283 突然キャラソンを歌い出す村2
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― →裏山 ―
[空の色が暖色に変わり、裏山に向かうふたつの影も長く伸びていた。]
……
[こちらが用件を聞くより前に、言われた。 こいつ昼の時もそうだったが、まるで、確信を得ているかのような口調に感じた。]
……チッ
[あってる?と首を傾げるヨスガに、舌打ちと睨む視線を向けながら]
そういうてめぇはどうなんだよ。
[両ポケットに手を突っ込んだまま、自然と苛立ちからか、周囲に風を巻き起こして、落ち葉を巻き上がらせながらヨスガに聞いた。]
(802) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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ー 放課後・廊下 ー
な、何事ですの!?
[この後の予定は何があったかと思いながら廊下を歩いていると、どこからか唐突に男の悲鳴が聞こえてきた。>>793]
……クラウザー先生?!
[手近な窓から声のした方を探してみると、部室棟の屋根の上に二人の人影を認めた。 顔を覆っている一人は見覚えがある、英語教師だ。 もう一人は、女生徒だろうか? などと思っていると、ヒョイと屋根から飛び降りて何処かに駆けていく。>>797]
(803) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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―放課後:2-A教室を見渡せる文芸部室―
[そして放課後。
久世葵はうきうきとした内心とは裏腹に、若干緊張した面持ちであった。葛籠は此方の擬態を見破る慧眼を持っている。念の為、間近でのウォッチングは避ける事にした。(最も、シンイチもヨスガもヤスリもおもんも気づくのだから、効果範囲が女性「側」に特化した擬態能力なのかもしれない)
黒江より双子情報と交換に拝借した、2.5次元ミュージカルにて推しの顔をじっくり眺める為のオペラグラス。窓を通して眺めている為音声は聞こえないが、心の耳で補完できるから大丈夫だ、問題ない。
花咲が風紀委員の仕事へと出かけ、教室に二人きりになる葛籠と夏美。久世葵は、その様子を只管に見守っている――]
(804) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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[指先からピックが奪われた感覚があったが、>>797既にそれについてもうどうでもよかった。
おもんが飛び降りて逃げていった後はなおも取り乱した様子でどこからともなく手鏡を取り出し自分の顔を見て視覚の上書きを試みる。]
あの男絶対許しません絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対許しませんからね…!!
[手鏡を見ていて尚、怒りが湧き上がり視覚を鮮烈新鮮衝撃的なな記憶が圧倒する。]
お゛ぇ゛…っ
[とっさに口元を手で抑えると、クラウザーもまた屋根の上から飛び降り、おもんとは別の方向へ走り去るのだった…。*]
(805) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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あっ、…ううん、考えてる場合じゃないわね。
[何があったのかはわからないが、何かがあったことは確かだ。 先生の方にはきっと先程の悲鳴を聞いて誰かが駆けつけるかもしれないが、女生徒は今追いかけないと見失ってしまうかもしれない。 謎の使命感にかられ、麗亜は走る女生徒を追ってその場を飛び出した。**]
(806) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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[夕陽に染まったムード満点の放課後の教室。
葛籠は夏美へ1曲(>>660)捧げると、夏美も顔を赤くしながら1曲(>>713)歌う。CD予約フォームは何処ですか?眼鏡を一度グイッと上げ下げした。
近距離でじっと見つめ合いながら、手を握り、何かを話すツヅナツ。其処に神がかったタイミングで通りかかり、教室を覗くと直ぐに立ち去る花咲。(>>708)]
(807) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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ガタッ…
[久世葵は、思わず大きな音を立てて立ち上がった。
此れはここなつにとって、大きな波乱イベントだと。ツヅナツフラグと、傷心の花咲はどう動くのか?どちらも見逃す訳にはいかない…
葵に取っては珍しく、警笛音と共に焦燥感が混じるBPM高めのスピードミュージックが流れ出す――]
(808) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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♪ 放課後はウキウキWatching あっちこっちそっちどっちのルート分岐 現実(リアル)はセーブ&ロードなんて無い 俺の肉体(カラダ)も1つ限り クソゲーと呼ばず何と言う
[ティロンッ♪] [効果音と共に空中に半透明のウインドウが現れる]
┌――――――――――――┐ | ナツミを見守り続ける | | こころを追いかける | |ニア協力を仰ぎ何方も追う | └――――――――――――┘
(809) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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[オペラグラスを背後の黒江にパスし、ツヅナツの続報をチャットで送る様に頼む。そして文芸部室を抜け出して、花咲の行方を追う。
夏美はメインヒロインでキーパソンであれど、ここなつは花咲無しでは有り得ないのだ。
イベント会場の島中を抜ける様に、生徒達をすり抜け異様な機敏さ尾こ…見守りながら辿り着いたのは1年生の教室階だった。息を潜めながら、そっと見守り続ける…]
(810) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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♪ 放課後はウキウキWatching あっちこっちそっちどっちのルート分岐 甘々幼馴染からのライバル登場 傷心の君は後輩へ寄り添う キマシ…と言わず何と言う
(811) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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[>>752『貴方が欲しい』
その言葉に爆弾を食らった様な衝撃を受けた。]
(ここなつ破局…! ツヅナツ、セイココルート、確定…!?)
[尚、黒江の続報によるとツヅナツはIDを交換し、何やら初々しいやり取りをしていたらしい。
新刊2冊目の内容が、確定した。*]
(812) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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─ 放課後、教室>>782 >>755─ [屋上のことを知らない僕は、雷君が何を考えているかは、わからなくて。]
そう。
[覚える、ときっぱり言われるのは清々しい。 顔は怖いけど、悪い人じゃないのかもしれない。葛籠さんみたいに。]
……? え、あ。 そっか、うん、見ればわかるよな…。 …だよな…
[はは、っと、ちょっと目を伏せて自嘲してしまった。ヨスガの方が、全部眩しくてきらきらしているのだ。]
(813) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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─ 放課後、教室>>782 >>755─ [そんな時だ。]
ヨスガ。
[そっくりな声、違うトーンで掛けられるは片割れの声。 学校でちゃんと会えるのは珍しい。ちょっと、嬉しい]
仲良く、って、いうか、 地図を描いてたっていうか。
[言葉にするとよくわからないな。]
……? ヨスガ、雷君に用がある? いいよ、行ってきて。
[自分がついていっていいことじゃなさそうだから。一歩引いて、じ、と見たのは、なんとなく。訴えるみたいに天眼石のブレスレットがかちん、と小さく音を立てた。]
(814) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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― 放課後:学校のおそと ―
[おもんはダッシュで逃げながら、背景に再びギャラクシーな光景を浮かべていた。
なぜか背後からめちゃくちゃ追ってきている足音がするのである。]
エッ? エッ? ウソ……
[もうさっきの金髪男の「お と こ」や「不審者くん♡」を思い浮かべるに、その金髪男の本気のスプリントを想像しては完全に絶対に追い付かれたくない一心となり(あの金髪を振り乱し一糸乱れぬ謎の正確な仕草で本気走りを想像したら絶対怖いのである)おもんは蛇と転じて以来、脚を使って逃げることにマジで本気となった。>>806]
(815) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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― 放課後:一年廊下 ―
私は体力はあんまり自信が無いから、頼りにさせてもらっちゃいますね! それじゃあ……。
[【風紀委員】と書かれたワッペンを取り出し、はっきりと頷いたセイカ(>>798)の右袖に付ける]
見回りとか風紀委員として活動する時はこれを付けてくださいね。 私の予備のもので申し訳ないですが……正式なものが手配できるまではこれを使って下さい。 さあ、それじゃあ見回りを再開しましょうか!
[そう言って、セイカと横並びで歩き出す。 道中は風紀委員としての活動について軽く説明をしたり、質問を受けたり。 そんな風にしながら巡回の*続きを行った*]
(816) 2018/09/09(Sun) 22時半頃
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ー 放課後:3年教室側の廊下 ー
あ、そう……ならいいや。 邪魔したね。
[クスクスと笑い合う二人の女子生徒から離れて、 葛籠は他の生徒に声をかける。 この付近を通りかかるのは1学年上の生徒たちが多いが、 少しも遠慮することなく声をかけていく。]
(817) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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─ 裏山 ─
[>>802 質問に対して舌打ちが繰り返される。生徒会長にあまりそういうことをする生徒はこれまでいなかったから、ちょっと新鮮だ。 ふふっと小さく笑った。]
────。
君からは、どう見える?
[眼鏡以外はエニシとまるきり同じ顔で、エニシがしない目を細めた表情で両方の口角をあげる。確信があっても、怖いと思っていないのは確かだった。 風が落ち葉を舞わせている。風に縁があるんだろう。昼休みのことを思っても。]
(818) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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ん。まぁ、そんなとこ。 風紀委員の手伝いでね。 不審者がうろついてたら、まずいでしょ。
[聞いて回るのは、例の“女装男”、その目撃談について。 目下、それとはっきり分かる怪異はそれぐらいだ。
生徒二人が浮かび上がったという“神風”も気にはなるが、 生徒を助けたのであれば、おそらく害意はないだろう。]
(819) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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随分警戒してるみたいだけど、 別に取って食おうってわけじゃないし 正体がなんであれ、 生徒会は君を追い出したりはしないよ。
──目的次第だけど。
[雷君は真面目に授業にも来るし。と 添えて生徒会長は小首を傾げた。]
どうしてここに来たの?
[知りたいのは、まずそこだ。]
(820) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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……そっすか。 はぁ、どうも。邪魔したね。
[予想していたことだが、目撃談はいっこうに集まらない。 怪異が目撃されることは、この街であっても、 それほど稀なのんだ。本来ならば。]
(821) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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ツヅラは、おもんにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
ツヅラは、フウタにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
ツヅラは、ヨスガにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
セイルズは、ツヅラにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
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―裏山― >>818>>820 [笑う仕草に、ケッ、と唾を吐き出して昼休みの時に鼻で感じた違和感がじわじわと実感に変わるのが解る。まあ、勘だけどな。]
随分と面の皮が分厚い野郎に見えるぜ。
[首を探している同居人の顔を思い出す。まさか彼が、どこかで御開帳なんぞしているなんて知る由もない話だがな。]
目的、ねぇ…
[外は風が気持ちよい。顔を空に向けて、ザァ、と強めに吹く風を感じながら細い目を細めて]
(822) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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俺はただちょっと 気まぐれ風の吹くまま 人間と遊びたいだけさ
長居はしねぇし、できねぇ身だ
場所はいつもてきとーだよ 嵐と雷があったから来た
…それだけだ
ただ、なんだァ 怪異は――…怪異を自然と呼ぶ
そういう…だけだろ なぁ、生徒会長
[眼を細めたまま、顔の位置を戻してヨスガの顔を見た。]
(823) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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─ 放課後:補講部屋 ─
アオイとエニシとツヅリと…ナツミ? また妙な面子だな。
[部分部分なら解るけど、四人まとめてとなると、 ふ〜ん、と相槌を打つ。 同時に、なんかあったのかな。とも思う。 アオイはナツミのことを言ってたし…うーん…。 思わず少し考え込んだ。けどすぐにハッとして、 課題へと意識を戻すのだけど。
チラりと見えたノートにあるのはらくがきだ。 誰かも解らないし心当たりだってない。 女生徒にも見える。今度の曲のモチーフかなにかだろうか。
繰り返し流れるメロディー。 止まったメモ。 彼は自分のやるべき事を、 きっと終わらせたんだなと思う。]
(824) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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……
[少し表情が引き締まる。 真面目に集中しよう。そう思った。
俺はいつも、……いつも、自分が情けない。]
(825) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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セイルズは、こころにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/09(Sun) 23時頃
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─ 回想:去年の秋すぎて ─
[あの事件の後、こころが風紀委員に入った。 その理由の心当たりなんて、ひとつしかない。]
……こころ。
[声を掛けたのは、 風紀委員の活動と軽音部、まだ両立してた頃だ。 他のやつらが先に帰って、二人の時。 ナツミも家で用事があるとかで先に帰った日。]
(826) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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お前はさ、…すごいよな〜〜〜〜……。
[ドー。シンセサイザーの鍵盤をひとつ押す。オルガン音。 次いでドラムのビートをミックスした。 レー。またひとつ押す。続いてまた別の音。 それはそのうちメロディとなる。少ししっとりした曲だ。 歌詞はない、インストゥルメンタル。]
俺にも、…。
[なにかできるかな。言い掛けて。 それはきっと、自分で考えないと意味がない。]
(827) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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セイルズは、ザーゴにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
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は〜あ。 あの子にいっぱつ、殴られときゃよかった。
[少し情けない顔でそう笑った。 何もできなくっても、一人で前に出すより、 きっとずっとマシだった。そう思って。
帰りも遅いし家も近いし、送ってく。と。 その日はそれで、切り上げたんだったか。*]
(828) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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セイルズは、セイカにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
セイルズは、エニシにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 23時頃
セイルズは、おもんのお稲荷さんを拝んだ。
2018/09/09(Sun) 23時頃
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─ 放課後:補講部屋 ─
[あれから月日は経ち。俺は今……、…。
とりあえずは目の前の事だ。先程と集中力が変わる。
ときどき訊ねるのは変わらなかったけど。 ここはもうどうしようもない。
それでも、終わりが目に見えてきている。]
は〜〜〜〜 もうすこし もーすこし。 だめだ、頭いたくなってきた。
なんかひとこと…元気の出る言葉を……。
[見えてきているのだが、どうしても。机に突っ伏す。 切れてしまった集中、取り戻したかった。 なんなら罵倒でも良い。こころみたいに。]
(829) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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おもんは、セイルズにご利益を与えた。金運UP↑↑↑↑↑
2018/09/09(Sun) 23時頃
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ー 放課後・学校の外 ー
[女生徒を追いかけていると、いつの間にか学校の外へと飛び出していた。 幸いなことに、麗亜は脚が速い。 少しずつ距離を詰めて、ラストスパートと思ったところで、急に女生徒は走るスピードをあげた。>>815]
(なっ…、ここまできて…!)
[見失う訳にはいかない。 引き離されないように、麗亜もスピードをあげる。]
(インターハイ出場の実力、見せてあげますわ!)
[元陸上部、真堂麗亜は意外と負けず嫌いだった。 全速力で追いながら、見事なコーナリングで相手との距離を詰めていく。]
(830) 2018/09/09(Sun) 23時頃
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シンイチは、シンセサイザーの事を思い出したら蛇の脱け殻がほしくなった。
2018/09/09(Sun) 23時半頃
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――補講部屋>>829――
元気の出る言葉……?
君が何で元気になるかわかんないけど。 聞く?
[イヤホンを外して、シンイチに向ける。 それは言葉じゃないが、何がしかの効果はあるだろう。 ずっとちらちら気にしていて、集中を欠いていたのは知ってるし。 聞いて気分を入れ替えるか、終わるまで聞かないと奮起するかは彼次第。]
(831) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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