人狼議事


279 【突発R18】Temptation NightPool

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[足の先までクラリッサの手が伝っていった後、私は身を起こす。恥じらい混じりの視線を難なく受けとめて、水着のブラを脇へどけた。]

――ふふ。それも、あんなに何度も『花を贈って』あげたのに。
ううん、でも良いのよ。
それだけ、クラリッサが此処の仕事を気に入っているという事だし。その中でこうやって、貴女のサービスを受けられるんだから。

[客と従業員、というのと、経営者と従業員、というのとでは関わりかたもずいぶん違ってしまうだろうから。ひたりと肌へ触れてくる白い手を見ながら、昨年の一夜へと思いを向け始めた。]


去年は貴女に、こうしてあげたっけ。
時間も場所も、違ってたけど。

[少し赤くなった顔へ、それに塗るものもね、と言い足した。彼女の中でもはっきり記憶されているのだろう、初めてのナイトプールでの最初の行為。くすりと微笑んで、つんと勃ち上がり始めた自分の胸の先を見やり、少女の瞳に誘う視線を送った。]

私に塗り終わったら、今度はクラリッサの番ですから、ね。
あの時みたいに、してあげるから。
オイルはたっぷり塗ってしまって頂戴ね?

[見つめるうち瞳の距離は近づいていく。ついと伸び上がって唇を奪うと、甘い吐息がクラリッサの口から淡く零れた。]


― 一年前:青の入り江 ―
[今年が初めてだというコンパニオンを一人伴って、私はナイトプールの島内を散策していた。先に立つのは私の方。なぜなら、]

夜中にこうやって歩いて回るのは、まだあまりクラリッサにはない経験なのでしょう?
大丈夫、私は慣れているから。
エスコート、させて貰うわね。

[事前にいくらか、リハーサルは受けているとしても。イベント本番は彼女にとって、初めてのことなのだ。]

この洞窟も、夜になると雰囲気が違ってみえるのよね。入ってみましょう?
照明は奥まで、ちゃんと点いているから。

[緊張した様子の少女を連れての目的地はいくつか目星をつけていたけれど、どれも先客が居ることは十分あり得る人気の場所。最初に到着した場所で人の気配がまだ無かったのは、幸運といえただろう。]


[洞窟内の通路を、手を繋いで奥へ進む。淡く柔らかな光は幻想的に辺りを照らし出していた。]

ふふ。すぐに向かったお陰かしら。
私たち二人だけ、みたいね。

[声は壁面に反響して、静かな水の音に溶け込んでいく。何度かカーブする洞窟の一番奥までやがて辿り着くと、広くなった辺りに一機の艀が係留されていた。円形のジャグジーを中央に配置した、この晩のためだけの移動浴槽。幾つかの品々が収められたバッグが、その傍らに置かれている。]

おいでなさいな、クラリッサ。
今夜の楽しみ方を、教えてあげる。
最初に言ったとおり、ね。

[先に私が乗り移って、艀へ招く手を差しだした。上がり込むクラリッサの身体を抱き止めて、そのまま軽く抱きしめてしまう。]


[身を一瞬固く強ばらせ、クラリッサが私を見あげる。緊張を解させるように柔らかく微笑んだ。]

くすくす、驚かせちゃった?
これでも少し、考えたのだけど。

[抱きすくめたまま、近い距離で耳元へ囁く。二人の水着はどちらともワンピースタイプのもので、寄り沿うと密着してしまうかのような感触。水に濡れればその感覚は一層高まるだろう。]


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