人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[すると、額に手が触れる。
 少しひんやりして温かく、素直に瞼を下ろした。

 水を貰って来ると言い、真弓がするりと離れてから、
 少年が返事を発したのは少し遅れての事だ]

 ……真弓ちゃん。今日は、もう――

[今日、とは、いつの事だろう。

[結局、みなまで告げず、笑みだけが残る。
 熱に浮かされて普段より朧なようだった]


【人】 記者 イアン

 …おぉっと。ちょい待ち。
 名前くらい教えてくれたっていいだr…

[無視して横をすり抜けようとするからと肩に手を置こうとすれば、振り向きざまに拳を振られて。>>130
――思わず、笑みを深める。

勢いの付いた拳を軽くいなして、ひょいと背中から投げ落とす。
逆上した少年はすぐ立ち上がっては突進してくるも、型も何もあったものではない。]


 ほらほらぁ、そんなんじゃ俺は倒せないぞー。

[若いなぁ、と目の前の少年に在りし日の友の姿を重ねつつ。
相手は本気だろうが、こちらは あはは、と笑いつつ、つい挑発を重ねてしまうのだった。

喧嘩を売られて、気絶させて。それを何度繰り返しただろう。
最後の方には無意識か否か、彼はこちらの技を真似し始めていて、その成長っぷりに嬉しくなったものである。]

(160) 2014/02/08(Sat) 18時頃

はぁ……この状況でも、案じられる。
いやはや、マユミくんは「強い」なぁ。

[ぼそっ、と呟いた。はぁ、とため息をついて下を向いた。]

ごめんな、頼りない「お兄さん」で。

[誰にともなく、零した。]


【人】 記者 イアン

[昔も今も、感情に任せて無茶をするところは変わらない周。]

 …で、怪我人がこんなところで何してんだ。
 ベッドで大人しくしてろ。

[部屋に入ろうとしたところ、廊下を這う彼を見つけたということで。

事情を知りたがったので、絢矢にしたより幾らか大人向きの言葉を選び、知っていることを話した。]

 まずはその怪我を治せ。
 …話はそれからだ。

[それだけ告げて、先程ノックした部屋へと入る。
…周?自力で戻れるだろうから放置だ。]

(163) 2014/02/08(Sat) 18時頃

[思考の時間の後、やはり緩慢に元の寝台へ戻る。
 だが、眠ることはせずに懐を探して、
 そこにいつも通りの物がある事に安堵した。

 掌の上に引っ張り出して、動きを止めた。
 きれいな色柄の小さな巾着には血が染みて、
 半分くらいはごわついた赤茶色に変わっている。]

 ――、……

[薄く震えた呼吸を零して、口紐を解く。
 指先の動揺で、ひどく手間取りはしたが。
 中から円い手鏡を取り出すと、傷や壊れはないか、
 汚れが染みついていないか、熱心に目を眇めた]


【人】 記者 イアン

 …サミュエルは、無事だ。>>162
 もう目を覚ましたから、後で会うといい。

 零瑠や理依は…

[それまで浮かべていた笑みは曇り、目は逸らされる。]

 …すまない。
 まだ、どこにいるのか行方が掴めない。

[眉を顰めながら、力無く首を横に振る。
周の反応が、少し怖いと思う自分がいた。

兄貴としての信用なんてあったもんじゃない。
偉そうな口を叩いても。
…護れなかった。それが事実だ。]

(164) 2014/02/08(Sat) 18時頃

[どうやらホリーも似た事を考えていたようだった]

ホリーは賢いな。

[目を細めた貌は家畜達には恐怖でしかないだろう]

1人だけでは贔屓になってしまうな。
それに他の雛達の顔をろくに見てもいない。

絶望に変わる前の姿を見ておくのも楽しいだろう。

ホリー、血酒の褒美だ。
お前にも雛の幾つかくれてやろう。

[人である最後の姿を見ておこうと玉座から立ち上がると、
給仕の家畜が反射的に地に頭を擦り付ける。
それを気にする事も無く扉を開けて廊下へと出て行った]


まあ、嬉しい。
ありがとうございます、お父様。

[そう言って微笑んだ。
ご褒美をあげる父親と喜ぶ娘。

日常の風景であればどんなに和む事か。
しかしそれは周囲で見ている家畜には恐怖そのものだろう。]

あ、私も行きますわ。

[トルドヴィンの後を、笑顔でついていくのだった。]


[明之進の後ろ姿を目を見開いて眺める。
誰に言ったつもりでもなかったが、何もなく寝台へ
戻っていく様子は、さすがに心にずしんときたのか。]

ははは……そうですね、そうですよね。
……ははははは、こいつは堪える。

[項垂れて乾いた笑いをあげるだけだ。]


[懸念した事が起きていないのを確かめると、
 巾着に戻そうとして――その汚れに躊躇して、やめた。
 左右の手に鏡と巾着が残り、直円の独白を聞く。

 ぼんやりとした視線がじいと見守っていた。]


イアンは、ミナカタ>>162に、手負いを嬲っても楽しくないってのはおまえの美学だろ、と軽く小突き。

2014/02/08(Sat) 18時半頃


[そして、項垂れて空笑いをする段になると、
 再び首を傾げるのだった。
 今度は、彼の言う事の方が解らなかった。

 相変わらず、現象と反応の間に独特の間隙が挟まる。

 おもむろに立ち上がると、背中がずきりとする。
 直円の傍にも近付き、真弓にしたと同じように
 手に手を添えて、色なく静かに笑んだ。

 その宥め方は、今ここにいない少女のために覚えたものだ。]


[ 直円の言葉は、
なんだか少し寂しそうに聞こえた。
先のことや、わからないことばかり考えて、
つい喜べないなんて、言ってしまったけれど]

ちゃんと、みんなには直君も入ってるよ。

[今、ここにいる皆のことは心配してないみたいな言い方に聞こえたのかもしれない、と、しっかりと念を押していった]


[>>:46 声が、重なる。
その響きの先が確かに聞こえて、口唇を噛む。

理衣はもう先へ行ってしまったのだろう。
この部屋で待ってる、なんて少しも肯定してないのに。
思い出すのは「女の子だから」という言葉に感じる寂しい気持ちだ。

戻る部屋の扉をよく見てから、歩き出す。
多分厨房へ向かえばよいのだろうけれど]

……、……あの、

[じっとこちらを見やる、眼差し。
吸血鬼のような怖ろしさは感じなかったから、
おそるおそる声をかけて、場所を尋ねようとした]


[マユミが自分をおいかけていることは知らない。
慎重にあるいていたからか、まだ部屋からそう遠くない所にはいる
静か過ぎるから、更に緊張の度合いが増してくる。
そしてその糸が最高に張り詰められた頃

肩を急につかまれた]

……え?

[それは吸血鬼たちが「家畜」と呼ぶ者たちだ。
何か血走ったような目で]


……明之進くん。

[直円自身がネガティブな方なので、独特の感覚の間に
臆病風にでも吹かれていたのだろう。]

僕が読書会に参加する前は、一緒に遊んでたのにね。
ああ、マユミくんの言う通りだったのやもしれない。
明之進くん、僕はやっぱり頼りないかい?

[重ねた手を強く握り返し、もう直接尋ねた。]


【人】 記者 イアン

 …やめろ。

[周の自責>>170を制する言葉は、安吾の常のトーンよりずっと暗く鋭く、或いは彼を驚かせたかもしれない。
自分の口調の激しさに気付き、しまったと思う。

元の柔らかさを思い出しながら、周の握られた拳に手を置き話し続ける。]

 周は、何も悪くねぇよ。
 自分を責めるのはよせ。

 …悔しかったら。家族を奪われたことが悔しいんなら。
 
 ――強くなれ。もっと。 今よりも、もっと、ずっと。
 おまえの護りたいもんを、護れるように。

 教えてやる。…おまえが望むのなら。
 強くなる方法を、俺が――俺達、守護部隊が。

[あぁ、自分は何を言っているのだろう。
それは、14の少年に告げるには、あまりに重い言葉。]

(179) 2014/02/08(Sat) 19時頃

[声を掛けられた家畜は大袈裟に身体を震わせて
少女を見つめて頭を下げる。
既に始祖のお気に入りの話は伝わっていた]

は、はい…何でしょう……私に何かご用でしょうか…。

[子供相手に怯えた様子を隠しもしない]


[感覚的な怖ろしさはない、
多分自分たちよりも、少し年嵩の女性だろう。
とはいえ、得体の知れぬ城の中だ、緊張は滲む]

あの……、
水がほしくて、厨房はどちらかご存知ありませんか?
兄弟が熱を出して、それで……。

[問いかけに応えは無い、ただ近づけばわかった。
覆われた首筋、精気のない眼差し、少しふらつくような足取り。
眉根を寄せた、この人は吸血鬼に血を差し出している人だ。

“家畜”という言葉の意味を知る]


[手が強く握り返される。

 彼の中で曖昧なままにしておけなくなった問いに、
 いくつか瞬きをして、眼鏡の目を見上げた。]

 ……ううん。

[直円の掌は、広くてしっかりとしている。]


[女には手を出すなと厳命が下っていた。
雛は殺すなと命令が下っていた。

自分と同じ人間で。
自分より遥かに子供で。
自分より薄汚れた存在なのに。

始祖のお気に入りの肩を掴んだ家畜の瞳は
酷くぎらついていた]

お前、どんな方法で化け物に取り入ったんだ。


あ、……、

[ 少し遅れて返事があった。
どうしてか深く頭など下げられて、酷く困惑する。
しかもなんだか早口で、怯えているらしかった]


み、水でございますか……。

[『水』と言う単語に瞳は定まらず、右往左往するが。
意を決したように、首に巻いたスカーフをするりと外す]

どうかどうか…ほんの少しだけ…ほんの少しだけにして下さい…お願いしますお願いしますお願いします。

[ガタガタと震え、何かを乞いながらそれでも首筋を差し出す姿。
よく調教された家畜にとって、喉を潤す水とは他ならぬ
家畜自身の血液しかなかった]


【人】 記者 イアン

[今の少年に、自分の人生を選べと迫るのは酷だ。

だが、自分がこの部隊に志願したのはいつだったか。
それを思えば、彼にはこの選択をする自由があるとも言える。

――その先に待ち受けるモノを、告げるか否か。
恐らく問題は、そこだろう。


自分が当時、話に聞いていても実感できなかった事実を。
守護部隊の隊員として生きることの辛さを、覚悟を。

…復讐に生きる恐ろしさを。
自分らのやっていることは、吸血鬼と同じ人殺しであると、知ってしまったあの日の絶望を。

全ての元凶を叩く、それだけを目標にしていても。
あぁ、そこに立ちはだかるたくさんの壁役、
切り捨てねばならない命の、吸血鬼達の、その正体は――]*

(185) 2014/02/08(Sat) 19時頃

そう……か…。

[明之進の答えに、眼鏡の奥の瞳がやや綻んだ。
軽く彼の頭を撫でてやった。]

今は油断はならぬまでも、事態が逼迫しているということは
ないやもしれん。事実、僕らの待遇は不当に良きものだ。
明之進くん、熱があるのであれば、障ることもあろう。
ゆるりとご自愛なされよ。

………あぁ。
どうも僕たちは悪くはされていないようだよ。
安心はできないけど、熱があるなら少し休んでいるくらいなら
大丈夫……のような気がするよ。

[ふ、と口の端も綻ばせながら言い直した。]


【人】 記者 イアン

 …冷静になってから、もう一度よく考えろ。
 守護部隊の一員となることが、どういうことか。

 急ぐことはないから。
 ちゃんと、自分で考えて答えを出せ。

[周に、自分と同じモノになれと、そう強要してしまったような気がして。
その道を否定するように首を振って、彼の肩を一つ叩くと部屋を後にした。]*

(186) 2014/02/08(Sat) 19時頃

え……ぁ……

[「取り入った」という言葉にとっさに返せず、
暫くは口を魚のようにぱくぱくさせるのみ。
やっと我に返って、つかまれた手から逃げるように体をひねり]

取り入ったって…どういう……ってか、はなせよ!
約束だっていってだけだろ!


[瞳の様子が緩んだのを見て取ると、
 頭を撫でられるのをおとなしく受け入れる。

 続く話に一度は首を傾げたものの、
 言い直された二度目に、こくりと頷いた。]

 うん……

[再び、そっと寝台に座る。
 熱い手で巾着と手鏡を包み持って目を閉じた。
 これで休んでいるつもりなのだ。
 横になると背中が痛む気がしていた]


[思えば、最近では「わかりやすく語ってやる」という作業自体
していなかった気もする。少し衒学的に過ぎたきらいがある。]

お兄さんたちに任せたまえよ。
(……処遇に関して、交渉の余地はありやなしや。)

[顎に手を当てて考え込む。]


― 始祖の城 ―

……ぁ、…おはよ――、

[僕は目を開けて最初に見えた誰かに挨拶をする。
だって起きたんだから挨拶しないと。おはようって。


――あれ、そもそも僕、いつ眠ったんだっけ。
眠ったならみんなにおやすみって挨拶したしされたはずなのに、
誰かの泣き叫んでるみたいな声だけがかすかに耳に残っていて]


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