人狼議事


20 Junky in the Paradise

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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 21時半頃


【人】 風来坊 ヴェラ

[縫う練習も――そう聞かれて今度は即座に答えた。]

縫うの苦手。
あんなん上手くできるぐらいなら今まで何足の靴下が甦っていたことか。練習すること自体諦めてんぜ、縫合に関しては。

[縫えないなら、お前の治療は受けたくないなぁ……。
ぼそっと落とした言葉は背後の彼に聞かせる為ではなく、本心が思わず零れたから。「ぼろぼろにした」との言葉に軽く首を傾げたが、深く聞かなかった。
背中にかかる言葉に反応するが、振り返ることなく言葉を返した]

ん、帰る。
人も少なくなってるみたいだし。

(49) 2010/07/14(Wed) 22時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[窓枠まで歩けば、床に散らばるガラス片を一瞥し、無造作に足で脇にやり空間をつくる。しゃらしゃらとガラス同士の触れ合う音はどこか涼しげ。
随分と吹き抜けのいい窓から身を乗り出して右左と見渡す]

……?
何もない、んじゃね。

[そう小声で呟いて、空を見上げる。綺麗な空。眩暈がして慌てて頭を下げると窓の下に赤い塊を見つけた。

みっけ。
そう口の形だけで囁いて笑む。見たところ、大分人に似せて作られてる肉らしい。顔までは見えないけれど、その恰好は五体満足のよう。
窓から外へと出て、肉の前にしゃがみ込む。
指でガラス片を遊ばせながら、なんとなく、顔を持ち上げてみた。]

(51) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

……っい

[髪を掴んで上を向かせた顔は、顔と呼ぶのはおかしな肉の塊だった。
息をのみ、口を抑えるが、漏れてしまった音は戻せない。
そのままの状態で数秒固まる。視線は抉られた赤から外せずに―目があったとしたら―見つめあった体勢で暫く動けなかった。


ようやく、張りつめていた息を吐く。浅い息をなんども繰り返し、不思議とこんな呼吸ばかりしてきた気分になる。]

ほんっとに、趣味悪ぃ。

(52) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

なんでこんな風にすんのかねー。
いくら解剖用っつっても、ねぇ。

[そうは言いつつ、まじまじと近くで、その抉られた面を眺める。]

ん……。なーんか、……。

[自らが感じる違和感に首を傾げつつ、観察は続けて。解剖用の肉のはずなのに服を着ていることに気付いて更に首をひねる。
どこかで見た服。そう言いながら、脱力しきった手に触ってみて。その褐色の肌に気付いた。]

え、まじで。

(54) 2010/07/14(Wed) 22時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[ヤニクだ。
留学生の、ああどこの学部だっけ、とりあえず余所からきたヤニクだ。


顔があるのが普通なのに、なにかで抉られたように顔面の肉を失って転がってるのは解剖用ではなく人だった。弾かれたように触れていた手を離す。震える手は自分のものなのに冷たくて、死人のように思えた。

落ち着かないと。
その言葉だけがぐるぐる回り、なんら解決策を提示しようとしてこない。人差し指の第二関節を食んで噛む。痛みは走るけれど現実からは逃げれない。
立ちあがって、窓の外から室内に叫ぶ、つもりだったけれど喉が傷んで声を張り上げられず、普通程度の音量になる。]

ちょ、
人が死んでる

(57) 2010/07/14(Wed) 23時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[室内の様子に息をのむ。]

死んでる?殺した?

[ヒュ、喉が鳴るけれど、その音は鐘の音にまみれて消える。
背を向けて逃げ出すヘクターを一瞥し、視線はスティーブンに戻る]

(59) 2010/07/14(Wed) 23時頃



 ……足りないのかな。


【人】 風来坊 ヴェラ

[薬で保っていた体調は、現実に帰れば失血により目の前が暗くなって思わず窓枠に手をついた。掴んでいたガラスが肉に刺さる。
時計の鳴き声もヘクターの叫び声も耳にうるさく、脳みそを揺らす。

目を凝らして見えるのは、走るヘクターと佇むスティーブン。
意味不明なものに対する不快感は体の底から上がってきて息苦しさに変わる。この場から逃げ出したい。そう思っても足が動かないのは血が足りないからだろうか。

この場から逃げられるのならば―
掌の肉に突き刺さるガラスを、今一度見つめた。
室内で呟くスティーブンに]

死んでる、とは思わなかったから。

[だから騒がなかったんだと、弁解するように返した]

(64) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[殺したのは、殺人犯はスティーブン。
その認識は事実のように脳に刷り込まれてゆく。
震える手に握るガラスはぶれて、炎を反射してキラキラと輝く。

これで、殺せば、助かるのだろうか。殺されることは無いのだろうか。
スティーブンの言葉を思い出す。
帰って行った人たちはみんな死んでしまったのか。
誰がいたか思い出そうとしても頭は働かず、出てくる映像は―
誰かの首を絞める、自分の映像。
思わず頭を振る。]

違う、殺してないっ 俺は殺してないから、きっと。

[きっと周囲の人間には判らぬ言葉を吐き出して、
>>66聞こえてきたスティーブンに噛みつくように言葉を返す]

覚えてる、覚えてるけど
虫を潰そうとしたけどっ

(68) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

でも俺は人を殺してないよな?誰も殺してないよな?

[女の首を絞める映像が頭から離れない。立ち止まったヘクターにも同じような縋る視線を向けて]

(69) 2010/07/15(Thu) 00時頃

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