人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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[それと、少しの後悔と、安堵。

なぜか、彼がいてくれることが、自分の願いだったように感じてしまう。


そう。
昔、思っていたのに助けられなかった友達が、元気に過ごしているのを聞いたような―――]


【人】 営利政府 トレイル

[外した視線は、男性の驚く一瞬>>135を捉えることはありませんでした。
けれど、それは些細なことでしか無かったのです。]

え、……っ


[息が詰まり、目の前がちかちかと瞬くような感覚に覆われます。

ぼくは知っています。
あの日もこの刻も、金髪の修道女が語ったのは夢でも御伽噺でもない現実なのだと。

おれは知っている。
アップルパイを、林檎を好かない。いつも傍らに居た黒髪の女の子を。

彼の語り口はまるで、あの娘のこととしか思えず。
そして、『俺は』そう聞こえたような、気がしました。

視線を下ろし、横顔を見た時には男性の目はステンドグラスに向けられ
まるであべこべに、二人の視線は合いません。
それは、あの相棒と呼びあった男女とは違う二人の姿でした。]

(143) finlay 2016/11/20(Sun) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル

あなた、は

[声は細く小さくなり、この動揺を明確に露にしていました。
けれど、どうしても、どれだけ言葉を探しても。
分からないんだ。おれは今、何を言えばいい?]


……あはは。
はい、おれは何も……知りませんから。


[膝の上で手を遊ばせながら、笑います。
それは落ち着かない時、考え事をする時、それと嘘をつく時。つい行ってしまう癖でした。

これでいいと、そう思った。
確信に至らないまま、このまま他人として別れればいいのだと。

君を捨てようとしたおれに、君が信じると分かって自分の命惜しさに騙したおれに。
もう一度君に会う権利などあるものか。]

(145) finlay 2016/11/20(Sun) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル



……もう少しだけ、変なことを言ってもいいですか。

[それでも、どうしても、最後に。
勘違いならそれでいい、己は冗談を間に受け勝手に誰かを重ねたのだとしても、構わない。
少しの躊躇い、一拍置いて切り出す。
へなりと眉を下げ、作り笑いが出来なくなった顔は伏せ、無意味に床を見つめた。]



あなたは今、幸せですか。

[家族を持って産まれ育ったであろうあなたが幸せなのか、聞きたかった。*]

(146) finlay 2016/11/20(Sun) 21時頃

[彼女が、ずっとそばにいて、彼女を守る“仲間”を見つけますように、見つけていますように。


いつか自分が感じた、アイリスへの“仲間意識”を、誰かが彼女に感じて、自分ができなかったことを、彼女にしてあげられますように。]


[私は“彼女”ではないから、分からないけれど。

少なくとも、自分を人間ではない土塊だと思っていた彼女にとっては、はじめて。
はじめて、役に立てる同胞だと思えた人たちだった。

自分や周囲がはっきりとそれを認識していたかはともかく、
狂いに狂った彼女の人生において、それは少なからず救いであったのではないかと、思う。]


[メールはこなくてもいいのだ。
自分が本当にしたいのはそれじゃない。

何か、何かをしてあげたくて、今はこれが自分のせいいっぱいだっただけだから。

何かをしてあげたいと思う人がいることを、彼女に伝えたかっただけだから。*]


【人】 営利政府 トレイル

[平凡なぼくには一つ、変わったところがありました。
起きた時、理由も分からず涙を流していることがあるのです。それも、物心がついた時から。
辛く苦しく胸が締め付けられ、子供の頃は母に姉達にすがりついたものでした。

今は思うことがあります。覚えていない夢の内容はもしかして、と。
そして、もう二度と見ることは無いのだろうとも。

過去は過去、全ては雪煙に消えてしまいました。
奪い去ったものを彼女らに返すことは叶いません。裏切りの償いは、不可能なことです。
同胞に何もしてあげられなかった悲しみも、少女を理解してあげられなかった記憶もまた、変わることはないのです。
この罪は、いつまでも胸を痛ませていくのでしょう。

あの獣がしたことを思えば、遠野千明はあまりにも恵まれすぎています。
それでも、いつかの誰かが獣の為に泣いてくれたことを思い、ぼくは与えられた命を真っ直ぐに生きましょう。
誰も裏切らないように、誰かを傷つける嘘をつかないように。誰かの助けになれるように。*]

(172) finlay 2016/11/21(Mon) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

そっか

……良かった。

[あなたは決してメルヤでは無い。彼女が生きた時代は遠く過ぎ去った。
けれど、その答えは、望んだものだったから。
胸に突き刺さる釘が一つ抜けたような感覚、気付けば口許は緩んでいた。]

(182) finlay 2016/11/21(Mon) 00時頃

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