人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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 だから僕。イアンに甘えてた。
 どういう人間なのかも知らない様なイアンに。

 僕よりも、騎士団の誰よりも強い、その強さが。
 彼の方がずっと、父さんの跡を継ぐのにふさわしいって。

 勝手に甘えて。
 勝手に押し付けて。

[自分の弱さを真正面から認めて、それを伝える事。
 …今直ぐにでも聴かなかった事にして欲しい程に辛い]


 ―逃げてた。
 この騎士団を護る為に、背負わなくちゃいけない重責から。


 ごめんね、オスカーさん。
 昼間のあの言葉……嘘、ついてた。

 不甲斐無いって、思われてても仕方ないよ。

[懺悔する様な気持ちで、伝えたかった事を。
 でも、この言葉は、『泣き言』のままにするつもりは、ないから]


 ――最後に一つだけ。

 僕は不甲斐無い奴だと思う。
 僕は逃げ足だけ早い様な奴だと思う。


 だけど。

[机から立ち上がって、真直ぐに見る。
 ここまでの話を聞いて、泣き言を連ねているだけだと思われても良い。
 結局は最後の最後まで逃げ腰だって、不甲斐無い事を証明しただけと思われても、事実だけど。
 これだけは、信じて欲しいと]



 大事なこの騎士団を…この場所を守りたい気持ちだけは。

 その意志だけは絶対、折るつもりも揺るがせるつもりも無かった** 
 


― 暁前・開戦前 ―

[ほんの少しだけど、休息は取った。
 速く目覚めた僕は、イアンの部屋を訪ねる。]

 ………

[鍵は掛かって無かった。性格なのかな。
 後ほんの数分、残された休息の時間を壊さない様に。
 出来るだけ息を気配を殺して、きっとまだ眠っているイアンを見下ろす]



 ……
 ………

[態々何かを言う為にここまで来たのに。
 言う言葉を何も考えてなかった]



 …………
 ……………
 ………………

[投げ出された手を、思わず両手に取る。
 ほんの数刻もすれば、赤狼達を率いる『団長』として赤に染まる手]


 ……………………

[背負う必要も無かったその重責を担う手に。
 僕の力も必要だと言ったその意志に。
 祈る様に両手で握り締めたその手に掛けた言葉は、小さく融けて]


 ありがとう………**


 はい。

[無邪気な笑みに、にっこりと頷き返す。]

 そういえば、ふと思ったのですが、
 私が僧服でなくて平服を着てみたら、
 ヤニクさんも苦手にならずに顔を合わせられませんか?

 今度試してみませんか、戦が終わったら。
 祝勝会で、ペラジーさんが作ってくれた
 美味しいご飯でも食べましょう。

[そんな事を言ってから、お休みなさい、と眠りに就いた]



 なるほど、そうだな。
 いつもあの格好で居るから他の、とか考えてみたことなかった。

[姿を見なければこうして話すことが出来る。
苦手なのはその格好なのだとしたら、平服なら普通に話ができるのではないだろうか。]

 あぁ、試してみようか。
 他の格好のお前が想像できないがな。

 もしダメだとしても怒るなよ?

[楽しそうに笑い。
同じくおやすみ、と返して眠った。**]


 ヤニクさん。

 ……女の人ってコワイですね。

[この神父、実に臆病者だった。]


[聞こえてきた呟きに、首を傾げる。]

 何があったかは知らんが……一つ言っておく。
 女には逆らわない方が良い。

[同意するような響きを乗せて返した。**]


【人】 飾り職 ミッシェル

― 回想 ―

[怪訝な顔をされるのも無理はない。理解をしてくれようとも思ってはいない。
ふいに出た言葉だった。考え事をする仕草。暫しの沈黙の後に出た言葉。]

 さぁ?私は何が言いたいんだろうな。
 まぁ気にするな。悪かったな。すまないが忘れてくれ。

[そんなこと言わなくてもオスカーが気にすることは思っていないが。
小さくなるその背中を見つめ、ため息をついた。]

(87) 2011/07/01(Fri) 18時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 暁直前・砦前平原 ―

[オスカーと別れたあの後、すぐに号令がかかった。
騎士が
  馬が
   群れを成して静かに平原へと姿を現す。
団長・副団長の言葉を耳に女はまだ見ぬ姿の敵陣へと目をやった。
徐々に昇る暁は暗闇だった世界を明るく照らし始める。

遠距離戦闘が得意な幼馴染とは違い、近距離戦闘の方が得意な女の布陣は前衛。
興奮気味の愛馬に落ち着くように優しく顔に触れると、女は腰に収めた剣の鞘を抜いた。]

(88) 2011/07/01(Fri) 18時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[団長からの鼓舞が聞こえれば、剣を持った右手を高らかに挙げて応えてみせた。
怒濤のように湧き上がる歓声。皆の共通の敵は―――セシル。
威勢のよい号令がかかると愛馬に鞭打ち、走り出す。]

 ――――行くぞっ!!

[女は声と共に敵陣へと*乗り込んだ。*]

(89) 2011/07/01(Fri) 18時頃

― 深夜前・→赤騎士団執務室 ―


…やっべえ…遅くなっちまった…

[墓場でしばらく空を見上げていたら、
大分と時間が経過していることに気付き、慌てて。
ベネットの怒声を思い出して、
気を悪くしつつも、執務室へと帰ることにした。]

…ん、

[丁度、オスカーが執務室の扉を叩いた所だったか。
今姿を見せて、わざわざベネットの怒りを直に受けるのも嫌だったから、彼と彼女のやり取りを、近くで耳を立てて聞いていた。]




『――父さんは、凄い団長だった。』


[その台詞から始まったベネットの話を、
一字一句聞き漏らすことのないように。

それは「ファーレンハイト」の名を受け継いだ者の決意。
元団長とやり方は違うかもしれないけれど、
そこには「副団長ベネット・ファーレンハイト」という人物の
意志がしっかりと込められていて。

がたり、と机から立ち上がる音がした後
聞こえたのは―――]


やっぱり、“ファーレンハイト”だよお前は。

[だからこそ、彼と手を組んで戦いたかったのだ。]


[オスカーが部屋から出てきたのを確認すると、
影から手をひらひらと振って、気付かせる。]

よ、ベネットから何か預かったんだろ?

[彼女の前に手を差し出せば、持っている紙を渡してくれただろうか。
もしかしたら、小言のひとつやふたつ、食らったかもしれない。

ベネットの事や、これからの事、
――言いたい事はたくさんあったけれど]


…ま、明日はよろしくな。


[一言だけ、そう言い残し、自室へと戻って行った。]


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 19時頃


― 暁前・開戦前 ―

[その眠りは、深いようで浅かった。
いくら不真面目でも戦士の端くれであることには違いなく、
寝込みを襲われるなどあってはいけない。
いつでも行動が出来るように、寝ている時も集中力を切らさない。

その為、自室の扉を開ける僅かな音には、すぐに気がついた。]


……

[万が一にも敵ではないという事は、
その人物の出す雰囲気で把握することが出来た。
そしてふと、投げ出していた手に温かみを感じて]


[しばらくの沈黙の後、聞き慣れた声で響いた
『ありがとう』との呟きに、自然と口元は緩んで]



『お れ も』



[と、音には出さず、口の形だけで表現した。
きっと彼は、気付いていない。
けれど、それで良いのだ。

戦が終わったら、この件でまたからかってやろう。
そんな想いを胸に秘めつつ、少しだけ深い眠りにつくのだった。]


 ……ヤニクさん。

[公女殿下はここが一番近い場所だと言う。――何から?]

 もしかしたら、公女さまは……

[この戦が終わったら、彼女は一体、
 どこへ行こうと言うのだろうか]


― 深夜前・赤騎士団執務室 ―

 …何やってんだ、ベネット。

[捕虜を地下牢へと放りこんだ後にようやく執務室へと戻ってくると、其処にはペンを片手に困ったような情けない声をあげるベネットの姿があって。
きょろり、と部屋の中を見渡すと、イアンの姿が見えない。]

 …何処行った、あいつ。

[いつもの様に無愛想な口調であったが、若干その声音には疲れが見えていたか。]


 何だこれ。

[ベネットから紙を受け取って。
彼の言葉を耳に入れながらその紙に目を通していくと、明日の作戦内容が非常に分かりやすく、端的に纏められていて。]

 あぁ、助かった。
 俺も書類には目を通しておかないとと思っていたところだったからな。

 …アイツだけに任せるのは、正直言って不安すぎる。

[イアンには苦労しそうだと言う言葉に頷いて、部屋でその書類の中身にゆっくりと目を通そうと。]

 お前も程々にして、休めよ。

[そう言ってドアノブに手を掛けようとしただろうか。]


『 ――父さんは、凄い団長だった。』

[不意に背後から聞こえてきた声に、ドアノブへと伸ばした手をぴたり、と止めて。
ゆっくりと、首だけをまわしてベネットの方へ視線を向けた。]


 ……。

[ベネットが、ぽつりぽつり、と落とす言葉をオスカーはただ黙って拾い上げていた。]

『 僕には、『ファーレンハイト』の高さが重すぎたんだ。 』

[彼の其の言葉を耳にした時に、オスカーはゆっくりとベネットの方に身体を向けて、ベネットの顔を正面から見据えた。]


[最後に、一つだけ伝えたいと。
自分の緋の目を真っ直ぐに見据えてくる翠を、同じように見据えながら、彼の言葉を受け止めて。]

 ……。

[どれくらいの時か、彼とそうやって見つめ合っていただろうか。
長い沈黙の後に、ようやくオスカーは口を開いた。]


 何を言っているんだ。
 お前は十分に強いじゃないか。

[そう語る口調は何時もと何ら変わらぬもので。
そう語る表情も、何時もと何ら変わらぬ無表情なもので。]

 そうやって、自分の弱さを認めて。
 お前は其の弱さを認めたうえでしっかり前に進もうとしているじゃないか。


 俺は、お前の事を不甲斐ないだなんて、全く思ってはいない。
 まだ時間がかかると思っただけだ。

[本当は、待ってやりたかった。
けれども、この戦場を取り巻く環境が其れを許してはくれなかった。
ベネットの必死の告白を全て撥ね退ける様な、このオスカーの言葉を彼はどう思っただろうか。]

 なぁ…、俺はお前に、その『ファーレンハイト』の名前に捕らわれて欲しく無かったよ。
 
 確かに、お前の父親は、団長は素晴らしい人物だった。
 だけどな、いくら親子とは言え、お前はお前だろう。

[すっと音をたてずに歩みを進めれば、ベネットの額に手を伸ばし、前髪をわける様にして撫でてやる。]


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