人狼議事


52 薔薇恋獄

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御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 03時頃


―先の話・栖津井&浜那須の部屋―

栖津井先生。またすり傷作ってしまいましたー
…あと、薔薇の棘、刺さってしまいました

[部屋の中に耀はまだ横になっているだろうか。部屋の扉を叩き、返事を待たずに中に入る]

……あれ、先生居ない?

[辺りを見回せば、布団に寝かしつけられている耀独り。胸の辺りがゆっくり上下しているので、静かに眠っているのだろう。
先輩や先生からはどれぐらいのことを教えて貰ったのか]

………そうだ


【人】 御者 バーナバス

[2階の部屋を端からノックしてもし鍵のかかってない部屋は中を調べるだろう
廊下のつきあたりの窓辺に小さな部屋があるのに気づけば]

甲斐…

[声を掛けて覗き込むと、ふんわりとした明るい色の髪とさらりと揺れる金糸が見えて]

楓馬… 
甲斐いったいどうした?

[びしょ濡れになっている二人をみつけて訳がわからずに声が宙に浮いた]

(98) 2011/05/18(Wed) 03時半頃

――………蘭香


[ふと思い付いて。耀の傍に寄ると、耳元でそっと名を囁いた。

さて、彼は『誰』と勘違いしてくれるのだろう]



[じいと眠る顔を見ていると、不意に母の顔と重なった。驚いて目を擦り、改める。

どうして…。

手を伸ばして、顔にかかる髪を横に払う。見える火傷の痕に息を飲んだ]


【人】 御者 バーナバス


えっと、お前たち…
とりあえずそのままじゃあ風邪引くぞ 耀に心配かけたいのか?

[楓馬が気を失っているようなら>>44甲斐に手をかして二人で起き上がらせて部屋へ連れて行くつもり]

っていうかなんでここに?

[聞きながら窓の外を覗くけれども、自分にはただ雨にぬれる薔薇園がみえるだけだった**]

(99) 2011/05/18(Wed) 03時半頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 03時半頃


―3年前のある日―

[TVのニュースを見ていた母が、小さく悲鳴を上げた。
何事かと、手を止めてTV画面を見ると、どうやら火事で家が全焼し、一家族が死亡と重傷だという]

…ふぅん

[『ただのニュース』だと思い、再び宿題のプリントに鉛筆を走らせる。暫くすると、母の押し黙った嗚咽が聞えてきた]

奏音さん、どうしたの?

[心配になって声をかけると、母に強く強く抱き締められた。しがみつかれたというのが正しいのやも知れぬ]

『…調音ちゃん、調音ちゃん……。死んじゃった。ママの…従姉妹が、死んじゃったの…』

[震える背を撫でることしか出来なくて]

…苦しかっただろうね

[そんな事しか。言えなかった]


―時は流れる―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ヨーカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[そうして決まって母は、調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ヨーカちゃん』の代わりに**]


―現在―

[火傷の痕。『ランカ』という名前。微かに見える母の面影]

…はんっ


まさか

[打ち消した。髪に頬に触れる手は、何故だか止まらない。
起きぬ気配にもう一度、耳に唇寄せて]



         ら ん か
       



[*名を呼んだ*]


―時は流れるリテイク―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ランカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[ニュースの後、決まって母は調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ランカちゃん』の代わりに**]


―― 少し先の話・夢うつつ ――

[倒れた体は思ったより体力を消耗していたようで。
横になればそのまま意識は夢の中へ沈み。
……誰かが、現れても。
触れられても。声をかけられても。
目を覚まさず]

……ー……く、ん……

[唇は勝手に音を紡ぐ。
耳元で名を呼ばれれば、僅か、口元が緩み**]


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 08時半頃


【人】 御者 バーナバス

[楓馬を抱えると思ったよりもずっと軽くて]

これなら俺でも抱えていけそうだな
甲斐は大丈夫か?

[甲斐の方はしっかりと意識がある様子だったが顔を覗き込んで尋ねる]

(120) 2011/05/18(Wed) 09時頃

【人】 御者 バーナバス

[>>117鳴瀬先生から名前を呼ばれたのに気付くと]

士郎ちゃん…甲斐いました…珀と一緒っす。
ていうかふたりずぶ濡れで…

[そういってこちらへと向かってくる鳴瀬とその後ろにみえる土橋と百瀬。]

そういえば先生も1年生達もずぶ濡れ?
大きな風呂とかあるといいですね

[近づいてくる鳴瀬の姿を、困ったように見つめる]

(124) 2011/05/18(Wed) 09時頃

【人】 御者 バーナバス

風呂むりならお前すぐ着替えろ
体冷えるぞ
楓馬の部屋は?とりあえず体拭いてやったほうがいいだろ

[天気も悪ければまだこの時期は寒い。甲斐に楓馬の部屋を聞いて、>>125階の声が聞こえたら少し安心してにやりとした顔で笑う]

たぶん3番目

(127) 2011/05/18(Wed) 09時頃

【人】 御者 バーナバス

大須はまだ?
2階は一応しらべましたけど

[>>98で調べたことを鳴瀬先生に伝えて]

まさか叔父さんが心配で外に行ったとかないですよね
この酷い土砂降りの中何も用意せずに外に出るとか無茶すぎる…

[口を濁して呟く]

(130) 2011/05/18(Wed) 09時半頃

【人】 御者 バーナバス

あ… はいっ

[腕の中の珀に少し意識をやっていたので甲斐と鳴瀬先生のやり取りには気づかず>>129>>131
指示されると慌てて、鳴瀬の後ろから部屋へと珀運ぶ]

(132) 2011/05/18(Wed) 09時半頃

【人】 御者 バーナバス

[>>134甲斐がいう事にやれやれと頷いて]

わーった 甲斐が珀心配ならついてくればいい
今ここ電話が通じないんだ
病人が出る事が一番まずいから
とにかく早くこの子暖かいところに寝かせてやろうや

(136) 2011/05/18(Wed) 10時頃

【人】 御者 バーナバス

タオルとか、適当に開いてる部屋から持って行っても文句いわれんだろ
っていうかお前たち怪我もしてる?
擦り傷とか安易に考えないで体あったまめたら文先生にちゃんと治療してもらえよ

[一年生には声を掛けて…>>137鳴瀬の言葉が聞こえれば、甲斐がついくるか来ないかにはもう口をはさむことはない。鳴瀬の足には全然気は回っていなかった]

(138) 2011/05/18(Wed) 10時頃

【人】 御者 バーナバス

[鳴瀬先生の指示で入った部屋は珀と耀の部屋だったのだろう、部屋に入ると紅子さんが鳥かごの中で心配そうに羽ばたいた。
とりあえず鳴瀬先生にベットにバスタオルを敷いてもらうとその上に珀を寝かせる]

…ほんと、ちっさいつうか華奢だな 

いつも元気にくるくる走り回ってるし 耀の傍にいるから気づかなかったけど―――。

[静かに眠っている楓馬はとても頼りなくみえて、そっと濡れた髪をタオルで拭ってやる]

(141) 2011/05/18(Wed) 10時半頃

【人】 御者 バーナバス

先生濡れた上着くらい脱がした方がいいですかね

[傍にいるであろう鳴瀬に尋ねて何の気なしにシャツのボタンに手を掛けたが

ゆらり ふわり…
   珀から甘い薔薇の香りがしたような気がして 

カッと顔を赤くすると手を引っ込める]

あー、やっぱり ここは先生にお願いします
俺は…その…なんだか
そうだ! 暖かい飲み物とか…台所探してきますんで

(142) 2011/05/18(Wed) 10時半頃

 ……どう、しよう?

 日向は、誰にも……言えなかったんかな。

[禁断の恋。身分の差。祟りと目されたほどの、想い。
それに比べれば、些細だろう痛み。
けれど気づいてしまえば、抜けない棘のように、その存在を、ちりちりと感じずにはいられなかった]


【人】 御者 バーナバス

―台所―
[部屋にいるのがいたたまれずに飛び出して台所へと来たけれど、何をどうしたらいいのかわからずに。
とりあえず湯でも沸かそうとコンロの前に立つ]

ん?

[昼飯の時にはなかったポットと『ご自由に』とかかれたメモに気づいた]

(164) 2011/05/18(Wed) 12時頃

【人】 御者 バーナバス

[試しに傍にあったカップに少し注いで飲んでみる]

美味い

[普通なら少し甘いすぎるのがちょっと疲れた体にはちょうど良くて]

誰か知らんが、ナイスタイミングな奴やな ありがたい

[知らない誰かに礼をいうと楓馬の分と鳴瀬先生の分とマグカップにミルクを継いで、広間へ寄るとテーブルの上に置かれたままのシフォンケーキを2切れだけきりわけてトレーに乗せると2階の部屋へ戻る]

(166) 2011/05/18(Wed) 12時半頃

【人】 御者 バーナバス

[慣れない給仕に時間がかかる、カップの中身を零さない様に注意しながらどうにか階段を昇り終えるのは鳴瀬も楓馬も部屋にはいない頃]

 ………まあ、ここに置いておけば

[ことんっ部屋の小さなテーブルにトレー毎カップとケーキのセットを載せる]

(172) 2011/05/18(Wed) 13時頃

【人】 御者 バーナバス

[自室に戻って中をちらりと覗くと6畳間に栖津井と甲斐と耀の姿がみえると入るのが少し躊躇われて部屋をでる。 もしも…誰かから声がかかれば

せっかく、土橋達がつくってくれたんで食事とってきます

など返事をして広間へと行くと。用意されていたカレーをいつものように一人で食事をとる**]

(175) 2011/05/18(Wed) 13時頃

あ?


くっそ、それじゃ誰の名前かわっかんねー

唇んとことか、目元とか、奏音さんに似てる気がするのに、な

[その箇所に、*指を伸ばした*]


――……

[触れられればぴくりと震え。
それでも深い眠りに落ちているのか、瞳を開く気配は無い。
唇は何か言葉を紡ぎたそうに幾度か震えるけれど、音にはならず。
深い、夢の檻に、閉じ込められたまま]


[おそらくは、耀の家族の霊とは珀も共にあっているだろう。

家が近ければ、真夜中の喧噪にはいやでも気がついたし。
それが耀の家と知れれば、父と母が叩き起こしにきたから。
己が珀を呼びにいったのか、珀が来たのが先だったか、耀の家の近くであったのか。
記憶が混乱していて定かではないけれど……。

3年前、珀は、すでに1人だったろうか。
どちらにしても、2人を護らなければ……と蛍紫が強く思った瞬間。]


―― 3年前 ――

『だって、まだ生きてんだ!』

[真夜中、あかく染まる窓に、ひとり飛び起きて、外へ駆け出した。

蘭香と拓斗の痛みは、伝わってこないから。
ふたりは生きてるって確信してた。
だから、水を被って飛び込もうとした無謀なこどもは、近所のおとなたちに押さえつけられ、何もすることが出来なかった。

彼らの判断は正しい。
こどもひとり、飛び込んだところで、死体がひとつ増えるだけ。

でも。
だけど。

彼らには、『彼』の姿は見えない。
蘭香を残して、揃ってしまった家族の姿は、見えないのだ]


[見えていたら、痛みを感じられていたら。
飛び込まずにいられなかった自分を、止めはしなかっただろうと、何処にもぶつけられない憤りを抱えた自分に、拓斗は。

しっかりしろ、というように額を小突いて。
生前と変わらぬ優しい響きで、弟を頼むと、託していったから。

幼馴染が自分にとって大事だからって理由だけじゃなく、拓斗兄ちゃんの分まで、蘭香を護らなきゃって。
きっと、その想いは蛍紫も一緒だと、交わした眼差しに想った]


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