167 あの、春の日
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[いつまでも続くものだと錯覚していた。
振り向かなくても、確認しなくても、シーシャはハルカの背を追いかけてくると。
それが、錯覚だったのだと気づいたのは、いつだっただろう……?]
春風の花を散らすと見る夢は
覚めても胸のさわぐなりけり
……私は、私自身は。
心の奥底で、気がついていたのでしょうか。
[その歌は、かの人に過去のマユミが送った歌。
ただ、“花”というキーワードと美しい響きを持つそれを選んで記したそれは、その当時には気がつかずとも後に気がついた感情を色濃く映している。
それに彼が気がついたか、気がついていないのか。久しぶりに顔を合わせたそのときには聞きだすことができなかった。
ただ眼鏡を掛けていた、不思議に思ったそれを口にするだけにして――。
慕う想いは桜の色より淡く、尊敬と信頼という名の下に薄められていたのだろう。
けれど、それでいいのだ。
そうでなければ、いけないのだ。]
すみません。
[謝罪の言葉は、小さく呟かれる。]
でも、ハルカ先輩は……
私の手助けなど必要ないでしょう。
[強くなどはない。そう告げようとした。
幸せな夢をいつまでも、見ていたい。そうも思った。
それでもいつか、終わりはくるのだ。]
どうかな。
実際、僕はまだなにも成していないのだし。
[夢なのだから、何だってできると思っていた。
後悔する未来を知っているのだから、何だってできると思っていた。
けれど今のハルカは、結局10年前をトレスしているだけ。
もう戻れない日々を懐かしみながら繰り返し。
これでは何も変えられない]
僕も、マユミを見習わなくてはいけないな。
[清水の舞台から飛び降りるくらいのことを成さなければ。
きっと、あの腐れ縁は変えられない]
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― 談話室 ― [フィリップ>>181の壁に向かって立っている様子に首を傾げるのみで何も言わない。 手元の花を見ていた為に、声を掛けた時の反応は見えていなかった。]
……後僅かだな。
[この寮で過ごす期間について、ぽつりと零す。 それ以上は何も言わず、続けられずに花の世話をする手は止めないまま。
世話をした花を入り口付近に飾り直せば、扉の向こうから名を呼ばれた>>170気がした。]
(223) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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[ドアを開け、確認すればキャサリンの姿があった>>171。 どうしたのか、と問う前に、何かを押し付けられた。]
……何だ?
[逃げるように去るキャサリンに、首を傾げる。 押し付けられた招待状に目を落とし、目の端に止まった袋を拾う。 キャサリンが落としたであろうそれも、確認するように眺め。 後で返せば良いかとポケットにしまった。]
(224) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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[フィリップを振り返り、招待状の話を振る>>216。 楽しみだという彼に頷いて、食堂へと向かった。]
鍋は二つ用意するから手伝え。
[既に食堂に来ていた者たちに声をかけ、準備を始める。 二つのテーブルをくっつけて、それぞれの中央辺りに鍋をセットする。 昆布だしとキムチ鍋。好きな方を選べと促す。 合わせたテーブルの境辺りに陣取り、ざくざくとそれぞれの鍋に野菜と肉を入れた。 基本はそれぞれに任せるが、減った分の具材をどんどん追加していく。]
(229) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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私にできて、先輩にできないはずがありません。
それに、何をしたってこれは……夢、なのですから。
[過去は変えられるのか、変わらないのか。
そこまでは、未だわからないこと。
しかし後悔せぬようにと励ましてくれたのは、今近くのテーブルで鍋を食している彼女自身だ。
口元に近づけた箸を止め、微笑む。]
……美味しいですね、お鍋。
あの居酒屋でも、こんな美味しいお鍋、食べたいですね。
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なんだ。葱は嫌いか? 肉団子に玉葱が入っている。
[ジリヤ>>226に答える。 先に片栗粉にまぶしておいた玉葱は、肉団子を口に入れるとぷるぷる甘く主張しているはずだ。 肉団子の取り合いをしているようなマドカとハルカの皿にそれぞれ団子を1個ずつ追加した。]
お前が手伝ったからだろう。
[喜んでいるルーカス>>227に、頷いて彼の皿にも肉団子を追加した。 彼が適度に叩いた蓮根の歯ごたえも楽しめるだろう。]
(231) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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そうだな。
ただの、夢だ。
[キムチ鍋をつつきながら、そっとマユミの顔をうかがう]
ああ、そうだな。
何も成さずに夢から覚めては、せっかくの鍋が台無しになってしまう。
[口元にひそやかに笑みを浮かべ]
ああ、目が覚めたら鍋を食べよう。
僕は、そのあと10年後の寮の様子を見に行くことも、諦めてはいないからな。
……はい。
お鍋、食べましょう。
……そう、しましょう。
[どうしてだろう、悲しいことなど何もないのに、]
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