179 仮想現実人狼―Avalon―
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クシャミは、リンダへの攻撃タイミングを、狙いながら思案する。
2014/06/04(Wed) 22時半頃
あー、そうなる?そうなるかなぁ。
[何とかなるかーとか思っていたが、
いろいろ甘いかもしれないと思い直す。
それでもいい――昨日の衝動を思い出せば、
そんな気持ちに傾きかけもするものの、まだ決めかねて。]
んー、じゃ誰が良いんだろうなぁ…。
[最善手、という物がよくわからず、かりと頭を掻いた。]
そうならない、かもしれん
けど…………わかんね。
[このゲーム経験がないから
俺は占CO者がハイスキルなら
なんとかなることも知らないまま
頭をわしわしとかいて]
んー…………他、か……
クシャミがガチで生き残りたい、なら
一番、邪魔なやつ……トルトニス、かチアキ?
どっちかが、物理でクシャミ吹っ飛ばそうとしたらお手上げ。
それか
……これからワンダの返答次第次第では……ワンダ
[俺はうーんうーんと頭をひねって。]
トルにーはあんま殺る気ねーなぁ。
[とにかくそこと、カリュクスだけは、
きっと衝動に負け切るまでは無理だろうと思っていた。]
まぁ生き残りたいのはガチなんだけど…。
なんての、最善、てのが、
どうなのか…やっぱり良くわかってなくてさ。
[声の向こうで頭を悩ませるグレッグ同様、こちらもうんうん唸っていた。]
ならチアキか、ワンダ
うーん、俺からはそっち良くわかんねーから、
グレッグがワンダがよさそうって言うなら言ってくれな。
[手が空けば、スキルの設定をしなきゃなと、忘れないように心に刻み込みながら。]
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カリュ、 …ん、だった。
[>>197カリュクス相手にもそう返す。 危ない事あんますんなよと、言う事も出来ずにいたのが少し前。
>>200チアキの声には苛立ちを隠そうともせずに。]
俺は……あーもう、 出来ることしか出来ねーんだよ!
[頭の中がぐちゃぐちゃになりそうで、一瞬チアキに殺意が沸いたが、今その余裕はまるでない。]
(218) 2014/06/04(Wed) 23時頃
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……ん、その気持ちは、わかる
[トルトニスをやりたくない。
その言葉に俺は頷く。
チアキの名前が出て俺は軽く唇を噛んだ。
けれど…………
今、ワンダの言葉を聞くと
多分襲撃はワンダ、ではなくチアキが
有力だろうと、思う。]
こっちの話が進んだら、すぐ、連絡する。
[俺はそう言って意識をワンダに戻す。]
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[>>201敵はリンダばかりではないらしいものの、かといって他のすべてに気が払えるほど、リアルまでが戦闘に特化しているわけではい。
だが解りやすい誘いには――少し笑った。]
じゃ、お言葉に甘えますか
(222) 2014/06/04(Wed) 23時頃
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ねっ!
[言うが早いが、二振りある片方の剣を、リンダへ向けて飛ばすのと、彼女に大きな隙が生まれるのとどっちが早かったか。
投擲に適した武器ではないため、彼女に致命傷を与える事は出来ないだろうが、ひるませるには十分だろうか。 同時に、片方だけの剣を手に、再び間合いへと踏み込む。
背中を預けている事に安堵していたから、チアキやフランシスカが何をしているか、今は意識から無かった。
ただ一点、自らに誓った「諦めない」それだけを胸に身を任せて。]
(223) 2014/06/04(Wed) 23時頃
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[そうして今度こそ、彼女の喉元目がけて
ニレンカムイの片方を――――突き立てた。]
(224) 2014/06/04(Wed) 23時頃
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[勿論俺にはシステム的な襲撃はできない
ただ…………この情報を
表に出さないよう、クシャミがくるま閉じ込める、だけ]
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[>>228こっちに集中していたから、フランシスカの投げた武器には気を払えずに、ナイフは額を霞めて髪を切り、こめかみを割いた。それでも、剣は止まる事なくリンダへと襲い掛かり―――。
彼女の喉を潰した後で、息を吐いた。 早鐘が鳴るように、心臓が音を立てて、全身から汗が流れて落ちた。]
(238) 2014/06/04(Wed) 23時半頃
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(だから……足掻いてんじゃねーか。)
[リンダに踏み込む前だったろうか。 >>225投げつけられた言葉への返事を チアキに向けることはせずに、喉に突き立てた剣を抜こうと、 踏み込みより更に一歩、リンダに近づいて。 そっと耳元に顔を寄せると、誰にも聞かれないよう囁いた。]
……ひとつだけ、安心しろよ、 明日で終わりにゃ…多分、なんないからさ。
[もう潰れた喉では、誰にも何も語れないだろうから、 そんな言葉がつい零れた。]
(240) 2014/06/04(Wed) 23時半頃
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[言うだけ言えばすぐにリンダから離れて、彼女がどこかに行こうとするなら行かせるままにした。]
ってぇ…。
[痛みの走るこめかみに手を当てると、視界が少しクリアになっていた。 フードもなく、分厚い前髪の一部が切り落とされて、中から緑色の目が見えれば周りが前よりよく見える。 ようやく周囲の人間の――カリュクスやトルニトスの無事を確認すると安堵したが、その分気が抜けて、痛みに耐えるように首を振った。]
は ……しんど。
[一気に疲労が押し寄せてきて、傾ぐ体を自力で支えるので精いっぱいで動くことも出来なかった。]
(244) 2014/06/04(Wed) 23時半頃
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[同意が見えると、すまないともありがとうともいう言葉の代わりに、ほんの少し笑った。]
ああ、待ってる。
[と言ったのが、リンダに刃を突き立てる前。
放心しそうになったが思い出して、グレッグの返事を待つ。
なければ――おそらくはチアキのままだ。]
[俺はワンダの言葉に目を閉じる
襲撃はーーーーチアキ、だ。
ワンダはクシャミが生きるために
大事な要素となるのだから。]
今から一緒に…………ワンダと一緒に
広間に行くよ…………
そっちは大丈夫か?
…そうか、わかった。
今日はチアキを襲う事にする。
[ワンダと一緒に、との返事に察し、スキル欄は弄らない。]
あー、こっちはまー、大丈夫だ
…リンダを殺した。
[大丈夫と、事実はぽつりとつぶやく。
その死期までは見届けていないが、おそらく死んで、それが吊り票になるんだろうと思っていた。]
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