人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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【人】 本屋 ベネット

[フィリップがその場を去った頃、陽は既に平原の向こう側へと落ちる。
 一人立ち残る青年の翠の瞳は、下で焚かれ始めた篝火に揺らぐ]

 …不甲斐無いって、怒られるかな。
 それとも、呆れられてるかな。

 最後の最後まで、こうして引き摺って。
 思い切れない僕の事…。

[その独白にも似た問い掛けは、空に融ける様に。
 既にこの場所に居ない父に掛けられた言葉か。
 独り、狼の心を溢した言葉は、空へと融ける]

(131) 2011/06/30(Thu) 05時頃


 何をやらないとダメなのか。
 そんな事位解ってるよ……。

[僕は、騎士団の人間だ。赤の狼だ。
 でも、僕はそれ以上に父さんの子で。
 それは、僕の様な適任はそう居ないと言う事]


[イアンに…。僕よりもずっと団長として適任に思えてしまう彼の存在に。
 甘えてしまっている]

 ……最低だ……僕……


[もし彼が今この騎士団に居なければ。
 僕以外に適任も居ない騎士団で、僕は言えなかったと思う。

 『泣き言』を]



僕たちに許されたのは、鳴く事だけなのに。
 


[『「弱さ」とは「恐れ」のヴェールに包まれる』。
 赤騎士団の僕ですら何度も聞いた、セドリック副団長の言葉をこんな時に思い出す]

 ……言わなかったのは…。
 …父さんが何も言わなかったのは…。

 僕の、僕達の事。
 信頼してくれていたからだと思うのに。

[それは、『弱さ』が無ければ、『恐れ』も無いと言う事。
 ―『恐れ』があると言う事そのものが、『弱さ』の証明だと言う事]


 ――くそっ……!

[見張り台の欄干はギリリ、と軋む。
 まるで弱い狼の鳴き声みたいに、軋む音が虚空に融ける]

 最低だ…。

[もう解っている。だから僕はそれを認める。
 何て事ない。
 僕はただ、その重責を恐れて居るだけだ]


[ 守りたい――! ]

[彼方の平原に揺れる、大きく蠢く獣の姿を前に。
 この砦を、この騎士団を、この場所を守りたいと心も体も叫んでるのに。

 ただ最後に、『弱さ』だけが振り切れない]


[朝を重ねる程に重く響いてくる、父親の偉大さ。
 比例する様に高まる、期待と言う団長の重責]

 僕が弱いから…!

[そんな時に、父さんを超える程の剣の腕を持っていた『彼』が居て。
 いっそ彼に全て任せてしまいたい。重責を受け止めきる自信がない。
 だから今も僕は…]


[父さんから、団長から、重責から、恐れから、弱さから――]

 逃げてる。

[一粒に零れた涙だけは、同胞に響いてしまったか]


【人】 本屋 ベネット

[重責を恐れて逃げている、狼の弱さは独り零れ落ちて。

 その頃、画材道具を持って一人の男はやってきて居ただろうか。
 特に彼を咎める事もない青年の表情は、瞳を紅くして酷い事に成っていたかも知れない]

(132) 2011/06/30(Thu) 05時頃

[やがて狼の咆哮が。同胞の覚悟が響く]

 僕が副団長に……?
 僕の力が、必要なの……?

[その返答を待っているのは、彼一人だけでは無い。
 狼としての同胞皆が、その意志を確かめる様に耳を立てている]


【人】 本屋 ベネット

[ぼやりと平原の向こうを眺める青年に、狼の咆哮が響く。
 未だ隣に居るかも知れない男には届かず、それは青年だけに響く咆哮]

 ――二人で…。
 僕達の力で、助け合う…か……。

[ある意味では天啓の様に響いたその咆哮に逡巡して。
 やがて、暁と共に放たれる獣と、背後砦に広がる騎士団全てを振りかえり。

 精一杯の勇気を振り絞って、青年の声は力強い咆哮になって空に響いた]

(133) 2011/06/30(Thu) 05時頃

【人】 本屋 ベネット

僕は――             **

(134) 2011/06/30(Thu) 05時頃

僕は―― 副団長になるよ。


[同胞の言葉に、彼が団長に成ると言う言葉に。
 受け入れる僕自信を、不甲斐無いと自嘲してしまう。]

…これが今の 僕に出来る精一杯なんだ。

[お互いの足りない部分を補えば。
 ただ一人だけの物では無い重責なら。
 ―やっぱり、僕はイアンに甘えている…]



[それでも、翠の瞳に宿った青年の意志は。

 漸く覚悟を決めた、狼としての咆哮となった**]
 


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 05時頃


 はい。それは、もちろん。

[騎士達が戦に赴く時は、彼らの武運を祈るのが役目だ。
 命尽きる者を看取ることもだが、今は脇によけて。
 守るために騎士になった、と言うヤニクの毅然さは、
 憧れのような感覚で受け止められた]

 ……大丈夫ですよ。もちろん他言無用ですとも。

[ヤニクさんは公女殿下を敬愛する余り、
 思わず逃げ出したくなるほど緊張してしまうそうです。
 ――仮に人に言っても、そう悪し様には思われない、
 寧ろ神父個人の感覚では好ましく思われる気もしたが、
 本人の意向のことなので頷いた**]


[びり、と肌を緊張させる様な不穏な空気を震わせる同胞の咆哮。
その咆哮を聞いた狼は、す、と緋色の眼を開いた。]



 お前を、主と認めよう。

 


[一瞬、涙が混じった同胞の叫びが聞こえた。
しかし、その後に響いた咆哮は確かに   ]


お前の覚悟、受け取った。


[これで、
誰にも文句は言わせない。]




[緋色が再び開けば、誓いの言葉が耳に届く。]


【人】 本屋 ベネット

― 夜より前・見張り台で ―

 ――あ、驚かせました?

[びっくりした様子で向く男に、青年は苦笑しながら振り返る>>144
 未だ微かに赤みを引いて居るが、瞳の翠は、腹を括った者のそれの様に映るかも知れない]

 ……今の僕にはこれが精一杯だけど。
 やっぱり、僕も騎士団を守りたいんだ。

[傍にいた男だけは、音と成ったその咆哮を聴く事が出来たからだろうか。

 『僕は―― 副団長になるよ』、と>>134]

(153) 2011/06/30(Thu) 19時半頃

【人】 本屋 ベネット

― 夜・赤騎士団参謀室前 ―

[既に、全騎士団への休息命令は、皆が知る事となり。

 最後かも知れない夜を、同胞と、或いは友人と分かち合う。
 然し必ず生き残る事を。勝利する事を誓うのだろうか
 騎士達が思い思いに、控えた決戦前夜を過ごす中。


 カツ――  靴音。 ]
 

(154) 2011/06/30(Thu) 19時半頃

【人】 本屋 ベネット


 …待っててくれたの?
 そっちも今来たばかり?

[赤騎士団参謀室への扉を前に。
 示し合せた様に、出会う姿があったかもしれない>>151
 最後に意思を確かめる様に、翠は真直、彼の瞳を視るだろう]

(155) 2011/06/30(Thu) 19時半頃


お互い、腹は括れてるかな?

 


【人】 本屋 ベネット

 ―――……じゃあ、行こうか。

[お互いの答えを確かめる事は出来たか。
 やがて満足した様に、参謀室の扉を開き。
 以下の言葉を以て、狼は認められる事と成る―。


『赤騎士団団長 イアン・レッドフィールド

 赤騎士団副団長 べネット・ファーレンハイト

          ・   両名の就任を認定する』 ]
 

(156) 2011/06/30(Thu) 19時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 20時頃



はは、 今更だな?
 


【人】 本屋 ベネット

― 夜・赤騎士団執務室 ―


 …開戦後に、僕は敵の背中や横面を突けば良いんだね?
 行き成りの決定なのに対応してくれて、助かったね。

[新たな赤騎士団団長と副団長。
 認定を受けたと同時、最初の仕事は、来るだろう戦に向けた作戦概要。
 とはいえ、明朝の開戦は濃厚であれど不確定であり、砦の真正面は地平線まで続く平原。
 大まかな対策程度だろうが、それでも赤騎士団参謀ディーンは職務を果たしてくれたのだろう]

(171) 2011/06/30(Thu) 22時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

 報告書って……
 イアン、この分厚さ解ってるの?

[この手の執務は大半自分に回るだろうとは予想はしていたが。
 『先代』団長が亡くなってからの報告書は、既に机に山積みとなっている]

 ……人員、武器、馬、薬。
 この辺りの大体はディーンが引き受けてくれていたみたいだから。

 敵軍や地形に関する報告書。
 後軍備の最終的な集計報告だけを仕分けて回すよ。

[とは言え嫌がる事無く、机に着き、必要な報告書類を仕分ける。
 コンコン、と扉を叩く音がした>>169]

(173) 2011/06/30(Thu) 22時半頃

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