167 あの、春の日
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……一生教えてやらん。
[10年経っても、やっぱりシーシャはさっぱりわかっていないらしい。 言えるか、そんなこと。一生疑問に思っていればいい。そんなことを思う。なんだかものすごく空回りしていたみたいじゃないか。
密やかな足音が聞こえる。囁くような話し声も。 居酒屋に置いてきてしまった面々がやってきたらしい。 そんなことを頭の片隅で考えたから、反応が遅れた。 え、と問い返す暇もなく、唇を寄せられて]
……手なんか噛まなくても、どうせ君だけのものだ。
[好きなだけ独り占めすればいいだろう。 そう言ってそっぽを向くハルカの頬は、珍しく赤く染まっていた]
(156) takicchi 2014/03/13(Thu) 23時半頃
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―後日・大学研究室にて―
[昼休み。鞄からお弁当の包みを取り出すと、同僚に「おや?」と声をかけられた]
「珍しいですね。お弁当なんて」
……うむ。練習中でな。
[珍しく、ハルカの眉間には皺が寄っている。 果たして、開いたそのお弁当の包みは]
「あー……」
[同僚が、なんとも言えない声を漏らす。それもそのはず、卵焼きも、焼き魚も、黒い。焦げている。 まともに食べられそうなのは、洗っただけのプチトマトくらいじゃないだろうか]
苦い……。
[眉間に皺を寄せながらお弁当をつつく。 ハルカが恋人にお弁当を披露できるのは、まだだいぶ先のことになりそうだ*]
(163) takicchi 2014/03/14(Fri) 00時頃
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