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[間際に下された命令が、死しても己の内に残るのか――
それは未だ、解らない事**]
【人】 死ね死ね団 サミュエル>>101 (102) 2014/02/16(Sun) 03時頃 |
【人】 死ね死ね団 サミュエル
(103) 2014/02/16(Sun) 03時頃 |
[優しく唇を合わせるだけのキスを落とし。]
これは祝福、あたしからのね。
[そうしたら、周にーさんだって寂しくなんて――――…、]
[違う、これはやっぱり僕のワガママで、僕は剣を振るう理由づけに周にーさんやみんなを巻き込んでて、
でも、他にどうしろっていうの?]
[頬を滑り落ちて行った手、
それを祝福だと彼女は言った。
見開いた瞳、
驚きに言葉は出てこない。
ただそういえば、
彼女はよく自分の頬に触れていたことを思い出して、
自分も彼女の頬に、手を伸ばして触れたのだ*]
2人は、
……自由になれるのかしら。
[親たる者の支配は消える、
消えて何かが残るのだろうか]
……、
[
[そして否が応でも響く、父の声
なれると、思うよ。
なってほしいと思う。
[ホリーに対してもやはりほんの少しの後悔を抱きながら
静かに答えた]
…あの子は何を思っていたんだろうね。
別に知りたくはないけど。
[
自分たちがあのきんいろをよろしくする必要もないと
彼女はしっている筈なのに
それでも口にした言葉の意味は]
[真弓に応えた後、きんいろの声が聞こえる
あぁ、と心中はまさに天を仰ぐよう。
出陣前、きんいろの「期待している」
相変わらず言葉は返さなかった。
期待しているのは武勲ではなくお互いの苦しみだろう、と。
そして零瑠達のようにきんいろを「父」と呼んでしまえば
きっとどこかで何かしら後悔する対象になる。
せめてそんなことはあってほしくないと、一度もそう呼ばなかった]
…あんたを家族と…父さんとでも呼んだら、
少しは俺が後悔するようなことになったのかな。
[その呟きに隠し切れないくらいの殺意を込めて。
手も力も決して届きはしないのに
きんいろが「家族」の意味をどう捉えようと一笑に附すのみだろうが]
――お父様。
今までありがとうございました。
先に逝きますわ、ご機嫌よう。
[最後の瞬間、そう告げる。
トルドヴィンと最後まで共に在りたかったと思いながら。]
【人】 死ね死ね団 サミュエル>>116 (120) 2014/02/16(Sun) 10時半頃 |
今まで御苦労だった。
[ホリーから最期の感謝の声が届く
眷属の真弓の気配も近くに感じれば、彼女が嘗て口にした
機を狙っていると言う言葉も思い出した]
今まで仕えた中で一番に愉しめた。
よくやった。
[恐らく一番長く仕える事が出来た鬼だろう。
その鬼の最期を見る事が出来なかった事は、
少し残念に想いながらも、
労う声に温もりの欠片も宿りはしなかった。
それでもその死に言葉を与える事など稀有な事なのだが]
【人】 死ね死ね団 サミュエル>>125 (127) 2014/02/16(Sun) 11時頃 |
− 少し前 −
[殺意の籠った理依の聲
久しぶりに向こうからの聲が聞けた気がすると、
内容と表情を想像しながら見えぬ相手に微笑んだ]
私を父と呼ばずとも。
呼ぶまいとひたすら抗い、耐えていたのだろう?
それで充分愉しいではないか?
それに。
私を父と呼んで後悔する時が来るとでも?
[彼の人間時代の両親でも出て来れば別だが。
それ以外何を後悔する?と、
死など欠片も浮かばぬ傲慢な答えが返された*]
真弓。褒美は手に入ったか?
[消え逝くホリーの気配を感じながら、
代わりに力を増す真弓に問い掛けた。
彼女が真に望むモノ
新たに力を得た鬼を祝福する様に、声は柔らかい]
【人】 死ね死ね団 サミュエル>>128 (129) 2014/02/16(Sun) 11時半頃 |
【人】 死ね死ね団 サミュエル>>130>>131 (132) 2014/02/16(Sun) 12時半頃 |
【人】 死ね死ね団 サミュエル[ただ、もしかすると、そのまま、殺されるのも悪くないと思ったことも事実だ。 (133) 2014/02/16(Sun) 12時半頃 |
【人】 死ね死ね団 サミュエル>>136 (149) 2014/02/16(Sun) 18時頃 |
【人】 死ね死ね団 サミュエル おでは、マユミが吸血鬼になっだのもしっでいる。 (150) 2014/02/16(Sun) 18時頃 |
【人】 死ね死ね団 サミュエル>>138 (151) 2014/02/16(Sun) 18時半頃 |
【人】 死ね死ね団 サミュエル
(152) 2014/02/16(Sun) 18時半頃 |
[声無く潰された鬼に、他の吸血鬼達の悲鳴が届く>>+5
眷属と成り果てた鬼が錯乱したと、慄く聲に嗤った]
憎悪のままに狂ったか?
抗う姿が見えぬのが残念だが胸を焼く焔は見えているぞ。
[渇きを耐え、それでも獣は鬼と対峙する。
その意志を離れた場所からでも感じ取った]
成り立ての鬼に潰されるとは情けないな。
[元々人間技を越えた体術を持つ戦士。
始祖の加護を受けた以上、並みの鬼では太刀打ち出来る
訳も無く]
周、お前が殺すのは人間だ。
その手で、牙で、渇き癒えぬまま、人間を殺せ。
[何処まで呪縛が支配するか判らぬが、
その意志が貫き通す末を愉しむ様に、命を下した*]
― in the distant past ―
[多くの純血吸血鬼がそうであるように。
ホリーの出自は明らかでは無い。
ただ、以前は日本刀ではなく短剣を武器としていたと伝え聞く。
守護部隊とはまた別の製法で作られた対吸血鬼用の武器。
その銘の“ニルヴァーナ”がいつからかホリーのファミリーネームの様に言われるようになっていたのだった。]
[自身の愉しみに価値を見出し。
愉しめるのであればヒトを助け、同族を殺すことすらあった。
そんな彼女が、ある日……トルドヴィンの宮殿を訪れた。
見知らぬ吸血鬼など通せないと言う当時の配下を数名半殺しにしてみせて。
強引にトルドヴィンと面会したのはいつの事だったろうか。]
やっと逢えたわ。
貴方が始祖吸血鬼様?
[微笑んで、目の前の相手に語りかける。]
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