246 朱桜散華
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/27(Wed) 23時頃
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永き刻に渡りお前たちの営みを見ていたからな。
[桜の樹の下で日向へと振り向く。 舞う桜の花びらが丁助に寄り添う女の陰を浮かび上がらせる。]
だが何か勘違いがあるようだ。 私は巫女でも丁助でもない、だが巫女であり丁助でもある。
[丁助の口をついて出たのは謎かけのような答え。 ゆっくりと昏い禍々しい気配が丁助の身体を包んでゆく。]
そうだ、既に女も男も無く在るのは私という一つの存在。
故に、この女の感傷など知らぬことだ。
(27) 2016/04/27(Wed) 23時頃
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[ 桜の下、朱い花弁の中で佇む丁助は 幽玄とした美しさすら湛えていた。
そこに動揺する理由はひとつ。 桜の根元、女性の姿かたちをした、 物言わぬ存在があることだ。>>3:4
誠に血を啜るのか、桜は朱色を増しているよう。]
志乃、ちゃん……。
[ きり、と唇を噛み締める。 守れもしなかった、なんにもせずに逃げてばかりだった己を悔い、溢れる涙すらも自己満足でしかない。]
私は、この状況を作り出した全てが、許せない。 巫女の封印も、旅人も、その周辺の人間も みんなみんな最初から!!
(28) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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だけど、何よりもお前が――――!!! [ りん、りぃん。 激昂する己を宥めるかのように、風鈴が揺れる。 「落ち着きな」と――そう頭を叩かれたようで]
(29) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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[ ふ、と息を吐いて 丁助であった、其の瞳を じぃと見つめる。]
おまえは、これ以上、何を望む?
[ この禍々しい存在の望みとやらを、ひとつ拝聴したく。*]
(30) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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[丘に近づく。 視界に入るのは、風に揺れる桜花。 舞い散る花弁は小雪の如く、美しき幻想を織りなすものの]
……くらいっつーの。
[それが揺れる空は昏く、重苦しい。 言葉に出来ない息苦しさを感じつつ、桜目指して丘を登ればやがて。 先に向かった者たちの姿も目に入り]
あれは……。
[見えたのは、どちらも見知った姿だが。 一方にはどこか、何か、違和感を覚えるような心地がした。*]
(31) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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―― 亀吉の家 ――
[顔についた返り血を、比較的汚れていないほうの袖で拭う。 ぽん、と軽く腕を叩かれて振り向けば辰次の顔が見えた。>>13]
……、
[幼子を辰次が抱いたのを見れば、ほっと息を吐く。 それから、あらためて自分の格好を見て]
…。
[返り血というのは、こんなふうに飛び散るのかと 自分の手を見て、思う。
亀吉が志乃を殺したときも、父母を殺したときも こんなふうに血が飛び散ったのか? ……それでも、何も思わなくなってしまうのか? 自分が殺した亀吉は、自分が知ってる亀吉だったのか?]
(32) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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[わからないことだらけで、気持ちはぐるぐると落ち着かない。 わかるのは、理由はどうあれ自分が“人”を殺めたことと…。]
[ ――……置壱。>>15]
[名前を呼ばれて、はっと我に返る。 彼の顔を見ながら、続けられた言葉を聞いて。]
――……。
[数度、目を瞬かせてから、 それから横を向いてもう一度袖で顔を拭う仕草をした。]
…。
[――……この人が、辰兄が。 人殺しにならなくて、よかったということだけ。*]
(33) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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[長のところに連れていこうという辰次の言葉に頷く。 母親も、できれば早く探さないといけない。
その前に、もう一度亀吉の前で両手を合わせてから。 彼が持っていた刀を手にとって、腰に差す。 『依り代』が、もしかしたら生きている可能性を考えると 使える武器は多いほうがいいと考えて。]
[――…異変に気づいたのは、 亀吉の家を出てまもなくのこと。]
(34) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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[>>16道に転がるそれが一体何なのか、わからなかった。 目を細めて、やがてそれの正体に思い当たると]
……。
[咄嗟に辰次のほうを見やる。 幼子が、まだ目隠しを外していなかったのは幸いだったと思う。 …唇を噛み締めた。 脳裏をよぎったのは、今朝綾崎の家で別れた日向のこと。]
…っ、
[あのとき、別れなければよかった、と。 後悔したところでどうにもならなくて。 すぐにでも日向を探しに行きたかったけれど、 それでも辰次たちを放っていくことはできなくて。
長の屋敷に走ろうとする辰次と幼子を守ろうと、 屋敷まで一気に道をかけた。*]
(35) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/27(Wed) 23時半頃
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望む?
クク、ハハハハハ。
[それはまるで丁助のような喉を鳴らす笑い方。]
ヒナタ、まだわからぬか?
私は人ではない。 故に、私は何も望むことなどは無い。
無いが……。
[そしてその声が丘に響き渡る。]
───我が名はマガツヒ、即ち災厄なり!
(36) 2016/04/27(Wed) 23時半頃
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禍津日? ……つまり、災厄の神……?
[ 驚いた。驚いたけれど、顔には出なかった。 ほぅ、と唇を半開きにして其を見つめ ]
災厄は、この村だけじゃあ、ないのかなぁ? もう十分、災厄が降りかかっているじゃ、ないか。
[ 辰次たちもこちらに向かうのならば 其の名は聞こえていたことだろう。]
ねぇ、神様。悪ってなんだろうね。 私たち、悪いことをしたから、災厄が降りかかるのかな。
でも、こんなのってあんまりだよ……。
[ 人が多く抱える悪を、それでも 善で覆い被せ、必死に生きている日々を、壊さないで、と**]
(37) 2016/04/28(Thu) 00時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 00時頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 00時頃
半の目 丁助は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 00時頃
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[それが聞こえたのは、桜の近くまでやって来た時]
……はあ?
[マガツヒ、即ち災厄、と。 自らを称する者を包む気配は重く、どこか禍々しい]
災厄の神……ってぇ。 まぁた、とんでもねぇもんが出てきたなあ。
[は、と息を吐いて、頭を掻く。 仕種や物言いはいつもと変わらぬそれだが。 瞳に宿るいろはいつになく、鋭い。**]
(38) 2016/04/28(Thu) 00時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 00時半頃
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[ 長の屋敷で幼子を預ける。>>17 騒然とした屋敷の様子から、既に通りでの状況は伝わっているらしい。
まだ『依り代』がいるという結論に達した辰次にこく、と頷いて。 それから、巽の家の当主が現れると、そっと辰次の背に隠れるようにしながら、二人の会話を聞いていた。]
…………?
[それに、ときられた言葉に首を傾げて顔をあげる。 それは巽の当主も同じだったようで、それに?と続きを促した。>>18]
……。
[辰次の口から紡がれた言葉に、当主は重めの息を吐く。 その顔を見て、にっと笑う辰次の横顔がこちらからは見えた。 外へ出ようと場を辞する辰次の背中を、自分も追いかけようと立ち上がった。]
(39) 2016/04/28(Thu) 01時頃
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……、…―――。
[戸口で、一度振り返る。 事情は話してもらったとはいえ、返り血のついたままの、 さらに腰に二振り刃物を差した鬼子を、当主がどう思ったかはわからない。
ただ、深々と頭を下げる。 それから、今度は振り返らずに辰次のあとを追いかけた*]
(40) 2016/04/28(Thu) 01時頃
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[丘に近づくと、……気のせいだろうか、 血の臭いがいっそう濃くなったような気がした。
視界に入るのは如何にも血とは無縁そうな、薄紅の可憐な桜花。それが、ひらひらと風に舞っている。
周辺に漂う臭気と、昏く息苦しい気配さえなければ、きっと幻想的で美しい光景なんだろう。]
[懐に、微かな熱を感じる。 ……何故か脳裏をよじったのは、母の形見のあの簪で。]
…。
[知らず懐に手を添えたまま、丘の上への道を駆け抜ける。]
(41) 2016/04/28(Thu) 01時頃
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―――……!
[やがて見えてきた二つの人影。 声にならない声で、その片方の名前を呼ぼうとする。]
[日向じゃない、もう片方の人間は、 あれは確かに自分の知っている人間に見えるのに。
その姿に、別の誰かの姿が重なって見えて、思わず頭を振った。 ……あれが、マガツヒなのだろうか?
『神様』と日向と辰次は言う。>>37>>38 封じられた巫女でもない、自分たちが知っている丁助でもない。 『災厄の神』なのだと。]
(42) 2016/04/28(Thu) 01時頃
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…………ぅ。
[もう一度、懐の熱に手を添える。 それから顔を上げると、前へと歩を進めた。 二人を庇える位置に立つと、亀吉のところから持ってきた刀を抜いて。]
……ちがう。 おまえなんか、かみさまじゃない。 ただの、まものだ。
[目の前に立つマガツヒに、そう言い放った。**]
(43) 2016/04/28(Thu) 01時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 01時頃
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[ 桜の木の下に立つマガツヒと、 此方三人が対峙する形になる。
辰が追いつき、鋭い色の眸を見せ>>38 そのすぐ後に訪れた置壱は、自分たちを庇う形>>42>>43、 そしてその口から――]
……置壱、……?
声が―――。
[ その背を見つめて、目を丸くする。 初めて聞いた置壱の声色は、どのような色をしていただろう。 きっとそれは、耳に心地の良いもので。]
(44) 2016/04/28(Thu) 17時頃
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そう。そうだよ……。 悪いかみさまなんて、きっと神なんかじゃない。
不幸をもたらすのなら 神を名乗る資格なんて、きっとないんだ。
[ 口だけ達者でありながら、 日向はこの場でどうすることもできないが
りん――
ここまで壊れずにいるのは奇跡的かもしれない。 懐に大事に抱えた風鈴は、微かな音を、響かせる**]
(45) 2016/04/28(Thu) 17時頃
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勝手なことばかりよのう。
[丁助の顔に嗤いを貼り付けたままマガツヒはその禍々しい気配を強めていく。]
神などと名乗ったこともなければ、名を付けたのもお前達だと言うに。 ……人間というのは愚かしいな。
[桜の木、その幹を撫でる。 まるで慈しむように、何かを懐かしむように。]
この男の縁者と思えばこそ放っておいてやろうとも思ったが気が変わった───死ぬがいい。
[宣告と同時、丁助の足元が爆ぜて木の根のようなもの、いや正しく桜の木の根が地面より突き出て横薙ぎに3人を襲う。]
(46) 2016/04/28(Thu) 17時半頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 19時頃
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[ 刀を構えたまま、目の前のマガツヒを睨む。 その顔に嗤いを貼りつけたまま、彼を中心として場の気配が昏く淀んでいくのを感じる。>>46 禍々しさが物理的な力を伴って、場に広がっていくかのようだとさえ思う。]
…。
[その手が桜の幹を撫でて、一言。 その宣告と同時に、彼の足元が爆ぜる。 同時に桜の木の根が地面から突き出て自分たちを横薙ぎに払おうと襲ってくる。]
……っ。
[咄嗟に地面を蹴って日向のほうに跳ぶ。 どうにか木の根を避けると日向を庇うようにして地面を二、三転がった。]
けが、だいじょうぶ?
[マガツヒの出方を確認しながら、日向が無事かどうか確認する。 それから辰次のほうは大丈夫かと確認してから起き上がると、マガツヒの出方を確認するように再度手にした刀を構え直す。]
(47) 2016/04/28(Thu) 20時頃
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───今は昔の物語。
山奥にひっそりと小さな小さな村があった。
獣を狩り、小さな畑を作り、皆が力を合わせて生きていた。
ある日、そんな小さな村を災いが襲う。
夜半から降り続いた雨は大地を崩し土砂が村を襲った。
生き残った者たちはその災厄に”マガツヒ”と名を付け、畏れ敬いそして奉った。
歳月と共に幾度も襲う災いの度、人は荒れ狂う神”マガツヒ”に祈りを捧げた。
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[人間とは愚かしい、とマガツヒは嗤う。>>46]
……そうかも、しれない。
[ 人間が愚かなのは否定しない。
長の屋敷の人たちが、 己から目を逸らそうとする彼らが嫌いだった。 訳もわからないまま、 自分を鬼子と忌み嫌う村人が嫌いだった。 「おにごに命を取られた」と、 謂れのないことを言われるのは辛かった。
何より彼らに疎まれて、彼らに対して憎しみを募らせる己が嫌いだった。 抗いがたい、胸の奥でぐるぐると淀む昏い感情。 疎まれたわけでなくても、彼らがほんの少し幸せそうに見えたとき、そんな気持ちに苛まれる己は、きっと心の底から鬼子なんだろうとさえ思えた。]
(48) 2016/04/28(Thu) 20時頃
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…でも、そんなおれに優しくしてくれる人だっていた。
[それは、いつだって自分を気遣ってくれた辰次だったり、 声をかけて、傷を手当してくれたおもんだったり、 手を握って、温もりをくれた日向だったり。]
――…マガツヒがかみさまとか、そうじゃないとか、 そんなことはしらないし、わからない。
ただ、ふたりが傷ついたりするのを見るのは嫌だ。 ふたりとも、大事な人だから。 ……ひとのあたたかさ、おれに教えてくれた人だから。 だから、失いたくない。
[手にした刀の柄を強く握りしめる。 それと同時に地面を蹴って距離を詰める。 そのまま、勢いを殺すことなく目の前のマガツヒに斬りかかった。*]
(49) 2016/04/28(Thu) 20時頃
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そうして人々の祈りを捧げられ”マガツヒ”は災厄の神であると同じく、豊穣の神としての顔を持つようになる。
時に人々は”マガツヒ”を畏れ、鎮魂の祈りを。
時に人々は”マガツヒ”を敬い、豊穣の祈りを。
人々は祭りを催し自らの神を崇めた。
だが、伝承は少しずつ姿を変える。
畏れと敬いを以て奉られた神も、人々はそれ魔と呼び忌避した。
そして不幸が起きる度に魔に怒りと悲しみをぶつけるようになる。
幾月幾年の刻を経て、人は様々な”呪”を用いて災いを封じるようになった。
時にそれは天の災害であり、時に流行病であった。
そうして幾重にも封じられた”マガツヒ”は人の望むままに”魔”へと変貌していく。
人に害を成すだけの存在に。
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 20時半頃
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馬鹿者め。
[丁助の口許に浮かんだのは嘲り。 マガツヒは置壱を人の身で神に挑む蛮勇と嗤う。]
───ひとふたみよいつむななやここのたり
───ふるべゆらゆらとふるべ
[置壱の斬撃を躱すでもなく、受けるでもなく。 切り裂かれるままに任せたそのあとには桜の花びらがパっと散る。]
……どうした鬼子、それだけか?
[そして声と共にその姿は置壱の背後に現れる。 現われた丁助がパンと叩いた一拍と同時、置壱を刺し貫かんと二本の桜の枝がその頭上より迫る。]
(50) 2016/04/28(Thu) 20時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/28(Thu) 20時半頃
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[自分たちの前に立ちはだかるように進み出る置壱。 初めて聞く子の声が綴る言葉>>43に数度瞬いた]
ああ……確かに、なっ!
[日向の声>>45、そして、マガツヒが語る言葉。 それら全てに対しての思う所をまとめた一言と共に、日向を庇う置壱とは逆の方へと跳んで根を避ける。 衝撃に煽られ数度転がるものの、どうにか態勢を立て直しつつ。 懐に入れたままにしていた匕首の包みを出して分厚く巻いた手拭を解く]
(51) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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神とか魔とか。 結局は、ひとが名を与えて、ひとが作り出すもんなんだよな。
禍を招いて形を与えるのも、ひと。
[語り部としての智。 未だ、完全ではないそれへの教えを請うた時、亡き長から告げられた事を思い返しつつ]
でも、だからこそ。 ひとの手で、どーにかしねぇとならねぇんだよ、なぁ。 相手が、なんだろーと、な。
(52) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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[置壱が思いの丈を綴る。>>49 真っ直ぐな想いのこもったそれに目を細めるも束の間。 振るわれた刃が桜花を散らして空を斬る]
……っ! 置壱っ!
[子の頭上から迫る枝二本。>>50 考えるより先、身体が動いていた。 とっさに駆け出し、突き飛ばす事で枝を避けさせようと試みる。 言うまでもなく、それで自分に当たる可能性は、全く考えてはいない。*]
(53) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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