人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[マユミの更なる返答に口元の牙が光った。
ただの人形かと思っていたが、随分成長したようだ]

面白い。
何処まで成長したのか、私に見せて見ろ。

[美しい人形達の戦い。
また1つ愉しみが増えた。
あっさりとホリーと言う駒の隣にマユミの駒を並べて、
どちらがクイーンに変わるのか、ただそれを思うだけで
退屈な時間は潰れていった**]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 02時半頃


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 03時頃


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 03時頃


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 03時頃


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 03時半頃


― 始祖の城 ―

全く、教育って難しいですわね。
お父様の愉しみを一つ無くしてしまってごめんなさい。

[皆が去った後。

直円に関しては素直に詫びた。
雑草とトルドヴィンが呼んでいた彼が失われた事に関しては、ホリーの育成方針に間違いがあった可能性もあるのだから。]

その代わり……と言うわけではないけれど。
此方側に引き込んだら愉しそうな子も見つけましたわ。

いずれ、お父様にも紹介できたらと思いますの。


[特に何も言われなければ退出し。

絢矢と円とサミュエルとの戦闘を思い出しながら回廊を歩む。
それぞれ個性があった子達だった。

ああ、そういえば。
サミュエルとは結局、まだ戦ってないと思い。
次に出会った時は直接戦うのも良いだろうと思っていた。]


[絢矢には会いたければ神宿に来いと伝えたが。
サミュエルにもいずれ伝えてあげるかとも思う。

尤も、ホリーが根城にしている場所に向こうから来るかは不明だが。]


― 城内 ―

[真弓の姿を見つけると、悪戯を思いついたように背後から近寄っていく。
そして、背中から抱きつくようにすると頬を撫でて。]

ねえ、真弓。
ちょっとお話があるの。
時間があれば、あたしの部屋に来ない?

[サミュエルの事を思い出したからか、声をかけていた。
彼女が裏で何をしているのかは知らなかったが。]


[宮殿にて。引き上げの命の声、その後の労い
きんいろの目の前であってもやはり頭は垂れない]

…そりゃどーも。あれでも楽しかったってんなら
あんたよっぽど日ごろ楽しみないんだろうさ。

直円兄は…弱かったからさ。それじゃ死んで当たり前じゃんか。

[彼のことを聞いても眉毛も動かさない。
いや、顔に出さないように懸命に耐えていたんだ。
大事な家族…だった。けど、もう自分は誰も家族とは思わないことにした。
ホリーの言葉を借りれば、家族と思わなければ思われない筈だ。…それがそうおもいたいだけの自己都合であっても

意地がどこまで見透かされているかは知らないが。
自分もサミィや安吾に刃を向け、安吾も殺意を向けてきた
なら、殺そうとすれば殺されるだけだろう]


…遠慮なく行かせてもらうよ。
報告できるか、わかんないけどね。

[偵察に、という言葉を聞いて、少し肩を落とす。
いけば少しでも家族…だった者たちにあえないだろうか。
戦場で出会うとは別に、もっと違う糸口をみつけられないだろうか。

戦意もなければ功を焦る気もない。
だから、城から出る時は丸腰だ*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 遺体安置所 ─

[吸血鬼とされた者の中には
隊員の家族だった者、知人だった者もいて
そういう者は、隊員の遺体と共に安置所へ運ばれる。

例えそれが味方を幾人も手に掛けていたのだとしても。
自分達は鬼とは違うと示すかのような“平等”を、
帝都守護隊は貫いている。

直円の遺体は、部屋の奥。
吸血鬼化させられた人間の安置された
少し他と隔てられた区画に横たわっていた。]

(105) 2014/02/12(Wed) 11時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[白いシートの下には胴体の膨らみがあり
シートは少しだけ深く沈み込んだ後、
一抱えほどの丸いものの形に膨らんでいた。

中を見なくても、シートの端に
彼が使っていた鉤爪が置いてあり、
この遺体が直円のものだと示している。

絢矢はそれを一瞥すると
ぺたぺたとそこへ近付いて行ってシートを捲る。

直円の遺体は、血も埃も綺麗に洗い落とされていて>>85
その死顔はとても穏やかに見えた。

──例えそれが、唯の願望だったとしても。]

(106) 2014/02/12(Wed) 11時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[絢矢は、冷たい床にぺたりと座り込み
暫くは兄の頭を無言で見下ろしていた。

閉じられた瞼の下に、忌まわしい紅の潜む。]

 ───…

[吐く息の白さと体感温度が比例しない。

感覚を失ったように何も感じない膚が
部屋の温度と同化するように冷たくなっても
絢矢はまだ、座り続けている。

やがて、直円を見るのをやめた絢矢は鉤爪を手に取った。]

(107) 2014/02/12(Wed) 11時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[鈍い輝きを放つ凶悪な姿形。
抉った肉を更に掻き乱すように拵えられた形状。

この武器に抉られた肩の傷は一生残るだろう。
ともすれば痛みさえ。

熱と痛みを訴え続ける傷口は
兄が生きていた証のようで──]

 ──────、

[絢矢は──鉤爪の先端を、
己の頬へ引き寄せ、
爪の先の食い込むほどに強く押し付けた。

そのまま引き下ろせば、
きっと貌にも消えない痕が残る。

それは薄れない兄の記憶となり──]

(108) 2014/02/12(Wed) 11時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[けれど────]

 …──直

[絢矢の手はそこで止まった。

成そうとする意思が、
止めようとする何者かの手に抗うように
鉤爪を掴んだ手を震わせる。]

 お兄ちゃ──……。

[今際の際に呟かれた直円の言葉>>428が絢矢を縛る。

傍目にはわからない攻防が数十秒続き
絢矢は諦めたように鉤爪を置いた。

鉤爪は僅かに頬の表面を傷つけ、
赤い玉を浮かせるに留まった。]

(109) 2014/02/12(Wed) 12時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[絢矢の手が、直円の頭部を抱え上げ胸に抱き寄せる。
髪を梳いて、そこに兄がいるように語りかけた。]

 直お兄ちゃんは本をいっぱい読んで賢いはずなのに、
 やっぱりちょっと抜けてるね。

 ボクの顔なんて大事にしてもしょうがないのに
 傷付けないように無理な戦い方までして。


 ……ごめんね、お兄ちゃん。


 ボクが誰かに嫁ぐ日は永遠に来ない。

 だって
 お兄ちゃんをこんなにしておいて
 ボクだけ幸せに、なれるわけがないでしょ───?

(111) 2014/02/12(Wed) 12時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[もう戻れない。

彼らも、自分も。
直円の他にも、孤児院の子らを眷属とした──と
ホリーは円に告げていた。

ずっと考えていた可能性の最も避けたかった形での肯定。]

 ボクはこれからも──みんなを殺す。

[生き残ってしまったから。
他の誰にも同じ思いをさせたくないから。]

 ホリーも始祖吸血鬼も殺す。
 孤児院ではぐれた仲間も殺す。

 お兄ちゃんもお姉ちゃんも弟も妹も、
 鬼になっていたら──全部殺す。

(112) 2014/02/12(Wed) 12時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[例えばそれが、幼い憧憬の対象であった真弓でも。
小さな自分をすら女の子扱いしてくれた理依でも。
霧のように寄り添い体温を分けてくれた明之進でも。
穏やかで繊細で、顔を見ると少しだけドキドキした零瑠でも。

誰よりも長く、誰よりも近くにいて、
きっとお互い、誰よりも仲良しだったと思っている
大切な、大好きな──リッキィでも。]

(114) 2014/02/12(Wed) 12時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 待っていてね、お兄ちゃん。
 ボクがちゃんとみんなを解放してあげる。


 …──それで、


 全部の贖いが終わったら、
 “そっち” で会おうね?*

(115) 2014/02/12(Wed) 12時半頃

―始祖の城―

[周の事を頼んだのは、短い言葉を発するその聲に混ざるものを感じたから。
 自分の頼みが機嫌を損ねるものではないと踏んでいたが、不機嫌であれば――不興を買うだけだとも。

 労いの言葉は胸を擽る。
 けれど、ひとり、足りない。
 言葉の切れ目に横を見遣る。直円がいつも立っている場所を。]


 ……………


[周やサミュエル、涼平の他にも『家族』が居る可能性が、恐れが胸を襲う。
 ぎゅと胸元を押さえ。]


 ――直円は、果敢に…戦った事でしょう。

[模擬戦の時の、あの戦い難さを思い出し。
 口調を変えた心境を測りはすれど。

 主人の為と働く自分を、どう思っていたのだろうか。もう聞けぬ答え。
 黙祷を捧げ。仇討ちに頷く。

 続く話の、その先を待つものの。
 誰が手柄を立てたのか、誰が……


 あの。今回の初陣にて、武勲は…

[伺う。
 周の暫しの存命を願い出たのはその後。*]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 13時頃


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 帝都守護隊隊員宿舎 ─

[陸軍駐屯地での衝突から三日後の朝。
周と涼平の失踪──鬼に連れ去られたとの目撃情報──を聞き
絢矢は隊員の止めるのも聞かず、単身宿舎を飛び出した。

最初に向かったのは激戦の爪痕色濃い陸軍駐屯地。
司令部と通信施設だけが辛うじて復旧していたが
急拵えのそれはいつ吸血鬼の襲撃に遭うとも知れず
近く、完全に放棄される予定だと聞いた。

再び陣を敷くほどの兵が、足りていないのだ。]

(117) 2014/02/12(Wed) 13時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[施設の撤去作業の傍ら、
破壊された対吸血鬼武器の回収も進んでいる。

建物の一つに集められたそれは、
持ち主が生きていれば宿舎に持ち帰られ、
持ち主に返還される予定となっている。

周の武器は、まだ駐屯地に置いてあった。]

 周ちゃん──。

[真ん中で見事真っ二つに断ち折られた刃と白鞘を
布に包んで胸に抱き、持ち主の名を呼ぶ。

厭な想像が過ぎる。
もし周と涼平が、鬼になって戻って来たら──。

そしてそれは、決して低い可能性ではない。]

(119) 2014/02/12(Wed) 13時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[これ以上何を捨てればいいと言うのだ。
何かと引き換えにしなければ、
今以上の強さを瞬時に得ることなど出来やしない。

笑うことはやめた。
泣くこともやめた。

次は痛みを捨てようか。
それとも書物に描かれた達人のように目を潰せば、
見たくない物を見ずに、
本当の機械のように敵を屠れる鬼になれるだろうか。

そう──それは鬼だ。

強さを求めれば求めるだけ、
斃すべきモノに近付いてゆくような────錯覚。]

(120) 2014/02/12(Wed) 13時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[内蔵を冷たい手で撫でられたような
悍ましい想像の感触。

絢矢は折れた長ドスをきつく握り締め、
それ以上の収穫の得られそうにない駐屯地を後にした。*]

(121) 2014/02/12(Wed) 13時半頃

―回想

[不意の出来事に、零瑠は目を瞬かせる。
 理依の腕の中。聞こえたのは、唇動く音だけ。]


理依にとって、『家族』って、なんなのさ。

[この先、同じ問を投げるとは思いも知らず。]

そうやって、黙って、ただ頷いて欲しい相手?
我慢するような、相手のこと?

[そろり指先を伸ばし。跳ねた髪の一房を引っ張る。]


仕舞っておかないで、よ。
これ以上閉じ込めてしまうなよ。


どんな事でも、俺は聞く。


理依だって、本当は…分かってる、だろ?

[どんな望みを聞かされたって。
 孤児院で過ごした時間は、城で過ごした時間は、
 そしてこれからの時間だって。
 変わらない……はずだ。*]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 14時頃


― 帰還後・始祖の城 ―

どうして……。
どうして僕らの初陣の場に、みんなが……っ。

[集められ、直にーさんが殺されたことを知り、
“始祖様”からありがたくも一人前と認められた後。
僕は部屋に戻りながら、ずいぶんと久しぶりに何故と問うことをする。

僕らの中には先の初陣で、吸血鬼になってから初めて外に出た者もいる。僕もそうだし。
なんだろう。ずいぶんとよくできた話みたいだ。

もしも。これが本当に誰かの書いたよくできた話だとしたら、
書いたのはきっと――]

これは、…何かの陰謀ってやつなのかな。
そう言いそうだよね、直にーさんなら、きっと……。


―城中―

[零瑠が戦場から人間の一人を連れて帰った事は、
 城内に居る者には既に知れ渡っていた。

 どうするのか。問われても笑みを返すだけ。
 答えるとすれば主人一人にだけ。]


理依。

[外出の身なりをした彼を呼び止める。]

サミュエルから、伝言。


『――……おではあいつがら逃げた。
 でも、今度は逃げねぇだよ。』


『おでは、家族を吸血鬼から護る。』


[5年振りの物真似は自信がない。
 戦場で聞いた言葉をそのまま伝える。

 ……逃したんだ。サミュエルのこと。

[ジと理依の顔に注いだ視線は自らの手に落ちる。
 掌を開いて閉じて、刀を緩く掴む仕草を見せた。

 刃の交わりがあったと言いたげに。]


……サミュエルを逃がしたから、
直円が殺された――ようでなくて、良かったね。理依。


[自分は帰還命令が出たから、仕方なく逃しただけ。
 戦うでもなく『退け』と言っていたサミュエルの、表情の変化を思い出し。

 小さく息を吐き、口端持ち上げる。

 会話の終わりには、ひらり手を振り見送る。*]


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