禿げるってなんだよ。
　いやハゲねぇって、こんくらいじゃ。

[言いながら自分の頭を撫でた。
別にてっぺんが薄くなっているわけでもなくふさふさだ。
噴き出したのを見て口をへの字に曲げた。]

　そういう事かよ。
　どれだけ腰使ってんだ。大体自分だってあんなに腰使ってたくせに、何いってんだかな。

[重ねた手を引っ張り上げると、手は離さずにヘクターを引っ張るようにシャワーブースを後にした。

出る前に落とした帽子を見つけて拾い上げると、被り直す。]

［身体も雌になった二人を堪能しているジェフが見える。
　張り切りすぎて裏筋が擦り切れてないといいんだけど。］

　どうかしらね、何時間経ったのかもわかんないわ。

［>>+117擦り寄るドナルドを抱きしめて、
　まだ濡れたままの髪にキスをする。
　乾かしてくればよかったけれど、濡鼠なのも可愛いわ。］

　ん、ドナルド。
　今度は時間かけて、しましょ。

［短絡的にただ出したいだけの欲は、
　不思議とドナルドを抱いていると落ち着いてくる。］