194 花籠遊里
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ん…っ…
[求められるままに、滑り込む感触は暖かなものでした。 粘膜の滑りが訪れれば、甘い呻きが漏れます。 合わせるように、逢わせるように差し出す舌先は ベルさまのものよりも仄かに熱いものでしょう。
いつも、買われる宵には 『蝶』へとお願い事を致します。
どうか、接吻けてくださいませ──…と。 どうか、仮初の愛を囁いてください──…と。
その甘さ在ればこそ、櫻の花は艶やかに色付くのでございます。 今宵もまた蜂蜜のごとき甘さに、僕はその身を咲かせるのです。 絡み合う舌先が、ふるりと震えておりました。]
(130) 2014/09/15(Mon) 21時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 21時半頃
[腕を引いてくれと、そう望んだのは他ならぬ自分。
その手にまた触れることが出来た時、確かに左胸は鼓動を大きく揺らしたというのに。
結局、『花』は『花』でしかあらぬのだ。
胸元に残る花の教えを深く、深く刻みつつ。
そっと銀で覆われた縁を歪ませた。]
[見ないで、と声に出さぬまま、口はそう紡いで
目尻には快楽からか――うっすら涙が浮かんでいたろう]
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[ベルさまと呼べば、顔を緩やかに綻ばせて下さいます>>135 その表情にまたつられるよう、僕も綻んで見せるのです。 これが男女や恋仲なれば、それは素敵な情景でしょう。 地下牢という遊郭の中、甘い時が現実の刻を止めるのでした。]
そうですか? それは、とても嬉しいです。
[「楽しいひと時を過ごすこと」が望みであると告げる彼に 僕は同じ言葉で返しました。
『花』として望まれることが『しあわせ』なのです。
金色蝶が何を思い誘われたのかは、僕は知る事など出来ませんが こうして櫻の枝葉に翅を休めてくださるのならば 僕は応えて、色付いていくのでございます。]
(142) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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[美しいという名前は、その御方に吸い込まれます>>136 触れ合う舌はそっと、蜜を得るように吸われ それだけで、くらと眩暈さえ起こしそうなほどに 甘やかな接吻を重ねていたのでございます。]
──、…っ
[吐息までもが震えたのは、彼の手が胸を這ったからでしょう。 白い着物のその下で、それこそ櫻の色をした小さな果実。 辺りの膨らみは丘と謂えるほどにもなく、けれど胸板と呼べるでもありません。 性別を感じさせず、しかし性欲を感じさせるもの。 密着すれば、項からは櫻の練り香水の甘さが香ります。
縋るように指先は、ベルさまのお洋服を掴みました。 果実ははしたなくも、ぷくりと硬さを帯びていることでしょう。
胸元を這う彼の手の甲に、片方の僕の手を添えて。 売れつつある櫻の実へとその手を導きました。]
(143) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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[とうのすけ。
音にはせずに藤色の花を呼ぶ。
頭を撫でてやることも、雫を拭ってやる事もできないこのもどかしさ。
己が『朧』である事を、友である事をこれ程に後悔した事は無い。
関わりが浅い『花』となら、こんな思いをせずに済んだのか。]
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[熟れた櫻の実に、布越し触れる彼の指先はとても優しいものでした。 摘まれれば、呼応するように指先に力が籠もります。 重なる唇の隙間から零れる吐息も ベルさまの裡を焦がす火種になってくれたでしょうか。
離れる唇には、名残惜しげに睫毛が振るえ 微笑まれる彼に、朱の差す目許を細めました。]
ベル、さま。
[「可愛いね」「好きだよ」「櫻子」>>150 連ねられる言の葉に、胸の奥がとくり音を立て 射干玉の眸に彼だけを映しておりました。
隣より聞こえるは、『蝶』の声であったでしょう>>147 弄ばれる二輪の『花』の嬌声であったでしょう>>144>>154
それに優しく蓋をするような声音が 僕を名指しで呼びました。]
(160) 2014/09/15(Mon) 23時半頃
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はい。
[甘い囁きは金糸雀の鳴き声でしょうか。 耳からするりと潜り込み、僕の裡で響いています。
崩された着物の下から露になるのは、白き肌。 ベルさま程の白さはなかったかもしれませんが そこに飾られた小さな実の櫻色を、映えさせるような色合いです。]
…───ぁ、っ
[指が触れれば小さな声が聞こえましょう。 吐息に交じり、跳ねるような声でした。]
ベルさま、好きです。 お慕い申して…っ、 ん
[甘い囁きは、さて地下牢の何処まで届いたやら知りません。 おりますと告げる前に切れた言葉は、重なる唇の愛撫で 小さな身体に熱を灯していったのでございます。]
(161) 2014/09/15(Mon) 23時半頃
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[今宵は二輪が共に買われているのかと
心のどこかで、そう思っておりました。
聞こえぬフリをしていても、耳には否にも届くのでございます。
お優しい藤の花が、辱められているのでしょう。
麗しい朧の花が、甚振られているのでしょう。
揺れる焔の花は、遠くに身を委ねているのでしょうか。
綻ぶ淡藤の花は、求められるまま咲いているのでしょうか。
───裡に渦巻くものから眸を逸らし。
僕は金糸雀の唄に、耳を傾けるのです。]
朧、お願い……もう……
[小さく、願う様に囁く声は涙と色に濡れ
彼にこんなことをさせてしまっているのだと自覚すればぱらぱらと汗に混じり雫が頬を伝った]
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[僕の言葉に零される笑みは、鈴を転がすような音でした>>167 白い彼の肌に、左の目許に在りし黒子に指先を伸ばします。 ひたりと触れれば、与えられる愛撫に指までも 熱を帯びていることを伝えるでしょう。
違う色の、同じ白。 不可思議な相違に、眸を細めようとして。]
わ、ぁ
[牢屋という場所に不釣合いな、柔らかな布団の上に身体を横たえられて>>168 出した声はすこし間の抜けたものだったかもしれません。 布が滑る、淫らな音が響きます。]
ひとつ…に……。
[まるで鸚鵡返しのように紡げば、耳先に朱がさしました。 生娘でもあるまいし、と思われるかもしれませんが 恥ずかしいと思うことに、変わりなどないのでございます。]
(176) 2014/09/16(Tue) 01時頃
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ベルさまもお姿をお見せになっては下さいませんか…? 僕だけでは、恥ずかしいです。
[包み隠すものはやがてなくなり、丸窓からの月下にて 全てを晒す事になりましょう。
申し訳程度に付いたものは、僕の性別をものがたります。 手で隠す、なんて事は許されやしないでしょうから 僕はほんのりとした羞恥に耐えるべく ベルさまの頬へとまた、指先を滑らせたのでございます。]
あなたさまの、情熱を。 僕の、裡へ。
[そっと腕を首へと絡ませ、耳元にて囁きました。 その声は、蜂蜜の甘さを移していたでしょう。]
(177) 2014/09/16(Tue) 01時頃
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―――坊やの悪趣味に比べちゃ、俺なんぞ可愛いもんよな。
[喉を震わせた独り言を聞くものは居ない。
ただ、と思案巡らせ、瞳を微かに揺らした。]
あれもつくづく、面白い坊やだ。
[溜息のような感嘆は、男にしては珍しい他者への興味。
花籠の外に向ける視線は、久しく。
過ぎった感覚を自覚すれば、
笑気一つ零して、夜に再び身を浸した。**]
[ごめんなさい、と
唇は涙浮かべた子供の様に震えながら言葉を紡いだ]
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[僕が触れたベルさまのお顔は、少し朱を差したでしょうか>>181 仄かに熱が移ったようにも感じます。 僕の見る幻でなければいい、そう思いながら 僕はシャツのボタンに手を掛ける彼を、見上げていたのでございます。
射干玉と同じ黒髪は、布団に広がっていたでしょう。 その髪は櫻の枝葉の如くして その肌は櫻の名の如くして>>182 二つの、いいえ三つの光の下に晒されていたのでございます。
月下、くゆる焔、そして『花』にとまる金色の『蝶』。]
ご、ごめんなさい…っ。
[「恥ずかしいな」と向かう笑みは些か妖艶でありました。 ベルさまを見詰めていた僕は、思わず視線を逸らしました。 はらりと黒髪が、また広がったのでございます。]
(189) 2014/09/16(Tue) 02時頃
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は、い。 染めてください、あなたさまで。
[甘すぎる程の囁きは、櫻を色濃く咲かせます。 ささやかな愛撫にさえ反応を見せる櫻の下肢は そうっと静かな音と共に、恥ずかしがりながらも脚を開いて見せました。 これから行われ、与えられる全てを受け入れる悦び。 指先は彼の項をなぞり、そして。]
接吻けを、ベルさま───…
[おねだりをひとつ、零すのでした*]
(190) 2014/09/16(Tue) 02時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 02時頃
[隣より聞こえるは、激しさを表す声でありました。
肌の打ち合う音も、粘膜擦れる水音も。
やがては明瞭でない嬌声が、弾ける瞬間を伝えたでしょう
見えぬはずの涙の音が、此方へ届いた気さえします。
他の牢でもきっと、花々は咲き乱れているはずです。
此処はそういう場所なのですから。
そしてそれが僕たち『花』の、『しあわせ』であるはずなのです。]
[僕の戯れのような接吻けに、頬を染めた銀花も
誰ぞ彼の腕の中、咲き誇っているのでしょうか。
丸窓からちらりとだけ、月の端が見えました。
「月が欠ける前に」などという言葉を
不意に僕は思い出し
傾く月を眺めては、彼の『花』の行く末を想うのです。]
[尋ねる事が出来たのは、亀吉さんだけでありました。
丁助さんには、寸でのところで訊くのを躊躇ってしまいました。
朧さんに訊けば、叱られてしまうでしょうか。
藤之助さんに訊けば、困らせてしまうでしょうか。
他の花たちにも、訊きたくとも訊けないでしょう。
どうして、訊けないのでしょう?
何故、訊けないのでしょう?
わからないまま、僕はいつであろうとこう答えるのです。]
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 03時頃
──幸せとは、こんなにも胸が苦しいことなのですか。
[“教えて下さい”
闇世の中、音にさえならなかった吐息が小さく反響しては、消える。]
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[目の端に、衣服脱ぎ捨てる音がいたしました>>201 「君も僕のことを見て?」と謂われたなら、視線はおずおずとながらベルさまへと戻ることでしょう。 見上げればそこには、美しく艶やかさを持った笑みがありました。 細いとはいえ、きちんとした男性を思わせる体つきに 中央にはそれを証明する雄の塊が見受けられました>>202]
……っ…
[視線は僕の身体を隅々と見ておられるようでした。 その眸に撫で上げられて、僕の小さなそれがふるりと揺れたのでございます。 はしたない身体を恥じてまた、僕は頬を赤く染めておりました。]
ベル、さま…っ
[羞恥に、乞い願うような声が鼻を通って唇から溢れます。 お強請りは優しい御方に叶えられ、唇は再び逢瀬を迎えました。 早急な動きで求められる時には、長い睫毛をきゅうと伏せ 緩慢な動きで交わる時には、薄っすらと射干玉を眸へと向けておりました。]
(206) 2014/09/16(Tue) 13時頃
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[長くすらりとした指先が、僕の身体を撫でて行きます。 淫らにも立てた膝から腿へ、動く度に吐息は上がるばかりです。]
ん っ、!
[一番敏感な場所を指で包み込まれた時のことです。 先までのものよりも、僅かながら高い声が溢れました。 包み込まれたその手に、甘い蜂蜜のようなものが触れたでしょう。 透明な蜜がぷくりと、先端を彩っておりました。
離れた唇を繋ぐ糸は、ゆるりと弧を描き途切れます。 ベルさまの浮かべる微笑みが、何を謂わんとするのかがわかるようでした。 僕は顔を朱に染めたまま、こくりと肯きを返しました。 僕もそろりと指先を、項から背中へと滑らせます。 背筋につるりと触れ、ベルさまの変化を窺うべく顔を見詰めるのです。]
(207) 2014/09/16(Tue) 13時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 13時頃
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[ころころと鳴る喉の音は、まるで木製の鈴のようでした>>208 僕との交わりの中に、何かをきっと満たしてくれているのでしょう。 好きだと囁かれる言の葉は、甘い幻だと存じております。 その嘘を誠にしてはならぬのだと、朽ちた花から教わりました。 ですから僕は幻を吸い上げ、甘い蜜を『蝶』へと届けるのです。]
べ、る…さまっ
[崩れぬ微笑みに、囁き堕ちる甘い毒に身を捧げ 鼻を掠めた声で、小鳥に擬態し囀ずりましょう。
彼の手がゆっくりとした動きで、枝葉を撫で上げて行かれます。 音はとても静かで、耳に届くのは隣の牢の折檻ばかり。 それでも体が触れ合うそこからは、酷く淫らな粘膜が 音もなく音を奏でていたのでございます。
少しずつ、溢れ、溢れて 彼の手を、花の蕾をそっと濡らしていくことでしょう。]
(211) 2014/09/16(Tue) 15時半頃
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べ、るさ… あっ
[やがて美しいお顔からはあまり想像ならない無骨な指先が 蜜に濡れる蕾をそっと、圧し広げて行きました。 詰まるような嬌声が溢れ、ふるりと体は震えます。
痛くはないと、首を振り 受け入れるように、蕾は弱い収縮を見せ 背筋に触れた指先は、傷付かぬように 柔らかな腹で、きゅっと掻いたでしょう。]
ほんと、の しあわせ…?
[甘い毒に触れ、吸い上げる櫻は黄金の色に染まります。 射干玉はゆらりと一度揺れ、寂しげな色を浮かべる前に。]
魅せて、くださいませ。 誠の『しあわせ』な、夜を…。
[そう謂って、自らそっと彼の瞼に唇を触れさせたのでございます。]
(213) 2014/09/16(Tue) 15時半頃
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僕は『しあわせ』です。
[何時の時もそう答えましょう。
何方さまにもそう応えましょう。
胸が苦しいなど、僕にはわからぬ想いなのです。
朽ちた花の行く末を知ればこそ。
その毒に囚われてはならないと。]
[櫻は誠の『しあわせ』に、まだ散るを知りません。
咲いてさえ、いないのですから。]
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 15時半頃
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[名を呼べば呼ばれ、呼ばれれば呼ぶだなんて>>214 本当に此処は檻の中でしょうか? 倒錯的な言の葉の間には、「おひめさま」とまで囁かれ あゝ、甘い毒に蕩けてしまう気さえ致します。
ベルさまがベルさまでなくなることを知らぬ『おひめさま』と 櫻子の誠の名を知らぬ『おうじさま』。 小鳥と金糸雀の囀り、櫻と蜂蜜の甘い毒。]
さま…っ べるさま、あ
[啜り泣くような声音が牢へと響きます。 それでも涙は一粒も落ちぬ、可愛いげのない花なのです。
くちづけに終わる幸福な物語。 それこそ、甘く甘い、毒のようなお話でありましょう。]
(216) 2014/09/16(Tue) 18時頃
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[薄い空に囀ずる小鳥が、瞼にそっと接吻けました。 「本当の櫻のようだ」と聞けば>>215 僕はとても嬉しそうに、笑むのです。]
ひぁ あっ、!
[迷いを知らぬ指先が、止まることなく圧し進み ある箇所に櫻の芽を見つけたようにございます。 節くれた指が掠めれば、高く声が上がりました。]
は …ぃ あっ、─── んっ!
[ぴく、ぴくと跳ねる小さな身体と その度に小枝が、蜜を溢しながら揺れました。 耐えるなど出来ません。 射干玉を彼へと向けて、先を、先をと強請るのです。]
(217) 2014/09/16(Tue) 18時頃
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