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えっ、薔薇が云々って何スか?
今日の帰りに、オレあの薔薇園で……いや、うん、いたのは確かっスけど。
[どうやら事態を把握出来ていない様子で。]
【人】 本屋 ベネット[秘密、と返る声にそれ以上聞くつもりもなく。 (63) 2011/12/23(Fri) 12時頃 |
……薔薇は無粋な子ばかり、選んだねぇ……
[モリスの騒がしい声に、僅か眉をしかめるよう]
君でもいいよ、暖めてくれるなら。
薔薇の、木の下で……抱きしめて……くれる?*
ちょ、あんた誰だか知らねーけど何わかんねー事言ってんだよ!
[モリスが顔を赤らめたのは風邪を引いたせいなのか、それとも思い当たるふしがあったのか。]
し、知らねーよ、抱きしめるとかそんなの、バカじゃねーの……
[思い浮かべるのは、寮に帰る前に薔薇園で起こった出来事**]
【人】 本屋 ベネット ジェフんとこは兄弟揃って残ってるよ。 (65) 2011/12/23(Fri) 12時半頃 |
【人】 本屋 ベネット 薔薇が、咲いてる? (70) 2011/12/23(Fri) 13時頃 |
【人】 本屋 ベネット 咲いてるのを見て欲しいのかも。 (72) 2011/12/23(Fri) 13時半頃 |
【人】 本屋 ベネット ああ、俺は別にそこまで匂いは気にしてないから。 (75) 2011/12/23(Fri) 13時半頃 |
【人】 本屋 ベネット このにおいのまま食堂に飾られると困るけど。 (82) 2011/12/23(Fri) 14時半頃 |
【人】 本屋 ベネット 遠くまで運ぶ間に、レオは香りで倒れそうだ。 (87) 2011/12/23(Fri) 15時頃 |
【人】 本屋 ベネット にしても……。 (89) 2011/12/23(Fri) 15時頃 |
【人】 本屋 ベネット[彼の様子がやはりおかしいと] (91) 2011/12/23(Fri) 15時頃 |
[緩く首を傾げて、響く声にくすり、笑う]
薔薇は咲いてしまったからね。
君も、きっと気に入ってくれるよ。
[つ、と彼らのくちびるに指を這わせるような感覚を、薔薇の香とともに。
むせ返るような甘い香は人を酔わせるためのもの]
もう、君達は出れないんだよ。
すぐにわかるから。
少しだけ、夢を見るといいよ
薔薇は…随分と強く咲いてしまったみたいだね。
そんなに匂う?良い香りだと想うのだけど。
[エリアスの脳裏にはわからない声で彼らに声をかける。強い香りはエリアスの体には少々きつかった様子]
ねぇ、どうだろう。
君達にお願いでもして良いかしらん。
んー……とりあえず、エリアスに会ってみようかなぁ。
会って、吹っ飛ばされなかったら、中身違うんだろうし。
[助けて欲しいという言葉も気になるし。
好奇心は猫を……。
騒がしいには騒がしいけれど、モリスとは対照的か。
案外、割とあっさり頭に響く声には慣れた様子で返すのは、
人懐っこい性格故だろうか。]
んー……結構匂うよー。
香水の瓶ひっくり返したみたいにさ。
[すんすんっと犬のように鼻を鳴らして、
聴こえる声に答えていれば、返した相手らしきが眼の前に。]
お願いって何?
もしかして、動けないから運んでーとか?
[この状況で、エリアスが自分を頼ったら、
確かに異常事態だろうなぁと、思いながらのほほんっと。]
【人】 本屋 ベネット そっか、カルヴィン…。 (108) 2011/12/23(Fri) 19時半頃 |
きてくれるのなら、カンゲイするよ。
寒いんだ。
あぁ、君が、ノックスだね。
[見た目と反して、緩やかな声音でといかける]
【人】 本屋 ベネット[薔薇の周りをぐるりと一回りする] (110) 2011/12/23(Fri) 19時半頃 |
うん、そうそう、俺、ノックス。
[うわー、本当にエリアスじゃないのかなー。
とは、流石に薔薇の声にも乗せないけれど。]
……何、言ってるの……
[エリアスの意識と混ざり合って。
まだエリアス自身は、この声に気付かない。
知らずにこの声を乗せていることにも]
苦しいんだ。のどが、痛くて。
何って?
[何のことに対して言っているのか判らず、首を傾ぐ。]
喉が痛い……喉飴食べる?
[手を差し伸ばしながら、提案一つ。
喉飴は、部屋にかえらないとないのだけれど。]
[支えられてかくりと一度、意識を飛ばしたようになったけれど、も]
……。飴より…こっちがいい。
[するりと見えぬように触れる彼のくちもと]
ねぇ…聞きたかったんでしょう?
こっち?
[唇に触れられれば、少し驚いた顔をするけれど。
こっちが何を指すのか判ってないない少年は、
その後、見開いた眼を瞬かせる。]
んー……こんな風になっちゃった理由は知りたいけど
話せる状況だったりする?
[体調的にとは、暗に。
触れられた唇が、何故か熱くて。
ふっと、いつか、似たような感覚を夢で覚えたと思いだす。
あれは……いつ、だったろう。]
体調が悪いのは僕じゃないもの。
大丈夫だよ、今エリアスには眠ってもらったから。
マネするのも、簡単。
[青白い顔とは裏腹に、色を込めた声]
教えてあげる。その代り、あっためて。
君、抱きつくの好きでしょう?
[もう一度、ふわりと口元にふれて]
ここから少しだけ、君の精気をくれるかな?
眠って貰ったって、エリアス大丈夫なの?
[艶やかな声に、ぞわりと背を走るもの。
触れられた唇が、熱くて……―――。]
そりゃ、ぎゅってするのはスキンシップだから。
でも……―――
[ようやっと彼が言いたいことが、なんとなく判る。
精気って?とか、色々思うことはあるが、
戦慄く唇は音を紡げない。
ぎゅっとするのと、キスは違う。
それでも、抗いがたい衝動は……オスカーの存在に
今はようやっと止められている。]
…ジャマ、入ったね。
しょうがない。じゃ、僕は今は眠ることにするよ。
キスもスキンシップでしょう?
僕とは…嫌?
だったら他の人にお願いするから。
でも、枯れそうなのは本当。
それに、僕は君のこと、嫌いじゃないよ。
[キスは後でね。そう、とてもとても甘く囁いて]
[ソファの上で目覚めたのはエリアスその人。
けれど、瞳の艶のある色は変わらない。
誘うように、ノックスにむけてる瞳は胸裏の薔薇の精]
…ここの本、探してみたら?
ずっと昔にも…トゲはきっと、悪戯をしているよ。
[ずっと学校を見守ってきた薔薇の木。
トゲにつかまった生徒の記録が、きっとどこかにあるだろう
御伽噺のような物語は、きっと、甘やかで、ひそやかな蜜色のそれ]
本当は、ここで君と一緒にいたかったんだけど、ね。
[くすり]
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