”]**




[ ─────── 背筋を這い上がる、甘い、甘い 快楽と、]

[ 奪われ行く 精を どこかとおくに感じながら、 ]

 


【人】 双生児 オスカー

[ どうして>>119。どうしてだろう。
  重ねた唇から伝わる人の温度>>121
  開けた視界に、目を瞑って耐える姿が映る。

  「違う」という否定が聞きたかった。
  「お前じゃない」という拒絶が聞きたかった。

  なのに、明確な答えは聞けないまま>>119身体を離す。
  ソファの上に散る長い髪から薔薇の香りがして、自分の汚さが際立つようだった。]
 
  ………、こんな事される筋合いは無いだろう。
  誹りでもしたらいい。殴る資格が君には、

(196) 2018/05/22(Tue) 15時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 廊下から聞こえた足音>>85
  扉の隙間、見覚えのある銀髪が流れるのを見た。]

(197) 2018/05/22(Tue) 15時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 瞠目して、全部の音が聞こえなくなった。
  顔を掴んでいた力が緩む。
  肌には痛ましい跡が残される。

  どうして逃げた。
  容赦無く奪えばいいのに。
  その"欲しい"という願望は、
  自分が望んでも手に入らなかったものの筈だ。
  何よりも綺麗で、純粋で、
  自分なんかが触れた所で穢れる事のない──]

(198) 2018/05/22(Tue) 15時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 相手が何を言っても、談話室の扉へと爪先は向く。
  説明出来ない苛立ちをぶつける物は、此処には無い。
  呆然とソファから動かないだろう相手>>174に、最後に叩き付ける声音は何かを抑えるように聞こえるだろう。]

  ………君は、やっぱり綺麗だよ。マーク。

[ こんな意味の無い行為に茫然とするマークは、
  やはりとても綺麗で、どう足掻いても加害者は自分なのに。
  それなのに傷付いた顔をしている自分が許せなかった。]

(199) 2018/05/22(Tue) 15時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 談話室から去った後、フェルゼの跡を辿るように歩を進める。

  片耳塞いでギリ、と奥歯を噛んだ。]

  違う……、違う、違う。

[ 焦がれてきたものが、こんな歪んだものでいていい筈がない。]**

(200) 2018/05/22(Tue) 15時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:オスカー 解除する

処刑者 (3人)

オスカー
42回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.125 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび