25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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効率、の、いいほうですか……んんんん…
怪しいところ、ですかね。
それか怪しいのは殺すってことにしてしまって
まったく判断つかないところか…??
あ、けれど先程の話だと
騙されていることも考えると
騙されそうなところのが良いのだろうか…
[眉を寄せているとも知らず
夕飯を迷うような気楽さでそんな言葉を零して悩む]
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[そっぽ向く姿に、吹いた。 隠すことすらしない]
なんだ、いい奴だと思っていたのか? それならお前の人を見る目はとんと節穴だな。
[告げると息を吐き出す]
…お前、ある日突然逃げろと言われたら、どうする。
[取り敢えず歩きながら話す、とばかりに本邸への道を進む。 花祭の刻限まであとわずか]
(346) 2010/08/06(Fri) 00時頃
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別に、何も?
好く解ってるじゃないか。 だったら早急に見切りをつけて諦めろ。
[不満そうな声には何一つ悪びれることがない。 そのまま足を進めていけば本邸の廊下を通り、大広間はもうすぐだった]
そこについてはお前の知るべきことではない。 …ただ、そう言われたらお前ならどうするか聞いてみたかっただけだ。
[そう告げながら大広間の扉を潜る。 何やら呻いているような声が聞こえもしたが 軽く見回して、一点で視線を止めた。 ロビンが乾と一緒にいる光景に首を捻る]
(364) 2010/08/06(Fri) 00時半頃
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……息詰まりそうだ
宴を切り上げるは、駄目か
[次々に増える人に、うんざりと呟く]
なかなか、可愛らしい花?だな
なるほど、遅くなるといった理由も理解した
[くすくすっと笑いを零して]
大丈夫、まだ始まってもない
[狩の高揚からか、だいぶはしゃいだ様子で]
仕方ないだろう。
そういう場所だ。
今のうちに誰を喰うかぐらい考えて気を紛らわせたらいい。
[小さな嘆息。
面倒だと思っているのは自分もだった]
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−本邸大広間− [イアンが眉を下げたのが見えた。 こちらは肩を竦めて視線で追うことしかできない。 逃げるように言われた言葉を拒否した結果なのだから。]
早急に、諦めて苛められるといい。 そういうことだ。
[虎鉄の言葉に解答を与えると、帰ってきた返事に耳をすませる。 逃げない。肝が据わった花だと思った。 丁度明乃進が刷衛のほうへと向かうのが見えて、 幾らか表情は難しくなる。 告げてから、どうなったか。自分は知らないままで]
(376) 2010/08/06(Fri) 01時頃
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乾か。
何だ、二人とも随分執心だな。
[霞も自分好みだと推していた気がする]
そうか、ならばよかった。
[セシルと明とロビンに囲まれているので、なお、何もそれ以上はいえないらしかった。]
ええ、はじめますね。
[短い返しに、此方も短く台上で]
いや、少し薄味なれど
美味かった。
[思わず笑み零す]
貴方は?
喰らうなら誰を
[その様子をじっと見ている。]
――…やりすぎだ。
煽ってどうする。
薄味?
[何をどうして薄味になるのか、と思わず首を傾げたが]
…今のところはまだ、決めかねている。
…肉饅頭め、しくじりおって……。
[袖下、気取られぬようにきつく爪を立てる。
彼と…己の囲い主の傘の下。
今までは気づかれること無く血の宴を続けてきたというのに。
イアンが無き主の仇を討とうと、そちらの手先になることくらいは想定しておくべきであったか。]
……やりすぎなものか…手緩い。
仲間をはくまで痛めつけて当然
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だったらやりこめる文句の一つでも
[いい返して見せろ。 そう虎鉄へというはずだった言葉が消えた。
舞台上のイアンの姿、転がる脂大福ことシュレーゲル。 センターと言えば管理センター以外の何ものでもない。 文言を読み上げる花から視線が外せなくなった。 刀を突き立てられたシュレーゲルの悲鳴も聞こえないほど 茫然としていたかもしれない]
…そういう、ことか。
[唇が辛うじて紡げたのは、そんな言葉だった]
(400) 2010/08/06(Fri) 01時半頃
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その仲間が、尚、暴れるかもだ。
しかし、やってしまったものは仕方がない。
[そして、この状況に対する各自の変化をみている。]
…だから、逃げろ、なのか。
[は、と。
短い言葉と共に零れた感情は何であったのか。
己にすらわからない]
暴れてくれれば痕跡が残る
暴れてくれればより見つけやすい
何が問題がある。
それに巻き込まれて、死ぬ奴が出るかもしれぬ。
[お前の元主のようにとはいわなかった。]
……そうですね。
けれど、そうでもして捕まえなければ
羅患者は増え、よりいっそうの犠牲者が出ます。
違いますか?
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[亡くした主についての話を、初めて聞く。 いなくなったのではなく、強制的に───]
つまり、私達は罹患の疑いと共に お互いが撒餌だと、そういうことか?
[壇上の花へと視線を向ける。 どんな顔が出来ていたか、自覚はない]
(417) 2010/08/06(Fri) 01時半頃
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[しばし沈黙するが、目を一度伏せてから。]
もう事態は転がりだした。
見極めるのみだ。
ええ、そうですね……
私も観察はしますが
話すので観察しきれません。
ですので、観察本当によろしくお願いいたします
私とて、無実の人間は殺したいわけじゃない
[先程散った赤い血か、それとも赤い月のせいか。
体の芯に沸き立つ獣を、抱く手に力込めて押しとどめる。]
…堪え切れねば……全て喰い尽くすしかなかろう。
[苦しげに小さく漏らす言葉は届いてしまうか。]
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