41 ペンション"展望"へようこそ
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ほほ。悪霊さんと言われると、ちょっと否定したくもなるのぅ。
ちょっと遊び友達を増やしたいだけじゃというのにな。
聖書はどうでもよいのう。本物のお坊さんでも来ない限り怖くはないわ。
くふふ。いやあ、表裏がないとはぬし様のような者を言うのじゃな。
ムードはいいところまで行っておったのではないかのぅ。
あと一歩というところでぬし様が死んでしまってデッドエンドじゃな。
さてなぁ。わらわが取り付いたとて、ヨリシロに自覚があるわけでもなし。普通の小娘と変わらぬと思うぞ?
ふふふ、今なら気づかれずに触りたい放題、やってみてもよいかもしれんぞ? まぁ、死んでしまっては何かに触れると言う事はできないのじゃがな。ほほほ。
[にやりとした笑みを浮かべていた**]
ああ、名前、か? 識別には必要かのぅ。
とはいえわらわはもう、名前なんぞとっくの当に喪失しておるからのぅ。確か「ヒメさま」と呼ばれた事もあったと思うので、ヒメということになっておるぞ。
わらわのナカマ様は、「ミシャ」と呼んで上げるとよいらしいな。
[オスカーの問いかけには、律儀に答えた**]
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― 廊下 ―
[逃げて来るポーチュラカを見つけて酷く怯えた様子の彼女の肩を掴む]
お、おい、落ちつけ、俺は生身の人間だ! イアンはどうしたんだ、一緒じゃないのか!?
[オスカーの血に塗れた顔をごしごしと乱暴に拭ってへたり込んだポーチュラカを右腕で揺さぶり、泣きじゃくる彼女の口から発せられる単語を聞き取る]
リンダ……包丁……無数の手……イアン……落ちてきた?
リンダって、自殺した子だろ? 良く分かんねぇ、リンダがどうし…… オイ、マジかよ……リビングデッド……生ける屍ってやつか。
[ずりずりと足を引きずりながらポーチュラカを追いかけてきたであろうリンダを目にして急いでポーチュラカをの手を引き身を起こさせる]
くそっ、死体まで動き出すなんて急になんだってんだ、今までは霊障も大人しかったのに!
[そのままポーチュラカの手を引いて元来た道へと引き返してゆく**]
(18) 2011/01/21(Fri) 02時半頃
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[ヤニクの後を追おうとして廊下に出ると、ヤニクがポーチュラカを抱えて引き返してきたのが見えた。]
大丈夫!?
[そう言って少女に駆け寄ると、廊下の向こうに死んだはずのリンダが足を引きずって歩いてくるのが見え―――――]
な……何なのアレ…………… どうしろっていうのよ本当に………
[じりじりと後ずさりしながら呟いた。]
このまま何もできずに殺されて、あんな扱い受けるなら。 このペンション焼き払って吹雪の中で死んだ方が全然マシだわ。
(19) 2011/01/21(Fri) 03時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/21(Fri) 03時頃
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[じりじりと後ずさりはするものの、どこかの個室に入ればもうそこから出られなくなってしまうような気もし、ヤニクに目配せする。 リンダだったモノの影は、段々と、その距離を縮めてきていた。]
………本当に、このまま死ぬしかないのかな…。 だからって……自分が生きるために誰かを殺して、その命を背負って罪悪感と一生向き合いながら生きていくことなんて、きっと私には無理ね……。
[不思議と、呼吸は落ち着いている。 一歩。一歩。後ろに下がりながら、自嘲気味な笑いが漏れる。]
あんなに怖がってたのに。 どうしてこんなときにひどく冷静になれるのかな。 不思議。 どこか諦めてるから?
[左の手首を押えながら、ポツリと付け加えた。]
あと私にできることは、死に方を選ぶだけなのかな――――。
(20) 2011/01/21(Fri) 11時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/21(Fri) 12時頃
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えっと、名前なんだったっけ、お嬢ちゃん。 ひとまずメアリーちゃんとモニカちゃんはこの子連れて逃げろ。
ここは残ってる大人でなんとかしてみせるよ。
[リンダの屍鬼が徐々に距離を詰めて来るのを見て、先ほど大破したガラス窓を視界の端に入れ、アイリスの腰に手を回す]
君はこんな事で諦められるのか? こんなフィクションみたいな出来事に巻き込まれて、理不尽な死を迎えても納得できる? 俺には無理だね、今回の事も研究材料にしてみたくってしょうがない。 それに俺って映画はハッピーエンドしか認めないタイプでね、往生際は悪いのさ。
君だってまだ記者の卵だろ? 未来があるじゃないか、夢に向かって進むんだったらきっともっと精神的に辛い事だってたくさんあるはずだろ。
冷静に考えろ、俺を信じるなら悪霊憑きは残ってる3人のうちの誰か、確率で言えば三分の一だぜ。 いや、もしかしたら三分の二、三分の三かもしれない。 最低の、クソみたいな状況に思えても、実はそうじゃないって事、今から証明するからさ。
だから君も諦めないでくれ、状況を打開する方法は絶対にあるはずだから。
(21) 2011/01/21(Fri) 12時頃
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[ポンとアイリスの頭を撫で、不敵な笑みを浮かべてからリンダに向かって駆け出す。
屍鬼の振り下ろす刃が頬を掠めて鮮血が再び散るが、リンダの横に飛び退り、肩から思い切り突進してぽっかりと口の開いた窓へと突き落とす]
……ふぅ。 な、状況を打開する方法、探せばあるだろ?
[アイリスを振り返ってにっこりと笑みを見せ、リンダの落とした血濡れの包丁を拾い上げる]
確かに、この悪夢を終わらせるためには誰かを殺めるっていう罪を被らないといけないのかもしれない。 でも、人間は生きるために他の生物は多かれ少なかれ犠牲にしているんだよ。
元々死の上に生を得ると言う意味では殺しの罪は常に纏ってるのさ、気づかないフリしてたり、人間以外ならいいって理屈を信じ込んでるだけでね。
ま、誰かを殺さなきゃいけない、っていうのはあの本のサブリミナルかもしれないし。 実際は別の方法もあるかもしれない。
ただ、どうしてもって時には、俺がやるよ。 相手が女の子ってのが結構抵抗あるけどね、イアンの野郎なら心置きなく殺せたのに……なんてね。
(22) 2011/01/21(Fri) 12時半頃
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[血濡れの包丁をベルトに挟み、アイリスの頭をくしゃくしゃと撫でる]
ドナルドだって、きっと君には生きて欲しいって思ってるはずさ。
……で、思ったんだけどさ。 メアリーちゃんって、確かラルフとベネットの部屋をイアンと一緒に見に行ってたはずだよな。
……確か、イアンの野郎が襲ってくる前にあの子がラルフの部屋の前で放心していた。
なら――
(23) 2011/01/21(Fri) 12時半頃
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ラルフの死体を見ているはずだよな。
ドナルドの言うところの、首を強引にねじ切られたような死体。 おおよそ、人間業とは思えないような光景をさ。
さらにドナルドの死体だ、俺たちがあれだけ死因に疑問を持っていたあの死体。 それらを見た上で一人でシャワーを浴びに行く、なんて考えられるか?
俺たちに声をかけて一緒に来てくれ、って言わなかったんだぜ、あの子。
ドナルドが死んで俺もちょっと混乱してたけど、今冷静に考えるとおかしくないか、この行動。
[そこまで口にしてからはっとしたように顔を上げる]
モニカちゃんと、ポーチュラカちゃんが危ないかもしれない。 行こう、アイリスちゃん。 この騒ぎを終わらせよう、説得でもなんでも、出来ることはやってから諦めるんだ!
(24) 2011/01/21(Fri) 12時半頃
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ヤニクさん―――――…
[3人の少女がヤニクの言葉を受け逃げ出した後。
ヤニクが彼女の腰に手を廻し、優しく叱咤するが、彼女はすぐには反応することができず、ただ男の顔を見詰めてその名前を呼んだ。
頭にポンと手を置き、不敵に笑い男がリンダだった其れに対峙しに駈け出した時も、それにつられて目線を動かしただけで。
頬を掠める刃。飛び散る紅い血。 飛び退り、其れを窓へと突き落とすヤニク。 無表情で窓から落ちていく其れ――――――――。
ヤニクがこちらを振り向き、にっこりと笑ったところで、ようやく一つ瞬きし、目の色を取り戻す。]
(25) 2011/01/21(Fri) 14時頃
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帰らなきゃ………。
[左手首をブレスレットの上から握ったままで。 目に涙を浮かべながら、誰にでもなく、そう呟いた。]
帰らなきゃ…。
うん。 まだ、やらなきゃいけないことも、やりたいことも、あるし。 それに――――――
私がいなくなったら、お姉ちゃん、独りぼっちになっちゃう。 だから、私―――…、お姉ちゃんのところに帰らなきゃ。
(26) 2011/01/21(Fri) 14時半頃
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[ヤニクに頭を撫でられ、次に発せられた言葉に涙を落とすが、それをぐぃ、と手で拭い]
―――確かに、あの時のメアリーさんはちょっと変だったね。 メアリーさんが、もしかして……
[そこまで口にすると、何かを決意したかのような顔でヤニクの顔を見て ]
もし、最悪の時―――――…、どうしようもない時には。 ヤニクさんだけに背負わせたりしない。 私も、覚悟を決めるから…。
[そう言った後に、少し自嘲気味に言葉を続ける。]
小さかれ大きかれ、気付いていようといまいと、私達罪を犯しながら生きてるんだね、きっと。 ……生きるっていう事自体が、もしかしたら罪深いことなのかもね―――。
(27) 2011/01/21(Fri) 14時半頃
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[どこか吹っ切れたかのようにヤニクに笑みを見せ]
こんなひどい奴らの思い通りになってたまるかっての。 怒ったら怖いんだから、私。
[そう言ってヤニクに一つ頷くと、並んで部屋を後にした。**]
(28) 2011/01/21(Fri) 15時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/21(Fri) 15時半頃
わー。やにくさん、かっこいい。
くいあらためてしょうてんします?
・・・ヤニクさんの自作自演の方がまだ説得力ある気がするわね。
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― 廊下 ―
アイリスちゃん、あの三人を探す前に言っておく事がある。 確か、メアリーちゃんは確か犠牲者は管理人さん以外全員男だったって言ってたよな。 確かに、オーナーさんと、従業員のオッサンに始まり、作家の先生、ラルフ、ドナルド、リンダが今までの犠牲者だ。 更に今回はイアンとオスカー君。
って事は次に狙われるのは俺になる可能性も高い。 当然俺だって死にたくねーし、色々やれることはやってみるけど。
仮にな、仮に。 俺が死んだとしても、アイリスちゃんは絶対に絶望したり諦めたりしちゃダメだ。
あの本、悪霊の宿、だっけ。 もしあれと同じ状況なら、霊に憑かれてる奴は2人いるはずだ。
だから、その場合はモニカちゃんか、さっき助けたポーチュラカちゃんか。 どっちかが霊憑きのはずだ。
まあ、一人やっつけて無事に吹雪も止んで帰れるようになるならそれに越したことはないんだけど、一応な。
(29) 2011/01/21(Fri) 21時頃
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[首に下げたフーチを外してアイリスの首にかけてやる]
それ、お守りって事で持っといて。 もし生き残れたら、その時に返してくれればいいからさ。 死んだらその時はそのままあげるよ、結構高かったんだぜそれ。
あ、一応俺が生き残ったら、モニカちゃんを占ってみるつもり。 今まで俺らと行動を共にしてたんだし、信じたいじゃん。
占う時に返してね。
あとはー……そうだな、この悪夢から帰れたら、君に告白させてもらおうかな。 玉砕覚悟で。
[少年のように笑みを見せてアイリスの頭をぽんぽんと軽く撫でてから親指で先を差して]
んじゃ、行こうか?
(30) 2011/01/21(Fri) 21時頃
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妄想全開ね。
なんかいっそ2人でお引き取りして頂きたい気分だわ。
何の話してんのよ、アンタ達。
メアリーも最期には同じところってことになるわね。
ぽちはどうなるか知らない。
わたしとヒメは色々違うみたいだもん。
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[ぽちもにを連れて部屋まで戻り。 部屋に飛び込むと同時に鍵を閉め、ドアに寄りかかるようにして座り込みます。]
何だかもう色々起こりすぎて何が何だかですね。
(31) 2011/01/21(Fri) 22時頃
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― 廊下 ―
え――――…、ちょ、ちょっとヤニクさん
[ヤニクが話し出してからフーチを彼女の首にかけ、親指で先を指すまで、されるがまま話を聞いていたが。]
死んだらなんて、そんな事言わないで……。 そんな事言われたって、絶望したり諦めたりしちゃ駄目って言われたって――――…
[言葉が続かないまま、少し沈黙の後に、首を軽く振る。強く握られた拳は、僅かに震え。
顔をあげて続けるには、また別の言葉。 ]
それにしても、今、そんな事言う? ヤニクさんが、何て告白するのか楽しみにしておくから。 だから、死なないで。
[そう言うと、握られた拳でポン、とヤニクの胸を叩いた。]
(32) 2011/01/21(Fri) 22時頃
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・・・やりたかったら、メアリーでも押し倒しておけば良かったんじゃない?
[呆れたようにそれだけ言った。]
幽霊を…? 襲う気なの…? できるのかしら…?
つか、そこ、何してんのよ。
部屋が汚れるでしょう、外でやんなさい。外で。
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あぁ、あとひとつ、気になったんだけど……。
ドナルドさんが死ぬ前、ロビーで喋ってた時に、オスカーさんが銃の話した時に、メアリーさんがそれはやめましょう、って言ったよね? もし、メアリーさんに悪霊が付いてるのなら……やっぱりどこかにあるんじゃないのかなって思ってみたりしたの。
そもそも、ヨーランダさんはずっとこのペンションにいてどうして襲われなかったのか不思議でしょうがないの。 何か理由があったんじゃないかって……。 襲われない理由みたいなものが。
何か秘密があるとしたら、スタッフルーム、なのかな…? でも、もうヨーランダさんが殺された時点で、荒らされちゃってるかもしれないけど…。
[そう言って、ヤニクの指す方へ向かい、共に歩きだした*]
(33) 2011/01/21(Fri) 22時半頃
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・・・別に怒ってないわよ。
[じろっと険悪な眼を向けた。]
まあ、幽霊になったばっかりで物が動かせたりしないんじゃないかしら。
身体ないのに動かすのって大変なのよ。
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/21(Fri) 22時半頃
まあ、そういう経験ないみたいだから?
ずっと女子高で男の子と喋ったこともないみたいね。
[どうでもよさそうに肩を竦めた。]
何が『たん』よ…。何の勧誘よ、それわ。
わたしだって生身の時だってンな経験ないんだから、わかんないわよ…!
何だかんだで興味がないわけじゃないんだから押せば倒れたかもね。
でも軽い人は嫌いらしいわよ?
[くすりと笑って付け加え]
わたしの場合、精神の波長が似てる子じゃないと乗っ取れないの。
いい機会って言われても?
べ、別に良いわよ、そんな経験なくたって…!
困ってないし…!
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/21(Fri) 23時頃
うん。そういう雰囲気にのせられるタイプね。
でも遊ばれたって知ったら刺されるかもしれないわよ?
…って、もう刺された後だったわ。手遅れか。
とりつきたいんなら色々試してみないとダメでしょうね。
女の子に憑こうったって簡単じゃないわよー。
今更、新しい世界ってもね。考えておいてはあげるわよ。
[虫でも払うように手を振っている。]
死んでるのに生命保険をどうするのよ…?
まあ、暇つぶしなんだけど。
どうせ生きてた時もやってたことは同じだし。ヒメは知らないけど、生前の習慣ってやつかもね。
全員、招待するつもりよ。 勿論。
さっきも言ったけど、あたしは自分の波長に合わないと取り付けないわ。
動かすくらいならできなくもないけど。
波長が合わない身体に入るとすっごい気分悪いの。長くは無理ね。
そこの猥褻物2人は隠さなくなっただけでしょ。
元から、そうよ。絶対。
ええ、ミシャって呼んでくれれば・・・ってはぁ!?
何言い出してるのよ、アンタまで!?
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/21(Fri) 23時半頃
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―― 数刻前:廊下 ――
[逃げる。逃げる。やがて見えたのはヤニク。それを見て、少女はびくりと身体を震わせたが、少し歩みを緩めただけで、すぐヤニク達に伝えた]
イアン様…!イアン様、血まみれ、で!落ちて!リンダ様が動いて!刺されて…!
[その後に、ずるずると後ろから追う音。ヤニクに促されるまま、逃げていた]
(34) 2011/01/21(Fri) 23時半頃
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