162 絶望と後悔と懺悔と
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[わかるのは──。 >>14離れて行った手の後に 触れられていた髪よりも、胸の奥が冷えてゆくことだけ。
──それでも。 絢矢はそれを己の裡へと封じ込め、 いつか来る未来で目的を達する為に、 何者にも依存しない強さを理想とし、己の足で立ち続ける。]
(19) 2014/02/10(Mon) 00時半頃
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― 初陣前 ―
[僕が戦い方を学ぶうちにできるようになったことがある。
相手の表情をよく見て色々と読み取ること。
付き合いが短い相手だと分かりやすい相手しか読めないけど、
“家族”ならほんのちょっとの変化でも問題ない。
真弓ねーさん、笑ってる。なら、昔の話をすればもっと笑えるようになるのかな。
でも、昔の話をするためには――まずは生き残らない、とね*]
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はぁい!わかりましたホリー閣下!
[へへ、と口元を拭う仕草。]
いいんですね?僕も軍功たて放題やりますよ? いきますよぉ!!
[にまっと笑った。これはオープンな情報。 今まさに、直円も前線に向かう!]
(20) 2014/02/10(Mon) 00時半頃
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―波羅宿―
[二体の鬼の討伐を完了し、帰還しようとする小隊の元に急を知らせる伝令兵が訪れた。告げられる凶報>>7に心がざわめいた。 このまま現場へ直行するという、安吾の指示に頷く]
――そうかい。 ようやくあの金色野郎をブチ殺せるってわけだ。 [始祖の恐ろしさは骨身に染みて知っているはずなのに。 まだ自分には力が足りないことも知って居るはずなのに。
何故だろう、唇が自然と笑みの形になる。 それは、まるで凶暴な獣のような――]
(21) 2014/02/10(Mon) 00時半頃
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[報せを受けた絢矢の貌には、 もう僅かな緩みも残ってはいない。
張り詰めた弦のように 再び真っ直ぐに顔を上げると、 怪我はないか──との安吾の問い>>17に頷いた。]
(22) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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あのぉ!ホリー閣下ぁ!
軍功…………いただくのは有り難いですがぁ!
すこーし、作戦があるんですぅ!
僕がぁ、最前線に出ますからぁ!!
味方に任せて逃げようって気まったくありませんからぁ!
数人でいいのです閣下ぁ!
僕に勢を率いる許可をくださぁい!
必ず
殺せる算段がついていますよお。
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始祖──。
[絢矢は──まだ始祖を直接みたことがない。
ジャニスの脚を容易く砕き、 たった一人で一部隊を壊滅せしめる力を持つ 恐るべき化け物である──と、隊員から聞くのみ。
周とサミュエルは始祖を見、対峙した数少ない隊員。 その際何があったかは教えてもらえなかったけれど、 周の口調から、某かの因縁を感じ取り、 僅かに思案げに菫色を後方へ流した。]
(23) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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まぁ、そう言うんなら。
良いわ、けど閣下は止めなさいね。
[そう言うと数名の吸血鬼に直円に付く様に命じる。
彼らは渋々と言った様子で付き従う。
無論、直円がそれなりの成果を出せなければ袋叩きにするぐらいの心算だった。]
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[刀を研ぐ暇がない。
聖水銀の力で顕現した得物ではあるが、 実戦を終えた絢矢はいつも刃を丹念に研ぐ。
夜の庭園を流れる川の如き 漆黒の刃紋が砥石と触れる涼やかな音を聞いていると 波立たぬ表情の下で漣だった心が 穏やかに凪がれてゆくのを感じられるからだった。
厭な予感──予兆とも言うべきものを感じ、 絢矢の表情はいつになく翳りを帯びた。]
(24) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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惜しいな。せめて貴様が後10人位いれば。 もう少し楽しめただろうに。
[初代の守護部隊と呼べる戦士達の多くの犠牲の結果。 奪えたのは左腕一本。 戦士と呼べる者は対している1人だけ。 孤児院の時とは違い、その1人に本気を見せる。
隊員達が駆け付けた時には、 真紅の海に沈んだ薙刀と首の無い躯を見付けるだろう]
(25) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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―駐屯地へと向かいながら―
[この子達は変わった――もう、あの孤児院にいた頃とは違う。
それぞれが自分の道をしっかり見据え、それを踏み外すことなくここまで歩んできた。
早く、そして強くと、焦る気持ちはあっただろう。 聖水銀を一度にたくさん摂取しようとしたり、 感情に任せて限界以上の修練を積もうとしたり、
それでも、5年間という、ともすれば長くも感じられるであろう時間を、ぐっと耐えてきた。
この日のために。 奴らを――事の元凶たる始祖らを、倒す日のために。]
(26) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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―陸軍駐屯地―
[精兵集う駐屯地は、既に殺戮の巷。 屍血山河の地上の地獄と変わり果てていた]
――随分、好き放題やってくれるじゃねえか、金色野郎。 [血の臭いと渦巻く叫び声が、 否応なく五年前の夜の記憶を呼び起こす。 封じ込めてきた怒りを、解き放つときが来た。 いざ、金色の始祖に報いの鉄槌を食らわさん]
帝都守護隊、南方 周 ――推して参る!
[作戦指示がなければ、常の如く名乗りをあげ 颶風の如く、戦場に駆け込んでいく]
(27) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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[そこらの吸血鬼相手なら、1対1でも全く引けを取らない。 まだ未熟なところも残るが、実践を一つ経る毎にどんどん強くなる伸び代も持っている。
…駐屯地へ向かうということ。 それは彼らの長年の願いを叶えることに繋がりはするけれども。 同時に、死地への赴きを早めることにもなりかねず。
――死なせはしない。護ってみせる。必ず。 この子達は、俺の家族だ。 もう、あの日のように失いたくはない。
俺達の、人類の未来を担う者、この『希望』を繋ぐこと。 …それが今の、俺の使命だ。]**
(28) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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ミナカタは、待ち受ける残酷な運命を未だ知らない**
2014/02/10(Mon) 01時頃
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これが貴様達が頼りにしていた戦士達の最期だ。家畜共。
[隊長の首を落したのは自らの手。 斬り落すのでは無く、引き抜く様に千切った。 サーベルを交わしたのは最初の一撃のみ。 後は生身で戦ったのは屈辱はあれど、 戦士と呼べる者に対しての敬意から]
さて。 家畜にもなれぬ雑魚も掃除しておくか。
[地に突き立てたサーベルを引き抜いて、凍り付いた 陸軍の連中を一瞥する。 遊び以外で生身で相手をする気は無かった。 発砲を許す前に、視界にあった兵達は全て斬り捨てた後は、 見張り台も兼ねた尖塔の上で高見の見物と**]
(29) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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-戦術家はにやりと笑い-
ホリーかっ……いやぁ、ホリー様ぁ!
[渋々付き従う吸血鬼たちに向かう。 彼らに向かい、にかっと笑う。]
大丈夫だよぉ?僕についてくれば、「ムカつく」やつよりは 軍功…たて放題だよぉ?僕がムカつくならぁ。 僕と軍功たてる競争だぁ!!
キーワードは、「迂回」。 僕についてきてぇ!!
[直円、吸血鬼の勢とともに暗躍す。]
(30) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/10(Mon) 01時頃
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[直円の隊は移動す。直接的な前線となり得る場所を迂回し、 かの敵へと「奇襲」となるべく、地図上手薄そうな ところを狙い
かさ かさ
と。ゴキブリのように移動す。移動す。 戦の最前線となるべくところを迂回し、迂回し。]
(31) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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和算家 直円は、メモを貼った。
2014/02/10(Mon) 01時半頃
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― 帝都・陸軍駐屯地 ―
――っ!
[僕は脇差の一閃を受けて倒れた相手の腕を踏みつける。 小枝が折れるみたいな音がするだけ。悲鳴は聞こえない。
これは。 これは――生きる糧を得るための人殺しじゃない。 敵を排除するための、戦い。
敵とはすなわち、僕らに刃向う者。 僕らとはすなわち、吸血鬼]
(32) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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―駐屯地―
[零瑠は知っていた。 彼が誘いを拒まないことを。 何を優先させようとするのかも。
知った上で、視線の届く位置に在れと願った。 互いに互いの為にと動けばこそ、実戦も恐ろしくはない。
殺気。だが、零瑠は動かなかった。>>16 視線を周囲に巡らせ、短剣の飛んできた方向に気付いた者へと小太刀を振るう。]
―――…!
[昔、街中でぶつかった軍人と、同じ年の男だった。>>1:223 彼の思った『輝かしい未来』は消えてしまったのだろう。
似たようなマントをと願ったのは。 彼が語ってくれた未来話と現実の解離に、 懺悔したかったからかも知れない。]
(33) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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直円は、駐屯地の後方にsgtbる
2014/02/10(Mon) 01時半頃
直円は、直円は、駐屯地の後方に位置する場所へとりあえずは陣どらんとめざす。
2014/02/10(Mon) 01時半頃
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…じゃあね。
[すぐに敷き倒した敵の首根っこに脇差を突き刺して息の根を止める。地面に新しい赤が広がった。
敵は相手をしたのが僕でちょっぴり驚いてた。 無理ないよね。10歳くらいの子供が戦場にいるんだから。
吸血鬼もゆっくりと成長はするらしいけど、僕は身体の成長を実感できていない。
せめて背、ちょっとは伸びてるといいけど**]
(34) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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[絢矢の手が、 鞘の下緒に絡む若草色の菊結びを握る。
あの日、孤児院から持ちだした寄木細工の箱の中には この飾り結びが入っていた。
養母に教わって、 何度も失敗しながら一生懸命作った飾り紐。 当時は無意識だった選択が、 記憶の中の母が手遊びに作っていたものだったと 知ったのは試練の夜の明けてから。
五年の歳月を経て、 血塗れたTシャツは流石に処分したが、 これだけはずっと捨てられず、 御守のように身に付けていた。]
(35) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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[躊躇いはそのまま切っ先を鈍らせる。 柄尻に掌を当ててぐいと刀身を押し込み、腹を蹴飛ばした。
流れる血潮は細い川を、池を作り。 悲鳴の合唱は何処まで届くか。
零瑠は笑むのを止めない。
明之進へと走らせ、頷き返した視線。 ふと。それを上空へと転じさせると、まず金糸の紅>>29と目線が合った――気がした。方向を変えると黒糸の紅。
学帽を目深に被り直し、弧を描く口許だけを晒した。**]
(36) 2014/02/10(Mon) 02時頃
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[変わるものがあり、変えられぬものもある。
成長し、世が世なら 思春期と呼ばれる年齢に達した絢矢の貌は 母──芙蓉の面影を宿し、 唇は紅引かずとも薄紅に濡れるようであった。
日々の鍛錬で筋肉のついた躰。 けれど、人よりも華奢なところ相変わらず。 背だけは間もなく五尺になろうかという処。
──陸軍駐屯地の惨状を目にした菫色は、 秒に満たぬ時間、震えて瞑目した。]
(37) 2014/02/10(Mon) 02時頃
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[出立の前に言われた通り、零瑠の背に近付く者の急所を 悉く突き刺し、確実に絶命させていく。
駆けつける人間が増えた。だが止まらない。>>36 視線を交わして零瑠は悲鳴を、己は死体を積み上げる。
人間との実戦など、とうに怖くなくなっている。 他の孤児だった者達よりも一足早く外に出た明之進は、 己の刃が容易く人間を殺せるのを知っているからだ。]
(38) 2014/02/10(Mon) 02時頃
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[陸軍駐屯地襲撃の知らせ、そこに現れたのは金色の吸血鬼>>7。 怪我は無いかと聞かれれば大きく頷き長槍を力いっぱい握りしめる。 安吾と顔が合えば確りと頷き返した。
実際に始祖なんて見たことは無い。 けれど、あの日現れた始祖は金色の髪をしていたと涼平は聞いていた。 人間一人でかなう相手では無い事。それでも打ちのめすために聖水銀を飲んだ。全く使えなかった槍の扱いを覚え振るうようになった。
全ては、この時のために。刺し違えてでも、倒すために。*]
(39) 2014/02/10(Mon) 02時頃
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―駐屯地― [むせ返る程の鉄の臭い、断末魔。 奥歯をぎり、と噛み締めながら絶望に満ちた音を辿るように駆け出そうとした。 その姿は死に急ぐように見えたかもしれない。 あちこちに散らばるのは無残な屍。少し前の自分なら喚き騒ぎ暴れるような光景に息を無理やり飲み込む事はあっても]
っ、!!!
[足を止めようとは、しなかった。 作戦の指示があったとしても止まらない所は、幼いまま。]
(40) 2014/02/10(Mon) 02時頃
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─ 陸軍駐屯地 ─
[安吾の部隊が駆けつけた時、 既に隊長──檜江春樹は血の海に沈んでいた。
報せは周が敵と切り結びはじめてから届き、 そのまま中央突破を試みそうな勢いの周へ 絢矢は静かな声を掛けた。]
周ちゃん、駄目。 多分──ここは落ちる。
[敵の士気が高すぎる上に、 自軍は隊長の死によって連絡系統が乱れ始めている。]
(41) 2014/02/10(Mon) 02時半頃
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[横からの敵を警戒し八方に視線を走らせながら 周と背中合わせに小太刀を構え]
ボク達は退路の確保に──
[後方を守るよう伝えようとした矢先、 涼平が先へと駆け出した。]
──!
涼ちゃん──…
[絢矢はその行動に僅かに目を瞠り、 刹那の逡巡の後、 その背を狙う鬼を牽制しながら後を追った。]
(42) 2014/02/10(Mon) 02時半頃
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退路は―……ありませんよ?
[直円の隊はちょうど、相手方の退路に差し掛かるように 布陣していた。いつでも臨戦態勢になれるよう。]
(43) 2014/02/10(Mon) 02時半頃
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[安吾が率いる周、サミュエル絢矢達の小部隊が波羅宿で鬼を狩っていた頃、円は機動隊駐屯舎で吸血鬼による陸軍駐屯地の知らせを聞いていた。
訓練を受けるとうなずいてから5年。 髪はあのころより少し伸びて頭の高い位置でひとつに結んで白いハンカチのリボンでとめている 顔はもともと童顔のつくりで笑えば昔の表情が浮かぶのだろうが。 眉を剃り、いつも苦虫を噛んだような顔をつくる]
何 でばんですか?
[がりっ、口の中でひとつ錠剤を齧るとにっと笑った]
(44) 2014/02/10(Mon) 03時頃
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『退路を塞がれた!!』
[後方から、別部隊の隊員の声が上がると、 涼平を追っていた絢矢の足は止まる。]
…────、
[一瞬迷う素振りを見せた後、 周に涼平を追うよう視線で合図を送り、 自分は後方の退路確保の為、周達とは逆方向へ走った。]
(45) 2014/02/10(Mon) 03時頃
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