291 Fate/Goddamned Omen
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…… てき 『バーサーカー』リジー。
めだつけど。
う、わたし、たおす。
[だから、此方の事は安心して任せてくれ、と。
言うように、う!ともう一度唸る声を零す。]
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[正直、リジーだって彼女が言う”ととさま”が 何を示しているかもわかりません。悪い子が何かも。 ヒノカグツチが何をされたかも、 「きられた」、その言葉がなんなのかも。>>135
ただ、ひとつも涙をこぼさないその姿は、 我慢しているようで嫌いだなあと思いました。
というかそもそもリジーは良い子です。>>136 いくら悪いことをしていても、自覚がないのです。 胸を張って悪いことなどしていないと言える―― それはよいこである何よりの証では?
そんな逆説的な証明、きっと何の価値もありません。]
(153) 2019/02/12(Tue) 23時頃
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あたしが変ならあなたも変よ。 あたしが可笑しければあなたも可笑しいの。 おなじよ、おんなじ、まったくおんなじ。
あたしも世界を守るのよ。……こっちの、だけど。 ねえねえそれでもあたしはわるいこ? あなたは本当によいこなの?
[のっかのせかい。 マスターちゃんとの世界。 なるほどこの子には今、その子のためという 大義名分めいたそういうあれがある。そういうことかな?]
(157) 2019/02/12(Tue) 23時頃
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まあ、いっかぁ。 あなたは本当にバーサーカーなのね。 本当の本当に。
[片手に携えた斧を揺らす。 一本投げていた筈の斧はいつの間にか 彼女の両手に元通りに握られていよう。]
まあ、 どーやらあたしもそうみたいなのよね!
[殺して潰して砕いて並べて? さてさて今回はいかがいたしましょう。 証拠隠滅の必要もありませんよなんてったってきっとこれは 正当防衛!正当防衛なのです! えっ違う?あたしから襲った? それでも世界を守るためという大義のためなら 多少の犠牲には目をつぶりましょうつぶるのです潰します。]
(171) 2019/02/12(Tue) 23時半頃
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[裸足に炎ってめっちゃ熱そうですよね。 それをものともしないのは、彼女が火の神であるということを 如実に示しているのに間違いないのでしょう。知らないけど。
小さな動作、大きな被害。 振るわれた炎の剣にいくらあたしでも 焼け焦げた炭にはなりたくないわよただの数え歌よあたし。
なぁんて言い訳は置いておきまして。]
(173) 2019/02/12(Tue) 23時半頃
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[飛んできた小さな影、強い熱気。 じゅう、とヴェールの端が焦げるにおいがしました。 火に直接触れていなくとも、やけどというものには 人間、簡単になるものです。]
あっついわよ!?
[顔の前に斧を二つクロスさせて、防御、 しきれなかった分はあたしの腕をじりじり焦がしましょう。 痛みに顔を顰めつつもそれでもなんとか振り切ろうと、力任せに 振り切るように斧を前に出して、ひと凪ぎ。
幼子の力がどこまであったかはわからないけれど、 定まらぬ狙いの中、無理やりにでも 一撃を入れようと、斧を振るった]*
(179) 2019/02/12(Tue) 23時半頃
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ああああああああああああもう!!!!
変なのと会ったわ!!!へんなの!へーんーなーのー!
ええっと、デモノイド……なまえ、なまえ、
デモちゃんっていったかしら!!!!アズ???
なんかそんな名前だったと思うわ!!!!
[きぃいん、とハウリングが混じったような音声が
端末を通して聞こえましょう。]
ヒノカグツチといっしょにいたのはそいつよ!!
まあ今はどっか行ったけど!
じゃあね!あたし絶賛バトル中なの!!*
──── そう
デモノイドが あちらについている可能性か
[もし そうならば。
殺さないとね なんて。
無感動な 呟きが 端末へ 落ちた。*]
……。
のっか。
もしも、もしも。
「あず」というデモノイドとへびがいたら。
ころさないでね。
[理性が炎で塗り潰される前。
ふと思い出したように呟いた、はじめてのおねがい。]
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[あたしが何を言っていたってそんなの、 ちっとも真に受ける必要なんて何処にもないわ、 そうでしょう、あたしの証言なんて 一貫性も何もなかったらしいのだから。
口から出まかせその場しのぎ、 何も考えちゃあいない、思いつくまま話すまま。
だから、――だから。]
(211) 2019/02/13(Wed) 01時頃
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[子どもの間のトレンドがバーサーカーだとか、 今日の占いラッキークラスはバーサーカーとか、 多分そういうのはきっとない。知らない。
ところで名前を教えてもらえなかったから付けたら 凄く不満そうな顔を向けられたわ。 最初から素直に教えてばいいのよ、自首した方が 罪は軽くなるって言うでしょう?
とかまあ、本当に取り留めのないことばかり あたしは考えて、何の一貫性もない言葉ばかりを ぽんぽんと吐き出している。]
(212) 2019/02/13(Wed) 01時頃
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――そ。 あたしが思う程あなたは綺麗好きじゃ無かったのね。
[それならそれで、と 自分が何を言ったかも半ば忘れた頭で、 興味無さげに返す。が、>>156]
言葉やら行いやらは死んでも残るのよ。 特にそれが事件を起こしたとあればね。
良いわ、――あなたそう言うのなら 自分が生まれてきたのを後悔するくらいの とびっきりの醜聞を残してあげる。
(213) 2019/02/13(Wed) 01時頃
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言ったでしょ、あたしと同じ目に遭わせるの。 名前なんて残ったって、良いことは何一つ無いわ。
[あたしはそう思っているのだから。 そう考えているのだから、あの世界を消してやるんだ。
ツッコミの才だけは惜しいと思った。 名前を話半分で聞いて、それでも不機嫌なまま 通信を一言だけ繋いで、戦闘に入った。 ――適当に投げた斧が命中していたと知れば、 少しは胸のすくような気持ちにはなったろうが、 生憎今のあたしに知る術はなかった。]*
(214) 2019/02/13(Wed) 01時頃
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だめよ。 悪い子はいい子になれないの。
[もし、もしもの話。 母を殺した悪い子が、父までを殺してのけて その上罪に問われなかったのだとしたら、>>194
ああ、うん、それがきっと、リジー・ボーデンだ。
おかしいだのおかしくないだのの問答は キリがないようだけど、幸いなのは あたしがあたしを確実に良い子だと知って、 もとい、そう思っている事だったか。]
(215) 2019/02/13(Wed) 01時頃
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[迷いのない存在は強い。 その行動を取るのに一切の躊躇を必要としない。 それが当てはまるのは、あたしだけでは無い様だけど。]
自分だけ焼けないってずるくない、っ……!?
[何とか斧で振り回されるその炎剣を、 当たったら一たまりもないぞとは思いつつ。 対抗する様にこちらも斧を振って、何とか受け止める。 自らの肌から火葬場の匂いが少しした。]
あ、ああああああッ!!!
[跳ね飛ばした小さな体躯に、>>196 無我夢中で追撃を。 デタラメな軌道のひとつが運良く胸に当たり、 鮮血と、更なる火炎を現した。]
(221) 2019/02/13(Wed) 01時頃
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[ダメージ受けるほど強くなるってまじですか。 ――と、冷や汗ひとつ。 いつの間にかちりっと焦げた前髪に、 どおりで視界が広くなったと思った。]
……かかさま?
[燃える彼女、慟哭、響く――第三者の、悲鳴? 何の声かはわからない。わからないけど、 あたしにとってこの手の悲鳴は、――]
……ッ!?
[そちらに気を取られていたせいか、斧を伝う炎に 気がつくのがいくらか遅れた。]
(226) 2019/02/13(Wed) 01時頃
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[気がつくのが遅れたのは周囲の炎熱によって 暑さに対し少し感覚が麻痺していたのか。 それは、さておき]
あ、熱づ、 う ああああっ、あたしの、あたしの腕!!!!!
[咄嗟に斧を投げて炎を振り払おうするが、 右腕一本、間に合わない。 熱と痛みと蒸発する感覚とあれとこれと、――とかく、 今の狂乱状態から落ち着くまではしばらくかかりそうだ。]
(229) 2019/02/13(Wed) 01時半頃
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許さない、あんた あたしになんて事するのよ、 あたしになんて事したと思ってるのよ、 許さないわ、許さない、絶対によ、 このあたしに、あたしに、あんた、ねえ!
[斧が、ひとりでに震える。片手は使っていないのに。 それもそのはず、リジーが母親に振るったのは 40回の半分にも満たない11回。
あとの29回は、付け足されたナニカ、だ。]
(232) 2019/02/13(Wed) 01時半頃
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[宝具:Had an Axe][対人宝具]
[斧を持っていたのは誰? 斧を振り下ろしたのは誰? 全てがあたしのはずじゃない。 全てがあたしのせいじゃない。
付け足された斧は、 あたしの腕があろうがなかろうが 頭蓋を割れと動きやがる。]
[目の前の敵に向けて、形振りなど既に構わずに。]
(234) 2019/02/13(Wed) 01時半頃
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[あたしの感情に乗せたかの様に、 斧が2本、浮かび上がったなら、そのふたつは 眼前の幼子向けて軌道を描くだろう。
直線ゆえ、避けるのはきっと容易だし 叩き落すのも可能だろうけど、――さて。]*
(236) 2019/02/13(Wed) 01時半頃
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パカロロは、ツヅラに斧の雨が降らないだろうかと思った
2019/02/13(Wed) 01時半頃
[心根優しい心配に、
声のみ届く思念に励まされ。
頼もしくも唸る古るき幼子に。
……任せたからね。と告げたなら。]
[理性を蒸発させる前の
─戦闘に突入せば、狂戦士ならば、声が届くか─
かぐちゃんから告げられる、初めてのおねがいごと。]
…── うん、わかった。
かぐちゃん。 ……信じてる。
[デモノイド、へび。
「あず」という名の人(魔)。
接触を図ったのなら、そちらの方に向かう──
念話が閉じられるなら、やさし気な声音を、響かせて。]
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あッ ははははは!
[ひとつは当たらなくっても、もうひとつが 深々と刺さった様子を見留めれば、 ぱたりと汗をかきながらも、 にいぃっと口元を歪ませて、ざまあ見なさいと笑う。 斧なんぞ一本くらい燃えちゃったっていいのだ。]
――? なに、……
[遠くで誰かに呼ばれた>>238気がした。 聞いたことのない声だったし、気のせいかと 半分以上聞き流すつもりでいたのだけど。
こう目の前にもくもくと黒霧が 立ち込め始めていたならば、無視する訳にもいかない。]
(266) 2019/02/13(Wed) 17時頃
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ちょっとあんた、一体誰、――
[だらりと力なく肩口からぶら下がった片腕を なんて事ない様にぶんぶん振り回し、 その黒霧の動きを見やる。
炎といい霧といい何であたしが切れないものばっかり。 という思いはちょっと押し留めておいて。]
守るのとかほんと得意じゃないんだってば! 邪魔するんなら帰ってちょうだい! 敵なら、――
[みんなころす。明確な殺意がこちらに向く。>>265 炎の波が視界に映る――咄嗟に斧を数本眼前に出して、 簡易的な防御壁にしたが、効果は大して無いだろう。]**
(267) 2019/02/13(Wed) 17時頃
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のっか。
のっか。
う、ん わたし いきるよ。かえるよ。
[指きり約束はもう一度会った時に。]
[喪うことに慣れはしない。
別れの旅、別れる運命に揉まれて、
心は枯れるどころか罅ついてゆく。
いつか、諦めもつかない最後まで、
息づく私は 生き続けていたい。
契った私の絆を 千切らずに結び続けていたい。
だから。]
ちゃんと帰ってきてくれる "わるいこ" なら、
ゆび切って また 、、抱き締めてあげるから。
まってるよ かぐちゃん。
[ああ、今日はかみさまと約束してばかり。
罰があたるなら 人の子である私に来なさい。
、、、 死んだって 生き返ってやるんだから。
そんな風に、つよく。*]
全シュメール構成員、及びラクシュマナ様、リジーさん、二人に告ぐ!
ただちに当該区域より退避せよ!!
標的の神霊に向け、インドラの矢にて迎撃する!
―― 『妾の場所は、大丈夫じゃ
フェルゼ、主も。妾の”大地”に
空飛ばぬ者があるなれば
避難させるが、よかろうて 』
[彼だけではなく、勿論
リジ―や、アルシュの通信は聞いている
……其れに返す余裕もないのは悟られないで欲しい]
────、
[伝わるのは
浅い浅い 呼吸ひとつぶん。]
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