43 朱隠し
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ああ。 見事なもんじゃろ。 頼む。 [下駄と、裂いた手ぬぐいと。 ゆるく笑みを浮かべ、ウトへ手渡す。] おう。 ……ああ、それか。 [風車を見遣れば、眼を細め。] 良い色だの。
(186) 2011/02/15(Tue) 14時頃
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俺も、解っているんだ。まるで人のようだと。
では――…
ウトには、慶三郎殿にも、解るだろうか。
俺は、
俺が半端であると感じさせないものが欲しい。
半端である事を忘れさせてくれるものが欲しい。
それは、何であろうか――…
[それが、男の"孤独"。
どちらにも完全には混じらない、
半端者であるが故に抱える感情]
[忘れさせて呉れるもの、か。]
――――さて、な……
[曖昧に。
それだけを返す。
思うところはあるのやら、ないのやら。
茫とした調子からは、計れぬだろうか。]
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すまんの。 [受け取ったそれを履き、感触を確かめ。 満足とばかりに、頷く。] はは。 飴か。 [狐の面を被った頭へと、手を伸ばし。] 狐だの。 判った。
(192) 2011/02/15(Tue) 14時半頃
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あれも、これも、みんな欲しいのはアヤカシらしいのか?
[欲に素直なのはそれとも人間らしいのか]
何を持って半端と言うのか、俺には判らぬ。
[ふるり、首を振って応える。
このアヤカシ似の中に在るのは、孤独と退屈を癒すものへの欲求のみで。
斯様な悩みにはトンと縁がなかった]
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ほんに、お前さんは器用だの。 [赤と、白。 その彩りに、感心したように呟き。] おう。藤色も来よったか。 [藤の香。 ゆるりとそちらを見遣り、眼を細めて笑む。]
(197) 2011/02/15(Tue) 14時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/15(Tue) 15時頃
[それぞれの答えを聞けば、複雑な表情の中にも笑みを浮かべて]
俺は、アヤカシでありながら、人のようだ。
半端なんだ。
藤乃助のように、人の子でありながらもアヤカシとなれるのならば。
俺も、人の子であれば、そうして貰えたのだろうか。
[そして半端である男も、同じようにアヤカシのようになれるのか、可能なのだろうか。
誰か、知っているか。男は、知らない]
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[眼は狐の面の動きを追い。 ふ、と笑みを浮かべ。 藤色へと、視線を戻す。] すまんの。 なに、のけ者にした訳でないぞ。 儂が来たら、二人居っただけよ。 の。 [華月斎とウトと、二人に目を配り。]
(204) 2011/02/15(Tue) 15時頃
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……お前さんは、お前さんで。
ええと思っとるんだが、の。
[先刻とは違って。
柔らかく、笑み掛けるように。
どこか少し、寂しげでもあったろうか。]
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ああ。 気ぃつけえよ。 [鈴の音残し、舞う風に向けて。]
(209) 2011/02/15(Tue) 15時半頃
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俺は――… 俺、で?
[思わず鸚鵡返しに問いかけて。
柔らかな微笑みに混じる寂しげな表情に、
浮かぶのは僅かな困惑]
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儂ぁ、なんもしとらん。 [眉根を僅かに寄せて、笑う。] ……ほんに、お前さんは。 いつまでも童のようだの。 [思わず軽く撫でつけてやろうと、藤之助の髪へと手を伸ばす。] [なにかが走る音には、ついつい面白がるような、人の悪い笑みが浮かんだ。]
(212) 2011/02/15(Tue) 15時半頃
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……さて。 遣いに行って来るかの。 [から、と下駄鳴らし。] 藤色。華の字。 お前さん方も要るかの? 飴。 [食えぬから要らぬ、と返されるだろうか。 それでも、頼まれたなら、ついで。土産にする心算で。 珍しく、姿は消さぬまま。 歩き出す。**]
(214) 2011/02/15(Tue) 15時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/15(Tue) 15時半頃
[アヤカシに近づけないなら、せめて人に]
[夢幻でも、近付いていたかったのに]
――… はは、俺が欲しいのは。
"俺"自身の価値だというのに。
[それを呉れるものだと、いうのに]
人の子を攫っても、"俺"は変わらない。
そうだろう、なあ――…?
[ならばいっそ、全てを忘れられればいいのに]
[物悲しげな鈴の音。
りん、りん。
頭の中で、何かを思い出せというように響く。
りん。
きっとそれは、大切なことなのに。
――まだ、思い出せない]
人になりたいなんてなあ。
[人間からアヤカシに転じた自分には到底わからない話]
正しくは――… 人になりたい、わけじゃあないがな。
どちらかに、成りたいんだ。
[独りきりは、嫌だ]
成れないなら。
[独りきりだと感じないように、成りたい]
[ ――寂しい、 と 。
意識 をすれば するほどに
孤独は 深く なっていく]
その穴を埋めたいから
人の子を攫うんだ。
何故それがいけないのだ。
―― 穴 を 、 埋める ――
[藤乃助の言葉に、赤褐色の眸が、揺れる]
[男は、人の子を攫う事を、肯定も否定もしていなかった。
"神隠し"は、自分以外のアヤカシにとって必要な事のようだと薄ら感じていたし、
そも、"神隠し"事態に、男には興味を惹かれなかったのだ]
[人の子を連れ去る事に興味を持てなかったのは、男のアヤカシらしくない部分で、
興味が無い事には一切無頓着、それはアヤカシらしい男の一面だったのかもしれない]
[けれど]
[風は言葉を運ぶ。
人の子らの言葉も。藤之助や華月斎の言葉も]
……会って話をしたら、触れたくなる。
俺たちが持ちえない温もりを持つそれらを、知りたくなる。
[鳥居の上。
面を外したアヤカシはくるくるまわる風車を、冷たく見降ろしながら]
触れたいと思えば、欲しくなる。
人の子を己が手で、花の様に咲かせたくなるものだ。
[くるりくるり。
回る風車へ、そっと口接けを落として。
まるで憐れむように、
その赫い眸を縁取る長い睫毛を震わせた]
触れたい…………相手に触れたい?
[今までそう思って人を攫っただろうか。
――否、ただ隙間が埋まればとそれだけで]
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/15(Tue) 22時半頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/16(Wed) 00時半頃
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