人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 馬飼い キャロライナ


 忘れられたら良いかもしれないけどさ。
 そんなことできやしないんだ。

[絢矢の額に手を伸ばす様子>>52に、目を伏せる。]

 止められるなら、止めたかった。

 絢矢は、笑わなくなったんだ。
 泣かなくなったんだ。

[自分はそれを捨てられなかった。
捨ててまで、強くなろうとしていた彼女を止めることはできなかった。]

(77) 2014/02/17(Mon) 22時半頃

[そして彼の代わりのように、増えた眷属]

……周、

[名を呼ぶ響きは、それ以上の言葉もなく]

ごめんなさい。

[零瑠を留めたあの時に、本当は彼を逃がしたかったのだ]


    ― in the distant past ―

[初対面の少女がまさか同意を示すとは思わなかった。
しかも媚びたものではない、単純に興味だけの声色]

お前も随分面白い。
部下達は私に気に入られようと躍起でいるのが見え見えだが。
お前も退屈だから、更に退屈そうな私を暇潰しに
見に来たのだろう?

その度胸も気に入った。
飽きる迄、城に留まると良い。

[黒衣の少女は仕えると言ったが、部下として迎え入れた
わけでは無かった。
飽きたと言って出て行くなら止める事の無い、
永い永い客人として迎えたのが始まりだった]


ホリー、東の端にある『日本』と言う国があるのを知っているか?

[ホリーが客人から、城にいるのが当たり前になってから
どれだけ経った頃か。
全くの未開の地。
他の鬼達はあまりに離れた地へと食指はなかなか向かぬ様で]

全く我等を知らぬ国は、どんな歓迎をしてくれるだろうな?

[まだ他の力ある鬼が手を出していない地。
始祖と呼ばれる最上位の鬼が眠りに就いたと言う報せもあった]


ふん。
愉しみを探す事を止めた枯れ木は朽ち果てると良い。

その国を最初に落すのは私だ。

[そうして渡った異国は、退屈を暫し忘れさせた。
戦い方を知らぬのに挑み、消えて行く命。
始祖を追い掛けて、この国の戦士に鬼と戦う術を教えた
戦士達との激闘。
そして文化と全て物珍しく高揚させた]


【人】 馬飼い キャロライナ

[軍服の上着を脱ぎ、絢矢の身体にかけた。]

 ……それ、円にも言われた。
 もし俺が円を殺すようなことがあったら、その後死ぬって言ったら、嫌だってさ。
 なんだよ、そんなに俺とあの世に行きたくないのか。

[微か笑みを浮かべて、冗談のように返す>>79
それを望まないのなら、そんな選択をしないで欲しいと。]

 どんなことをしても、取り戻したかった。

[入り口を見る明之進につられ、其方へ顔を向ける。]

(80) 2014/02/17(Mon) 23時頃

ホリー、まだ死ぬ理由を私は持たぬな。

[左腕を落した戦いの中、命のやり取りに昂揚し嗤いながら
ホリーに告げた言葉をまだ覚えている]


【人】 馬飼い キャロライナ

[明之進の言う、誰か>>82が誰なのか。
それを問う前に聞こえた声>>81
見覚えのある人影。]

 真弓……?

[入り口付近に立つ様子に、丁度逆光で表情が見え難い。]

(84) 2014/02/17(Mon) 23時頃

いいの、かな。明にーさん。

円を連れてかないで、帰って来ても。

[迷う。
どの道が円にとって幸せなのか。

だってこんな、吸血鬼とニンゲンの戦いに乗り込まないで、平和に暮らすのが、
僕の考える幸せの中では最良の形だから]


あなたを逃がせなかった。

[>>+8 それだけの理由を告げて、続く言葉はない]


【人】 馬飼い キャロライナ

[立ち上がる明之進>>86に、緩く首を振って答える。
お前に任せる、と。


真弓の声>>87を聞きながら、そっと絢矢の顔を覗いた。
酷い怪我だ。
掛けてやった上着が、その血で汚れ始めている。]

 ……絢矢、大丈夫だからな。

[早く手当てをした方が良いだろう。
積み上げられた荷を見渡す。
此処には治療用具は無い。

取りに行った方が良いだろうか。少し、迷う。]

(94) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

[名を、呼ぶ声がした。
 零瑠だけを呼ぶ声が。

 現状をふと冷静に考えて見れば、そもそも零瑠の一択しかない。]

は。

[応じたのは、まだ視界に真弓の背があった頃。]


[暫く掴んだままの理依の手を右の方向へ放ると、守護隊の一員が悲鳴を上げた。彼の顔を打った腕が地に落ちきる前に、軍服を更なる赤に染め上げた。

駆けながら、主に報告を。]


―――真弓が、あなたに弓を。
反逆の意を示しました。


 ……良いんじゃないかな。

[5年ぶりの我儘。

 リッキィの、やりたいようにやってごらん。

[自分の我儘にも重なっていた。
 自分が手を伸ばさなければ助かっていた人がいたことに、
 それは通じている。]


[指の先までも支配する絶対的な命。
感情も意志も捩じ伏せられる――のは、自分だけなのか。周の様に、拒絶出来ずに居るのは。
同じ命は今も真弓を縛っているはずなのに。
それとも、ホリーを討ったから楔は消えたのか。]

……

[あぁ、どんな表情をされるのか。
 直接見れないのが残念だ。

 此もまた、喜びなのか。
 愉しいと笑うのか。

 主を想えばこそ、何が最善であるのか、迷う。]


 ……ホリー様の剣を前に、芽を潰す事が出来ませんでした。

 申し訳ありません。


[随分と言い訳めいている。
 仕方がない。

 真弓に武器を向けた守護隊員しか、殺して居ないのは事実なのだから。]


【人】 馬飼い キャロライナ

[絢矢の髪を一度撫でる。
いつまでも此処にはいられない。
治療ができる場所へ連れて行ければ良いが、それもできそうにない為、治療用具を取りに行こうと立ち上がる。

入り口付近で二人が話しているのは聞こえているが、その意味までは分からない。
真弓が誰かを殺したことは分かる、が。

そんなことを考えるよりも、先にすることはある。]

 悪い、絢矢のこと、ちょっと見ててくれ。

[二人の傍を通り、外に出ようと。*]

(106) 2014/02/18(Tue) 00時頃

馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 00時頃


真弓が?

[反旗を翻したと零瑠が報せる
続いて止める事が出来なかったと詫びる聲

思えば真弓は感情の操りが上手かった。
常に分厚い氷の上の姿しか見せず、凍えた水の下で
動き続ける感情を隠し続けていた。

あからさまに反抗を見せていた理依。
静かに静かに『機』を狙っていた真弓。
従順に仕え続けた零瑠。

最も、零瑠の心の内も本当は知ってはいないのだろうが]

なかなかに面白いな。

[それぞれの違いが面白い]


[雛がここまで育つとは想定外だが、だからこそ面白い。
だからこそ、まだ。

人間は全滅させるには惜しい。

餌と言う意味だけでなく]

私を愉しませるのに、やはり必要だな。

[その意味を理解出来るとすれば、永い永い時を生きた
鬼だけだろうが]

ホリーと並ぶだけの鬼が横にいないのは残念だな。

……零瑠、お前はどちらの横に並ぶ?
真弓か、私か。好きに選べ。

[寂しいと言う感情は未だ知らず。
ただ、誰も横にいないのも退屈だと。
少しだけ思った。それだけだ]


――……、ありがとう。

[僕は相変わらずうまく笑えないままだけど、明にーさんにそう言われて気が軽くなった。]


頑張れると、いいけど。……にーさんの分まで。

[さっきの口ぶりはまるで、誰かの幸せを願うことさえ、誰かの迷惑になるって思ってるみたいだった。

僕がここでうまくやれれば、明にーさんは誰かの幸せを願えるようになるのかな]


【人】 馬飼い キャロライナ

[明之進>>111へ答え、外に出る。
少し走ったところで前に出てきた人影>>109
反射的に構えるが、サミュエルだと分かれば安心したように構えをといた。]

 絢矢と明之進、あと真弓がいる。
 絢矢は怪我をしてる。

[唇の前にたてられた指に頷き、声を潜めて答える。

ちら、と倉庫を振り返った。]

(120) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 00時半頃


[記憶の欠片。
『漣桜様と――お父様と、愛した結晶がこの子なの』

 『贄』は『子』になった。
 
 つまり、愛が実った事になる。






 ……いや、この理論は飛躍し過ぎている。

 仲睦まじい『両親』と、それを主と自分に重ねて――例えば、主の私室で過ごした穏やかな時間がずっと続けば――とも、想う。]


[反旗を翻した真弓がどれ程抵抗出来るのだろう。
零瑠に問い掛けた後、呼び掛けは真弓へと]

真弓、よく耐えたな。大したものだ。
褒めてやろう。
だがどうせならもっと抗って貰おうか。

吸血鬼以外、目に収めた命は全て殺せ。
その力で。

[ホリーの血が何処まで抗う力になるのか、知らないが。
今まで明確にしていなかった命令を彼女に告げた]


[浮かんでは留まり消える、紅鬱金の瞳。
 面白いと言うのなら、
 そう望むなら、


 あなたの額に鏑矢を――…]


……なに、が

[何が必要と? 分からず問いを落とし


っ!


【人】 馬飼い キャロライナ

[倉庫を出る前、まだ絢矢は気を失ったままだった。
あのまま目を開けなかったら。
そう思うと恐ろしくて。]

 俺は、治療道具取ってくる。

 サミュエルは……傍にいてやってくれないか?

[誰の、とは言わない。
サミュエルが誰の傍を選ぶのかは、彼の自由だ。

彼の返事はどうであれ、その場から駆け出す。]

(137) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[絢矢に掛けた軍服には、零瑠と真弓への贈り物が入ったままだ。
いつか絢矢にも話したことがあるから、気付けばそれが何か知れるはず。

人参色の髪が揺れる。
やはり白いシャツが、闇を走る。**]

(138) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


零瑠。私の横に並ぶ技量があるか。示して見せろ。

[浮かぶ笑みは無慈悲に告げる。
選んだのなら、その覚悟を、能力を見せ付けろと**]


 ………ねぇ、あまね。

 おれは、家族を、うらぎってるの?


[遠く問い掛ける声は、弱く震え、縋るよう。*]


 ……真弓を選ぶとでも、お思いでした?

[返事を期待せずに問いを聲に乗せ。]


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