144 ロマンチックメイカー
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――翌朝――
[眠い。ベッドの中で何度か寝返りをうつ。いやに眠い。 気だるい身体を二度寝の誘惑を断ち切り起こして 手の甲で顔を擦った。]
……ぅ、ん。
[何故こんなに気だるいのだろう。 惨劇の後だから?まだ惨劇は続いているから? そんな無残な現実に目を逸らしたいから?
鳴呼、だけど 彼女が待っているかもしれない。 身なりを整えて部屋を出ると、ヨーランダが眠っているはずの部屋の前へ向かう]
(19) 2013/09/23(Mon) 20時頃
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[静かだ。集会所内全体が、静かだ。 静謐な朝。もしかしたら昨日のセシルで、 全てが終わったのかもしれない。 ヨーランダはまだ眠っているだろうか。 ノックをしようとして]
……え?
[扉が小さく開いていることに気づいた。 無用心な状況に僅かに戦慄し、 咄嗟に扉を大きく開いた。 ―――… ]
う、そ
(20) 2013/09/23(Mon) 20時頃
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[赤、赤、あか あか あか]
あ、ぁ……ヨーラン、ダ……!
[その赤の海に沈んだ少女に駆け寄った。 銀色の髪が散って、白い肌が尚白い。 まるで命を灯さぬビスクドールのように、――]
――ッ!!
[血液が抜けて更に軽くなった体を抱きすくめる。 もうそこに鼓動はなく。 ただただ、遺体の冷たさが死からの経過時間を物語っていた。]
(21) 2013/09/23(Mon) 20時頃
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ひっ……ぃぅ…
[冷たい、怖い、怖い――ヨーランダであるはずなのに 抱いている身体のその体温のなさが 怖くて、寂しくて、涙が溢れて]
いやっ、いやぁぁ、いやああああ!!!
[心をえぐられたような感覚。 失った、という事実を認めきれない女は 白磁のようなヨーランダの頬を撫ぜ 御伽噺の王子様のように、青白い唇に唇を押し付ける。]
起きて、ねえ、起きてよぉっ 私を一人にしないでぇっ!!!
(22) 2013/09/23(Mon) 20時頃
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[―――愛されたかったのは 私だった。
失って気づく、彼女の尊さ。 愛を求める彼女を愛して、 だけど見返りに愛を求めて、
埋め合うように、お互いを満たしていたかった、なのに。]
(23) 2013/09/23(Mon) 20時頃
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[オスカーが示した短剣についての言葉を黙って聞き、それを見つめた。 失敗作――だが自分には、きっと。 一番必要で、一番合うものかもしれない。]
……お借りするわ。 代金は、この騒動が解決した後に。
[短剣を受け取って、オスカーに微かに笑う。 カリュクスの容姿と短剣は、不釣合いな組み合わせだったかもしれない。]
…何もない夜明けが、来るといいのだけど。
[なんだか、胸騒ぎがして。 短剣をパーカーの中にしまって、言いようのない不安に少し眉を寄せた]
(24) 2013/09/23(Mon) 20時半頃
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…どうせきみ以外、誰の手にも渡らなかったものだ。 安くしておくよ。限りなくね
[この状況下でも代金のことを気にする彼女は律儀なのか、あるいは互いに信じるが故か。 もしもその時は金銭を受け取りはしないだろう。だがそうとは言わず、遠回しに表現した]
…………そうだね。
[何もない夜明け。それが来る事を保証するものは、何もない。ただ、願うのみだ 故に"大丈夫"という言葉は、言えなかった
カリュクスが不安げに眉を寄せる様子を見ると、隣に腰掛け、毛布を被った カリュクスが移動しようと言わなければ、その日はそこでそのまま眠っただろうか]
(25) 2013/09/23(Mon) 21時半頃
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[遠回しな表現の隠れた意味に気付かず、こくりと小さく頷いた。 隣に人がいるのは、今でも変わらず怖い。 けれどオスカーなら平気だと、そう思える自分がいたことに内心で驚きながら]
……おやすみなさい。
[そう声を掛けて、毛布を被る。
―何もなければいい。 そうすれば、彼が背負う罪はきっと、軽くなる。
微睡む意識の中、そんなことを祈って。 >>22ローズマリーの叫び声が聞こえるのは、もっと後のことだ]
(26) 2013/09/23(Mon) 22時頃
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[―朝。
ぼんやりとしたまどろみに時間を蝕まれる。 なんと怠惰で、甘美な時間なのだろう。
しかし、そんな時間も長くは続かない。
悲鳴が、聞こえた。]
…てつのひびは、つづく…
[乖離した世界に鳥の地鳴りが遠くから聞こえる。 今、起こっている出来事には、あまりに不釣り合いだった。
明かりにまぎれている ここは惑星の隅
開きたくない扉を、とうとう開いた]
(27) 2013/09/23(Mon) 22時頃
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[一番奥の部屋。 愛を求め続けた、ヨーランダの部屋が空いていた
激痛走る声。]
…ヨーランダさん…
[その景色は、少しずつ目に馴染んだ赤。
足掻くほどの浅知恵は動かず、ただただ、景色は冷えていた]
(28) 2013/09/23(Mon) 22時半頃
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真っ赤な真っ赤な、薔薇が咲いたよ
ローズマリー。
貴女にあげるよ…
真っ赤な薔薇…
[灰になった遠吠え犬
目に光るのは、黒い星の瞳。]
リク…
感傷を嫌った高踏の日々。
君の背伸びを、追っているよ。
愛喰らう、物狂いのように。
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[触れ合う二人を差す朝は、二人を手招くように影を重ねる。それはまるで、キスのよう。
塞がれた白い唇からはもう、愛の詩は聴こえない。]
ローズマリー…
[青白い瞼は、五月雨涙を枯らしていた。 今はローズマリーの薔薇の香りは消えている。 鉄のような、ナニカのようなその匂い。]
ヨーランダさんの瞼を…どうか… このままでは、あまりにも…
[私は、酷く残酷なことを言ったかもしれない。 呪いのような言葉だった。 しかし、その枯れた瞳にも どうか愛を与えてほしかった]
(29) 2013/09/23(Mon) 23時頃
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―――おやすみ。
[そう言って、カリュクスの隣で微睡みの中に落ちていって、どれ程の時間が経ったのだろうか 朝を告げるものは、穏やかな陽光などではなく、悲痛な――叫び声だった]
―――…!
[毛布を翻して立ち上がり、カリュクスがついてきたなら、気を配りながら急ぎ二階へ。 見ると、一ヶ所だけ開いているのが見えた。 恐る恐る、歩を進める
―――胸騒ぎがする。 息が切れる。だが、 確かめなければ。 前へ、進まなければ。信頼を誓った、彼女の為にも]
(30) 2013/09/23(Mon) 23時頃
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……ぁ。
[辿り着けば、飛び込んでくるものは、やはり、紅い閃光。 ローズマリーがその中心にあるものに、縋って泣きじゃくっている その姿に、胸がずくんと疼く
終わってなかったのだ、惨劇は。 そして、昨日ぼくが撃った彼は――― 自分のやった事がどういった事だったのかを思い出せば、声が出ない。ただ暫く呆然と見ているしか、できなかった]**
(31) 2013/09/23(Mon) 23時頃
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……ぅ、くん
[どのくらい泣きじゃくっていたか 自分の叫びを聞いて駆けつけた人々の声に 安心感を抱かなければならないのに それなのに、この中に人狼がいると思うと ――恐怖心が勝ってしまう。
ただメアリーの気遣うような言葉には、涙で濡らしたヨーランダの顔――それは奇しくも彼女の顔についた血を洗い流して――その人形のように何も映さない瞳を最後に見つめた後、そっと瞼を下ろした。]
(32) 2013/09/24(Tue) 00時頃
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[少しだけその場から離れ、窓辺の小さな花園へと向かう。
花を手にとり、その花をローズマリーに託した]
ローズマリー、これを… [渡したその花は、薔薇だった]
あなたから添えてあげてください…
(33) 2013/09/24(Tue) 14時半頃
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[どれぐらいの時間が過ぎたかわからない。 皆悲しみを背負いすぎた。 空腹も感じない。 もう3日も過ぎたという実感も無い。]
…私は、台所でお茶を淹れてきますね。
[出来ることも何も無い。]
(台所…か) [燃える茜と、重なった影]
…っ! [虚しさが、止まらなかった]
(34) 2013/09/24(Tue) 18時頃
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[オスカーが駆け出すのを見れば、一歩遅れて後を追うように走って。 一つだけ、扉が開いていた部屋にたどり着く。]
……――ヨーラン、ダ…?
[あかい、あかい、惨劇の。 糸切れた人形のように、壊れた人形のように、彼女は赤にまみれて。倒れて。 昨日、一緒にここを出ようと。
――ともだちに、なろうと。
誓った、彼女―――――………]
(35) 2013/09/24(Tue) 18時半頃
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[初めてできた、友達と呼べる存在だった。
彼女がなにをしたのか。
愛を願って、死ねないと言って、人狼かもしれない自分の手を取ってくれた彼女は。
今、無残な姿で自分の前に。
まるで恋人のように彼女の遺体に縋るローズマリーを見て、一気に涙腺が緩んだ。]
……いや、…いやよ………
[そんなことを言っても、目の前を覆う闇は晴れることなどないのに]
(36) 2013/09/24(Tue) 18時半頃
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…ヨーランダ、……お願い…目をさまして……!
[悲しみに顔を歪めて、涙を零して。 今までで一番悲痛な声で、泣きながら叫んだ。]
一緒にここを出るって………やくそく、したじゃない…!
ヨーランダ、うそよ、こんな終わり方いやぁ……っ!
[がくりと、膝から崩れ落ちる。
零れ落ちる涙は、まるでもう来ない未来が零れ落ちるように。 赤色は、自分を嘲笑うかのように。
いくら闇を振り払おうとしても、それは自分に纏わりついて離れない。 それでももう来ない彼女の目覚めを、ひたすらに祈った**]
(37) 2013/09/24(Tue) 18時半頃
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[カリュクスの悲痛な叫び声。 彼女の痛々しい感情が濁流のように流れこんでくる。
幸か不幸かの絶対値が世界単位で決まっているのなら、間違いなくこの世界のバランスは崩壊しているだろう。]
ローズマリーなしで…美味しいお茶を淹れれるかしら…
[階段を下りる。 鳴り止まぬ白の白。
咽喉を鳴らす 未だガラン
気づけば蝉時雨も聞こえなくなった秋は、とうに過ぎた晴れの主観を忘却するように、景色を変えている。 こんな、辺鄙な村にある、建物の中でさえも]
(38) 2013/09/24(Tue) 21時頃
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―― 二階・パルックの部屋 ――
[死体と共に過ごすのが好きなわけではないが、 此処なら誰も近づかないだろう。 煙草を咥えて、窓を開ける。 格子は己をも捕らえているようで 自身の立場を何度も何度も頭の中で繰り返した。]
首都に帰れば、あの人もいるし それに―――
[そ、と撫で付ける自らの腹部。 本当は煙草は夫に禁じられているのだけれど どうしても吸いたくてたまらなくなった。]
ごめんね。
[腹部に宿った命に向けて こうして毒を吸い込んでいることを謝罪する。]
(@0) 2013/09/24(Tue) 21時半頃
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[台所には先日二人が淹れていたダージリンの冷めた匂いがした。]
うっ…
[吐き気が襲い、心が縮む。 少しだけ高い位置に動いた陽々は、暗明の末路だ。
冷めたダージリンを一口飲んだ]
…美味しい…。
[冷たくも優しい味だった。]
(39) 2013/09/24(Tue) 21時半頃
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セシル・レムが断罪され、 そしてヨーランダ・モンティリエールが被害に遭った。
まだ終わらない―――
[次に断罪されるのは誰? なんの証拠も残さぬ犯人は 一体誰なのか?]
オスカー。ローズマリー。カリュクス。メアリー。 皆、まだ幼いのにね。
[もしこの世界に神がいるなら それは不平等で残酷なものだと思う。 苦労せずに幸せを得られる人間もいれば 幸せを知らずに死んでしまう人間もいる。]
(@1) 2013/09/24(Tue) 21時半頃
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感情は無い
感情は無い
感情などは無い
獣が奔る
部屋の隅で明日待つ銀の華奢猫には
今日が或りました
夜が或りました
有情な 歌がありました
青が 発酵する 空
左目から 右耳へ
弱月が流れ出す
青色に 群青に 緋色に
空が 疾患している
嘶いては、嘶いている
あの為に体は呟いていたんだろう
一瞬だけ見えた猫は嘲笑ったようだった
嗚呼 無頼一閃
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裕福な家の少年は言った。 「僕は幸せだ、なぜなら高い服や美味しい食べ物を食べられるから」
普通の家の少年は言った。 「僕は幸せだ、なぜなら勉強をして、夜はベッドで眠れるから」
貧乏な家の少年は言った。 「僕は幸せだ、なぜなら両親が生きているから」
孤児の少年は言った。 「僕は幸せだ、なぜなら僕は生きているから」
(@2) 2013/09/24(Tue) 21時半頃
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けどね、神様。 命すら失ったとき、 人はそれでも幸せだと言えるかしら?
[空を眺め、細く紫煙を吐き出す。]
……まだ、 終わっていない。
[少しだけ苛立ち含めて 壁に押し付けた煙草が、じわ、と赤みを帯びては消える**]
(@3) 2013/09/24(Tue) 21時半頃
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[ヨーランダのその軽い身体を抱いて、ベッドに寝かせた。]
……許さない
[呟いた声には復讐の色が灯る。 訪れたオスカーやカリュクスを見る瞳すら、 何処か険しいものだった。]
家族を、 失う悲しみなんて、 もう二度と感じたくなんかなかった。
[軽率だったといえばその通りだ。 こんな状況下で絆を深めることが 己の悲しみに直結すると、何故考えられなかったのだろう。]
……。 もう、いや。
[小さく呟いて、ヨーランダが寝泊まりしていた部屋を出る姿は、幽鬼を思わせる仄暗いオーラを纏って。]
(40) 2013/09/24(Tue) 22時頃
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[テーブルメイクという程ではないが、クロースをしいて、窓辺の花瓶に差したコスモスを一輪拝借した。]
(野原の花は、元気にしているだろうか…)
[自信のないダージリンティーは、やはり二人の淹れたものとは程遠かった。
花びらを浮かし、香りと色を加えてテーブルに並べると、悲しい程に過去を思い出す]
……仕度は出来た。
[哀れげな、心の嘆き]
(41) 2013/09/24(Tue) 22時頃
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