137 海の家 『nave Di mare』
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今年も、あの人はこなかった。
5年も前に一度来ただけなんだから。
きっともう会うこともないって、わかってる。
だけど、会えたらいいと思うのは。
まるでシレーナの歌声に、魅せられてしまったのね。
叶わない思いを歌う歌鳥みたい。
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[背もたれに委ねる身体は心地よい眠りに誘われつつあり、だめだと思いながらも瞼が落ちそうになる。]
……僕も大人になるべきかな。
[つと零した声は、眠気も含んで少し掠れた。 だらりと下ろしたままの片手を持ち上げて首筋に触れ、意味もなく髪をかきあげる。 潮風が吹いてその髪をも浚いゆけば、小さくため息をついた、のだけれど]
………………、あれ
[風が吹いてきた方角、半分落ちた瞼を無理矢理こじあけて見遣ると、キッチンから零れる光が誰かを照らしている。 一瞬だけ、夢かとも思ったけれど。 落ちた影のシルエットは、よく知った>>98]
タバサちゃん、だよね。 ……はは、夢かと思った。
[中途半端に凭れた姿勢のまま、ひらりと手を振って]
(99) 2013/08/16(Fri) 01時頃
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知らない人に見えたんだ、ほんの少しね。
[それは闇に慣れない瞳が起こさせた錯覚か。 僅かに細めた目は、ようやくはっきりと彼女の横顔を捕らえた>>100。]
やだなぁ、会いたい人なんていないって。 もしかして妬いた?妬いた?
[口調は相変わらず茶化したそれ。 喉の奥で小さく笑って、背を伸ばしベンチへ座りなおした。]
そういや、聞きたかったんだけどさぁ。 ここ、年中開く予定はないの?
[海の家は確かに夏のもの、しかし宿泊施設としては年中開いていてもおかしくない造りでもある。 彼女の視線が追う星を、男の視線は追うことなく]
(109) 2013/08/16(Fri) 01時半頃
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