人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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―城内―
[――夢はなにもみなかった、
見たような気もするけど忘れてしまった。
柔らかなものに包まれて、泥のように溶けていた意識は、
小さく交わされる声にくすぐられる]

……、

[覚醒までは届かない、
ただ柔らかなものが寝具だと気づいて、
――昔の家に戻ってきたのかと一瞬錯覚する。]

――………、、ん、

[まどろむ意識は、もういない人を呼ぶ音を紡がせた]


[ 囁きが意味を成したのは、
自分の名前を呼ばれたからだ、重い目蓋を開く。
見慣れぬ、場所。目の前にいたのは理衣、一瞬であの惨劇が目蓋の裏に蘇った]

っ、……、ここは、

[吸血鬼の居城、なのだろう。
あの漆黒の少女は、黄金の死神はどこにいったのか、
見渡せば、他にも数人の姿が室内にある]

なんで……、
なんで、理衣くん来ちゃった、の。

[待ってて、という言葉に首を横にふった]


[掛けられた声で、直円と真弓がいると解り、そちらを見た。

 気絶して運ばれた少年には、理依と真弓が理解している事、
 ここが吸血鬼の根城だとは認識できていないものの、
 ここは一人ではない。全員には程遠いけれど。

 やがて彷徨った視線は、理依が出て行くという扉へ]

 ……涼平君。絢矢。 ――リッキィ。――――

 ……帰る?

[一緒に逃げようとしていた子供たちの名を呟いて、
 理依の言葉を茫洋と繰り返す。

 背中の怪我は手当がされている。
 痛みにベッドの上で膝を抱えて俯いた。]


[柔らかすぎる寝台から、身を起こす。
血で汚れたままで着てた服もぼろぼろで、
悪い夢じゃないことは、はっきりとわかる。

腕を捲くれば――サミュエルが布を巻いて、
円が手当てしてくれた包帯も、痛みもそのまま残っていた。]

……明君、

[ 常から穏やかな明乃進が亡羊と呟く声]

ごめんね……、


あの女の子、言ってたの、
何人か連れて行きましょう、って、
愉しそうに言ってたの……。

でも、わたし、止められなくて、
……何もいえなくて……、そのまま、

[明乃進は、ここにいるみんなは、
その連れてこられた子たちなんだろう。
 思い出すわかりたくなかった彼女の言葉]


【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし― 

[帝都再開発計画により、暮らしていた色街を潰され、親代わりの娼婦達と棲家を失った周が、独り帝都の片隅に放り出されたのは、三年前の冬。

底辺の地で生きるために暴力を覚え、
自分より弱い者から奪うことを覚えた。

そんな荒んだ日々の中。
警察の浮浪児狩りで捕まり、孤児院に連れてこられたのはニ年前のことだった]

(127) 2014/02/08(Sat) 16時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[孤児院に入ってしばらくは、問題を起こさず大人しくしていた。
新入りに興味深々の様子を見せる子もいたが、周が視線を向けると怯えた顔で離れていく]

 ……けっ。

 まぁ、ちょろそうな連中だな。
 
[周囲の子供達を観察した結果、そんな感想を抱いた。
自分と年の近い少年も数人いたが、腕っ節ではきっと自分に及ばない]

 サミュエルと理依とかいうのは少しはマシか。
 だが、俺の敵じゃねえ。

[二人を押さえ込めば、後はやりたい放題だろう。
施設の大人たちの目を盗んで、二人に喧嘩をふっかけることの出来るタイミングを窺った]

(128) 2014/02/08(Sat) 16時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[その日は孤児院の大人たちの殆どが外出しており、二人を襲撃する絶好の機会だ。
自分の力を誇示するべく意気揚々と部屋を出ると、おもむろに若い男に道を塞がれた]

 なんだ、手前は。

[孤児院に来てから初めて見る顔]

 ……邪魔だ、どけ。

[にこやかに話しかけてくる言葉を無視して一瞥をくれ、
その場を離れようとする周の肩に、制するように男の手が伸ばされる]

(129) 2014/02/08(Sat) 16時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[男の背は自分より随分高いが、軽薄そうな面をしていた。
一発拳固をくれてやれば、尻尾を巻いて逃げ出すだろう。
 
振り向き様に殴りかかろうとして――次の瞬間。
天地が引っくり返った。

背中に受けた衝撃で、自分が男に投げられたことを理解する]

 ……この俺に、喧嘩売ろうってのか。
 上等だ! ぶち殺してやらァ!!

[不意打ちをかわされ、あまつさえ反撃されて
怒りに我を失い、滅茶苦茶に殴りかかった]

(130) 2014/02/08(Sat) 16時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……津久居、安吾。俺と勝負しろ!
 今度は、前みたいにはいかねえぞ!!
 
[――こうして、自分を叩きのめした男の部屋の扉を乱暴に叩くは何度目か。

こてんぱんに負けて気絶して、部屋に運ばれた周を看病していた子から、男の名は津久居安吾といい、この孤児院の出身者であると聞き出した。 

力量差は明らかだったが、このまま負けっぱなしではいられない。 
だから、安吾が孤児院に里帰りしていた数日間、
何度も喧嘩を挑み続けたが、とうとう、勝つことは出来なかった]

(131) 2014/02/08(Sat) 16時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―帝都・守護部隊養成所内、病室―

[全身を襲う痛みに目を覚ました。

コルセットを嵌められて首を動かせなかったので、視線だけを巡らせ周囲を見渡す。
見知らぬ部屋、清潔なベッド。
周りには誰もいない]
 
 ――……っ。

[首筋がずきり疼き、紅蓮と黒煙に覆われた孤児院、そして金色の鬼の姿が脳裏に不吉に蘇る]

 皆、無事か――?

[起き上がろうとするが、傷ついた身体は言う事を聞かず、ベッドから無様に転がり落ちる。
そのまま床を這い、壁を頼りに立ち上がり、事情を聞ける相手を求めて病室を出た]

(132) 2014/02/08(Sat) 16時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 16時頃


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 16時頃


[真弓の話をおとなしく聞いている。
 直円や他の皆はそれを知ってどう思っただろう。

 少年は緩慢な動作で寝台を抜け出ると、傍に寄った。
 袖をまくった手を見て、そこに自分の手を乗せて、
 熱の出た顔で曖昧に微笑む。

 「ごめんね」と彼女が謝ったからだ。


あ……あぁ、気にしないでくれたまえよ。
今は、「生きている」ことをいったん喜びましょう。

[ちくり、と心に響くものがあったのか、
少し目が泳ぎ気味である。何せ、直近の記憶が土下座なのだ。
今のマユミの様子を見ると、バツが悪いものがある。]


【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし―

[安吾が短い帰省を終えると、緊張の糸が切れてしまったのだろうか。
周は何をすることもなく、ぼんやりと日々を過ごす。
そのうち周囲を力ずくで従えるとか、そんなことはどうでも良い気分になっていた]

 つまんねえの。
 
[ここですることもなくなった。
警察の浮浪児狩りのほとぼりが覚めたら、孤児院を抜け出そうか。
まぁ、それまでは、せいぜい大人しくしてやろう]

(143) 2014/02/08(Sat) 17時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[そんなことを考えながら外をふらついていると、
街の少年達が小さな子供達に絡んでいるのに出くわした]

 ……確か、マドカだか――アヤだか、言ったか。

[年少の子供たちなど眼中になかったから、名前などろくに覚えていない。
円でも絢矢でもない、もっと別の子だったかも知れないが、兎も角、孤児院で見た顔だ。

放っておいても良かったが、子供がいたぶられている様子を見るのは、どうにも胸糞が悪い]

(144) 2014/02/08(Sat) 17時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[子供達を庇うように、少年達の前に割って入る]

 お前ら、その辺にしとけよ。
 男がガキ苛めてる姿なんざ、みっともなくて見られたもんじゃねェよ。
 
 ――あぁ? 俺が何処の誰かだって?
 んなもん、どうでも良いだろが。
  
[本人は穏便に諌めているつもりだったが、通じる訳もなく
売り言葉に買い言葉から、結局喧嘩になってしまう]

(145) 2014/02/08(Sat) 17時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……やっぱり、俺は弱くねえよな。
 
[少年達を余裕で追い散らしてから、自分の力を確認するように頷いて]

 お前ら、大丈夫か。
 外に用がねえなら、さっさと孤児院に帰りな。

[ぶっきらぼうに言葉を投げた*] 

(146) 2014/02/08(Sat) 17時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 17時頃


[そろりと扉の外に出る。外は空気が冷えていてとても寒い。
道を頭に叩き込むように歩いてみた。
周りからはどこか物騒な気配がする]

…どうなってんだろ…ここ……


[材料を選ぶ、犬猫を飼う。
そんな基準で殺したり捕まえたりする。
吸血鬼にとって、人間は違うことなく家畜なのだろう。

あの時にわかってしまった、
彼らは人間を捕食する存在で。

みんなを殺さないで――命乞いの結果がこれだ]


[漆黒の少女の、酷く冷たかったあの手、
――感情まで凍りついていくようだった。
触れてくれた明乃進の手はとても暖かくて、
添えられた微笑みに心が脆くなるような気がした]

……明君、ありがとう……

[感謝の言葉を口にする、
 直円も気にするなと言ってくれた、
どうしてかあまり目はあわせてくれなかったけど]

直君も、ごめんね。
あんまり、……喜べないけど、みんな無事でいてほしい……

[もちろん、彼の様子は知らなかったから、その善意を疑うことは無い。祈るような言葉と共に、重なる明乃進の手をきゅっと軽く握った]


   − 現在・始祖の城 −

[盃を口元に運ぶ手を止めて、笑うホリー
背後で青い顔をした家畜両方に視線を向けた]

城にいるのは約束の2羽。
後の2羽は殺してはいないが、他は死体が多過ぎて
把握していないと問われたら伝えておけ。

[目覚めた雛達が声を掛けるとすれば、同じ家畜の方だろう。
歯の根も合わぬまま何度も頷く様子に満足そうに、
血酒を舌の上で転がした]


[その温度には、少し覚えがあった]

明君、……熱ある?

[看病に付き添ったりすることはよくあった、
彼の平熱はこんなに高くなかったはず、寝込んでた時に額に触れたことを思い出して、
その時と同じように額へ手を伸ばす]

……ちゃんと寝てて、お水貰ってくるから。

[足は震えない、きちんと立てる。
大丈夫、人間だって家畜の面倒くらい見る。
だから、水を貰うくらい平気だろう]


やはり女は処女の血が一番だな。
雛達にも女がいたな。
女には手を付けるな。

男達は好きに捌け口にするがいい。
女は純潔が、男は穢れた方が血は美味い。

[葡萄酒よりも粘度の高い紅い酒を盃で遊びながら
連れて来た雛達を思い出した]


[すとん、と寝台から降りて、
結果、理衣を追いかけるように扉に向かった]

……理衣くん?

[そうっと覗いて、その姿を探してから、
しんと冷えた気配のする廊下へ足を踏み出した]


[過去が頭に去来する。ぶんぶんと頭を振ってそれを消した。
あの時離してしまった手。ちいさくて震えていた手。
そしてサミィをおいて逃げたこと。
後悔と悔しさと僅かに残っている、死ななかったことへの安堵と。

時々、すれ違う人影に驚き、怯えながら探索を続ける。
周りからは殺意に近い視線を感じる。
けれど実際襲われるような気配はまだなかった。
どこを見ても同じような扉と廊下。
遠近感が乱れてゲシュタルト崩壊を起こしそうだった]


ですって。

良かったわね、貴方達にも遊び相手が出来たでしょう?

[家畜達を見て笑う。
家畜は家畜同士交わればよいと、そんな事を考えながら。]

ねえ、お父様。
このお酒せっかくだし、連れて来た雛たちにもあげましょうか?

[そう言ってくすくすと笑う。
それが何を意味しているのか、周囲の家畜達は察しただろうけれど。]


[直円の声に、視線を返してしばし後。
 ゆっくりと首を傾げた。
 彼が話す事は時折少年には難しすぎるのだが、
 今はそれが理由でなく、泳ぐ視線に。

 感情の表れない顔には、しばしば行動の意図も表れず
 お互いがお互いに不思議がるという事もままあった]

 ……うん。

[感謝の言葉に頷いて、再び真弓の手に視線を戻す。


みんな……か。

[直近の記憶、彼は何と叫んでいただろうか。
「『僕は』助けてくれ」などと叫んではいなかったか。
覚えていない覚えていない、と振り切ろうとしても、
マユミを目の前にして、恥と罪の意識が拭えない。]

そそ、そうですね。是非無事でいてもらえれば。
何らの陰謀もなければ、きっと無事ですよ、ええそうです。

[マユミの顔を直視できない。]

正直言って、僕は読書会に行くになって、
諸君とあまり交流を深める機会が減ってしまっていたな。
はぁ……。


[そしてまた何か思い付いた様に笑みが浮かんだ]

そう言えばあの意識を無くした雛。
あれは血だか死体だかが余程苦手なようだな。

あれを早々に家畜から部下へと昇格してやるのはどうだ?
最も嫌うものを永遠に渇望し続けなければいけない
楽しさを与えてやろうではないか?

[我を喪うほどの餓えとの葛藤は始祖にとって
娯楽以外何者でもなかった]


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ミナカタ
28回 (5d) 注目

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