3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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…あの子、教師が苦手なのは……
[嫌な予感。…その嫌悪感の一割くらいは、自分も判る気がするから。]
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[ケイトの声が響く]
あなたは、嫌でしょうね。 私をとても嫌っていたようですから。
……傷つけたくないと思うのは、優しさでしょう。 ですが、相手にもよるかと思いますよ。
自分が傷ついても構わない。 けれど相手を傷つけたくはない。
だから、一人になろうとする。
[浮かぶ顔]
(49) 2010/03/04(Thu) 02時半頃
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…ディーン君、実は。
その先生 関連で、日誌の資料にね。
少し、気になることが書いてあったんだけど。
放課後、なんとか先生に貸し出されて、
朝戻っていたっていう、用具室の鍵。
どう考えてもあやしいんだけど…
嫌い、ってその先生のこと、じゃないかな。
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ですが、時には傷ついてでも、相手を知る必要があると、思います。 傷つけようとして傷つけるのではなく、傷つける事に結果なってしまっただけなら、それはそこまで病む事ではないと、思うのですけどね。
[紫水晶の腕]
(53) 2010/03/04(Thu) 02時半頃
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[ぞくり。
肉体の無いはずの背筋に寒気を感じた。]
まさか、ケイトは……
[用具室へ連れ込まれ、蹂躙される姿が脳裏をよぎる。]
………、……
そういうのじゃないといいんだけどね。
いいもわるいも、ないのかな…
――それでも知りたかった。だから、私は嬉しいの。
[隣の気配に小さく囁きかけた**]
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[メアリーの言葉に、眼鏡の奥、黒目が一度瞬いた]
格好等、つけなくて言いのですよ、それが伝えたい言葉なら。
言いたいことを言って、いいのです。 我侭でも、なんでも。
それを受け入れるかどうかは、相手次第ですが。 そうは、思いますが。
[疲弊していく生徒たち。肉体がなくなれば、確かにそれは楽になるのだろうけれど。 メアリーを見る。 笑い声。揺れる瞳。
どこか、違和感を覚える]
(56) 2010/03/04(Thu) 03時頃
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|
[しばらく、みつめて]
…気が変わりました。 あとで、お伺いしますよ。
あなた方がどこにいても、今の私なら見つけられる。
では失礼します。
[そう言って、そこからまた去っていく。その後姿も、また闇に*消えた*]
(61) 2010/03/04(Thu) 08時頃
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――――
……いやな、想像か。
……下世話な、ことだ。
ろくでも、ない
……―、ん。
…それは、…否定、できない
[教師と、生徒と。
―――触れた唇を少しだけ思い出す]
[何か思い出してるっぽい人の顔を見た。]
[それから、唐突にさっきの木の下のシーンを思い出した。]
あー、やっぱ、こう、強引なのよりは…好きあってるやつのほうが
[おいさん黙れ]
っ、
な、…!っ、に謂、
[盛大に狼狽えた。
―――――すき?]
え、あ、…
[もう、声は響かない。
伝えるべき相手が何所にもいないから。
だからもし本来繋がる相手以外が聞こうとしても、
今しばらくは何の音もしない。
これからも、きっと]
…… …、…っ
[薄紫が泳いだ。
わからない。]
…わか、らない、だって。
[だって、なんだと謂うのか。
見えないように隠した顔が赤かった気がする。]
わかんねー奴とはちゅーしないだろう。
[おっさんだった。]
それとも、おっさんとしてみっかぁ?
[にやにや]
ど、何処から見てた…!!
[狼狽えた。]
何でそうなるんだ…ッ!!
[にやにやを睨んだ。]
どこからってあっちらへんから
[ベストショットが見える位置だった。]
もっと素直になればいいのに
[冷やかしではなく、真顔で言った。]
っ、…
[ますます、困った顔になった。
あっち、つまり、見ていた。
かなり、しっかり見られていたということで]
…――っ、
[居たたまれなくなって眼を逸らした。
けれど、真顔で謂われれば]
…、…――、…うる、さい。
[言葉捜しきれずにそう謂った]
化学教師 スティーブンは、腕に絡む触手を見た。絡ませたまま、歩いていく
2010/03/04(Thu) 10時半頃
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―南棟― [その姿はもう殆どが透けていて、人としての身体を成していないように見える。 さ迷う姿は何を求めてかとおくを見ていた。
歩き着く場所、音楽室。 その部屋の隅に蹲る*]
(77) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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[黒板の音も不快だった、が。喉奥から漏れて聞こえた特殊な声に眉を寄せる。忌々しげに。]
『このタイミングかあ。』
[向けられた笑み。
唇を噛んだのは、気付かれたか、と言う苦い気持ちと。
闇 に 、まだ 飲まれてない ―― が。]
『ふぅん。 ……そう。』
『仲、いいね。』
[誰と誰のことを指して戸は、言わず。]
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