人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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 ところでそれ、なに、入ってんですか?

[そして、ちょっと気になったこと。
 なんか、少し重いものが入っていそうなバッグ。
 中身は何なのかと、どうしても興味の視線が向いてしまう。*]


えっ。

[無言の要求だと思っていたのに、顔を逸らされた。
 もしかして無意識だったんだろうか。
 とはいえ無事に体温計の譲渡は済んだし、結果オーライということにしよう。]

あ、はい、そうです。なんか旧式ですみません。
挟んで、三分くらい待つアレです。

[耳で測るとか額に当ててピッとか、最近の体温計の進歩はすごい。
 水銀の膨張で見ていた時代もまだそれほど遠くないはずなのに。]


薬も効いてるんならよかった。
ゆっくり休めば、きっとよくなりますよ。

[さっきよりは楽というのは、顔色や声の調子からしても事実らしい。
 よかったよかったとにこにこしながら、そのまま快方に向かうことを願う。]


[さて、今度こそ洗いもの、と部屋を出ようとしたが、その前に荷物のことを聞かれれば。]

ああ、それですか?
いやね、さっき方徳さんが僕の仕事は大丈夫なのかーって心配されてたでしょう?
ならいっそ仕事道具持ち込んじゃえば、そんな心配かけずにゆっくり休んでもらえるかなと思って……
あ、め、迷惑ならしないですよ!

[ノートPCを半分出して見せてみる。
 とりあえずはまだ洗い物もあるし、すぐにはしないつもりだが。]


 いや持ってるだけ!
 うちよりすごいです、ばら!

全然フォローになってないなと、言ってから気付いた。]

 さんぷんくらい、はい。

[少し気まずいのを誤魔化しつつ、言われた通り、体温計は脇へと。]

 そですね、身体、ポカポカしてきばしたし。
 背中もあんばし痛くなくなりばした。

本当に、彼がきてくれて助かった。
 もし来てくれていなかったなら、今頃、とりあえずカップ麺食べて、鼻の下痛い思いしながら、魘されていたかもしれない。]


 あぁ仕事の……。
 えっあ、じゃあやっばりお仕事あったんですか。

こんなとこで看病しながら、小説なんて書けるものなのだろうか。]

 いや迷惑なんてのはないんですけど、書けるもんなのかなーって、ちょっと。
 すごいですね、プロって。

[自分なんて、原稿用紙4枚の読書感想文に、丸一日かかってたくちなのに。]


あったというか……僕の場合、常にあり続けるというか?
数カ月単位で1スパンな感じですからね。
なんで、1日2日やらないならやらないで、他の日にゆっくりやればいいって面もあるんですけど、気にされるくらいならやっちゃおうかなって。

書けますよー、別にどこでも。

[笑いながらそれだけ言って、あとはシンクで洗い物。]


保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 02時頃



 …… あ、

[重ねられたのは、あの日から一度も忘れたことはない
関係を変える要因になったあの言葉
夜も眠れず意味を考えて、自分なりに解釈し
彼の元に足を運んでは間違え続けたそれ。

何故ここでその話を、などと思っていたのは数秒のこと
息を呑み、声が落ちたことは伝わっただろう。

傍にいると、こんなことをしてしまうのだと
あの時既に、分かっていたとすれば。

────それで説明がついてしまった。
ずっと、“どうしようもなく苦しい”を抱えていたというのか。]


[幼い頃のように無邪気に駆け回ることがなくなっても
テレビ番組のヒーローを忘れてしまっても。
恥ずかしい言葉なんて、巫山戯てでもなきゃ言わなくなっても。

強くて弱い、誰かの為に────おれの為に戦ってくれる人
おれだけのヒーローは、今でも生きている。
生きていた、のに。
彼に自ら、それを否定されるなんて。

“「お前のヒーローだった鳴海柊真は、
 もう何処にもいないんだよ。」“

大切な思い出を否定するような
置いていかれる夢を現実とするような
きっと、それは恐れていた言葉そのものだ。

なのに、意味が大きく違っている。
ヒーローがいなくなったのは、
もう守ることが嫌になったからじゃなくて。
彼は違う姿でまだここにいる、この身体に触れている。]


   

 っ、 ふ…… 

[なぞるような動きは、けれど服の上からだ。
なのに身体は小さく跳ねて、
漏れた吐息は耳元の彼のそれと近い熱を含む。

そんな大袈裟な反応をしてしまったのは
熱い声色に背筋を這い上がるものを感じたのは、
きっと、異様な状況と思いもよらなかった言葉の雨に
神経が昂ぶっているせい。

柊真に、大切な人にそんな反応をするなんて
羞恥心で顔が少し熱くなるのを感じた。
駄目だ、駄目だ、許されない。
自分に言い聞かせるように、何度も繰り返す。]


[けれど混雑した脳内は、追いやるべき思考も浮かばせる。

柊真の隣に立つ彼女たちが妬ましかった。
その場所を、返してほしかった。

────これは、望んでいたものではないのか?
嫌われてなどいなかった事実と、
本来恋人の女の子と重ねるべき欲望を向けられている状況は。

……違う、違う、そんな筈は無い。
おれはヒーローのヒロインでは無いのだから。
いつかおれ達は誰かと結婚して、離れることが正しいのだから!
連なる否定が頭を埋め尽くして
どうしようもなく胸がかき乱される。]




 駄目だ、 やめてくれ、お願いだから……

[両手の覆いを恐る恐ると外す
僅か頬の血色を良くした顔で、弱々しく首を横に振った。

柊真が同性を好きだなんて、聞いたことは無かった
何よりも、確かに異性と交際していたのに。
何人も言い寄る程人気がある彼に対し、身長も体格も劣っている。
かといって女の子に見えることなど、有り得ない。
何より守られてばかりの逃げてばかりな、情けない人間だ
一体何故、そんな自分なのか。
こんなに強引に求める程に欲を向けられているのか。]




 ちゃんと話そう、こんなのは嫌だよ

[呼び掛けながらも、身体は抵抗を示さない
躊躇いながら、視線が彼に向く。

女の子のように組み敷かれるのは、怖いと思う。
だってそんなこと、男ならされると思わないだろう。
でも、それを行っている人はやっぱり怖くない。
ヒーローではなくても、それと地続きの同じ存在。大切な人。
せめて理解したいと願うのは、ただのこの状況からの逃避なのだろうか。

ずっと怖がって逃げていたから
聞かされても、分からないことばかりだ。]**



[どうしてやるのがいいのだろう。
どうすれば彼は喜ぶのだろう。

自分を頼りがいのある大人だと、思ってくれるだろう。]



……………

[触れれば、彼の身体は小さく跳ねるように応え
唇の隙間から溢れる吐息と、声は
熱を帯びながら男の耳に届く。

もっと、と伸ばす手が止まったのは
行き先を失ったそれが、ぎ、と拳を作るように握られたのは

……違う、違う。
こんな事がしたいんじゃない。

彼を、壊しかけていた自分に気付いたから。
彼が幸せになる為に、これ以上はしてはいけない。]


【人】 保安技師 ナユタ


[いっその事、幾度となく繰り返した想像と同じように
無理矢理にでも抱いてやろうかと思った。
きっと今ならそれが出来るだろうけれど
先程の幼馴染の笑顔が脳裏を焼いて、離れない。

どうでも良い女の子なら
何の躊躇いもなく抱けたのに。
大切なものへの触れ方は、こんなにも難しい。]

(92) 2018/12/01(Sat) 09時半頃

[やめてと請われて、ひとつ、息を吐く。
僅かに赤みのさす頬を、遠慮がちにすくい、呟く]


………ごめんな。
お前のヒーローになってやるって、言ったのに。

[ヒーローはいない、と男は言ったけれど
おまえだけのヒーローで居ようとしたからこそ
きっと、こんな事になってしまった。

ただ、今溢れるのは
彼の理想のヒーローになれなかった事への、罪悪感。]




なぁ、本当は一人で寂しかったんだ。
だからお前が来てくれて、嬉しかったんだよ。

………他でもないお前が。
俺が一番傍にいて欲しい、って思ったお前がさ。


[ヒーローが守りたかったものは
大勢の人々ではなく、たった一人の幼馴染。

ヒーローに必要だったのは
可愛らしいヒロインではなく、安らぎを与えてくれる居場所。

どちらも、持っていたのは幼馴染ただひとりだった。]




目が覚めたらお前が居て
お前が作った弁当を食べて
くだらねえ事言い合って

そんな日が一生続くわけ、ねえのにな。
………だって俺達は“男同士”だから。


[漏れたのは、僅かばかりの本音。

先程の幼馴染の言葉を重ねたあてつけと
女であるというだけで
簡単に俺からお前を奪っていく誰かに向けて。]



ずっと一緒に生きて来たのに
お前を幸せにするのは、
俺の知らない奴なのが許せなかった。

………けど、もう良いんだ。
お前のヒーローじゃない俺じゃ、
お前の傍で、お前を守る事なんか出来ねえから。

[隣を奪われたくない。

そんな感情が育てたものは、酷く歪で
恋人に囁くようなそれとは違うのだろう。
それでも、きっと、一言で伝えるのならばそれは]






お前が好きだから
誰よりも、何よりも大切だから


───…… だから、もう俺に近付くな。

 




[本当は、近くにいて欲しい。
誰よりも近くで、その笑顔を見ていたい。
俺が、俺の手で幸せにしたかった。

けど、それはもう俺の役目じゃない。
何処に居ようと、お前が笑顔でいてくれるのなら十分だと
自分に言い聞かせ、醜い心を押し殺しながら、そう告げた。

その時の男はきっと
いつかの日、痛む膝を隠して
平気だと、幼馴染に強がっていた時に似た顔をしていて。]




………なぁ、俺が言ったら、何でもするんだろ?

だったら早く
今日の事は忘れて家に帰れ。

俺が、お前の事 無理矢理奪っちまう前に。

[そうしてくれなきゃ
きっと、止められない。
間違っているのに、こんなにもお前が欲しい。]



…………稜、頼む。
お前を、傷付けたくねえから。

お前には、笑ってて、欲しいんだよ。


─────ッ……げほ、 ゴホ、ゴホッ ゴホッ!!!


[喋り過ぎたせいか、込み上げた咳の予感に
彼の顔を避けて、隣へ顔を埋めながら大きく咳き込んだ。

喉が焼ける痛みを感じながら、卑怯な事をしていると思う。
こんな自身を置いて、幼馴染が帰れる訳がないじゃないか。*]


[方徳さんのもとに戻れば、作業を止めて横になっていた。]

……どうでした?

[すすいだペットボトルに水とポカリを入れて戻るまで5分少々。
 体温計が鳴るには充分な時間かと、結果を問いかける。

 素直に液晶が表示した数字を聞けば苦い表情をするしかないが、かといって眠れるか、回復するかは当人次第なので、あとは見守るくらいしかできない。
 食欲はあるそうだし、薬も飲めているあたりは、不幸中の幸いか。]


何か、他に僕が力になれそうなこと、あります?

[彼が眠ってしまう前に、思い切って聞いてみた。
 どうしたらいいやらわからず、思いつくことも尽きたが、本人はもしかしたら要求を抱えているかもしれないと*]


[寝起きの身体で強引に引きずり込まれて
十数年の付き合いの幼馴染は、知らない姿になってしまった。
きっと、沢山言葉を向けなければ駄目だ
こんな風に関係を歪ませたくないと、伝えなければ。

────そう思ったけれど、
ひとつ、彼が息を吐いたのが合図。状況は変わる。
すくう動きはまるで遠慮しているよう。

呟かれた謝罪とその続きには、罪悪感が込められている。
それは、嫌がられて止めた行為と矛盾しない態度。

ふと思う、先程もそうだった。
触れられたのは、少しの間。手はもう伸びなかった。
ただ服の上から触ることが目的で押し倒したのでは無いだろう。
おれは腕も掴まず無抵抗にただ顔を隠していただけなのに。

ああ、そうか。そもそも────
今まで何もせず、ずっと遠ざけていたのだって。]



 柊真は、嬉しかった
    おれが、一番……?

[唇は拒む言葉を繰り返すのを止めて、柊真の言葉を拾い
内容を解釈し、辿々しく声にする。
動揺は困惑に塗り替わって、
今はそこに理解が広がり始めるようだった。

視覚と聴覚が、至近距離から
「ヒーローではない鳴海柊真」を捉え続ける。]

 っ……

[唇を噛み、表情が陰ったのは
自分で言った否定を、彼が口にした時。

傷つけてしまったような気がした。
そして、これはまるで柊真に拒まれた後
自分が感じていたことそのものだったから。]


[少しの胸の痛みを覚えている間にも、話は続く。
やはり、それもまた────許せなかったと言い切られた内容も
おれの抱えたものに、とてもよく似ている。
だから、直感的に過る焦燥
その続きを聞いてはならないような気がした。

けれど今更耳を塞ぐのは、あまりにも遅すぎて。]

 ……ああ、

[余すことなく、全てを聞き遂げてしまった。
吐いた息と零れた声は、嘆くような泣きたいような響きを持つ。

そんな顔で、あの時の君の姿で、……言わないでくれ。]


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