人狼議事


52 薔薇恋獄

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[見えていたら、痛みを感じられていたら。
飛び込まずにいられなかった自分を、止めはしなかっただろうと、何処にもぶつけられない憤りを抱えた自分に、拓斗は。

しっかりしろ、というように額を小突いて。
生前と変わらぬ優しい響きで、弟を頼むと、託していったから。

幼馴染が自分にとって大事だからって理由だけじゃなく、拓斗兄ちゃんの分まで、蘭香を護らなきゃって。
きっと、その想いは蛍紫も一緒だと、交わした眼差しに想った]


 暁…… って、誰、なんだ。

[部活の誰かではない。
けれど、日向以外の霊の気配は感じない。

もっとちゃんと、あらましを蛍紫から聞いておけば良かったと、ひとり手を握りこんだ]


 『こういうときは、俺より珀のが判るかもな……。』

[眼鏡をかけたとて、想いの残滓が見えるかは謎で。
同調する珀の方が……と、思ったり。
あらましきちんと話していないということは、うっかり忘れてしまっている。]


[指にかかる息にはっと我に返る]

…やべぇ、どうかしてる…


[耀に触れた指をぎゅうと拳の中に押し入れて。
その部屋を*後にした*]


 麻雀やると、人間分かるって言うヤツが居た気がすっけど……

[じゃらじゃら]

 日向、麻雀教えたら、付き合ってくれっかなぁ。

[幼馴染が真面目に調査をしている中。
牌をいじりながら、そんなことを呟いているのだった]


 『あー、やはり、判らん。
 後で、珀に見て貰った方がいいだろうな、これは。』

[珀が麻雀を愉しんでいる?とは、知らず、視えなかったことに溜息を吐いたりしている。]


 ……薔薇……、なあ。

[竹の描かれた牌を撫で、ちらりと寧人を見てから]
 なんか、……?

[もっと濃い薔薇の香りを、誰かから感じたような。
けれど、構わないで欲しい様子に、あまり関われなくて、記憶に留めなかった――]

 気のせいか……?

[蘭香がいれば、すぐに分かっただろう答え。
けれど、彼も、本人と対峙している蛍紫もいない自分には、当分思い当たりそうになかった*]


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 01時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ

― 自室 ―

[楓馬が部屋を出て、ほどなくして哲人が戻ってくれば、
 お疲れさまとだけ声を掛けた。

 疲れているのは見てとれたから、無駄な言葉はかけない。
 休めるときに休んでおくのも、大事なことだから。

 哲人が横になっている間は、持ってきていた本を読むことで時間をつぶす。
 かさり…と紙が擦れる音だけが、無音の部屋に響き、
 穏やかで静かな時間が過ぎていく――]

 ……ん?

[そうしていると、不意に身を起こすのが見えた>>396
 文字から視線を上げて]

 行ってらっしゃい。あんまり無理しないのよ。

[と、その背中に声を掛けた]

(415) 2011/05/19(Thu) 02時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[哲人がいなくなり、部屋には再び孤独と静寂が訪れた。
 薄暗い部屋は追想に耽るにはぴったりすぎて、厭なことまで思い出してしまいそうになる]

 …………飲み物でも取ってくるか。

[丁度喉の渇きを感じていたから。
 それを口実として、読んでいた本を閉じる。

 キィと軋む扉を開けて、廊下へと脚を踏みだせば。
 どこからともなく聞こえたピアノの音色>>389に、訝しげに視線を巡らせた]

(417) 2011/05/19(Thu) 02時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[微かに響くピアノのメロディには聞き覚えがあった。
 確か、そう。
 中学の時の合唱コンクールで歌った曲――流浪の民]

 ……懐かしい。

[中学の頃の記憶は、正直思いだしたくものばかりだけれど。
 この曲だけは……今も鮮明に覚えている。

 定住の地を持たぬロマ達の悲しさを歌う曲ではあったけれど、
 自由を求めてやまなかった少年の憧れとして、その曲は在った]

(424) 2011/05/19(Thu) 02時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

 ここから聞こえてるの、か?

[部屋の前のドアノブへ手を掛ける。
 かちゃり、とノブを回せば、抵抗なく開くドア。

 背の高い影が奏でる音色にのせて、甘いバリトンが響く]

(426) 2011/05/19(Thu) 02時頃

【人】 詩人 ユリシーズ



 慣れし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり――……

 

(427) 2011/05/19(Thu) 02時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[ピアノが終われば、ぱちぱちと拍手を送りながら]

 ……意外な特技があるのね。
 好きなの?

[ピアノが。
 それとも、流浪の民が。

 曖昧にぼかしたまま、
 ピアノの前に立つ人影にそう尋ねた。]

(429) 2011/05/19(Thu) 02時半頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 02時半頃


[ それは薔薇の一つ一つに魂が宿るから ]

[ 誰のものとは判別し難い、無数の死魂 ]

[ この地で死した、誰かの思いの残滓達 ]

[ それらが今、薔薇に輝きを与えていた ]

[ その魂たちは、今はまだ何も語らない ]


[ 屋敷を追われ辿り着いたところ ]
[ そこは一本の大木のうろだった ]
[ わたしは全てから逃れるように ]
[ その中へと入って身をひそめた ]


[ わたしはその中で孤独に泣いた ]
[ 暗く沈む闇に希望はもう無くて ]
[ そのままわたしはそこで死んだ ]
[ でもあの方のこと信じていたの ]


[ 暁様が再びの逢瀬を望むならば ]
[ 有明けの空にわたしは黄泉帰り ]
[ ともに愛でた薔薇の姿になって ]
[ 二人の時間を紡いでいけたのに ]


[ あの方の隣にはうつくしい女性 ]
[ そのままわたしを忘れて幸せに ]
[ どうか幸せになってくれますか ]
[ 嗚呼なんで幸せになるのですか ]


[ *あなたわたしをみすてましたか* ]


【人】 詩人 ユリシーズ

― 音楽室 ―

 ごめんなさいね。
 ただあまりに上手だったから、邪魔する方が無粋かと思って。

[驚き、そして息を吐く様子に、
 ごめんごめんと、苦く笑いながら]

 ……ふぅん。
 良いお母様なのね。

[――…うちとは大違いで。

 成人の返事にはそんな言葉を飲み込んで、嗤う。
 どこか自嘲にも似た笑みを]

(474) 2011/05/19(Thu) 09時頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 09時頃


[ツキリとまるで薔薇の棘に刺されたような、痛みを胸に覚える。]

 ……俺は、珀と違って同調はしない筈なんだがな。
 波長の問題だろうか。

[その痛みを、幾多の魂の想いの残滓とすり替えて、ポツリと呟いた。]


【人】 詩人 ユリシーズ

 そもそも有名な曲はドイツの曲が多いものね。
 作曲家はゲルマン系が多いみたいだし。

[壁に飾られたLPのジャケットに記された作曲者の名前も、
 そうだったような。
 そんな事を思い、そっと文字をなぞる。

 だから近づいてくる気配に反応するのが一歩遅れて]

 …………なっ。

[なぜそのことを?
 と、口にしそうになって、言葉を失う]

 ――……お前、なんでそのことを?

[長い時間を掛けて次に口にしたのは。
 何時もより一段低い声で、問う言葉]

(481) 2011/05/19(Thu) 09時半頃

 ……に、しても……

[じりじわじりり。
肌が焼けるような、痛み。
生きている人間のそばに居る時は気にせずにいられる程度だが、ひとり廊下へ出れば、少しでも距離をとろうとするかのように、壁際へ寄ってしまう]

 ……薔薇の方から、だよなあ。やっぱ。

[何を語りかけてこられる訳でもない。
ただ、無数の想いの欠片を、体質が感じ取ってしまうだけ]


 日向っ!


[たしかに、痛みも感じたのに。
そこに居たのは日向ではなく。

庭の近いせいだと、自分に言い訳することもなく、ただ、静かに諦めの溜息を吐き]

 ……まだ濡れてたか?

[掃除は自分に任せた筈なのに、と言外に問う響きで、首を傾げた]


[1度目、日向を迎え入れた時の雫は珀が拭いたことは知っている。
2度目、日向が化け物に変わった後、珀が気を失って後の事は知らない。

拭かれていたならば、珀が拭いたのか……と。その言葉に思う。

大丈夫か?と視線で問うのは、幾多の薔薇に宿る想いが視えるから。
その1つ1つに同調してしまえば、身がもたなそうだと。]


 あの中に飛び込みたいかっつーと、お断りだけど。
 んな無謀はしねぇし、ひとと居る時はわりと、平気。

[とはいえ、必要とあらば飛び込みもするだろうが。
問われる視線に、へらりと笑って、軽く腕を擦った]

 それよか、悪ぃ。……ちょっと、へばってて。
 お陰でさっぱり何が起きたのか分かんねーから、蛍紫の知ってること、教えてくれ。


[蘭香を……と、話を振ったのは、これまでの説明の布石でもあった。

蘭香を選べといったことに対し、珀がどういう反応を示したとしても、ぼそりぼそりと状況の悪さを紡げば、何故そう言ったかは判ってくれるだろうか。

おそらく、雷が鳴る前に中庭に居た誰か――蓮端が濃厚か、が切欠で、日向が化け物に転じてしまったらしいこと。
その誰かは、暁様――怪談の屋敷の息子に、何か関係があるかもしれないこと。
大須の姿が視えないのは、多分、化け物となった日向の所為だろうということ。

己が判る範囲で、伝えられることは伝えた。
出来れば、蓮端に会って確認してみて欲しいとも。]


 ……話は、分かった。
 夕輝先輩も、探してみる。危なそうだし。

[何故、そう言ったかは分かった。
分かったが、はいそうですかと笑って頷いてやれる言葉ではなく]


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