人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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 ………ねぇ、あまね。

 おれは、家族を、うらぎってるの?


[遠く問い掛ける声は、弱く震え、縋るよう。*]


 ……真弓を選ぶとでも、お思いでした?

[返事を期待せずに問いを聲に乗せ。]


選んでも裏切ったとは思わなぬな。

[零瑠が投げかけた問い>>*に笑みは深まる。
どちらを選ぶか、苦悩する過程が大事で、
結果は気にはしていなかった。
斃す相手が増えたと思う位だったが]

だがホリー以外が側にいるのも悪くは無い。

[ホリー並みの能力の鬼で無ければ、ただの邪魔であった。
今の零瑠がホリーに匹敵するかと問われれば、等記号で
結ぶ事は難しい。
しかしそのレベルで無くとも、側にいる事を許容は出来る]


私の傍にいるのは1人で良い。
零瑠、お前が選んだと言うなら人の心捨て、
仲間の首を持って見せて見ろ。

そうすれば常に私の一番傍に置いてやろう。

[毒を注ぐように零瑠に言葉を注ぐ。
人と鬼の合い間を溺れながらも泳ぎ続ける様を
面白いと眺めていた。
だがもうそれも終わりだろう。
ならば人を棄てて鬼となって見せろと、最後の決断を
誘惑と共に零瑠へ投げた**]



――……、

[>>+9 気に病む必要は無い、
その言葉には、すると言葉が滑り落ちた]

そうね、
最初からもっと、
死に物狂いで抵抗してくれたらよかったのに。


……ばか。

[喧嘩傷を諌めたような、
そんな物言いと似て、けれど確実に違う言葉*]


 ……そうでしょう。何も裏切ってはいない。

寧ろ、あなたの命に逆らいながらも刃を向けた方が―――…

[息を吐く。]

俺は、あなたの機嫌ばかり窺っている。
どうすれば歓びに為るかと。そんなこと、を。


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 22時半頃


 それ、は……

[どういう意味だろうか。
 もしやと期待に胸が踊る半分、ただの自意識過剰だと胸が痛む。

 誰のことを言おうとしている?
 死んだ理依を忍んでか。
 弓引く真弓か。
 獣の周か。

 それとも、それとも……。
 その、一人とは…………。

 安吾やジャニスの見えぬところで眉が寄る。]


[……あぁ。嗚呼。

 甘い毒が零れ、耳から滑りこんでくる。
 望む名を呼ばれた。一番の傍にと――。]

……あなたこそが、『冀望』


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23時頃


そうだ。お前は正しい。

[零瑠が歩み出そうとする足元を隠す様に、毒はその背を押す]

人間と共に歩めると思うな。
人間は、お前達を置いて死んで逝く。
どれだけ悲しもうが望もうが。

お前達と心通わせた人間がいたとしても。
すぐに死に、残るのはお前達を敵とみなした者達だけだ。
そして共に生きようとした人間達は、裏切り者と
鬼の私達より更に鬼と見られるのだろうな。

[後に続く呪詛は、恐らく自ら動き出そうとしている鬼達に。
現実を残酷に突き付ける]


【人】 記者 イアン

[始祖の微笑みに合わせて綻ぶ零瑠の口元>>176、その言葉で。
彼の立場は、はっきりと示された。

今まで出会ってきた鬼の子らは皆、どこかしら血の親に反抗する素振りがあったけれど。
零瑠からはどうにも、その気配は感じられなかった。]

 …さて。どうだったかな。
 最後に会おうとして会えなかったのは、おまえの14の誕生日前、だったが。

[だから、忘れない。
零瑠の誕生日前日に、あの孤児院は襲撃にあったのだ。
あの日、巡回ついでに孤児院へ寄ろうとしたのは、彼への前祝いも兼ねてだったから。

零瑠の挨拶>>177に淡々と返し、代わりにぐっと右腕へ力を込める。
鞘の装飾が零れて、押し返す力が増す>>178]

(225) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン

 …絢矢か?
 おまえがいくつか質問に答えてくれたら、教えてやらないこともねぇけどな。

[問いかけには、静かに見つめて。
しかしジャニスへの挑発、そこから彼女が動く方が、幾らか速い。

こちらを推し出し盾にしようという魂胆だろうが>>179、ジャニスがそれで躊躇うはずがない。
振り降ろされる斧はそのままに、間合いを詰めて繰り出される蹴りをそのまま受け、ジャニスの邪魔にならぬようにと。]

(226) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

 ――……ッ

[呪詛は強かに胸中を巡る。
 喉の奥の呻きは、事実としてそれを知るからだ。]


【人】 記者 イアン

[零瑠の蹴りは、既に痛めた左腕を捨てることでいなしつつ、身を捻って斧を躱す。

振りかえり様、零瑠の抜刀より幾らか速く、苗刀の切っ先を向けて>>208
左腕を狙う鞘――先の蹴りで左の苗刀は手放してしまったから――空いた手でそれを掴んで、ぐいと手前へ引き寄せる。]

(232) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

………、く。


[言い返す気力まで奪っていく。
そんなの今さら覚悟の上だって。]


【人】 記者 イアン

 …零瑠。
 おまえは一体、何を望んでここにいる?

 そんなにあいつが大事なのか。
 何を考えて刀を構えてるんだ。

 …まぁ、おまえが吸血鬼である以上。
 答えが何であろうと、俺はおまえを殺すんだけどな。


[――だったら何故聞いた、と言われそうだけれども。
ただ、純粋に知りたかった。
知らないことが多すぎたから。

あれから5年、彼らに何があったのか、
何を考え、今こうして生きているのか。

答えがなくとも構わない。
…5年前、友に聞けなかったことを、ただなぞりたかっただけなのかもしれない。]

(240) 2014/02/19(Wed) 00時頃

【人】 記者 イアン

[聞けた答えの一端は、恐らく。>>237]

 …だとして。
 おまえのやってることも、そう変わらねぇと思うがな。

[始祖に味方するということは、彼らの解放とは程遠いこと。
彼が何を求めて、何をしようとしているのか、その意図は見えない。

始祖を倒して、拐われた人々を解放する。
次の犠牲を未然に防ぐ。

――生憎、今の自分にはそれくらいしか思い浮かばない。] 

(245) 2014/02/19(Wed) 00時頃

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