人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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[溢れる血の匂いにまた喉が鳴る。]


【人】 道化師 ネイサン

[グレッグが部屋を去った後道化は小さく呟いた。*]

 …別に、優しくしてるつもりはない。

(243) 2014/12/10(Wed) 22時半頃

[ライオン頭が奴隷を所望したと聞いた時には「別のネコを飼うことにしたのか?」と大真面目に言ったものだ。その次に、グレッグの背が自分より小さいのに気づいて何となく彼のことが憎めなくなった。

彼が部屋を辞したので私は匙を手に取り食事を始める。
スプーンをスープに沈めると、てらてらと光る液体が渦を巻いて匙を満たす。それをゆっくりと口に運ぶ。
私はほうっと満足の溜息をついた。
それからほかほかの温かいじゃがいもを口に含んで微笑む。

昔の人間はこの植物を船で運んでいる途中に芽が出たものを食してしまい、毒にあたったので「悪魔の植物」と呼んだらしい。]

 こんなに美味なのに恐れられるなんて。
 可哀想だな。

[ともかく、ニコラスの料理がまだ美味しく感じられて良かった。人狼になった途端人肉しか食せなくなるということはなさそうだ。]



 人狼 居る カ ?

[その声は、聲にもなり。
独り言ちるような乾いた響きが放たれた。]


[食事をしていると聲がまた聞こえた。
やはり誰のモノかは分からない。]

 あの声?二度と殺されたくない?
 一体何を言ってるんだか…

[ただ確かなのは、聲の主がまるで仔のように感じられて落ち着かない気分になるということだ。
護らなければならないのではないか?という気がしてくる……。]


 『あり……がとう』

[誰かの聲に泣き止んだ赤子の聲は戸惑いと共に
何処か嬉しそうだった。
まだ身体の中に溶け切れずに残った魂が、初めて受けた
自分の生を肯定してくれる言葉の主に懐くように。
ここに聲の主がいて、赤子が形を持っていればその手を伸ばして
温もりを求めた所だろうか。]

 生きる事は……殺す事だ。

[赤子の聲の後を追う様に、本来の片割れの聲が呟いた。
そうだ、殺されるつもりはない。
混じり合った記憶を抱えて決意の様に呟いた。

血染めの布。
血染めの医者。
今日誰が死んでも。
その姿を訝しむ者はいるだろうか。]


 これは、ギリーの声だな。

[どうやら幻聴ではなかったらしい。
だがギリーからは同族の匂いがしなかった。
どういうことだろうか…分からないことだらけで混乱してくる。
私は頭を振った。]


[別れ際に見た道化の顔は、完全に道化に覆い隠されていた。


 常に絶望を与える側────道化は言った。



 絶望は、より強い絶望を求める。
 同じ獣の力を得ていると知ったところで、同族意識を持つことはない。

 喉笛に喰らい付く機会があれば、ヒトだろうと、獣だろうと、同様に喰らう。
 喰らい、絶望を、畏れを深くする。


 それだけが、存在意義であるかのように。]


[さすがに心象そのものが伝う事は無かったが、
脳内に響く赤子の聲と共に、切ない温もりを感じた。
……気がした。

聲は続く。次は、大人の男の聲。
思い出すのは、船医が髪に触れた際に見せた顔。

さらに別の誰かに呼ばれ
包帯下で耳元がヒクリと跳ねる。]

 ――…おれ、おれの名 だ

[耳に、頭に、よく馴染んだ響きの主が誰なのか、
名を呼ばれれば明白に理解できたから
躊躇なく「おれの こえ、だ カシラ」と呼び返した。]


【人】 道化師 ネイサン

ー船尾楼ー

[食事を終えた道化は風に当たるためか、操舵手のいなくなった舵の様子を見に行くためか、甲板まで上がった。
空になった食器は適当なタイミングで誰かが下げてくれるだろう。

船尾楼には二人の人間の姿があった。
若き航海士と趣味の悪い装飾でごてごてになった男だ。

航海士の名を最初に見た時には確かに不吉だと道化も思ったものだ。
船を沈める美しい少女の化け物。
だがこの絶望号においてはその不吉さは敵の船を沈めることを意味するだろうと彼を船に乗せることを道化は承諾したのだった。]

 Bonsoir.

[道化が時折口にする異国の言葉で夜の挨拶を二人に。]

(288) 2014/12/11(Thu) 00時頃

 そうか、ギリーは狼の聲が聞こえるのか。

[理屈は分からぬが、いつでもギリーと会話が交わせるとなれば私の機嫌は少し良くなった。]

 私と、ヴェラと、後1人……か。

[迷える仔犬は一体誰を殺そうとしているのだろうか?]


[それに早く立ち去らないと。
食事も美味いのに、まだ足りないと空腹を訴える自分がいる。

溶けた赤子には肉や酒は合わないらしい。

赤子が求めるものは……紅い乳だと、本能と呼べるものが教えていた。]


【人】 道化師 ネイサン

 お前が舵をとっていたのか。
 女のような身体つきをして。

[セシルが舵をとっているのを見てそう一言。
道化は船乗りの基準に照らし合わせて航海士を「女のような身体つき」と評価したのであって、他意はない。]

 顔が青いな。無理をしてるんじゃないか?
 さっさと力のあるものにでも任せればいいものを。

[使えるものを使わないでどうすると溜め息。
フランクの言葉>>296には、]

 拾い物?これのことか?

[と狼牙のルーペを取り出してみせる。]

(301) 2014/12/11(Thu) 00時頃

[ミナカが現れたことで、ひとつ、気付いた。


 ネイサンと聞こえぬ”聲”を交わす中、他からも、同じような聲が聞こえていた気がした。
 少なくとも、ふたつ。

 うちひとつが、この男の声と同じだと。]


【人】 道化師 ネイサン

 ん?どうした。言ってごらん。

[優しそうな口振りだが道化の目は「さっさと言え」と訴えている。
それから>>302説明を聞き終えた道化はこう漏らした。]

 まあ、操舵手が急にいなくなったのだから
 仕方あるまい。
 使える駒を増やしておかなかった私の落ち度だ。

[セシルを咎めるようなことはしなかった。]

 早く代わりを見繕っておけ。

[吐き捨てるようにそう言うと、舵の様子を見て満足したのか道化は下に戻ることにしたようだ。]

(318) 2014/12/11(Thu) 00時半頃

【人】 道化師 ネイサン

[その前にフランクを一瞥する。>>315]

 ああ、そっちか。
 あれの鳴き声はどうにも気に障るので
 気が変わってきたところだ。

 …それでも、私の許可なく勝手に私の所有物を
 処分する者がいれば容赦するつもりはないがな。

[そんな者がいるわけないが道化は釘を刺しておく。

数年前に道化がこの趣味の悪い男を拾ったときには、「死に損なったら…」などと言って勝手に曲芸じみた運試しに出て流石の道化も内心戸惑ったものだ。
だが見事に女神を引き当て生き残ったのを見て「運も実力のうちか」と道化は拾うことに決めたのだった。

途中甲板に上がってきたギリアン>>299を見かけて道化は「月が綺麗だな、ギリー」と声をかけてから、下に降りた。*]

(321) 2014/12/11(Thu) 00時半頃

[飯も酒も美味いが、物足りない。
スープをぴちゃり、と舌で掬うように飲んだ時。

不意に視線を感じて見上げた先に、ヴェラがいた。]

 ……。

[聲も掛けずにじっと彼を見つめる。

1年前、彼の包帯を変えた時と同じように、血が騒いだ気がした。]


【人】 道化師 ネイサン

 ああ、様子を見に来ただけだ。
 もう戻る。

[部屋に戻る前。
>>314ちょうど上がってきたジェレミーにも声をかける。
彼が食事を片手にしているのを道化はチラリと見ると、]

 …この船唯一の航海士殿が
 無理をしないようにしてやってくれ。

[と彼にだけ聞こえるように囁いた。*]

(329) 2014/12/11(Thu) 00時半頃

【人】 道化師 ネイサン

ー船長室ー

[就寝する前に道化は化粧を落としていた。
蝋燭に照らされた鏡に道化の素顔が映る。

雀斑に塗れた世辞にも器量の良いとは言えない顔。
笑うことが少ない目許は皺も少なく年齢よりも若く見える。

一言で言えば「凡人」といった印象を与える顔つきだ。
船から降りて化粧を落としてしまえばこの男が恐怖の権化の道化であると気づく者は恐らく誰もいないに違いない。

道化に似つかわしくない男は鏡を見て溜息をついてからベッドに入った。*]

(338) 2014/12/11(Thu) 01時頃

 仔犬よ…どこにいるんだい?
 何をしようとしているんだい?

[そんなことを囁きかけてから。*]


 お前の声は絶望を運ぶ。
 俺達が生きる途をお前は奪う。
 だから俺はお前の命を奪う。

[呪詛の様に吐き出された聲は男だけでなく、
同じく聲を共有する者達にも届いたか。]


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