127 おまっ彼女できたんだって、おい木村
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……私は…
[小さく呟く。 溜息ひとつ、階段を下りて行くミナカタを背中に感じつつ、力なくその場に座り込んだ*]
(62) may-schnee 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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露蝶は、後は花山さんに任せるね*
may-schnee 2013/06/21(Fri) 02時頃
露蝶は、ミナカタとクラリッサをぎゅう。
may-schnee 2013/06/21(Fri) 20時頃
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花、山さ…
[頬に残る熱を帯びた痛み。 目の前の彼女を呆然と見つめる。]
――――――…貴女は本当に…セイジさんのことが……
[彼女の心からの訴えに、その一途さに眩しそうに目を細めて。 膝を付いている彼女をふわりと優しく抱きしめた。]
(83) may-schnee 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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ごめんなさい―――――… 貴女に、こんな想いをさせてしまって…
[涙を流す花山を胸の中に感じながら、そっと目を閉じる。
もう、いい、というミナカタの声が聞こえた。 冷たい溜息。凍った瞳。 不器用だが優しい、そんな彼に、あのような顔をさせた張本人は自分だ。 けれど――――]
(84) may-schnee 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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[嫌だった。 なし崩しに、そういう関係になるのが。
彼が真剣であるのなら尚更。
怖かった。 拒んでも拒んでも、自分の奥深く、入ってこようとする彼が。
知らず身体が震える。 何があったかなど、花山に話すことは出来なかったけれど。
「真琴さん!!」
必死に自分を呼ぶ声が耳を掠める。 とくん、とひとつ、心臓が跳ねた。]
(85) may-schnee 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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[花山がある程度落ち着けば、身体を離して音もなく静がに立ち上がる。]
…ごめんなさい。
[そう言い残して、踊り場を後にした。]
(86) may-schnee 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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[居間には戻る気にはなれず、何も言わずこのまま帰った方がいいのじゃないか等考えながら階段を下りる。 ひりひりする頬に手で触れてみると未だ熱を持っているようで。 腫れているのかもしれないなとかぼんやり考えていた。]
…っ
[一階階段横、目に入るミナカタの後姿。 知らず身体に緊張が走る。
窓を開け、煙草でも吸っているのか考え事でもしているのか、彼はこちらの気配には気付いていない。]
(87) may-schnee 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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…… …
[少し考えて、このまま彼の後ろを通り過ぎようとして止まる。 もう一度、彼を仰ぎ見れば、反応するように心臓がびくんと跳ねた。]
…
[目を閉じて、深く息を吸う。 右手で震える胸を抑えるようにして、後ろから声を掛ける。]
……セイジさん。
[細く小さな声。 けれど、聞こえないことはないだろう。]
そのまま、振り返らずに聞いて下さい…
[ゆっくりゆっくり、口を開く。]
(88) may-schnee 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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――――…私はずっと、木村さんが好きでした…
あまり話したこともないのだけど、木村さんの姿やお話を聞けるだけで幸せな気持ちになって。 自覚、あまりなかったのだけど、今回、彼女さんが出来たと聞いて、やっぱり好きだったんだなって気付いて。 ずっと、ずっとずっと好きだったんだなって。
きっとたぶん、この気持ちは簡単には消せない… だから、今は誰の気持ちも受け入れられなくて。
でも、だから貴方には………
[駆け寄って、その背中に頭を付ける。 両手で服をそっと握った。]
(89) may-schnee 2013/06/21(Fri) 21時頃
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待ってて欲しかった。 好きだなんて、言われたくなかった…
[涙が零れる。]
どうしてなのか、全部言葉にしないと、わからないですか…? 私は、もう…
[か細い声はそこで途切れた*]
(90) may-schnee 2013/06/21(Fri) 21時頃
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露蝶は、やっぱり少し寝ようかな…
may-schnee 2013/06/21(Fri) 21時頃
露蝶は、寝よう。誰か着たらクラリッサ[[who]]さん、起こしてね*
may-schnee 2013/06/21(Fri) 21時半頃
露蝶は、山本君かわいい。
may-schnee 2013/06/21(Fri) 23時頃
露蝶は、クラリッサと寝起きケーキ食べるー。
may-schnee 2013/06/21(Fri) 23時半頃
― 時間はとんで、エンディングの時間 ―
はーい、それじゃあね、そろそろお別れの時間ですわ。
いやー。今日は色々楽しかった−。
やっぱね、パーティやって良かったと思う。
これを機にね、俺の兄を通じて交流深められたらなーって思って。
うちの兄はね、やっぱ友達作りづらいんですよ。毎週のように暴露話してるけどね、ここで。
でも、兄の友達と、まあ今いないんですけど兄と、こういう機会作ることで、みんなと仲良くなって欲しいなって思って。
俺がこのパーティの実質主催になって、そんな事を考えてたわけですよ。
実際ね、さっきの勇者さんとはめっちゃ仲良くなりましたよ、俺と。
結構ボロクソに言ってた気もしますけど!
でも、やっぱ楽しかったなー。
兄貴は嫌がるんだけど、でも偶には人呼んでパーティしたいね。ちょいちょい。
名目は兎も角として。
きっと次は……兄貴も喜んでくれると思うし。
[うんうん、と頷く。]
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