人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 FSM団 ミナカタ

―帝都・守護部隊養成所内、病室―

 安吾兄、――来てくれたのか。

[病室に現れた兄貴分の姿を見て、強張っていた顔が僅かに緩む。

この二年間、サシで喧嘩をして一度も勝つことの出来なかった相手は安吾だけだ。周はいつしか彼を"安吾兄"と呼んで、一目置くようになっていた。

壁に凭れかかり、ようやく立っていた身体を
彼に支えられて病室に戻り、ベッドに腰を下ろす]

(161) 2014/02/08(Sat) 18時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……俺は、大丈夫。 

 あいつらが何考えてるか、知らねえけど、
 俺みたいな手負いを嬲ってもしょうがねえと思ったんだろう。

[奇跡でも起きたか? という安吾の言葉に首を傾げつつ答え]

 それより理依やサミュエルは?
 零瑠や――他の皆は無事なのか? 

[逆に尋ねた]

(162) 2014/02/08(Sat) 18時頃

はぁ……この状況でも、案じられる。
いやはや、マユミくんは「強い」なぁ。

[ぼそっ、と呟いた。はぁ、とため息をついて下を向いた。]

ごめんな、頼りない「お兄さん」で。

[誰にともなく、零した。]


[思考の時間の後、やはり緩慢に元の寝台へ戻る。
 だが、眠ることはせずに懐を探して、
 そこにいつも通りの物がある事に安堵した。

 掌の上に引っ張り出して、動きを止めた。
 きれいな色柄の小さな巾着には血が染みて、
 半分くらいはごわついた赤茶色に変わっている。]

 ――、……

[薄く震えた呼吸を零して、口紐を解く。
 指先の動揺で、ひどく手間取りはしたが。
 中から円い手鏡を取り出すと、傷や壊れはないか、
 汚れが染みついていないか、熱心に目を眇めた]


ミナカタは、イアンの告げる言葉に、耳を傾ける。

2014/02/08(Sat) 18時頃


[どうやらホリーも似た事を考えていたようだった]

ホリーは賢いな。

[目を細めた貌は家畜達には恐怖でしかないだろう]

1人だけでは贔屓になってしまうな。
それに他の雛達の顔をろくに見てもいない。

絶望に変わる前の姿を見ておくのも楽しいだろう。

ホリー、血酒の褒美だ。
お前にも雛の幾つかくれてやろう。

[人である最後の姿を見ておこうと玉座から立ち上がると、
給仕の家畜が反射的に地に頭を擦り付ける。
それを気にする事も無く扉を開けて廊下へと出て行った]


まあ、嬉しい。
ありがとうございます、お父様。

[そう言って微笑んだ。
ご褒美をあげる父親と喜ぶ娘。

日常の風景であればどんなに和む事か。
しかしそれは周囲で見ている家畜には恐怖そのものだろう。]

あ、私も行きますわ。

[トルドヴィンの後を、笑顔でついていくのだった。]


[明之進の後ろ姿を目を見開いて眺める。
誰に言ったつもりでもなかったが、何もなく寝台へ
戻っていく様子は、さすがに心にずしんときたのか。]

ははは……そうですね、そうですよね。
……ははははは、こいつは堪える。

[項垂れて乾いた笑いをあげるだけだ。]


[懸念した事が起きていないのを確かめると、
 巾着に戻そうとして――その汚れに躊躇して、やめた。
 左右の手に鏡と巾着が残り、直円の独白を聞く。

 ぼんやりとした視線がじいと見守っていた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[告げられる残酷な現実。>>164
一瞬のうちに、血の気が引いていくのが自分でも分かった]

 ――何だよ、それ。

 ふざけんなよ。
 ……あいつらが、何をしたってんだ。

[じっと床を睨み、歯を食いしばる。
逆上することなく、力なく首を振る安吾を責めたりもしない。

自分が喧嘩をしなければ、サミュエルと理依があの鬼に目を付けられることなど無かった筈だ。
怪我さえしていなければ、数え鬼のときに上手く立ち回ることだって出来た筈だ]

 俺が、悪いんだ――

[絞り出すように、言葉を零し
包帯を巻かれた手を血が滲むほどに、握り締めた] 

(170) 2014/02/08(Sat) 18時半頃

[そして、項垂れて空笑いをする段になると、
 再び首を傾げるのだった。
 今度は、彼の言う事の方が解らなかった。

 相変わらず、現象と反応の間に独特の間隙が挟まる。

 おもむろに立ち上がると、背中がずきりとする。
 直円の傍にも近付き、真弓にしたと同じように
 手に手を添えて、色なく静かに笑んだ。

 その宥め方は、今ここにいない少女のために覚えたものだ。]


[ 直円の言葉は、
なんだか少し寂しそうに聞こえた。
先のことや、わからないことばかり考えて、
つい喜べないなんて、言ってしまったけれど]

ちゃんと、みんなには直君も入ってるよ。

[今、ここにいる皆のことは心配してないみたいな言い方に聞こえたのかもしれない、と、しっかりと念を押していった]


[>>:46 声が、重なる。
その響きの先が確かに聞こえて、口唇を噛む。

理衣はもう先へ行ってしまったのだろう。
この部屋で待ってる、なんて少しも肯定してないのに。
思い出すのは「女の子だから」という言葉に感じる寂しい気持ちだ。

戻る部屋の扉をよく見てから、歩き出す。
多分厨房へ向かえばよいのだろうけれど]

……、……あの、

[じっとこちらを見やる、眼差し。
吸血鬼のような怖ろしさは感じなかったから、
おそるおそる声をかけて、場所を尋ねようとした]


[マユミが自分をおいかけていることは知らない。
慎重にあるいていたからか、まだ部屋からそう遠くない所にはいる
静か過ぎるから、更に緊張の度合いが増してくる。
そしてその糸が最高に張り詰められた頃

肩を急につかまれた]

……え?

[それは吸血鬼たちが「家畜」と呼ぶ者たちだ。
何か血走ったような目で]


……明之進くん。

[直円自身がネガティブな方なので、独特の感覚の間に
臆病風にでも吹かれていたのだろう。]

僕が読書会に参加する前は、一緒に遊んでたのにね。
ああ、マユミくんの言う通りだったのやもしれない。
明之進くん、僕はやっぱり頼りないかい?

[重ねた手を強く握り返し、もう直接尋ねた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし―

[>>146自分の腕っ節を再確認し、何故、安吾に勝てないのか?
などと考えていると、ふいに上着の裾を掴まれた。>>168

不意の行動に怪訝そうに眉を顰める。
安吾との喧嘩は、既に孤児院の皆の知るところだ。
それなのに、何故、この子は縋るように自分なんかの上着の裾を掴む?]

 ……何だよお前。
 俺が怖くないのか?

[不思議そうに尋ねる周に答えるように、少女の裾を握る小さな手には力がこもるだろう]

(176) 2014/02/08(Sat) 19時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[わざとらしく空を仰ぎ、頭をひとしきり掻いて表情を隠し]

 お前、名前は? ……そっちの二人もだ。
 俺は周ってんだ。
 
[改めて、三人に名を尋ねる。
そうしてから、少女達を連れて孤児院に戻った。

粗暴な周が年少組と共に戻り、あまつさえ絢矢に"お兄ちゃん"などと呼ばれる姿に困惑した者もいただろう。
事情を問うような視線に、不快そうに眉根を寄せる。

――それは兎も角、この日以来
周の敵意や怒りの向かい方は少しづつ方向を変えていくことになる*]

(178) 2014/02/08(Sat) 19時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 19時頃


[声を掛けられた家畜は大袈裟に身体を震わせて
少女を見つめて頭を下げる。
既に始祖のお気に入りの話は伝わっていた]

は、はい…何でしょう……私に何かご用でしょうか…。

[子供相手に怯えた様子を隠しもしない]


[感覚的な怖ろしさはない、
多分自分たちよりも、少し年嵩の女性だろう。
とはいえ、得体の知れぬ城の中だ、緊張は滲む]

あの……、
水がほしくて、厨房はどちらかご存知ありませんか?
兄弟が熱を出して、それで……。

[問いかけに応えは無い、ただ近づけばわかった。
覆われた首筋、精気のない眼差し、少しふらつくような足取り。
眉根を寄せた、この人は吸血鬼に血を差し出している人だ。

“家畜”という言葉の意味を知る]


[手が強く握り返される。

 彼の中で曖昧なままにしておけなくなった問いに、
 いくつか瞬きをして、眼鏡の目を見上げた。]

 ……ううん。

[直円の掌は、広くてしっかりとしている。]


[女には手を出すなと厳命が下っていた。
雛は殺すなと命令が下っていた。

自分と同じ人間で。
自分より遥かに子供で。
自分より薄汚れた存在なのに。

始祖のお気に入りの肩を掴んだ家畜の瞳は
酷くぎらついていた]

お前、どんな方法で化け物に取り入ったんだ。


あ、……、

[ 少し遅れて返事があった。
どうしてか深く頭など下げられて、酷く困惑する。
しかもなんだか早口で、怯えているらしかった]


み、水でございますか……。

[『水』と言う単語に瞳は定まらず、右往左往するが。
意を決したように、首に巻いたスカーフをするりと外す]

どうかどうか…ほんの少しだけ…ほんの少しだけにして下さい…お願いしますお願いしますお願いします。

[ガタガタと震え、何かを乞いながらそれでも首筋を差し出す姿。
よく調教された家畜にとって、喉を潤す水とは他ならぬ
家畜自身の血液しかなかった]


そう……か…。

[明之進の答えに、眼鏡の奥の瞳がやや綻んだ。
軽く彼の頭を撫でてやった。]

今は油断はならぬまでも、事態が逼迫しているということは
ないやもしれん。事実、僕らの待遇は不当に良きものだ。
明之進くん、熱があるのであれば、障ることもあろう。
ゆるりとご自愛なされよ。

………あぁ。
どうも僕たちは悪くはされていないようだよ。
安心はできないけど、熱があるなら少し休んでいるくらいなら
大丈夫……のような気がするよ。

[ふ、と口の端も綻ばせながら言い直した。]


え……ぁ……

[「取り入った」という言葉にとっさに返せず、
暫くは口を魚のようにぱくぱくさせるのみ。
やっと我に返って、つかまれた手から逃げるように体をひねり]

取り入ったって…どういう……ってか、はなせよ!
約束だっていってだけだろ!


[瞳の様子が緩んだのを見て取ると、
 頭を撫でられるのをおとなしく受け入れる。

 続く話に一度は首を傾げたものの、
 言い直された二度目に、こくりと頷いた。]

 うん……

[再び、そっと寝台に座る。
 熱い手で巾着と手鏡を包み持って目を閉じた。
 これで休んでいるつもりなのだ。
 横になると背中が痛む気がしていた]


【人】 FSM団 ミナカタ

―帝都・守護部隊養成所内、病室―

 安吾兄――?

[>>179いつもの陽気な兄貴分のものとは思えない、暗く厳しい声音に床に落としていた視線を上げる。

強く握り締めた拳に手を置き、語りかける安吾の言葉は、
自分の弱さに心折れ、愚かさに後悔していた周に福音のように響いた]

 本当に、強くなれるんだな。
 ……俺も、安吾兄みたいに。

(188) 2014/02/08(Sat) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[――やる。

最初から答えは決まっていた。
例え、安吾に真実を打ち明けられていたとしても、決して意志は揺らがなかっただろう。

周を突き動かす衝動は、怒り。
仲間達を弄び、戯れに死を撒き散らしていった、あの鬼達を赦すことなど出来るはずもなかったから。

休んでから、ゆっくり答えを考えろと制する安吾に頷いて、今は静かに瞼を閉じた*]

(189) 2014/02/08(Sat) 19時半頃

[思えば、最近では「わかりやすく語ってやる」という作業自体
していなかった気もする。少し衒学的に過ぎたきらいがある。]

お兄さんたちに任せたまえよ。
(……処遇に関して、交渉の余地はありやなしや。)

[顎に手を当てて考え込む。]


― 始祖の城 ―

……ぁ、…おはよ――、

[僕は目を開けて最初に見えた誰かに挨拶をする。
だって起きたんだから挨拶しないと。おはようって。


――あれ、そもそも僕、いつ眠ったんだっけ。
眠ったならみんなにおやすみって挨拶したしされたはずなのに、
誰かの泣き叫んでるみたいな声だけがかすかに耳に残っていて]


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