人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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[重ねた手を、強く握り締める力などない。
 いや、そんな勇気などない、が正しいか。]

 クアトロは、昔殺された『俺』の、名前じゃ。

[今はそこまでしか思い出せないけれど
 ここへ来て、その名前しか名乗っていなかったように思う。
 だから謂いにくいのも口馴染まないのも仕方がないと
 苦笑を零すのが精一杯の強がり。

 零される音は、温かな雨粒よりも鮮明な声。
 音量はさしたるものでもないのだろうが
 反響して落ちるのは、浴室にでは、きっとない。]


 うん、そうじゃの。

[必要不必要で、誰かをここまで想えるものか。
 不要と謂われ、そうですねと切り捨てられるものか。
 そう思いながら、吐き出すのは了承の意。

 傷付かないわけはない。
 それでも、きっと気持ちが揺らぐことはないのだろう。

 だから、頷いてみせる。

 彼をこれ以上、傷つけないために。]

 お前さんは優しいねぇ。
 わしなんぞいっくらでも、傷つければよかろうに。

[ふは、と笑みを零し。
 それでも顔はまだ見せられなかった。
 きっと、きっと歪んでいよう。]


[彼から離れる間際、そっと落とすのは額への口付け。
 昨夜の『おやすみ』のような、微かな。

 そして背を向けて、一度だけ立ち止まる。]

 ……のぉ。

[振り向くことは出来ずに。]



 愛さなくていいのは『命令』?

 それとも『お願い』?



[どちらであっても───*]


【人】 保険調査 ライジ

 ―回想:食堂―

[>>34 吸血鬼の素気ない返答に鼻白む]

 長いつきあいだというのにつれないことだ。

[ワインで喉潤し、フォークひとつで鴨の肝臓を切り刺す。
共にクランで過ごすようになり、どれだけの時間が経ったのだろう。
記憶はないが、こうしてふたりでいるのは随分久しぶりに感じる]

 皆と、一緒に写っている……写真だったか、
 見た。
 あれは何だ?

[己が丸めて何処へと捨てた撮画。
身勝手で粗放な性質のせいで、目の前の男に悲しそうな顔をさせたことが幾度もあった気がする。
それも曖昧な記憶を補完しようとする、脳の働き所以がもしれないのだが]

(51) 2014/12/27(Sat) 18時頃

【人】 保険調査 ライジ

[薬はワインで流し込む。
長い間に身体に馴染んだ習慣は、
主との話の種にはなろうとも抗う気は初めから無く]

 そうだ。
 久しぶりにピアノを触りたい。
 悪いが、調律をしていてもらえまいか。

[忙しければ執事にでも、と品の良い初老の男を思い浮かべ。
ピアノのある部屋を確認し、食事を終えれば部屋を出る*]

(52) 2014/12/27(Sat) 18時頃

【人】 保険調査 ライジ

[自室に戻れば今度こそ、先の微睡みより深い眠りへ落ちる。
響く朝の鈴の音への反応は、身じろぎひとつ**]

(53) 2014/12/27(Sat) 18時頃

[クアトロと、その名の経緯を語る声に、眉を下げる。
何故、その名を名乗るのか。
殺されたのは『俺』だという、ならば今の彼は何者なのか。

馴染みの筈の者だというのに、明かされるの面々は知らぬものばかりだ。
踏み込む勇気は、膨らむ戸惑いに圧倒され、それ以上の言葉は紡げない。

踏み込んだところで、理解者になれるというのか。
またそれも、忘れてしまうかもしれないのに。]

 ……話なら、
 いつでも、聞けるから。

[口にしながら、その言葉が今この場には全くそぐわないものだと思う。
それでも、何かを口にしないと、押し潰されそうだった。]


[了承の返事を得た時、わずか安堵したのは事実だった。
その言葉の裏、真意がどうであれ、言葉という形で示されるのは、有難かった。

傷は、癒えるべきものなのだ。
忘れていい、ものではない。
忘れたところで、傷が無かった事になるわけではない。

そう思うと同時、背の傷がじくりと疼く。

優しいと、自分を称す言葉に首を横に振る。
何度も、何度も、首を横に振って。]

 ……臆病なだけだ、

[零れた笑い声に、涙が零れそうになる。
けれど、彼が無理矢理にでも笑うのであれば、自分もきっと笑うべきなのだろう。

そうして、作り笑顔を貼り付けて。]


[『命令』と、『お願い』と。
どちらかを問う声に、返したのは。]


 ……好きな方を、取ればいいよ。

[そんな、『選択肢』。
傷つきたくないからど、命令することで身を守ることもできたのだろう。
けれど、そちらを提示しなかったのは。]

 ……っ、

[唇を噛み締めながら、体を拭い、部屋を出た時と同じ服に袖を通す。
酷く時間をかけながら、釦を留めて。

浴場を出たのは、きっと随分後になる。*]


[渇いていた。
喉が渇いていた。

だから躊躇いなく、口をつけた。
その傷口を歯で、爪で広げて、溢れる血を獣のように啜った。

“友人”はもう抵抗する気力もないのだろう。
否、既にその時死んでいたのか。
死にたくないとその一心で、喉を潤していた自分にはもう、判別がつかず。

月明かりの元でも赤く、ぬめる血液が口を、喉を、胃を満たしていく感触。
血に汚れた顔をふと上げれば、佇む黒髪の男。]

 ………夢、……?

[ただの、夢なのだろうか。

夢にしては、あまりにも生々しい、その感触。]


[浴室での情景は、裡に染みている。
 優しくないと、臆病だと首を振った姿も。
 話なら聞けると、告げてくれたことも。
 男はそれに、結局頷きしか返さなかったけれど。

 何か思い出したら話してみようか。

 ───『また今度』。

 張り付いた無理矢理の笑みに
 噛み締めていたのは奥歯。

 代わりに優しく、優しく、あたまを撫でて離れた。]


 
 
 ……おぅ、そーする。


[与えられるのは『選択肢』。

 ならば選ぼう。
 『命令』でも『お願い』でもないその言葉を。

 残念ながら従順になど、従えはしないのだから。]


─ヴェールの向こう側─

(あの時は、なんの絵を描いていたんだろう。)

[たゆたう記憶、揺れる漣。
 向かうのは孤島?
 違う、窓ひとつない『アトリエ』だ。]


[【クアトロ】がカンバスに向かう。
 描かれるのは懐中時計の溶けた奇怪なものや
 極彩の黄色で描かれた向日葵や
 主と弟子の12人が食卓を囲むようなものまで様々だ。

 筆を走らせれば、硬貨が積もる。
 けれどそんなものに興味などなかった。

 描けることを許されていたのは資料に写されたもののみ。
 資料はいつでも柱のように積まれ
 ひとつ描き上げた頃には、また一冊積み上げられた。

 そして三日に一度は様子を見にやってくる『誰か』。
 その誰かは呪いの言葉を掛けていく。
 体を重ねるのはどこか、儀式めいていた。]


 
 
 
    「忘れないで。

     キミは、ボクを、愛してる。」
 
 
 


[終わりのこない永遠。

 ただひたすらに続くものだと思っていた。
 終わりなど考えてもいなかった。

 そこには幸も不幸も、何もなかった。

 永久に終わりが訪れたのはいつだったか────…]


[寝静まって動きが少なくなってから。そっと半分保ちながら、半分無くした意識で呟いた。]

 すき、

[届いたかどうかは定かではないし届かせるつもりもない。
ただ、吐いてしまいたかったから。**]



(───目、腫れとったな。)

[昨夜あの後、泣いたのか。
 そうさせた原因は、自分であるか、他にあるか。

 そんな時に、傍に居てやれないなんて。

 その背を追ってはならない、なんて。

 『愛さなくていい』、…なんて。]


 …………さんきゅ。

[ぽそりと同じ髪色の男にだけ落とす。
 『命令』がなければその背を追えなかったし、追わなかった。
 『命令』をありがたいと思ったのなんて、初めてだろう。

 ありがたかったからこそ、
 そう思った最低の自分に、眉を顰めたのだ。]


[去り際にくあとろから落とされた礼の言葉に関しては、
何故言われたのか分からなかったので気にしない事にした。*]


[ふと、笑うオカマの表情がよぎったりもしたか。
 なにが全裸で雑用だ、受けて立つからもう一度オカマ呼ばわりしてやろう。

 振られた相手の背中を追える、嬉しさに、眉を顰めていた。
 手まで握り、時折はそっと頭をなで。
 そうしていれば馬鹿みたいに
 やがて、頬は緩んでしまうもの。

 何度も落とす『愛しとる』が忘れられないものになればいいのに。

 そう、思いながら*]


【人】 保険調査 ライジ

―談話室―

[談話室の奥の小部屋にピアノの置かれた部屋がある。
昨夜頼んだ調律は済んでいようか、
忘れぬうちにと足を運ぶ]

 食事は済んだのか?

[>>79 部屋にいる男に声掛ける。
肩にかけた丸い機器は、確か音を伝えるもの]

 音を鳴らすのを聞いてくれないか。
 
[乗り気でないようなら、ひとり奥へと進む]

(92) 2014/12/27(Sat) 21時頃

 
 
 (──ああ、違うな。)


[忘れられないのではなく。
 忘れたくないものに、なればいいのに*]


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 21時頃


【人】 保険調査 ライジ


 そうか、俺も目覚めた所だ。
 隣の部屋にピアノがある。
 
[>>94 黒髪の男が音に特性を持つことは知らず、
奥に続く扉を指さし歩き出す]

 お前とは、あまり顔を合わすことはないな。

[人の集まる所が苦手なのだろうか。
己も定刻に食堂に集まるのを欠かすことが多いのだが、
それは棚に上げる]

(96) 2014/12/27(Sat) 21時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 
 ああ、磨かれてはいるようだ。

[部屋に入り、黒色の楽器を目して。
優雅な曲線を描くピアノは己の夢の中にあったものとは型の異なる。
もう少し素朴であったようにも、大仰だったようにも思えるが、音の鳴らせれば同じことと鍵盤の上に指を置く]

 …………。
 ……もう少し、動くものと思ったが。

[この前、触ったのはいつだったのだろう。
せいぜい一、二ケ月と思っていたが、数年前のことなのだろうか]

 どうだ?
 調律はされているようだが……お前は何か弾けるか?

[己とは施設に来た時期が大分異なる様子の現世風の若者に問う*]

(100) 2014/12/27(Sat) 22時頃

 ……で、 ……良いんだよな?

[確かめるように、小さな声で尋ねたのは、朧に形の残る昨晩の事を思い出してか。

違う名があると、告げられた。
しっかりと自分へと告げられた筈なのに、それすらももう曖昧だ。
長い名ではなかった気がする。
けれど、そんな些細な事すら覚えていられないなんて、とんだ笑い草じゃぁないか。

自分が情けなくて、ただそれだけで、涙が滲む。]

 ………っ、

[涙腺が弱くなっているのは、身体が弱っているからだと信じたい。]


 ふはっ、構わんよ。

[本当の名前は別にある。
 けれど、彼が己を【クアトロ】として覚えているなら。
 きっとそれが、今の本当の名前。

 何やら息を詰める音。
 うっすらと腫れていた瞼がまた、涙を滲ませていて。]

 また怖い夢、見たんか?

[もう片方の手を伸ばし、そっと指先に掬う。
 怖がらなくていい、安心していい。
 でも泣き止むなとは謂わず。]

 傍におるけ、大丈夫よ。

[ゆっくりと、言葉を紡ぐ。]


【人】 保険調査 ライジ


 そうか。
 この楽器の手解きを受けたわけではないので、
 なかなか判別できなくてな。

[>>106>>109 しかし、全く触れないという若者の調べは、
綺麗な音階を奏でる。
成程、これが才能かと]

 ほう。上手いものだ。

[感心した声を出し、
問いにピアノ傍を離れたその者の顔を見る]

 さて?
 お前もそうだろうが、此処では吸血の覚えがない。
 ――が。

[喉元に目を細め眺め]

(111) 2014/12/27(Sat) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ


 俺は血の味を好む。
 詳しく知りたくばシュロに聞くことだな。

[衝動は薬で抑えられている。
無論そのことはこの者も知っているのだろうが*]

(112) 2014/12/27(Sat) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>57>>58 不意に昨夜のシュロとの会話を思い出す。
写真の事を問われた時の不自然な沈黙。

主は気付いているのだろうか、
嘘を吐くのが然程うまくはないことを。
気付いても追及せず、ただ『そうか』とのみ返した。
主の誤魔化しに笑みを見せ、
黙って薬を飲んだ理由は何であったか]

(114) 2014/12/27(Sat) 23時頃

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