人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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[正直食欲をそそる芳香を放つそれらを海に遺棄するのはどうにも勿体なく思われた。
だからといってこの数の船員を完食する前に腐り出すだろうからいくらかは捨てなければならないのだろうが。]

ああ、いけない。
料理長殿が生きているのなら
早く彼の食事を摂ることにしよう。
そうでないとこの死体たちをつまみ食いしてしまいそうだ。
 


[それは、ヒトに聞こえぬ聲で交わされた、甲板での道化との会話。]


 違うな。

[短く返す。
 だが道化から思うところを告げられれば、意味が分からないとでも言いたげに、僅かに眉が寄った。]

 ……仲間?

 おまえの言う、仲間の基準は、何だ?
 この周章した船で、冷静さを失わぬ智慧者か。
 疑わしきを躊躇わずに屠る残虐者か。

 それとも、おまえに忠実な”犬”か?

[それとも他に彼の基準があるのだろうかと、紅帯びた瞳で道化を見据える。
 畏怖の仮面の裏側を、覗きこもうとするかのように。]


 仲間の基準か。

[紅い月のような瞳を見つめ返しながら、
その瞳の冷たさに私は…少し同情した。
この者には家族がいたことはないのだろうか。

私の場合は、家族さえ未だいてくれれば海賊の船長になることはなかったろう……]

 仲間だと感じた者が仲間だ。
 理屈ではない。

 君は群れを知らないのかな?狼の癖に。

[だとすれば彼は狼よりも豹に近いのだろう。]


[視線を彷徨わせる船長の姿など初めて見た
今まで恐怖と絶望の象徴であった彼は、何1つ躊躇わなかった。
迷わなかった。

今だとて切り捨てられる覚悟もあったのに。
残酷なサーベルを握る手はこの身体を優しく抱き寄せた。]

 ……あんたも一人ぼっちなんだな。
 ずっと……誤解してた。

[初めて聞いた彼の過去の一端に、細めていた目を開けて
道化の下の感情を読み取ろうとする。
彼の手は、こんなにも優しい。]


 俺の母は、物心付いた時には狂っていた。
 色々お恵みでたらい回しにされて。
 何とか頭だけは良かったから命拾いしたけどな。

[眠っていたとは言え、2人分の能力が助けてくれた事は確かだろう。
学者や貴族付きの医者になるには、金も家柄も足りずに
行きついたのが絶望の船。
だが、今は感謝すらしている。]

 あんたの船に乗れた事、感謝している。


【人】 FSM団 ミナカタ

    − 牢屋前にて −
[甲板がまさに血で血を洗う状態になっている等、知る筈もない。
ただ、今はこの血の匂いの誘惑に耐えなければと、
腰に付けたままの袋をきつく握り締める。

銀の指輪は、干乾びた赤子を封じる為に、あの女も使っていた。
指輪の力でこの衝動を抑える事が出来れば、
誤魔化せるかもしれない。

そんな祈る様な気持で握り締めた袋の中で、
銀の指輪は小さな塊へと変わっていく。

元の指輪の装飾は残したまま、塊と化したそれは、
握り締めた者の握力が人ならざるものと知らしめていた。]

(277) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 22時半頃


【人】 FSM団 ミナカタ

[握り締めていた力を抜く切欠は、船長の声>>185
ここに長居しても仕方ない、腰を上げると
肉塊と化した2人を一瞥するだけで背を向けた。]

 牙か爪か、ひとまず人間の仕業じゃない事だけは確か、と。

[船長が確認する死因に、それしかないと息を吐く。]

 獣の牙……だな。

[改めて断言する。間違わない様と自分に言い聞かせる様に。]

(282) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

[爪と言えば、ヴェラを想像してしまう。
ほとんど無意識に、それを避けようとしていた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 はいはい。

[いつもの調子で後を追う事を疑いもしない様子に、
素直に甲板へと上がって行く。]

 なんか、すげえ騒がしい。

[上の方から漂って来る血の香りと、
喧騒に眉の皺が自然と深くなる。
何が起きているかと、急ぎ足の腰で髪袋は揺れた。

強く握り過ぎて破れた事も気付かず、
髪男の呪いの様に人ならざる力の証でもある銀の塊が
零れ落ちた事にも……気付かなかった。]

(284) 2014/12/12(Fri) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[小さな音すら立てずに第一甲板を上がる階段から
銀の塊が零れた事に気付かず、阿鼻叫喚となった甲板の様子に
ガシガシと頭を掻いた。

まだ息がある者もいるはずと、助けようかと動き始める直前に
息の根を止める船長の姿。

何もかも壊れていく、そんな現実をひしひしと感じた。]

(289) 2014/12/12(Fri) 23時頃

[名を呟きながら、味を想う姿に釣られる様に喉を鳴らす。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[風を求めても船は走らず、血臭だけを立ち昇らせていく。
罵声も猜疑心も殺意も膨らむだけ膨らんでいく中、
まだまともに見えるヘクターに。]

 人間の仕業じゃねえよ。
 普通の犬よりもデカそうな牙でがぶり、だ。

[騒いでいる連中が持つ刃物で対処出来るか怪しいと告げ、
因縁を付けられたのか、1人の乗組員を解体し終わったらしい
リー>>202に声を掛ける。]

 幾らしっかり手入れしてるからって、道具が痛むぞ。
 
[いつぞやか、大事な道具を踏んだからと
相手の目を潰しそうになったリー>>2:79に、
道具の管理だけでなく、道具が痛むとどちらの立場で
止めたのか判らない忠告をした事を思い出す。

今も同じで、気遣うのは道具の方だ。]

(297) 2014/12/12(Fri) 23時頃

[道化が、その仮面の奥で何を想っているのかは、まだ分からない。
 まさか、己の境遇を思われ、憐れまれていようなど。

 ただ、彼の推察通り、家族というものの記憶はない。
 しかしそれに孤独を感じたこともない。]


 理屈ではない、か。

[つまり、己の認めたものを”仲間”と呼ぶという意味か。
 成程それなら一理ある。納得もいく。]

 ───群れ?

 いや知っている。
 たとえばこの群れの長は、おまえだろう。

[ただ群れの解釈に、若干の差異が合ったかもしれないが。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[『人間より道具が大事か』『人でなし』
そんな声が聞こえて来たが、知るかと頭を掻いた。
その内のひとりが、血塗れの包帯を運ぶ姿を見たと
船長へと告げる>>209

……見られたか。

頭を掻きながら歪みそうになった顔を隠そうとして。]

(300) 2014/12/12(Fri) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……おい。

[思わず船長を二度見した>>210]

(301) 2014/12/12(Fri) 23時頃

[思わず突っ込んだのは、色々噂が立つ様な内容だったと言うよりも。]

 何故嘘を吐いた?
 ばれたら、あんたも巻き込まれる。

[船長が人狼だと知れば、恐怖に怯えている連中も、
それこそ死に物狂いで命を奪いに来るだろう。
そんな危険な真似を、何故、と視線は咎めるものに。]


 そういう意味ではない。

[ヴェラの答えに苦笑する。
知識としてではなく経験として知っているかと問いたかったのだが。
いや、そもそも群れの概念が違うのだろう。]

 君は私のことは仲間とは認めてないだろうに。

[彼がどんな生を歩んできたのかはまるで想像もつかない。
孤独などものともしないその姿は同族でありながらまた別の違った生き物のように見えた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[頭を抱えている様子に、何かを悟ったかの様に人が引いて行く。
確かに正面切って何かを言って来る連中は少なくなりそうだが、
違う意味で居心地が悪そうな視線を感じて、
じろりとそいつらを睨んだ。]

 ったく……死にたくねえなら、昨日のレディーの船まで
 泳いで行けよ。
 

(304) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

 ギリ―、後でその傷見せろよ。

[泣いていないと言ったギリ―と、彼の怪我に聲を上げた船長。
ヴェラとの会話も耳に入れながら、この聲が繋ぐ者達だけは
助けたいと言葉にしないまま、ギリ―の傷を気遣った。]


 巻き込まれたかったからだよ。

[ミナカの問いへの返しに、聲の調子に愉しむような色が乗る。]

 La faim chasse le loup hors du bois.
 飢えは狼を森から追い出す。

[私は歌うように唱える。]

 覚悟を決めるためだ。
 仔を護る為に…船員たちを裏切る覚悟を。

[「仲間たちを裏切る覚悟を」と言いかけたが、そもそも最初から仲間ではなかったなと言い換えた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 死にたく無い奴は怪我治療するから、
 一通り終わったら医務室へ来い。

[甲板の喧騒はまだ終わりそうにない。
長居をしても面倒だと、医務室の前に自室へ戻る事にした。

腹は減っていない。

第二甲板も食事をする所か怪しい様だが、
ちらりと横目で見るだけで仮眠を取ろうと第三甲板へと降りた。]

(314) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[大嫌いなオルガンの音が聴こえていた。]

(315) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 23時半頃


 ……あんた、何でそんな優しいのに、無理するんだろうな。

[唄う様な返答に、また泣きそうになる。
泣きたいのは赤子なのか、自分なのか、もう判らないほど
彼を仲間と慕う想いは強く。]

 俺はあんたを尊敬するよ、ヴェラ。

[2人の会話を聞きながら、その孤高の強さを羨んだ。]


[甲板に一つだけ残っていた死体を抱えるとその死体を海に落とした。
もちろん、一口二口味見をしてからだ。

唇と指についた血をぺろりと舐めとる。
それからはあと吐息を吐き一言。]

 嗚呼……美味。



 ミナカ、

[グレッグが動く刹那、ガリリと左耳を掻いて叫んだ。
現実的な声は間に合わなかったが、
咄嗟に彼を呼ぼうとした思考は、伝う。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[ギリ―の背中に隠れてチビガキの姿は見えなかった>>323
だから陽気な声に、何処か怪我をしたのかと、一瞬油断した。]

 あ? どうした。何かいざこざに巻き込まれたか?

[問い掛けが終わる前に、鈍い煌めきが飛び込んで来る。
普通なら、いずれかは食らってしまっただろう。]

 グレッグ!?

[思わず、全て叩き落としてしまう。
それこそ、今まで見せた事のない、
人では無い事を示す様な異常なスピードで。]

(331) 2014/12/13(Sat) 00時頃

 優しくなんかないし無理もしてない。

[ぴしゃりと言った。
デジャヴを感じると思ったら昨日グレッグにも同じ事を言われたのだったか。
そんなつもりは、断じてない。決して。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 グレッグ……何のつもりだ。

[直後に自分の失態に気付くが、動揺を見せぬ様に睨み返す]

(333) 2014/12/13(Sat) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[本当は1、2本受けてしまえば良かったのだ。
だが、彼は毒を使うと知っているからこそ。
反射的に避けてしまった。

これは致命的なミスだと、即座に判断する。

ルイスの仇については誤魔化せる可能性があったが、
今の動きは誤魔化しようがない。

徐々に瞳は戸惑いから殺意へと、色を変えていく。]

(338) 2014/12/13(Sat) 00時頃

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ミナカタ
13回 (5d) 注目

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