164 天つ星舞え緋を纏い
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いつまでも、追いかけっこばかりはしていられない、か。
[このまま妖魔を引き連れていては、他の生存者を巻き込みかねない。 それに、跳び続けるのもいい加減、限界だ]
っとに、あんたらは、滅茶苦茶してくれたな……。
[眼下に点在する紅色に、先の光景が重なって。 昂ぶりそうになる感情を、風車を咥え押し込む]
(あのうるさい羽音を――断ち切る)
[風を示す透明の帯が、半眼の瞳に今は無数に映っていた。 空を梳くようにそれらを指に挟むと、一気に、叩きつけるように腕を振り下ろす。 生み出された複雑な風の流れは、蟷螂の異形を錐揉みのように回転させ、その間に節々や翅を切り裂いていった]
(149) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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[異形が地に落ちて動かなくなり、周囲は少しだけ静かになる。 それと同時に、飛べそうなくらい軽かった身体が、一気にずしりと重くなった。 ほんの数体倒した所で、この騒動が収まるはずもないのは明らかだったが]
他に誰か……いないのか?
[引き摺るような足取りで、それでも娘は歩き始めた。 地上よりも少しは見易かろうと、屋根からは降りなかったが、先のように軽々と通りを跳び越える力は残っていなかった。 幾つかを渡り歩き、いよいよ座り込んでしまいそうになった所で、娘はようやく赤くない人影を見付けた>>147]
……一にい? 一にい、大丈夫か?
[その人物は、倒れてはいるけれど怪我は負っていない様子で。 周囲に散らばる衣服や骨は目を背けたくなる光景であったものの、まずは彼の無事を確かめようと近付いていく]
(153) 2014/02/16(Sun) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 22時半頃
― 畦道 ―
殺されとうはないのなら、わしを殺すかい?
[ぶん、と両腕を交差して、回した錫杖の環が鬼火を纏い、紅く燃え上がった]
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平気って……。
[その答え>>155に安堵しつつも。 座り込んだままの様子に、まずは近くへと寄っていく。 誰かに纏わされた守りの力は未だ消えておらず、薄衣のように淡い銀の光を放っていた]
まぶしい?
[不自然に途切れた言葉の後の呟き>>156に、つい天を振り仰ぐ。 月に喰われた陽は、まだ顔を出してはいない]
具合、悪いのか? ほら、こんなとこ座り込んでたらいかんって……。
[屋根から一平太の隣に飛び降り、屈み込んで手を差し伸べる。 常と違う色の瞳に気付いたのは、その時だった]
一、にい?
[動きを止め、彼の顔を覗き込む]
(158) 2014/02/16(Sun) 22時半頃
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─ 畦道 ─
殺されたくはないですし、放っても置けない、から。
[いいながら、懐に収めた笛に手を伸ばす]
だから……鎮め、ます。
[掴んだ笛をくるりと回し。
しかと握り直した後、舞扇を払うが如き動きでゆるり、弧を描いてぴたりととめた]
― 畦道 ―
鎮める、とな?
[腰の太刀には手を伸ばさず、懐に手を入れた明之進の言葉に、坊主はぱちりと瞬いた。
笛を取り出すその腕の、舞うような美しい動きに、目を奪われたは、ほんのひととき]
ほう、そうか...鎮められるものなら
[言いざま、ぶん、と錫杖を前方に振り下ろせば、焔が一筋の帯となって、明之進へと走る]
やってみるがいいさ...!
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― 一平太の家の前 ―
[眩しそうに目を細める一平太。>>169 その原因はわからぬまま、手を伸ばして]
――――!
[彼の手を取ろうとした瞬間、軽い衝撃と共に、手が弾かれる感覚があった。 相手にも何らかの感覚があったのか、手を退き後退るのが見える>>170]
なに? 今……。
[覗き込んだ一平太の顔。目の奥で蠢く闇の色に、強い忌避感を覚えて、足が勝手に一歩下がった]
一にい。どういうこと? あたし、一にいを――
[助けに来た? それとも――? 心に浮かぶ感情を振り払うように、無理矢理にでも一平太を引き起こそうと再び手を伸ばす。 一にいが敵だなんて、そんなことあるはずがないのだから]
(179) 2014/02/16(Sun) 23時半頃
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─ 畦道 ─
[鎮める、と言い放ったのはごく自然なこと。
内にある銀の光が、より強く求めるのはそれだと思えたから]
……言われずとも、やってやる!
[何故そうしなければならぬのか、はわからぬけれど。
それが自分の成す事と思うから]
……っ、と!
花橘も 匂うなり
軒のあやめも かおるなり
夕ぐれさまの 五月雨に
山ほととぎす 名のるなり!
[駆けて来る炎の帯は、寸での所で横に飛び、避ける。
着地の直後にくるりと身を返し、紡ぐのは今様歌。
本来の歌い方とは程遠い、早口のものではあるけれど。
笛には確り、気が宿る。
夏の日差しの、苛烈な光。
それを宿した横笛を手に、己が身の『時』を速めて踏み込んで]
……はっ!
[短い気合と共に、横一閃に振り抜いた]
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一、にい……。
[一平太の手を庇う仕草>>182に、今度こそ日向も手を退かざるを得なかった]
ん。そうみたい、だ。
[胸の内がざわざわとする。 自分と一平太は相容れぬ存在だと、本能に言われているような気がする]
ごめん、一にい。 あたし、もう行く、から……。 ちゃんと、安全なとこに逃げといて。
[目を背ける様子に、心の別の部分が疼いたけれど、諦めたように一歩、二歩と下がる。 それから、くるりと背を向けて]
死なんでよ、一にい。
[その一言を絞り出すように言い、それを合図としたように駆け出した]
(185) 2014/02/17(Mon) 00時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 00時頃
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