88 吸血鬼の城 殲滅篇
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
[騎士が口にした望みには薄い笑みを浮かべたが
内心を露わにすることはせず]
ならば、連中を殺し尽くせ。
奴らの血を捧げてやれ。
―――おまえとあれは、いまや"血の兄弟"だからな。
これからもしっかり姉につくせよ。
[方法を示唆して、けしかけるに留め置いた。]
ですが、
姫を姉などは畏れ多い…
おれは一介の騎士のままで充分に──
そうか?
ああ、そうだな。
姉弟では添い遂げられんからなぁ。
[尊重する気もない人間の習俗を口にして、
騎士の忠道を笑い飛ばす。]
まあ好きにするがいいさ。
あれが何を望むかは、聞いてみないことにはな。
……ぁ、
[小さく意識が洩れたのは、ヘクターのからかうような言葉そのものにではなく。
とっさに「並び立つのは畏れ多い」という考えが先にたってしまったが、ヘクターの言葉を反芻すれば、わずかに不安が根ざす。]
(姫が「娘」だというのは──)
[妾腹にせよ実際の、と思っていた。
だが、「血の兄弟」という言葉には──]
[ヒューにはまだ自分が「吸血鬼」だという自覚はない。
ただ、ヘクターと「契約」したことにより、人ならざる力を得たことは承知していた。]
( 姫…は、 )
[何かが胸にひっかかる。
去ってゆくヘクターに問うこともできたろう。
だが、逡巡した。]
……心配なんざしてねえよ。
するような状態だったら、俺が何しても無駄だ。
[いつもよりぶっきらぼうになったその口調に
ふ、と息を吐く。
恐らくは彼のプライドを傷つけたのだろう。
余計な事をした、という後悔に唇を噛んだ。
気まずさを誤魔化すように、口早に囁く]
……アンタが斃って、俺が困るとでも思うのか?
──。
[右腕の怪我を言い当てられ、眉を顰めた。
男の能力では『我が子』の全てが筒抜けなのだろう。
だが己には、この距離では男の怪我はわからない。
…それが寂しいような気がして黙り込み、
次の言葉に、息を呑む]
──ふざけんじゃねえっ!
余計な世話だ…っ!
[──死に掛けの獲物。
階下からの人声の詳細はわからない。
ただ、恐らく己の知らぬ戦闘があり
怪我人が出たのだ、という事を理解する。]
………
アンタが殺せってのなら、殺す。
それで充分だろう…!?
[悲痛を含んだ掠れた囁き。
──飲むつもりはない。
誰かを自分と同じモノにするつもりもない。
わかって欲しいと訴えるような。
無駄だとは思いながら叩きつけ、
苛立たしげに袖のカフスに手をかけた]
|
ー大広間ー
……そうして、次に貴方の姿を見ることがあるならば、忌まわしき魔物の姿で…と、いうことですか? ―レオナルド・ディエンティ。
[この状況になりながら、自分達の命を気遣う言葉を見せる錬金術師>>50…その乾いた血がこびりついた顔を真っ直ぐに睨み付けた。]
奴等の血は、至上の主が造りし生命の神秘を明かすものには決してなり得ない。 呪われた存在からは、呪われた魔物しか生まれない。
貴方が命をかけて追い求めようとするのは、見せかけの甘い香りを放つ禁断の果実。 ―蛇の造りし知恵の実に他ならないのに…!
(69) 2012/05/02(Wed) 14時半頃
|
|
[錬金術師は、目を合わすこともなく、魔物の言葉に惑わされ死地へ赴こうとしている。
先が見えているのに止められない無力さに、強く奥歯を噛みしめた**]
(70) 2012/05/02(Wed) 14時半頃
|
オレがいなくなったら?
[どこか慌てたような口調の問いに、片眉を上げる]
そりゃ、困るだろうさ。
まだなンも知らないおまえが、ひとりで取り残されて、
どうにかなるとでも思ってんのか?
[当たり前だとばかりに切って捨てる。]
[ゆっくりと息を吸い、戦いに向かう神経を研ぎ澄まさせた。
刹那。
闇が揺蕩う気配を、ふと感じる。]
(──誰だ…?)
[見覚えのない気配。
獰猛な巨躯を横たえる獣に似た、あの男とは違う。
火球の様な熱さと、鋼の硬さ。
昏く燃える熾火に鍛えられた、鎧]
……。おい。
[声を掛けようか逡巡したあと、短く呼びかける*]
[獲物をくれてやると言ったのに、激しい口調で拒絶された。
そのこと自体に、喉の奥で笑う。
嘲笑うように。
可愛いものをみたとでもいうように。]
そうは言うがな、おまえ。
――― そのままだと、死ぬぞ?
飢えに狂ってのたうち回って
自分の身体を引き裂けるだけ引き裂いたあげく
野垂れ死ぬぞ?
[実際に吸血を拒み、静かに衰弱して死んだ眷属も知っている。
しかし、そこまで親切に教える気はなかった。]
衝動を殺すな。
身体の欲求に応えてやれ。
――― 喰らえ。奪え。飲み干せ。
…わかったな?
[手放すつもりはない。
死なせるつもりもない。
それは命令であり、宣言でもあった。]
持ち主が死んで、玩具が困るのか?
[なにかを嘲る様に、喉をならし]
ただ壊れるだけだ。
わかってんだろ?
[玩具が壊れても持ち主は困らない。
またつくれば良いだけだから。
持ち主がいなくなっても、玩具は困らない。
打ち捨てられて壊れるだけ。
──クレアのように]
…ッ、……。
[自分を抱くように腕を回し、歯噛みする。
──異端狩りとして、
飢えた吸血鬼を見た事がないわけではない。
男が口にしたような、青黒く干乾び
灰にすらならずに消えた魔物の末路も。
本能的な恐怖に喉が震え、
引き攣る様に息を呑み込む音が響いた]
……俺はもう、死んでるようなモンだろうが…ッ
[其れでも震えを押し殺し、声を絞り出して]
…ぁ、……
[何かを反駁しようと口を開きかけ。
男の声音に、それが千切られる。]
……。っ………。
[肯うこともしない。
否むこともしない。
じくじくとした痛みに耐え、
ただ黙って唇を噛み締める。
それだけが今の唯一の抵抗だった*]
死んでるようなモン、か。
[平坦な声で呟き、思案の間を挟む。]
―――だが、生きているだろうに。
[嘲笑。]
玩具なら玩具らしく、
最後まであがいて、オレを楽しませろよ。
オレは死んでも消えねぇ。
見ていてやるから。
[仮定を口にして、
その仮定がナンセンスだとばかりに鼻を鳴らす。]
おまえより先に死ぬなんてことはねぇか。
当分、死ぬ予定もねぇしな。
しかしまぁ。
人間っつーのは、面倒な生き物だよな。
[誰に聞かせるでもなく、言葉を零す。
既に人間とは違う生き物になったというのに、
人間を殺すことを拒み、殺してしまったと嘆く。
全く、面倒な生き物だと思う。
その苦悩を眺める楽しみもまた、
眷属を増やす理由のひとつではあったが。]
呪われた? 忌まわしき?
ハッ。
だれに呪われたっていうんだ。
[背中に聞こえてきた修道士の言葉を笑い飛ばす。]
兎が狼を恐れるのと変わりゃしねぇ。
妙な理屈こねまわさねぇで、素直に怖いって言えばいい。
そっちのほうがまだ可愛げがあるってもんだ。
―――ま、人間共には理解できないんだから、
しゃーねぇか。
[呟きに滲むのは、超越者の自負。]
――――……。
[あいつが生き残って帰ってきたら、
もう一度血をやってもいい。
まともな闇の狩人に仕立てるために。
そんなことを、ふと思った。]
[対峙するその間隙に、闇の領域から、手探りするような揺らぎが伝わる。
それは、言葉を伴って触れてきた。
主とは明らかに違う声。]
── 何奴っ !!
[閨に踏み込まれたかのごとく驚き、その衝撃を叩き返す。]
|
―大広間―
………それでも…行くのか…
[錬金術師の背中が遠ざかる。諦めたように床に視線を落とした瞬間、ジェフリーの声>>77が響いた。]
[「城内の吸血鬼を全員倒すしかない。」 苦境にあっても諦めることのない、決意に満ちた力強い宣言。 顔を上げると、真剣な表情のジェフリーと目が合う。]
(86) 2012/05/02(Wed) 21時頃
|
|
………… [何かを決意するように一瞬だけ目を伏せ、再び目を合わせて笑顔を向けた。]
―主は、助けを求める者の為に手を伸ばし、 共に在りて力をお与え下さいます。
主の代行者たる修道士も…私も、同じ。
この力がお役に立てるなら… 少しでも、彼らを滅する力となることができるのなら…
最後までついていきます。 ジェフリー・ハリソン様。
私が、私である限り、 魔を滅する聖なる力を貴方とその剣に捧げましょう。
(87) 2012/05/02(Wed) 21時頃
|
|
まずは、目の前の吸血鬼…魔に落ちた魂を浄化させる!
[明らかに気配の変質したヒューの姿が目の前にある。意識を集中させ、魔法防御の術を自分とヒューの周りにかける。]
(91) 2012/05/02(Wed) 21時頃
|
[響く嘲笑に目を伏せる。
そうだ。生きている。それがヒトならぬ生であっても。
――だから、こんなにも苦しい]
……思い通りになる玩具なんて、
つまんねえだろ…?
[そう、小さく肩を竦める。
見ていてやるという言葉に
よわよわしく笑んだ。
――クレアを見ていたようにか? と
そう口にのぼせかけ、止めた]
|
…これくらいでは、封じられない…か。 個別に浄化の力を当てるしかないですね。面倒ですが。 [防御術でヒューの術を封じ込めようとしたが、血の赤>>85を纏った不吉なレギオンは染み出るように出現していく。]
…ジェフリー様は、あの男を狙ってください… 周りの魔物は、私がなんとかします。 [続いて杖を掲げて、ジェフリーにより強い聖別付与の術と防御を重ねてかける。]
(94) 2012/05/02(Wed) 21時半頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る