3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
傍に居ろ……――――
[ぐちゅり 潰した果実のような音を響かせて、3本に増やした指を抜いた。宛がうのは起立した雄。
―――止めてももう、逃しはしない。
寄せた眉。その下。色に溺れながらも泣きだしそうな濃紺。 赤から罪の証のように、蜜がセシルの肌に落ちて。
後はもう、欲望をセシルの裡に埋め込むだけ。 ぐちゅりねちゃり 睦み合う音は、触手の音に似る。 しかしながら、いつの間にか触手は動きを止めて、絡み合う二つの身体を唯静かに見守っていた。
境界をなくすような、甘い攻め苦にも似た行為は、セシルが気を飛ばすまで続くか*]
(27) 2010/03/05(Fri) 02時半頃
|
『ね ひどいね 。色々、聞いてみようか。』
『ねぇ』
『薔薇色 誰か 解っちゃったかも、知れない。』
わかったの? ばら色 だあれ?
ばらいろとさくらいろ
おなじいろのふたりも
一緒にいけるのうらやましいなあ……
『そうだね、一緒に行けたら 行けたから。』
『ひとりじゃない よね。』
[さみしくないよね と、闇は優しげに言う。]
『ジェレミーと一緒にいっちゃったのは』
『いっちゃったのは』
『いなくなっちゃった のは』
『ピッパだ』
[もう 居ない。]
ああ、あの子
サイモンくんに 希望の色を教えて
そして 絶望させた あの子
|
― 軽音楽部室 ―
―――――……っ
[ドナルドは一人部室の椅子に腰を降ろしていた。 痛みを耐えるように、零す息。
あれから、気を失っただろうセシルの身体を出来るだけ清めて。 樹液と体液だらけになった服の代わりに清潔なシーツを纏わせた。]
こえぇ、な……―――
[今更ながらに傷む左眼を押さえながら、呟く。 こんな風に誰かを求める想いなんて知らなかった。 傷つけたくないのに、壊してしまうかと……―――。 だから、傍にと言いながら、こうして逃げ出した。]
(35) 2010/03/05(Fri) 03時頃
|
|
キャロルも、そう、だったのかねぇ……―――
[貰った気持ちは、自分が思うより重いものだったのだろうか? もし、そうだったなら……―――― そんな彼女が、鬼に見つかったとは知るよしもなく。
戯れに、部室にあったエレキギターで奏でるのは、異変起こる前の放課後、音楽室で奏でた曲。
あの時、話かけるまで、なんとも思わない相手だった。 そう思えば、とても不思議な気がして 【*独り苦く微笑んだ*】]
(36) 2010/03/05(Fri) 03時頃
|
『い た い?』
[問われて これは いたいの か わからない。
未練 も 後悔 も あったけれど。
わからない。]
『そうなのかな。』
『わからないや、ただ。』
『送りたい子 居なくなっちゃった。』
[もう 最後の 望みも ―― 。]
――そう、それは さみしい ね……
[ 背後の影より白い腕が ]
[ 闇色の少年の肩をそっと抱いて ]
(いない)
(いない) (もう、いない)
――…、 いない?
[届く声に、ぽつりと呟く。
ジェレミーは、ピッパと一緒に行ってしまったという。
分かる。
分かってしまう。
賑やかな声がいない。
気難しげな声がいない。
――が、 いない。]
…、―― ……何処へ。
[少しだけ遠い声で*呟く*]
『…… ん。』
あり がと。
[それは 小さな もう微かに残った 自身の*声*]
[ 囁きは あえかに ] [ 腕と共に とけ消えた]
バーナバスさん。
このビー玉、あなたが持っていてください。
もし誰かにビー玉を見せろ、といわれたら。
代わりにこれを――…
[手をとって、握らせる。
その毛深さには少し驚いたかもしれない。]
――忘れないで、下さいね。
大事なこと、ですから。
うう
[しばらくぼんやりしていた。
急に頭がやっぱり鉛のようになってた。
手にもらったビー玉はポケットにいれる。
元あったのとかちん、とそれはぶつかった。**]
ケイトが
いる。
いきてる。
[それは、適切な表現ではないかもしれないが]
ケイトが?
って生きてる?
[うまく飲み込めない。]
……――此処は… 多分、
ケイトが 居た「過去」 だ
[受け入れられる、受け入れようとするのは。
侵食されて、在った筈の常識が蝕まれているせいか。]
…外、でたら 分かる。
制服が…違う。
過去 だと?
[窓から外の風景を見る。制服が
違う。]
『あれ、空。』
『ああ、 そうなの。』
[過去。納得する。
戻れたわけじゃない、この身体が 闇 に変わって居るのは変わらない。]
『北棟 二階建てだったんだ。』
[図書室に居た筈なのに いつの間にか 外 の 畑。]
[体の変化は 浸食は そのまま]
――… 3-Cの教室も、ない。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る