88 吸血鬼の城 殲滅篇
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それもこれも、オレを封印した人間共と、
あれを殺したこいつらのせいだな。
[歪んだ自我に方向を与えて、牙を噛む。]
だから。
報いを。
[表には出されぬ、苦く熱い意志。]
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── 看守部屋 ──
[元々は監獄塔の看守部屋であり、虜囚というものの居たためしがなかったクラリッサの治世には倉庫代わりになっていた東の塔の1階の小部屋に行き、ヒューは武装を整える。
王城に行くときに持っていったものはすべて失った。 ここにあるのは稽古用に使っていた革製の胸当てと篭手。予備の剣。 大広間から持ち出したナイフは、狩猟用のものに代えた。
それから、秘蔵のアイテム「竜の牙」をベルトポーチに装備する。 己の血を含ませて地に落とせば、スケルトンウォーリアーとして使役できるというもの。 痛みを感じず迫り来る骸骨兵の威圧感は、民兵なら悲鳴をあげて逃げ出すほどだ。 魔物討伐に長けた彼らにはそれほどの効果はないだろうが、手数は稼げよう。]
(282) 2012/04/29(Sun) 23時半頃
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── 大広間 ──
[殲滅戦をやり遂げることを神に祈りはしなかった。 ただ、大広間に戻れば、いつもクラリッサが座る席の前に膝をつき、黙礼する。]
……、
[彼女がそこにいないことの喪失感と静寂。
ここへ来てからの、いくつもの出来事が脳裏に甦る。 ボートをひっくり返してしまったこと、チェンバロを教わったこと、20歳の誕生日… その傍らにはいつもクラリッサの姿があった。
たおやかな声、優雅な立ち居振る舞い、芯のある心。
故郷を失った自分に、居所と生きる目的を与えてくれた人。]
(284) 2012/04/29(Sun) 23時半頃
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優しいあなたは復讐を望まないでしょう。 これがご恩に報いる手段と驕っているわけでもありません。
けれど、おれには他に道はない。
[立ち上がると、戦支度の仕上げに、細く裂いた白い布を額に巻く。 ヒューが生まれた地方に伝わる「弔い戦」の印。]
(286) 2012/04/29(Sun) 23時半頃
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──愛していました、クラリッサ。
(289) 2012/04/29(Sun) 23時半頃
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