231 獣ノ國 - under the ground -
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家事くらいはしてくださいね、 ジリヤさん。
[ 男は声色に笑声を含ませながら、彼女に言うた。踵を鳴らし歩けば、靴音は白亜のそこに響き渡ったであろうか。 ……職を辞さなければならなくなったなら、またあの教会へ戻るのみ。 ただ安安と此処を辞めるという気にもなれずに。
暖炉の中 。 梯子を登る前 。 男は物惜し気に白亜のそこを振り返った 。―――「 崇拝 」を得ることは出来なかったが、それでも。 ……存外、悪く無いものであった、 と。]
(60) 2015/07/17(Fri) 11時頃
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[ そうして梯子を登る際一度担ぎ上げた彼女を降ろせば、男は先に梯子を登った 。登ってから、日の刺す第三棟に ―― 大扉から射し込んだ光に、目を細めた 。
微かに海の、香りがする。 ]**
(61) 2015/07/17(Fri) 11時頃
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―― 大扉前 ――
[ ―――声が柔らかくなった>>65と、思った 。 今やどんな表情をしているのだろうと思えば、 …少しだけそちら” も ”振り返ってみたくなりつつ。 ……されど男は素知らぬ振りで、またずる賢くも平生と変わらぬいろを灯すのだった。 ]*
(76) 2015/07/17(Fri) 21時半頃
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[ 第三棟を見渡せば、遠くに誰ぞの姿>>67でも見ることはできただろうか ? 出来たとして、男は特に何も動かずに。 ……そう、どうせまた逢えると思っていた為に。彼の視線が此方へ、また歩先さえ向かうことがあれば、軽く会釈くらいはしたことだろう。]
これから先階段ではありますが 、―――歩けますか?それとも先のように担ぎますか。
[ 男は後から梯子を登る彼女へ、最後の段にて手を差し伸べた。その手が取られることもあったなら、ゆるりとその体を引き上げたことだろう。 そうしてふわりと包む潮の土の香に、何故か懐かしささえ感じながら。―――かつりと、靴音を鳴らした 。 「 さいしょのいっぽ 」の踏み出し方を 彼女はどう選ぶだろう。
まるで望んでいたと、願っていたと、……祈りにも似た表情を浮かべる彼女を尻目に映し。その隣、矢張り男はゆらりと影を揺らめかす。
―――長い長い階段を 上り切る先。独つだった男の影も、いまや隣に並びて二つ。 何か景色が変わることは ――あるだろうか? ]**
(77) 2015/07/17(Fri) 21時半頃
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……今回限りですよ、と言うのは。 ―――意地悪ですかねェ…
[ ” 要望 ”に、男は嗤った。” にやり ”は今でも変わることなく、ただ不気味に影を落とす。 幸せそうな” にんげん ”の表情を見た男の単なる思い付きの 。 ” 意地悪 ”は、果たして。
軈て男は隣に在る影を柔らかに担ぎ上げた 。ちくりと刺さった髪先も、大して意にも介さず。 ――否。ひとつ、 「 貴女に似合う頭巾でも、買って来ましょうか 」とのみ。言葉を浮かせたのだったか。 ]
(82) 2015/07/18(Sat) 00時頃
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[ ………螺旋の階段を登る 。地下に居れば果てし無くさえ思われる其処を 怠惰な足取りで。 塔の壁、隙間から垣間見得たひかりは確かに――「 そと 」のものであった。 男はそれを鬱陶しそうに見つめては、また一段と足を乗せた 。脳裏、思考の端。 ちらりと「 鍛える 」との文字も過りつつ。
その道中で、紡がれたのは ―― 「 自由 」で「 孤独 」であった針鼠の声>>79だった。言葉の底に、過去のしがらみ――実際は寧ろ彼女は柵など嫌っていたが――その背景、また心うちが見えた気がした。 まるで「 しあわせ 」で、「 さみしかった 」ような言葉付きに、男はほうと息を吐く。 ]
(83) 2015/07/18(Sat) 00時頃
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………これからもっと、知ればいい。
[ 短く返した其れは、見方に寄れば投げ遣りにさえ聞こえたかもしれない。 されど男は別段、面倒な表情は映さずに。 ただ、平生と変わらぬままであった。
――― 間も無く足を上まで運んだならば。 眩いばかりのそこに手を翳しつつ、 男は自身の家へと彼女を招待しただろう。―――それは新たな、温もりとして。]**
(84) 2015/07/18(Sat) 00時半頃
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――― おまえが望むなら、 どこまでも。
[ 「 崇拝 」とは違う、別の――それが「 使命 」ならば。
男は一度彼女を降ろし、 その耳許で囁いた 。 ]*
(98) 2015/07/18(Sat) 02時頃
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