人狼議事


22 共犯者

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視点:


【人】 寡婦 パピヨン

>>319

[ノックスの言葉だけでは、事態を理解しきることはできなかったが、想像できることもあった。]

(この子、誰かに脅されて志願されられたのかしら。
それともまさか……くじ引きに不正が?
アレクサンデル家といい、志願なんていう言葉ももう、全く違う意味になってしまっているのね。
でも今はとりあえず後に回すしかない。
この子が殺されず、誰も殺さずに帰ってくればいいことだわ。)

オスカーも?
まあ。志願者だらけじゃない。
これなら、十二人なんて簡単に集まってしまうかもしれないわね。

[少し呆れたように、そう言った。]

(322) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>320
ヴェスパタインには、一緒に訪れた二人よりさらに馴染みがない。
その容貌と、村の外からやってきたという事情から、村人たちの密かな注目を集めている、という程度の知識しか持っていなかった。
面と向かって話しかけられるのは、初めてではないだろうか。]

そうですか。
それで、今の話を聞いてどう思って?

(323) 2010/08/01(Sun) 11時半頃


 ほう…?

[ 同胞の過去に好奇心を掻き立てられたようで、静かな興味の気配が声に生じる。]

 別の場所でもまだ儀式が残っていたのか……
 森を捨てる同族が増えてからは、もう随分と廃れてしまった場所も多いと聞いていたが。

 お前は、違う森の出だったのか。
 ──お前が人間に強い敵意を持っているのはその所為か?


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

>>324

いいえ。

私たちは……この村に、生贄となり、生贄によって生かされていると信じてきた血脈に生まれ育った私たちには、いやおうなく、他の人たちとは違う有り様になってしまっています。
そうであることは、仕方ないことなのでしょう。

でも、村の有り様もまた時に応じて変わっていくものだと、私は思います。

(327) 2010/08/01(Sun) 12時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


【人】 寡婦 パピヨン

ああ……。
貴方、ソフィアの友達だったのね?

[そう聞いて、やっとヴェスパタインの悩みに少し*納得できたような気がした。*]

(333) 2010/08/01(Sun) 12時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時半頃



そういやまだ話してなかったっけか。
俺が居た「森」はもう少し南の方でな。
この村よりも随分人は少ない所だったよ。

ドナルドとタバサと言う名で、俺と同じ赤毛の狼だった。
とある年の儀式で、ドナルドが「視る者」に告発されてな。
タバサは奴を庇って一緒に行っちまった。

[その後、独りで儀式を完遂したものの、村にはほとんど人が残されていなかった。

折も悪く、その翌年村は凶作と大規模な戦乱に巻き込まれ、ヘクターは護るべき場所を無くしてしまったのである。

近代兵器の前には、人狼であれど独りでは対抗しきれなかった。瀕死の状態で森を後にするのがやっとだったのである。]



[ 同胞の過去を聞いた後は、考え込むような沈黙が支配した。
 少しの間の後、彼はおもむろに口を開く。]

 俺はお前がずっとこの森に住んでいるのだと思っていた。
 「キツネ」の家に入り込んでいるなら、てっきり幼少の頃に同族たちによってここに遣わされたのだ、と。


 ──この森は、特別な森なのだ、「ヘクター」。

[ 彼は、同族を敢えて人間として名乗っている名前で呼んだ。]

 もう何百年も前から、人は森を切り払い、我らを吊るし、撃ち殺すようになった。
 もう人間は我ら種族に敬意など払っていない。
 多くの場所で、我らはただ狩られる存在となった。──狩るべき存在の我らが。

 彼らは儀式に則って抵抗するのではない。 
 我らが邪魔だから殺すのだ。


 そのことは、同胞を殺され、故郷の森を喪ったお前が一番良く知っているのではないか?

[ 距離を隔てて交わされる声に視線はない──だが、同胞は確かに、間近で彼に凝視されているのと同じ圧力を感じた筈だ。]



[大怪我を負った彼がこの村にやってきたのはもう何十年も昔の事になる。

当時は、現在のヴェスパタインとヘクターと同じく人の形でひっそりと暮らす先代の老狼が村を見守っていた。

ヘクターは彼に助けられ、彼の屋敷でひっそりと傷を癒していた。その老いた同胞はヴァンルナールの分家の当主でもあった。おそらく「キツネ」との契約にも関係していたのだろう。

やがて、老狼が天寿に近づき、緩やかに死に向かっていた頃、ヴァンルナールの本家には病弱な嫡子がいた。丁度赤毛の狼の傷も癒えてきた頃だった。

年恰好も丁度良いだろう。幸いその子供はひどく虚弱だった為、村の他の住人の目にもほとんど触れていなかった。

――そして、本来の「ヘクター」を密かに生贄に捧げ、赤狼が彼に成り替わったのである。


[そのような過程を経て、ヘクターは人と交わり、老狼が森に還った後、ヴェスパタインが現れるまで、たった独りでこの村を人の身と狼の身で守護していた。

積極的に人と交わったのは、好奇心旺盛な彼本来の気質も大きかったのであるが、彼らを知り、相互理解、もしくは対抗せねばと言う思いもあったのかもしれない。

彼は自らを尊ぶ者を愛し大事にした。「キツネ」との関係はその最たるものである。

ただその反面、「忘却」の罪を犯し、増長する人の子への愚かさには苛立ちもしていた。怒りは日増しに大きくなって行った。]



[同胞からの圧力を感じた。彼の静かで蒼い焔のような怒りが伝わってくる。]

もう…そんな所まで堕ちてしまったんだな…。

[嘗て、この村でも「正常」に人と狼の関係が築けていた事を彼はかろうじて知っていた。
現在のこの緩やかな堕落はどこから?

手元の銃器を見ながら、そうか。とぽつり呟く。

神聖な儀式では無い、一方的な殺戮。神の不在の中行われる蛮行。嘗ての森や無残な姿になった同胞らを思い出したのか、顔を歪める。]

我らが狩られる者…か。
それでも。



[やがて、少しの沈黙の後]

――ドナルドとタバサの仇で人の子が憎い訳じゃねえ。
儀式のしきたりの中であいつらは還ったんだからな。

ただ、最近の思い上がった人の子らには我慢ならねえな。
なんとか村の連中の目を覚まさせてやりてえとは思うが。

[まだ根底に人の子を愛する感情があるのだろうか。それは愛憎入り混じった感情か。
そして最後の呟きは、とても小さいものだっただろう。]

それと、もう繰り返したくねえ。
あんな情けねえ思いは。

[そして、広場の方を見ながら祈りを捧げる。
我らと再び共に…人の子がまだ聡明でありますよう。]


[ 繰り返したくない──すなわち、同族を死なせる苦痛を自分は再び味わいたくない。
 言葉を換えて何度も繰り返し思いをぶつけてくる若い同胞を、彼はだが、一度も安心させる言葉を吐こうとはしなかった。
 唐突に、」

 赤毛の若い同胞よ。
 ひとつ、宿題をやろう。

[ はぐらかすように全く関係のないことを言い出した。」


 この森は、はじまりの地だ。
 ここはいくつかある聖地の一つに過ぎないが、今も残る「生贄の儀式」はかつてここのような聖地で行われていたのが原型となっている。

 それなのに、この森には我らの他には同属たちは誰も住んでいない。

 
 今この地に同属たちが住んでいないのは何故だ?
 何故、監視を兼ねた守り人だけをこの森に残して、皆いなくなった?

 それを良く考えろ。
 お前がそれを知っても良い時が、答えを教えよう。



宿題…?

[紡ぎだされるヴェスパタインからの問いの意味を、何度も反芻し、じっくりと思案する。]**


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 16時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

――村内の小途――

[来訪者が全員去っていった頃には、もう残された時間は少なかった。
道を急ぎながら、ふと見上げると空には、白く楕円の月がかかっていた。]

(長老方は……何もかも知っているみたいに、こうすれば何もかも間違いなく行くという振りをしている。いいえ。本当にそう信じているのかもしれない。私も含めて。
でも私たちは……あまりにも知らない。

どこへ行くべきなのか。
生贄は本当に、十二人なのか。

(383) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

「生贄の人数はその年の月の数」
アルフレッドの書いたことが正しければ、それは十二の年もあれば十三の年もあったはず。
太陰太陽暦には、閏月というものがあるはずだから。そう、どの年も必ず十二ヶ月なら、いくら婉曲な雅語でも、こんな表現をするかしら。年によって違うから、そう伝えたと考えるほうがずっとわかりやすい。
でも古い森の中だけの暦があったとしても、私たちはもうそれを知らない。今年が十二ヶ月なのか、十三ヶ月なのかもわからない。

それなのに、私たちは秘密にしている何もかもを知っているみたいに……。
月……。
確かに、十二人が今から毎晩二人ずつ死ねば、満月が近い頃、誰もいなくなる。まるで計算されてこの月相が祭りの日に決められたみたいに……。
本当に、それが真実だったのかしら……。)

[月は何も語らず、空の青に白く漂っている。]

(384) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 21時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

――広場――

[生贄だけが広場に残された頃、皆の前に現れた。
携えているのは、ランタンだけのようだ。]

皆も聞いていることでしょう。
これが特別な巡礼だと。
そして巡礼を、全員が森へ還る前に終わらせる方法があることを。
いえ。そう伝えられ、信じられていることを。

御使いの、御顔を拝すること。
さもなければ、御使いが満足されるよう巡礼の手で生贄の中から罪ある者を取り除き、浄められた者を残すこと。と、そう考えている人もいるのかもしれません。
けれど、私はそれとは違う提案をします。

[全員に通るように、しっかりとした声で話し始めた。]

(424) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

そして御使い、顔を見ることのできぬ方。私は貴方がおられるのかどうかを知りません。けれどももし、ここにおられ、今夜私たちと共に歩まれるのならば、お聞きください。

長く御徴を見ない間に、私どもは変わり、私どもの住む世界もまた変わりました。
貴方の力は強大であり、森の外から来る多くの敵や困難から私どもをお守りくださったと、私どもも記憶しております。
けれども、森の外、世界の残り全ては、今では古い時代と較べられないほど強力です。世界は私たちの行いを「契約の巡礼」ではなく「野蛮な狂信者の殺人」と呼ぶでしょう。森の外の世界が次にこの森に押し寄せるとき、それは機関銃と大砲、イペリット・ガスと戦車の形を取るかもしれません。貴方はそれに対抗し、森をこの森のまま守ることがおできになるでしょうか?
国境線の端から端までどんな森も一つの法と倫理の下に裁こうとする強大な国家から、若者を森から連れ去る都市の誘惑から、強制徴兵から、私たちを守ることがおできになるでしょうか?

私たちの契約は、貴方の不在の間に終わりました。
たとえそうでないように見えたとしても、かつてと同じように存続することが不可能なのです。

(425) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

今となっては、巡礼が森へ還れば、森の外の言葉だけでなく、私たちにとってもはやりそれは、「殺人」なのです。
私たちはたとえ村のためであっても、そのような蛮行をすべきではありません。

ですから、私たちは森へ行き、誰も殺さず、誰も殺されずに戻ってきましょう。
それは儀式の破壊だと、思う人もいるかもしれません。
しかしこれもまた、正しい巡礼の形として残る伝承として、間違ったことではありません。何の御徴も現れず、誰も死なずに全員が森から戻れば、巡礼は終わるのですから。
私たちには、村の伝統に逆らわない形で、この儀式を終わらせることができるのです。

これが、私の提案です。

[軽く一礼して。]

では、森に行きましょう。

(426) 2010/08/01(Sun) 22時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃



パピヨンのあの戯言…アンタどう思うよ?

…契約は、終わった、だと?
贄すら捧げねえ気か?

[パピヨンの言葉に反応したのか、ヘクターのその声には明らかな苛立ちが見て取れた。

彼女の言葉には確かに真実が含まれている。
だが…。それは…。]


…人の手で、黙らせるか?

[銃に弾丸を装填する。]


【人】 寡婦 パピヨン

>>460
森へ向かおうとしていたが、ヘクターの声を聞いて振り返る。]

村を滅ぼさないために、こうしているのです。
本当の儀式を忘れたというのなら、どうして貴方が私より正しいと言えるのですか?

[ヘクターを、毅然と見つめる。
そして、彼の手に握られたものに気づいた。]

……貴方、私を撃とうというの?

[かすかに、声が震えた。]

(468) 2010/08/01(Sun) 23時半頃


 …………。

[ 彼は沈黙したまま答えようとはしなかった。
 何の感情も伝わってこない。]


【人】 寡婦 パピヨン

(巡礼は不可侵の存在。
その間は長老といえど、介入することはできない。
だから、皆を説得さえできれば安全だと……そう思って今まで待つことにしたのに……。
彼みたいな人が参加する可能性を、見落としていたんだわ。

どうしたらいい……?)

(475) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>474

だから、儀式は進めようと言っています。
儀式を行うのは、私たち。
おられるのかおられないのかわかりもしない、御使いではありません。

ここに集められた人たちのどれだけが、自分で死にたいと、村のために殺したいと望んでいるというのですか?
私たちの望みを、御使いに申し上げることさえもが許されないと、貴方はそう言うのですか?

(480) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>479

確かに伝えられています。
でもその証拠があって?
これだけの間何もなかった後でソフィアが死んだのが、本当に「御使い」の「御徴」だと盲信できるというの?

今の村から変わっては困る誰かが、アルフレッドを突き落としたみたいに、ソフィアの御徴を捏造したと考えるほうが、よっぽど合理的ではないの!?

(486) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 23時半頃



[少年の言葉に血が沸騰するような激情が湧きあがった。]

―――!!


【人】 寡婦 パピヨン

森を歩くのは十二人
祠へ行くのは十一人
帰ってくるのは十人
次の夜には十人
柱を廻って九人
帰ってくる八人
又の夜に八人
泉を汲む七人
帰るのは六人
寂しい夜は六人で出かけ
門をくぐる五人の中から
帰っていく四人を選んだ
最後の夜は四人
満月近づく三人
終しまいは二人
二人はお別れを言い
一人は長い永い旅に
夜明けは誰もいない

(493) 2010/08/02(Mon) 00時頃

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