166 あざとい村
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[アオイの眉がみるみる下がって 困ったように笑うのを、セシルもまた辛そうに見詰める。
言葉にする前からそう言うだろうと、予想していた。 ただ大人しく家で待っているだけの子ではない。 正義感と優しい心を持った強い子だと知っている。
だから、今アオイに言っていることは 完全なるセシルの我儘なのだと、自覚があった。]
うん────
[だから、たった一言答えるのにも時間を要した。
たった一言、頷いて。 それでもまだ、伝えきるには足りなくて、言葉を続ける。]
(136) hana 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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でも、 でもアオイ。
僕は狩人になる道しか選べない──選ばないし そうなったら、 ずっとアオイの側にはいられない、かもしれない。
────それは、わかってる?
[本当は、自分の手で守ってやりたい。 だけどそれが出来ない。
そんな苦渋の滲む、呻くような言葉だった。]
(137) hana 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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アオイが、僕の手の届かない危険なところに行くこと。
────────僕は、何よりも、それが怖いんだ。
(139) hana 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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[つぶらな瞳が透明な水で滲む。 それをセシルは綺麗だと思った。
長い指が、夜を掬い上げるように持ち上がり アオイの頬に伸びた。
途切れたアオイの言葉に割り込むテノール。]
アオイが僕の知らないところで傷つくことが 僕は許せない──。
[我儘と知っていて、 揺らぐように言葉を止めたアオイに 付け込むような言葉を投げる。]
(156) hana 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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[狡い──と、 繰り返された言葉に唇を歪めた。]
…───うん、知ってる。
[自分が、世間の印象よりはずっと狡いということ。
友達関係にすら簡単に順位を付けられてしまうほど 利己的な側面があるということ。]
(157) hana 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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[盛り上がり、今にも零れ落ちそうな雫を親指の腹で拭う。 拭い切れない雫がアオイの頬を伝い落ち──]
アオイは──……、わかってないんだ。
[それを見たセシルは、アオイの細い頤に指を掛けて 自分の方に引き寄せると、涙の痕の残る頬に]
……──────僕がどれくらいアオイのことを、
[羽毛で触れるように、唇で触れた。]
(160) hana 2014/03/12(Wed) 01時頃
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────────愛しているか。
(161) hana 2014/03/12(Wed) 01時頃
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セシルは、フフッ
hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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アオイ───
[耳許で、囁く声がアオイの声を遮る。]
(172) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[わかっているようでわかっていないアオイの言葉を遮って、 アオイのすべすべの肌から手を離す。
身を引いて、アオイの目を覗き込む。 月光のように真っ直ぐに注がれる視線。
その時のセシルは、きっと今までアオイが見たこともない 男の──ヒューの言葉を借りるなら、狼の──目をしていた。]
アオイはわかってないよ。
仕方ないけど──…。
[アオイが見ていたのは、セシルの背中で だからセシルがどんな目でアオイを見ていたのか、 アオイは気付いていない。]
(177) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[ずっと言葉にせずに来て この先も言葉にするつもりはなかったのに ──見えてしまったから。
悩んでいるアオイを放って、 誰かを探しまわるカイルを見てしまったから。
やっぱり、任せられないと思ってしまった。]
(178) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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アオイは全然わかってない。
僕はアオイが思ってるより ずっと自分勝手で酷いやつだよ?
[言えば、さっき以上に怯えさせてしまうだろう。
だけどもう止められない。 せめて、少しでも和らぐように──、クスリと笑った。]
だから言うね。
妹としてじゃなくて、 僕はアオイのこと、一人の女の子として───好きだよ。
(179) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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セシルは、スージーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
hana 2014/03/12(Wed) 02時半頃
セシルは、僕も楽しいwwwwwwwwwwwwwwwwwwおやすみ** wwwwwwwww
hana 2014/03/12(Wed) 03時頃
セシルは、時間掛かるかもしれないから寝てくれても……!
hana 2014/03/13(Thu) 02時半頃
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[子猫みたいに細い肩を跳ねさせるところも 果物みたいな唇でたどたどしく言葉をなぞるところも どちらも、今までアオイが見せたことのない表情。
それをさせたのが自分だということに 愉悦──を覚えてしまうけれど、 さすがに、そこまでは顔には出さず、 鈍感なアオイに言葉の意味が染みこむまで、沈黙を守る。]
(194) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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何がわからない?
人を──異性を好きだって気持ちは、わかるよね? アオイ。
[>>196困り果てた様子で眉を下げるアオイに 教え諭すような声で、しかし意地悪な言葉を投げる。]
(195) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[不意に顔を強ばらせ、 ぎくしゃくとした動きで硬直したようになったアオイの 表情の変化──翳りを帯びてゆく瞳をつぶさに眺めていれば、 アオイが何を考えているか、手に取るようにわかる気がした。]
……アオイ
[だから──セシルは、殊更優しい声で、名前を呼んだ。]
(196) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[>>189アオイを見詰める眼差しは、 一瞬前に見せた鋭さが嘘のように優しく いつもアオイを見守って来た“兄”の顔をしていた。
苦しそうに、泣き出すのを堪えて 唇を噛んで嗚咽を殺すアオイの肩に、 楽器を扱う繊細な手指が伸びる。
その指が触れる前に、 切れ切れの謝罪が、さくらんぼめいた唇から零れたけれど──]
(197) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[──そんなことは構わずに、 アオイの、丸みを帯びた華奢な肩を掴み引き寄せた。
絹糸のような髪に指を絡ませ アオイの頭を胸元に抱き寄せ、腕の中に閉じ込める。]
どうして謝るの? 謝るのは僕の方だろ。
僕は だって──…、
アオイが他に好きな人がいるって知ってて アオイに告白しているんだから。
(198) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[少しくらいの抵抗なら容易く封じ込めて アオイの髪を、肩を、背中を撫でて、 優しい声で、流れ星のように言葉を降らす。]
あのね すぐに付き合って欲しいとか言うつもりはないんだ。
僕は、ただ ……僕も、スタート地点に並びたくなっただけで。
(199) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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──そう。
僕もアオイを、 恋人として抱き締めるチャンスが欲しくなったんだ。
[逃げることの出来ない強さで── けれど、決して傷つけることはない優しさで アオイという無垢な小鳥を 両腕で作った鳥籠に閉じ込めながら]
(200) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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アオイ……
僕の── …────幸せの青い小鳥。
(201) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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幼馴染としてじゃなく 兄としてじゃなく
一人の男として、僕をちゃんと見て。
[声に、乞うような響きを乗せて、 アオイの髪に唇を寄せ、囁いた。]
(202) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[細い肩に、セシルの指が柔らかく食い込む。 少し身を引いてアオイの表情を窺い]
──僕が、アオイを狩人にしたくない理由が、わかった?
[首を傾けて、瞳を覗きこんで問う。]
(203) hana 2014/03/13(Thu) 03時半頃
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[家族以上に、特別に愛しい小鳥が 危険な場所に羽ばたいて行ってしまったら、 僕はきっと自分を許せないよ──?
そう囁くセシルの声は、 最後まで甘く優しく──そして少しだけ、狡かった。**]
(205) hana 2014/03/13(Thu) 03時半頃
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セシルは、ジリヤwwwww お、おはよう……
hana 2014/03/13(Thu) 03時半頃
セシルは、見直さないでwww
hana 2014/03/13(Thu) 04時頃
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[震える声も、詰まって苦しそうな吐息も、 泣きそうな顔も、零れ落ちた涙も、 ひとつも見逃さないように──目で、肌で、感じて。
今、アオイが感じているであろう葛藤も、逡巡も、苦悩も、 そうなるだろうとわかっていて言葉にすることを選んだのだから 目を背けずに、全てを受け止め、アオイを包み込む。]
(233) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[弱り切った雛鳥の笑み>>229に、 やっぱり感じる、針の先ほどの──黒い優越感。
──きっと、アオイにこんな顔をさせたのは僕が初めてで アオイのこんな顔は、僕以外誰も知らない。
──カイルでさえ、きっと知らない。]
(234) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[弱々しく詰る声>>230にさえ 肌を撫でて抜けてゆく春風の甘やかさを感じてしまい アオイの肩を支える指に 力を込めてしまいそうになるのを堪えた。
肯定も否定もせず、 口角を綺麗に上げた、女子生徒に騒がれる笑みを見せ アオイの言葉の続きを待つ。]
(235) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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……うん。
[>>231前置きの呼び掛けに、ただ頷く。
その時の、アオイを見詰める眼差しはやはり兄のように優しく けれどひたむきで、貫くような男の熱さも孕んでいた。]
(236) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[深呼吸の後の、確かめるような声音に]
────、
[セシルは一度目を丸くした後、 クスリと笑って、頬に刻まれたえくぼを深くした。]
(237) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[アオイの目尻に残る水滴を 今度は指でなく、ジャケットの袖口でそっと吸い取らせ──]
──── そうだよ。
[微笑んだまま、アオイの言葉を肯定する。
セシルの瞳は、 その先に続く、アオイの言葉を待っているようでもあった。*]
(238) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[>>239照れ笑うアオイの額を 緩く握った拳の関節で、コツンとやる。]
────鈍感。
(245) hana 2014/03/13(Thu) 18時頃
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うん
[真っ直ぐに見上げて来た眼差しを受け止めて]
うん ──うん。
[自分の危うさを認めて口にする一言一言を 否定してはやらずに、正直に頷く。]
(246) hana 2014/03/13(Thu) 18時頃
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